わんだふるぷりきゅあ!混ざり合った獣たち   作:水甲

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ここからクライマックス突入!


80 最後の平穏

元旦、俺達は初日の出を見に来ていた

 

「ハァ…」

 

「なんだかいつもと空気がちがう感じ。1月1日ってだけなのに…不思議」

 

「何かが新しく始まりそうで見てるだけでニコニコしちゃうね」

 

「見て、みんな~! 初!砂浜走りだよ~、イェーイ」

 

「ワンワーン!」

 

「いろはちゃんとこむぎちゃんは今年も元気いっぱいだね」

 

「うぅ~、寒い…寒い…」

 

「ユキ、温かい紅茶飲む? 猫舌さんでも大丈夫な熱さだよ」

 

まゆはユキに紅茶を渡し、そのまま俺に身を寄せた

 

「まゆ?」

 

「こうしたら暖かくなるかなって?」

 

「そうだな」

 

俺はそう言ってまゆの頭を撫でると日の出が出始めた

 

「ワオン?」

 

「初日の出だ」

 

「すっごくきれいだワン!」

 

「そうだね…」

 

いろはは俺達の方を振り向き…

 

「みんな! あけましておめでとう!」

 

「おめでとうワン!」

 

『あけましておめでとう』

 

「ユキ、おめでとう!」

 

「おめでとう、まゆ」

 

「いろはちゃん、あけましておめでとう」

 

「うん! 今年も沢山よろしくね!」

 

「みんな! よろしくワオーン!」

 

 

 

そのまま初詣に向かっていると河川敷で凧揚げをしているのが見えた

 

「あっ!河川敷のほうでたこあげもやってるよ。みんなー! 私達も、まーぜーてー!」

 

「ええっ!? なんで私も!?」

 

「運動したら、身体温かくなるよ!」

 

こむぎはユキを連れて、一緒に凧揚げを楽しみ。ユキも本当に何だかんだ凧揚げを楽しむのであった

 

 

 

 

凧揚げを楽しんだあと、俺達は鏡石神社に来ていた。

 

「わたし、ユキといっしょに初詣に来るの、はじめてなんだ。だから、今、すごくワクワクしてる。ねっ、ユキ」

 

「そうね」

 

「そっか、アニマルタウンでのお正月は、はじめてだもんね」

 

「そういえば今日はまぼろさんは?」

 

「姉さんは家でおせちを作ってる。ノーヴも一緒。九郎は…」

 

悟は俺が指差した方を見ると九郎が蟹江とイチャイチャしながら歩いているを見つけた

 

「二人も相変わらずだね」

 

「そうだな…悟は後々いろはと?」

 

「えっ?あ…まぁ…」

 

「俺もまゆとあとで…」

 

「みんなニコニコだね~」

 

ニコ様、それはどういう意味で言ってるんだろうか?

そんな話をしているとまゆの携帯から大熊からの電話があった。牛の世話で忙しいらしく、更に出産が近い牛もいるとのことでまゆは折角だからと言うことで御守りを買うことに…

 

「えっと、お守りは…寒くなっちゃった? また紅茶飲む?」

 

「へ、蛇…」

 

「え?」

 

「なんであちこちに蛇がいるの?」

 

「ああ、今年の干支は蛇だからね」

 

「そっか! ユキ、蛇苦手だもんね! じゃあ、私がガードしてあげる!」

 

立てられている旗を見て怯えるユキ。こむぎはガードをしていると転びそうになるが咄嗟にユキが助けた

 

「何してるのよ…」

 

「犬も歩けば棒で転ぶだ!」

 

「当たらずに転んじゃったね…」

 

それから俺達は初詣に来ていた知り合いと顔を合わせたりしつつ、お参りを済ませる

 

「みんな楽しそうだね…」

 

「うん! 見てるこっちもニッコニコになっちゃう!」

 

「すっごく楽しい! わんだふるだね!」

 

「そうね」

 

「そうだな…こんな時間が続けば…」

 

そう…言い掛けた瞬間、空が黒く染まる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さぁ、ガオウが動いた」

 

「クラウ!クラァァァァウ!!」

 

「奴らに復讐を!」

 

 

 

平和な時間は終わる…

 

 




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