わんだふるぷりきゅあ!混ざり合った獣たち   作:水甲

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67 トラメの本音

成護Side

 

姉さんたちの事が心配になり、様子を見に来たが姉さんたちの姿が見つからず、いろはと悟を見つけた。

 

「この辺りなら…」

 

「悟君、ありがとう…ごめんね…つい声が出ちゃったワン…」

 

「ううん、大丈夫だよ!」

 

何かこうして見てると悟がいろはを抱きしめてる感じだな。2人もその事に気が付いたのか…

 

「「あ……」」

 

顔を真っ赤にさせていた。

 

「ご、ごめん! とっさに抱き上げちゃって!」

 

「ぜ、全然大丈夫だよ!」

 

2人とも照れまくっているな…

 

「いろはと悟、みっけ! 何してるの? 休憩?」

 

するとこむぎがやって来て声をかけていたが、こむぎはいろはのある事に気が付いた

 

「あ! いろは、尻尾ブンブンしてるワン!」

 

「え?」

 

「嬉しいと尻尾振っちゃうよね!」

 

「いろはちゃん…」

 

「これは、その…」

 

「ここにいたの?」

 

まゆたちも合流してきたけど、姉さんたちは…

 

「はぁ…尊かった」

 

「えぇ、尊い」

 

本当にどこで見ていたのか満足そうな顔をして茂みから出てきた。

これからどうするか話しているとこむぎとユキ、ニコ様がガオガオーンの気配を感じ取り、俺達は直ぐさま出現場所に向かう

 

 

 

 

ガオガオーンの出現場所に向かうとそこにはトラメとカエルのガオガオーンがいた。

 

「お!お前ら…って何だ?その姿は?」

 

トラメはいろはとまゆの2人の姿を見て少し驚いていた。そう言えばその姿でプリキュアになれるのか?と言うか俺もこの状態じゃ…

 

「安心して!パワーが戻ったわ!」

 

タイミング良くニコパワーが戻り、俺達は元の姿に戻った。そのタイミングでまゆ達はプリキュアに変身する

 

「「ワンダフルパクト!」」

 

「「シャイニーキャッツパクト!」」

 

「「プリキュア! マイエボリューション!」」

 

「スリー!」

 

「ツー!」

 

「ワン!」

 

「みんな大好き素敵な世界! キュアワンダフル!いっしょに遊ぼ!」

 

「みんなの笑顔で彩る世界! キュアフレンディ!あなたの声をきかせて!」

 

「気高くかわいくきらめく世界! キュアニャミー!仕方ない、構ってあげる!」

 

「結んで紡いでつながる世界! キュアリリアン!こわくない、こわくない!」

 

「みんな一緒に!」

 

「せーの!」

 

「「「「わんだふるぷりきゅあ!」」」」

 

俺も両腕を獣に変え、構えた。カエルのガオガオーンは大きく跳び上がり、近付くことが出来ずにいた。そんな中、悟はあることを告げた

 

「カエルは動くものに敏感なんだ!だから!」

 

「それなら!」

 

フレンディとワンダフルはガオガオーンの前に立ち、リリアンとニャミーは後ろに立った。そして…

 

「ガオガオーン! 一緒に遊ぼ!」

 

「だるまさんがこーろんだ!」

 

「ガオガオーン、後ろだ!」

 

トラメの声を聞き、後ろを向くガオガオーンだが、その隙にフレンディたちが距離を詰める

 

「ああ! 後ろ! 後ろ!」

 

トラメは更に指示を出すが、確かにこれなら…

 

「げ、後ろだ! 後ろ!と見せかけて、前だ! ガオガオーン!」

 

『え!?』

 

トラメの作戦に引っかかり、フレンディたちがきつい体勢で止まってしまう。

 

「これは…ちょっと、きつい…かも…」

 

「ハハハ! なんだよ、そのポーズ!」

 

トラメが笑う中、リリアンが一気に距離を詰めて、リリアンネットで捕縛する。だがガオガオーンが何とかリリアンネットから抜け出そうとするが…

 

「させるか!」

 

俺は蛇の力を使い、ガオガオーンを睨みつけて動きを封じる。その隙に……

 

「ニコの力をみんなに!」

 

『開け! ニコエボリューション!』

 

『ダイヤモンドリボンスタイル!もーっと友達!プリキュア! エターナルキズナシャワー!』

 

ガオガオーンを浄化し、ガオガオーンは無事元のニコアニマルに戻り、ニコガーデンに帰っていく。ガオガオーンをやられたトラメはと言うと

 

「お前ら、おもしれー事考えるなあ!楽しかったぜ! またな!」

 

何か満足そうにしながら帰って行った。

 

「ワンダフル?」

 

「トラメって、本当は一緒に遊びたいんじゃないのかな?」

 

「そういえば、いつも、遊んでやるって言ってるね…」

 

「みんなで一緒に遊べたら、わんだふるだよね!」

 

「うん! そうだね!」

 

 

 

 

 

 

戦いも終わり、俺達は帰る中、

 

「あー、元に戻れて良かった…」

 

「うん! でも、動物になるの、ちょっと楽しかったね!」

 

「だよね!」

 

「ボクも、ちょっと興味あるな…」

 

「じゃあ、体験してみる?」

 

「え…ええっ!?」

 

ニコ様が力を使うと悟は兎になった。

 

「わ! ありがとう、ニコ様!…って、あれ?」

 

「やっぱり、まだ不安定みたい…」

 

「まさか、しばらく元に戻れないって事ですか!?」

 

「大丈夫! これから、みんなで遊べばいいんだよ!」

 

「そうだね! いっぱい遊ぼう!」

 

「今度は私も遊びます!」

 

「なら、公園に行く?」

 

「仕方ない。手伝ってあげる」

 

その後、兎になった悟と遊ぶことになるのであった。




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