成護Side
放課後、帰り準備をしているとこむぎとユキの2人がガオガオーンの気配を感じ取り、俺達は急いでガオガオーンの所に向かうことに……ただいろはと悟の2人は大丈夫か?と思ったけど……ちゃんと切り替えられてるみたいだな。
そう思いながらガオガオーンがいる海岸に行くとザクロと鳥型のガオガオーンの姿があった。
「みんないくよ!」
いろはたちはプリキュアへと変身する
「「ワンダフルパクト!」」
「「シャイニーキャッツパクト!」」
「「プリキュア! マイエボリューション!」」
「スリー!」
「ツー!」
「ワン!」
「みんな大好き素敵な世界! キュアワンダフル!いっしょに遊ぼ!」
「みんなの笑顔で彩る世界! キュアフレンディ!あなたの声をきかせて!」
「気高くかわいくきらめく世界! キュアニャミー!仕方ない、構ってあげる!」
「結んで紡いでつながる世界! キュアリリアン!こわくない、こわくない!」
「みんな一緒に!」
「せーの!」
「「「「わんだふるぷりきゅあ!」」」」
ワンダフルたちがガオガオーンに向かっていくが、その前にガオガオーンがワンダフルたちに突撃してくる。ニャミーはバリアで防ごうとするがガオガオーンの方が強く、後ろにいたリリアンと共に吹き飛ばされる。
「仕方ない!俺が!」
俺がガオガオーンの動きを止めようとするが、突然空からペインが現れ、蹴りを放ってきた。
「久し振りだな!」
「ようやく氷が溶けたのか!」
ペインは鋭くパンチを繰り出していき、俺は防ぎ続ける。こんな時に……
プリキュアたちの方はワンダフルとフレンディも吹き飛ばされ、その余波で悟も吹き飛ばされてしまっていた。
「悟君!」
「だ、大丈夫…」
倒れた悟を見て、ザクロは興味深そうにしていた
「うーん?」
ザクロは悟に近付き、壁ドンをし……
「アンタ、人間にしては、いい目してるね…揺るぎない強い意志が見えるよ…きーめた!」
ザクロは悟の襟を掴み、ガオガオーンを呼び、連れ去ろうとしていた。
「あいつ…本命に相手されないからって……」
ペイン…戦闘中に呆れてて良いのかと思ったけど…しっかり攻撃を繰り返しているのがまたむかつく…
「悟君!」
「アンタ、悟っていうんだ!」
「放して下さい!」
フレンディSide
悟くんが連れてかれる……そんなの……
『やだ…』
「悟! アタシと一緒にときめくよ!」
「悟君!」
「フレンディ!」
私は飛び去ろうとするガオガオーンに向かって跳ぶ…ダメ…悟くんを連れて行くのは……
「悟君!」
あと少しで手が届きそうだったけど…距離が足らず私はそのまま海へと落ちそうになる。目に映ったのは私を呼ぶ悟くんの顔……頭の中には悟くんとの日々……このままじゃ…だめ!
「フレンドリータクト!ヘルプ! キラリンアニマル!スワン!」
キラリンスワンの翼を広げ、大きく飛び立ちガオガオーンに追いつく
「悟君を返して!」
「やーだね! 悟はアタシのものだよ!」
「悟君は物じゃない!」
ガオガオーンは翼で私を再度落とそうとするが、私は持ちこたえ更に近付く
(悟君…私が困ってる時、いつも傍にいてくれて、何度も助けてくれた……私もだよ…悟君が困ってる時、私が助けになりたいの!悟君と笑ってる時間が好きだから…これからもずっと…ずっと一緒にいたいから!)
「悟君!」
「しつこいね! アンタは他のヤツにしなよ!」
「代わりになれる人なんていない! 悟君じゃなきゃダメなの!」
「戦いを舐めるなよ!」
不意に声が聞こえた。私の後ろにペインの姿が……
「くそ!」
その後ろには成護くんが止めようとしてるけど…このまま……
だけどペインはピンクと赤の鞭で縛られていた。
「これは!?ノーヴ!」
「人の恋路を邪魔してんじゃないわよ!ペイン!」
「裏切ったのか!」
「私はあんた達と違ってそこまで住野家に恨みはないし……この子達の恋の果てを見守っていた方が楽しいのよ!」
「このアマぁ!!」
「良いことを教えてあげる。人の恋路を邪魔する奴は……」
「馬に蹴られて地獄へ堕ちなさい!」
いつの間にかペインの上にいたまぼろさんが白い馬のような足でペインを吹き飛ばした。
「さぁ!急ぎなさい」
「は、はい!」
そういえば何であのノーヴって人も一緒に?でも今は悟くんを……するとガオガオーンの前にニャミーのシールドがあり、ガオガオーンはシールドにぶつかり、バランスを崩し落ちていく。
「リリアンネット!」
落ちていくガオガオーンをリリアンネットでキャッチし、私は悟くんを抱き抱えるながら落ちていくが、
「プニプニバリアー!」
ワンダフルのおかげで助けられた。
悟くんを安全な場所に避難させ……
「みんな、今のうちに」
「ニコの力をみんなに!」
『開け! ニコエボリューション!』
『ダイヤモンドリボンスタイル!もーっと友達!プリキュア! エターナルキズナシャワー!』
無事ガオガオーンを浄化することが出来たのだった。
成護Side
ニコ様のお陰でガオガオーンにされたトビは無事だった。
「悟君! 怪我は!?」
「大丈夫だよ」
「良かった……」
心配したフレンディが悟の無事を確認し、安堵している中、近くにいたザクロは……
「え? なんか良い雰囲気になってない?あー、やってらんない! やっぱりガオウ様が一番だよ!」
そう言ってザクロは姿を消した。そしてフレンディも変身を解除した。俺達は多分邪魔だから少し離れようとする中…
「あ! 空が赤くなってきたよ! いろは! 夕方のお散歩に……」
そう言うこむぎをまゆとユキが両側から掴み…
「散歩、付き合ってあげる」
「私も一緒に!」
「みんなでレッツゴー!」
「うん! いろは! 先行ってるね!」
「ほら、成護も行くわよ!」
「そうね!早くね!」
姉さんとノーヴにそう言われ、俺も離れるのであった。後は……頑張れよ。いろは、悟。
いろはSide
二人きりになり、私は返事を言わないと……でも
(気持ち…私の気持ち…伝えなきゃ…でも、何て言えば…)
まだなんて言えばいいのか分からないままだった。だけど悟くんは……
「情けないな…」
「え?」
「少しでも犬飼さんの力になりたくて、頑張ってきたけど、実際は、犬飼さんに助けられてばかりだね…」
「そんな事ないよ!私ね、困ったり悩んだりした時、いつも悟君の顔が思い浮かぶの…頼ってばかりで、いっぱい迷惑かけて、ごめんね…」
「め、迷惑だなんて、思った事ないよ…むしろ、頼ってくれると、嬉しい…」
お互い見つめ合っていた。告白されたとき……私の目には悟くんの事がしっかりと映って無かったかもしれない。だけど今はちゃんと映ってる。私の気持ち……私らしく伝える
「あのね、私、悟君といると、すっごくワンダフルなの……普通のワンダフルじゃなくて……特別な、ワンダフルなの!」
「特別?」
「そう!」
「こむぎやみんなといる時は、『ワンダフルー!』って感じで……」
私の好きって気持ち……友達としての好きじゃなく、家族としての好きでもなく……1人の人を好きって言う私なりの言葉……
「悟君といると……『ワンダフル…』って感じ……」
私達の間に少しだけ沈黙が流れた…だけど…
「伝わったかな…」
「うん…今、ものすごくワンダフルだよ!」
「良かった…」
こうして私はこの日、夕日に照らされながら、自分の気持ちを伝え、悟くんと恋人同士になるのだった。
次回!悟いろラブストーリー!最終章!デート回開幕!
ラブストーリー終わった辺りでキミプリの小説書き始めます
感想待ってます