わんだふるぷりきゅあ!混ざり合った獣たち   作:水甲

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スパロボYやっているから少し更新遅れた


77 友達になれた

成護Side

 

トラメと遊ぶためにまゆ達はプリキュアへと変身する

 

「「ワンダフルパクト!」」

 

「「シャイニーキャッツパクト!」」

 

「「プリキュア! マイエボリューション!」」

 

「スリー!」

 

「ツー!」

 

「ワン!」

 

「みんな大好き素敵な世界! キュアワンダフル!いっしょに遊ぼ!」

 

「みんなの笑顔で彩る世界! キュアフレンディ!あなたの声をきかせて!」

 

「気高くかわいくきらめく世界! キュアニャミー!仕方ない、構ってあげる!」

 

「結んで紡いでつながる世界! キュアリリアン!こわくない、こわくない!」

 

「みんな一緒に!」

 

「せーの!」

 

「「「「わんだふるぷりきゅあ!」」」」

 

鬼ごっこをするという事で俺も両腕を猿に、両足を狼へと変えた

 

「にっげろー!」

 

「待ちやがれ!」

 

逃げる俺達をトラメは追い掛けてくる。

トラメはフレンディを捕まえようとするが、フレンディはジャンプし、木に掴まりながら回転して距離を離す

 

「やるじゃねーか!」

 

最初は戸惑っていたトラメだったが、段々と乗り気になり、全力で走り出した

 

「ぜってー捕まえてやる!」

 

俺達は走り続けると坂道に出た。フレンディたちはキラリンペンギンの力を使い、坂道を凍らせて滑っていく。トラメも狼の姿になり楽しそうに滑っていくが、スピードが出たため、フレンディが慌ててトラメを受け止めると…

 

「次、お前、鬼な!」

 

楽しそうに言うトラメを見て、戸惑うフレンディ。その間にトラメとワンダフルたちは一緒になって逃げ出す

 

「トラメ! あっちに逃げよ!」

 

「おうよ!」

 

「待てー!」

 

フレンディが追い掛けていく中…

 

「やっぱ、オイラは、あっちに逃げるぜ! お前らといると捕まっちまうからな…」

 

そう言ってトラメが崖沿いに行くが、足場が崩れ下に落ちてしまう。俺は咄嗟に翼を生やし、助けに行くが、フレンディがキラリンスワンを使い、先にトラメを助けていた。

 

「ああ、ビックリした…ねえ、追いかけっこ、まだ続ける?」

 

「もちろん!」

 

「うん!」

 

「…楽しそうだな」

 

「うん!」

 

「おう!」

 

俺達はリリアン達の所に行くとリリアンが心配そうに声をかけた

 

「大丈夫?」

 

その瞬間、トラメは笑みを浮かべ、リリアンにタッチをする

 

「さーわった! にっげろー!」

 

「ねえ、なになに?」

 

「あなたが鬼だって事みたいよ。じゃ!」

 

「頑張れ!リリアン!」

 

「え、ええ?」

 

俺とニャミーはリリアンから逃げるとリリアンも追い掛けてきた。

 

「楽しい!」

 

「風が気持ちいい!」

 

「こういうのも、たまには悪くない」

 

「私、こむぎと一緒に走りたくて、プリキュアになったんだ!」

 

「困ってる動物を助けてあげるためじゃなかったの?」

 

「もちろん、それもあったけど、こむぎが心配で…だけど、いくら頑張っても、全然追いつけなかったから…だから、プリキュアになって、同じ速さで、同じ景色を見ながら走れて、嬉しかったんだ…」

 

「私も! フレンディと一緒に走れて嬉しかったよ! すっごく楽しかった!」

 

楽しいか…確かにこんな風に遊ぶために獣の力を使うのは初めてだな……だからこそ俺も楽しいって思える

 

「オイラもだ…オイラ、いつも山を走ってたんだ…仲間と一緒に走るのが、すっげー楽しかった!だから、こんな風に、走って遊びたかったんだ…もう一度…仲間と、一緒に!」

 

 

 

 

 

 

まぼろSide

 

私、悟くん、ニコ様、ノーヴはフレンディ達が遊んでいる姿を見ていた。

 

「トラメが…狼が、ニコニコしてる…」

 

「きっと、フレンディに会えたから…いつも誰かのために頑張ってる…自分が元気なくても、みんなの笑顔のために…それが、キュアフレンディだから…」

 

「そうだね!」

 

成護も楽しそうにしている……そうよね。獣の力を遊びのために使うのは…初めてだもんね

 

「本当に私達の一族は馬鹿ね」

 

「どういう事?」

 

「動物達の命を弄ぶんじゃなく、ただ動物達と一緒に遊ぶために研究をしていれば……呪いなんてなかったし、ノーヴたちも生まれなかったわ」

 

「そうね…そうかもね」

 

 

 

 

成護Side

 

俺達は少し休憩のために地面に寝ていると…

 

「なあ、お前…」

 

「うん? 何?」

 

「オイラ、前に言ったよな…お前が友達になろうって言って、なれるわけないって…今でも本当に、なりたいと思ってんのか?」

 

「もう友達になってるでしょ?一緒に遊んで楽しかったら、もう友達だよ!」

 

「そうかもな!」

 

トラメが満面な笑顔を見せた瞬間、トラメの髪飾りが割れ、トラメの身体が光り出しながら空へと上がっていく

 

「トラメ浮いてる! どうしたの?」

 

「ニコダイヤを染め上げていた狼の怒りが完全に消え去ったのです」

 

「ニコ様…」

 

「どういう事?」

 

「本来の彼は、はるか昔に絶滅した身。つまり…」

 

「お別れの時間が来たって事だ」

 

「そんな!」

 

「なあ。お前達がいつもガオガオーンにやってる、シュワシュワーってやつ…」

 

「エターナルキズナシャワーの事?」

 

「あれを浴びたら、どうなるんだ?」

 

「ガルガルした気持ちがなくなって、ニコニコになるんだよ!」

 

「いいな、それ! オイラにもやってくれよ! こう寒くちゃガルガルしちまいそうだ!」

 

「え…でも…」

 

悩むフレンディ。そんなフレンディにトラメはある言葉を告げる

 

「あなたの声を聞かせて…オイラはさ、沢山遊んで、大嫌いだった人間とも友達になっちまって、もう思い残す事なんてねーんだ…フレンディ。ガオウ様の事、頼むな…」

 

トラメの想いを、願いを聞き、フレンディは涙を拭う

 

「私の夢は、世界中の動物と友達になる事だから! だから、任せて!」

 

「ニコの力をみんなに!」

 

『開け! ニコエボリューション!』

 

『ダイヤモンドリボンスタイル!もーっと友達!プリキュア! エターナルキズナシャワー!』

 

エターナルキズナシャワーでトラメを浄化するとそこには一つの石像だけが残された

 

「これは、遠吠神社の狛犬かもしれない…遠吠神社には、狼の狛犬があったみたいなんだよ…」

 

「これが、あの子の正体…」

 

「いろは、良かったね! トラメと友達になれたね!」

 

「そうだね…」

 

無理して笑ういろは。それを見たこむぎはいろはに抱き付いた

 

「くっついて、ぎゅーっとしてたら、元気になるから! だから、いっぱいぎゅー!」

 

「こむぎ…」

 

「私も! ぎゅー!」

 

まゆとユキが抱き付く。するとまゆは悟に対して指で誘う

 

「え!? ぼ、ボクは…」

 

顔を赤らめる悟だが、結局抱き付くことに…

 

「あったかい…これ、ガオウやザクロともしたいな…友達って、悲しいや苦しいもあるけど、でも、嬉しいや楽しいは、その何倍もあるから…狼達とも友達になって、いっぱい楽しい事して、友達の輪を作りたい…力いっぱい、ぎゅーってしたい!」

 

こうしてトラメは満足そうに浄化され、いろはも抱えていた気持ちが晴れるのであった。

 




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