色々ガバはあると思いますけどそれでも良ければどうぞ。
「ここまで長かった……」
二代目B小町のファーストライブ、舞台裏で青年、便宜上"プロデューサーA"は安堵する。
ファーストライブにも関わらず、多くの観客を魅了する。
Aは元々はアイのマネージャーである。
斎藤壱護がアイと同時期に見つけてきた新人マネージャーであり、天性のマネジメント能力を持っていた。
Aは何より天職だと感じた。
何故なら担当アイドル達の殆どが意中の相手がいるから、恋愛沙汰になるリスクが皆無だからである。
Aは『推しの子』世界に転生するまでに、他の世界に転生した経験がある。
前世の人理修復を行う最後のマスターの時は酷かった。
数百人の女英霊達との肉体関係を強制させられ、断れば大惨事正妻戦争勃発をさせられかねなかった。
水着を別人扱いした運営はマジで許せなかった。
とある新設の女子野球部も酷かった。
監督をしていたら、突然キャプテンから大事な話があるとか言われて更衣室に呼び出されて女子部員達との肉体関係契約である。
断ったら各自で恋人及びセフレを作るとまで言われて脅されたので仕方なく肉体関係契約を結ばされたのである。
とある錬金術が失われた場所も酷かった。
赤ちゃん錬金釜というパワーワードが横行し、女性錬金術士達に材料提供と称して搾り取られた。
その中には錬金術士じゃない女性も混じってたのは言うまでもないだろう。
他にも数多くの人を管理する役職に付くも大体が、関わった女性から肉体関係を強要させられるのである。
唯一の救いは既婚者やロリなどの未成熟には手を出さなかった事だろう。
星野ルビーは『センセー』という人物に前世の頃から恋してる。
有馬かなは『星野アクア』に惚れている元落ち目の天才子役。
MEMは……知らんな。
だが少なくともMEM以外は青年Aに惚れる可能性は皆無。
だからこそ盛大にフラグを踏み抜いた。
『トップアイドルになりたいならば、アイを超えてみせると宣言してみなさい』
星野ルビーは、アイドルになりたいという彼女に現実を教えつつもアイを育てた経験からルビーを育て上げた。
『私が貴女の演技を育て上げます』
当時天才子役が落ちぶれ始めてた有馬かなに、役者兼アイドルをやらないかとスカウトした。
『MEMさん、私とアイドルをやりませんか?』
当時アイドルを諦めかけてた彼女にスカウトを掛け、憧れのアイドルB小町の再結成に来ないかと掬い上げてくれた。
下心抜きに育て上げた、いややり遂げてしまった。
それがただの少女をシンデレラに変えるレベルの偉業であることを……
「やってくれたね」
「ツクヨミか」
ライブ終了後に業務を終えたAの元にツクヨミと呼ばれた銀髪少女が現れる。
「ファーストライブでアイに匹敵する才能が三人も現れた。古参のB小町ファン達はアイに並ぶならば三人の内、誰を推すかという考えになっている。アイというアイドルが間違いなく過去の者に成り下がるわ」
「それは良かった」
Aは穏やかに笑いながら言う。
「ツクヨミ、アイはそれ程大層な者ではない。長い長い歴史のほんの一欠片。アイの才覚を凌ぐ者が今この瞬間にも産声を上げている。彼女達がまた同じ場所まで辿り着くだろう」
アイを超えうる才能はこの時代に複数人存在している。Aが担当するB小町の三人、それ以外にも複数人存在している。
「何の心配もいらない。あの双子達は復讐に囚われずに人生の幕を引けば良い。浮き立つような気持ちにならないかツクヨミ?」
「君のアイアンチにもドン引きだね。アイに危害を与えるのでもなく、凡夫に成り下がるレベルまでアイドル業界を引き上げる。神様や世間もびっくりの革命だよ」
事実、Aの目論見は成功している。
アイとは真逆の嘘が嫌いな大空の如く調和させる"星野ルビー"、全てを照らす太陽の如き魅力を持つ"有馬かな"、全てを呑み込み母なる海の如き安らぎを与える"MEM"。
アイに匹敵する三人の美少女アイドル達の鮮烈なデビューはファン達の脳を焼き尽くした。
「これから産まれてくる子供達がアイを超えてさらなる高みへと登りつめて征くさ」
「神様もアイを特別視してたけど、アイより凄いアイドルが出るなら考えだって変わるかもしれない。けれど君は一つ間違えた」
ツクヨミは拍手をしながらもAに告げる。
「あの娘達がファン達の脳を焼いたように、君はあの娘達の脳を焼いてしまった事だよ」
ツクヨミは理解している。
Aが彼女達をアイドルとしては好きで異性としては配慮していても恋愛感情は無いことを……
何せMEMを除けば意中の相手がいるのだからまかり間違っても自分に惚れたりされる事は無いだろうと確信している。
しかしそれにも限度があるとAは理解していない。
意中の相手がいれば、他の男に靡かないというのはあるが限度はある。
優しくて格好良くてプロデューサーとしても優秀ということはマイナス評価にはならず加点対象である。
恋愛に100点満点などの上限が無いように意中の相手より評価が上回る事は存在しうる。
特にどん底に追いやられた娘に手を差し伸べ、理想への道を支えるなど女性としては惚れる案件である。
「トップアイドルの夢で脳を焼いたという事ですか?想定内ですよ。夢を叶える為に理想を実現する術を与えたのですから」
「確かに彼女達はトップアイドルに最も近いアイドルだろうね。アイの後継者はいないと思ってたファン達すら呑み込んだんだから」
「では私は用事があるので失礼しますよツクヨミ」
「用事?」
「はい。お見合いで知り合った方とデートですよ」
「それは酷いんじゃないかな?アイドルには恋愛がご法度なのにプロデューサーはデートだなんて」
「ん?何を言ってるんですかツクヨミ。ウチの事務所は恋愛OKですよ。何せルビーはトップアイドルを目指すに辺り『せんせーと✕✕✕(※放送規制)をする!』と私に宣誓した位なんですから」
「ンンッ!どうやら私の勘違いのようだね」
ツクヨミはプロデューサーAの存在しない"原作知識"との乖離に訂正する。
「じゃあ逝ってらっしゃい」
「?行ってきます」
ツクヨミのニュアンスを正しく読み取れなかったプロデューサーAは疑問に思うも待ち合わせ先に向かっていく。
ツクヨミはそんなプロデューサーAを養豚場に送られる豚を見るような目で見送る。
彼女は知っていた。
担当アイドル達はプロデューサーAに悪い虫が引っ付かないか警戒しており、盗聴器やGPSなどの監視アイテムを使って今日のデートを全力で阻止するべく動いていた事を……
「そんなんだから食べられちゃうんだよA……」
デート先へ向かったと思ったら拉致られたAはとあるホテルに連れ込まれてしまった。
そこには担当アイドル達である見知った人物達がいた。
「やっぱり過去の思い出より今目の前にいる王子様だよね♡」
舌舐めずりをして迫りくるルビー。
「そうね。私達の王子様を他の女狐に取られたら何するか分からないもの♡」
まるで予定通りだと言うようにハイライトの消えたかなは告げる。
「プロデューサーったら、私達の身体を隅々まで変えたんですから責任取ってくれなきゃ駄目ですよ♡」
MEMが肉食獣の如き、威圧感で迫りくる。
死んで美化されたアイを凡夫にする為に才能の原石達で上書きする暗躍をしていたプロデューサーAは身を持って報いを受けることになるのであった。
オリ主→プロデューサーA
…二代目B小町のマネージャー。
死んだアイを凡夫にするべく才能の原石達を育て上げて上書きする計画を実行してたら担当アイドル達から肉体関係を持ち込まれた。
簡潔に言うと担当アイドル達のフラグを無自覚に積み上げてだせいである。
育成のプロであり、パワプロ式育成法とも呼べるトレーニングから食事、マッサージまで含めて世界最高峰レベル。
初デビューの段階で、ルビー、かな、MEMをアイに匹敵するレベルまで鍛え上げただけでなく、それぞれがセンターを喰らい合うブルーロック方式という競い合いで高め合う関係になって成功させている。
星野ルビー
…二代目B小町の一人。アイの死亡後、アイ専属マネージャーだだったオリ主に、「アイを超えるアイドルを目指すならば、嘆くのを止めて立ちなさい」と言われて英才教育を受けてきた。
センセーへの初恋?
オリ主に上書きされたよ……
有馬かな
…二代目B小町の一人。元天才子役だったが、落ちぶれる前の段階でオリ主が、貴女をプロデュースさせて欲しいとスカウトしていた。
母親が娘を見限るタイミングですら、有馬かなという女優の輝きを見せつけてやりましょうと熱意あるスカウトに承諾。
アクアとの恋?
オリ主が暗黒時代の頃から甲斐甲斐しく支えてたから無いよ(無慈悲)
MEM
…二代目B小町の一人。
有名なユーチューバーだが、活動初期の段階でアイドルやりませんかとスカウトした。
原作だとユーチューバー→アイドルだが、本編ではアイドル見習い→ユーチューバー兼業という形になる。
アイを越えるコンセプトの関係で一番原作ブレイクしたと思われる。
深海を思わせる全てを呑み込みながらも母なる海という安息を与えるアイドルという大災系アイドル。
二代目B小町とAのR18√興味あるか?
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トップアイドルは純潔だから興味なし
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R18で分けるならアリ
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白百合Pのアクアマリン堕ちなら…