ユキside
今日はまゆはあの子たちと一緒に居らず、家にいてくれるから私はのんびりと出来る。そんなことを思っていると、一羽の小鳥が何かを伝えようとしていた。
もしかしてと思い、私は小鳥の後を追ったのだった。
成護side
メエメエのうっかりにより、こむぎが言葉を話せることが犬飼の両親にバレてしまい、今はその事情説明に立ち合うことになった。
「あ、あの……えーっと、その……ごめんなさい! 隠してて……」
「こむぎ、話せるようになったの?」
「ワン! お父さん、お母さんとおしゃべりできて、嬉しいワン!」
「おぉー!」
「すごい! すごいわ! こむぎとしゃべれるなんて夢みたい!」
犬飼の両親、普通に受け入れてるよ……隣に座る姉さんも犬飼の両親の反応に少し驚いていた。
「鏡石の昔話みたいだ!」
「え?」
「そう、それ! 似てる!」
「昔話?」
「昔から言い伝えられている話でね……」
鏡石の言い伝え、昔その辺りの人間と動物が仲良く暮らしていた。
ある時、ある動物がもっと人間と仲良くなりたいと神様にお願いをした。
『神様、人間と話せるようにして下さい』
すると神様は不思議な力を持つ、キラキラ光る石を授けた。その石にお願いをすると動物は言葉を話せるようになって、人間と仲良く暮らした。
これがその辺りに伝わる昔話……
「その光る石が鏡石?」
「そう。こむぎが言葉を話せるようになったのと、なんだか似てない?」
「鏡石キラキラしてないワン」
「お話には続きがあるんだ」
鏡石の評判を聞いて、沢山の生き物がやって来て、道ができ、アニマルタウンができたのだが、集まった生き物達が争うようになってしまって……神様は悲しんで、鏡石をただの石にしてしまった
「鏡石に願えば、願いが叶う。今は、その言い伝えだけが残っているんだよ」
神様……か。住野家の人間も神から罰を受け、今みたいなことになっている。そのことを考えると……まぁ姉さんくらいだな。軽めに考えているのは……
そんなときだった。
「いろは! ガルガルワン!」
「何ですと!?」
「え? 何?」
「どうしたんだ?」
「お父さん、お母さん…私、行かなきゃ!」
ガルガルの気配を察知し、こむぎが人間の姿へと変わり、俺達は急いで向かうが……何か一人忘れてるような……
ガルガルをビルの屋上にいるのを見つけた。
「こむぎ!」
「うん!」
「「プリキュア・マイ・エボリューション!スリー!ツー!ワン!」」
「みんな大好き素敵な世界! キュアワンダフル! 一緒に遊ぼ♪」
「みんなの笑顔で彩る世界! キュアフレンディ! あなたの声をきかせて」
「「わんだふるぷりきゅあ!」」
犬飼たちはプリキュアに変身し、ガルガルと対峙するが……
「コンニチハ! ガルガル!」
「「え?」」
今回のガルガルは…鳥みたいだけど…喋れるのか?
「コンニチハ! ガルガル!」
「こんにちは! ガルガル! ちゃんとごあいさつして偉い!」
「礼儀正しい子だね! もしかしたら話ができるかも!私はキュアフレンディ。あなたのお名前は?」
「一緒に遊ぼ!」
「二人とも!あのガルガルはインコだ!話せるのは二人のを真似してる!」
兎山がそう言った瞬間、ガルガルが風を起こし、二人を吹き飛ばす。俺は咄嗟に高く飛び上がり、ゴリラの力で二人を受け止める
「ありがとう。住野くん」
「お礼はいいから、あのガルガルをどうにかしないとだが……空を飛んでいるとなると…」
ワンダフルがジャンプして、ガルガルに抱き付こうとするが届かないでいる
「それだったら!」
フレンディがフレンドリータクトを取り出すと
「フレ!フレ!フレンディ!」
タクトでハートを描く
「ヘルプ!キラリンアニマル!コジカ!」
フレンディの足がコジカの力が宿り、脚力が大幅に上がり、空にいるガルガルに触れ、なだめるとガルガルは下へと降りた
「ガルガル! こんにちは! 一緒に遊ぼ!」
「ガルガル!」
「『ガルガル』じゃなくて、『遊ぼ』だよ!あ、そ、ぼ!」
「ア、ソ、ボ!」
「そうそう! 遊ぼ! 遊ぼ!」
「アソボ! アソボ!」
「上手! よく言えました!」
ガルガルも落ち着きを取り戻し、二人はガルガルを浄化する
「「フレンドリータクト」」
「「ワンダフルをきみに!」」
「「ワン!ワン!わーん!」」
「「ガルガルなこころ、とんでけー!プリキュア・フレンドリベラーレ」」
無事、ガルガルを元の姿に戻すことに成功するのであった
そして再び犬飼家に戻るとメエメエが犬飼の両親と仲良くお茶をしていた
「え?」
「メエメエちゃんの紅茶、とっても美味しいわ!」
「恐れ入ります。さあさ、皆さんもどうぞ」
「えっと……どういう状況?」
「話は聞いたぞ。ニコガーデンの動物達がアニマルタウンで迷子になってて、それを探してあげてるんだって?」
「え? うん……」
「偉い! 人助け……いや、何だ? 動物助けをしてるなんて! 2人とも偉いぞ!最近何か隠してるなって気になってたけど、いろはの事だから、きっと誰かのために頑張ってるんだろうなって思ってたよ!」
「お父さん……お母さん……」
「こむぎも偉い!」
「ただし、無理はするんじゃないぞ! 何かあったら、すぐお父さんとお母さんに言うんだ。いいね?」
「うん!」
「はーい!」
何というかうまい具合に説明をしたんだな。メエメエは……
とりあえず俺と姉さんは家に帰るのであった。まぁ夕食を誘われたけど、九郎が一人だと可哀想だからな……
九郎side
あの二人は一体どこに行ったんだが……まぁ夕飯には帰ってくるだろうし、俺も夕飯のデザートも買えたから……
「きゃあ!?」
「おっと、悪い」
「いえ…あ///」
よそ見をしていたからか女の子とぶつかってしまった。年齢は……中学生くらいか?
「怪我は?」
「だ、大丈夫です///」
九郎のお相手?いろはたちのクラスメイトにいるじゃないですか!
感想待ってます!