お手付き強要はヤメロォ!?   作:クロアブースト

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予告編で天災アイドルっぷりを発揮したのに、次の話は日常会ですまない。
というか原作キャラにアイドルとして化け物スペック与えたけれど根は一般人なので某名探偵少年のロゴみたいに"身体は超人、心は一般人。その名はトップアイドルを目指す利己的主義者"という連中だからね。



悪夢〜スイパラの乱①〜

「次の休養日ですがスイーツパラダイスに向かいましょう」

「え?えぇ!?」

 

Aからの言葉に驚くルビー。

そもそもアイドルにとって体型維持のカロリー計算は大事である。

何せ体型が崩れるだけで魅力は激減、パフォーマンスは崩れて体力も保たなくなる。

だからこそとんかつとかカレーライスみたいな高カロリー料理からは疎遠になっていくのである。

好きな物でそれを公言するアイドルがいるならば、プロデューサーはマザーAIを呼んででも食事コントロールをしなければならないレベルである。

 

「日頃の過酷なレッスンのご褒美です。経費もこっちで出すので遠慮せず食べてください」

「やったぁ!」

 

両手を上げて喜ぶルビー。

乙女としては甘い物が好きなのはそうだし、しかも奢りという懐気にせず存分に喰えるのだから喜びは最上級だろう。

しかしそんな喜ぶルビーとは裏腹に顔を真っ青にするのが、かなとMEMちょである。

彼等は身を持って知っている。

スイパラの後に待ち受けるトレーニングの恐怖を……

 

「プロデューサー、流石にアイドルにケーキの食べ放題は良くないんじゃ無いかなぁ」

「そうね。暴飲暴食はアイドルにとって天敵よ。だからスイパラなんて行く必要はないわ!」

「えぇ!?良いじゃんかな先輩!Aさんも許可してるんだからプロデューサー公認なんだし偶にのご褒美って事で」

「ちょ……アンタねぇ。クソプロデューサーが意味の無い行為をしないってのは分かってる筈なのに学習してないんだから」

「そこまでですよかなさん」

 

反対する二人に対して引き下がるルビー。

かながルビーに真相を教えようとしたら人差し指を立てて止めてきた。

ああ……やっぱりクソプロデューサーだ。

アイドル候補生を持ち上げてどん底に突き落とすトレーニングをルビーに事前に教えてあげないなんて。

 

「それに三人とも食義の食没まで修めましたから体型は崩れませんよ」

「いやぁあの訓練本当に死ぬかと思ったよ……」

「笑って流せる内容じゃないよルビー」

「やっぱりこいつ頭のネジがとんでんじゃないの?」

 

アハハと流すルビーにMEMとかなは突っ込む。

食義とは某グルメ漫画で食材に感謝する事で動作の無駄を無くす事で効率の良い動きを出来るトンデモ技術である。

原理とかは置いておいて、自炊も出来るB小町メンバーは料理技術も爆発的に高まり、ルビーがキャベツの千切りで残像しか見えない高速での切り落としや薄すぎる切れ端にドン引きするアクアがいたのだがそれは置いておく。

その奥義が食没と呼ばれる体型を崩さずに無限に食材を食べれる体質。

つまりどれだけ食べても太らないという乙女にとって夢の世界がそこにあった。

 

『貴方達に質問です。習得が大変ですが、どんなに料理を食べても体型が崩れず太らない体質はいりますか?』

『『『いるぅ!』』』

 

Aから持ちかけられた時に即答して欲しいと言い出したのは言うまでもない。

誰だって太らない体質が努力で手に入るなら欲しいに決まってる。

勿論女性の美容関係に目ざとい美魔女からAへ情報開示を求められて業務の傍らで食没習得に励んでる女社長がいるのは余談である。

 

「あ、Aさん友達誘っても良い?」

「許しましょう」

「「!?」」

 

ルビーのアッパラパーな発言にAが即答するのにドン引きするかなとMEM。

会社の経費で落とすって言うのに何処の世界に無関係な人間呼ぶと言うのだ。

しかも誘った本人が奢られてる中で誘われた友達に自腹で払ってくださいとか事務所の評判悪化になるのは目に見えてるので、経費の負担は増えるのである。

 

「やったぁ!流石に無理かなぁと思ってたけどAさんが良いって言うならみなみちゃんとフリルちゃん呼ぼうっと」

「……」

 

一瞬早まったかと思うA。

人数の問題ではなく、不知火フリルという超人を呼ぶのが躊躇う原因である。

あれを呼ぶ位なら某48人位のアイドルグループの食費分を経費で払う方がまだマシである。

人間の常識で考えてはいけない。

食没抜きでも太らない体質を持ってる可能性もあるし、下手したらスイパラの店潰すレベルで喰える可能性がある化け物なのだから(勝手な被害妄想)

 

「ていうかAさん。流石に友達分は経費で落とすのは社長が許さないんじゃない?」

「そうね。そもそもスイパラを経費で落とす芸能事務所ってのが異例よ」

「そこは問題ありません。二代目B小町プロジェクト統括と大事な娘さんの喜ぶ顔を対価にすれば呆れた顔で三人分の食費を経費にするのは許してくれるでしょう」

「三人分?」

 

首を傾げるルビー。

まさか流石に友達に自腹で払えなどセコい真似はしないだろうから何言ってるんだろうと疑問に思ったからだ。

 

「ええ、二代目B小町のアイドルはルビーさん、かなさん、MEMさんの三人ですから、三人分の支払いは経費で落として連れて来たお友達分は私の自腹で払えば問題ありませんとも」

「Aさん!流石に軽率だったの謝るから許してください!友達誘うだなんて失礼過ぎました!」

 

顔をサーっと青褪め謝罪するルビー。

何処の事務所に友達のバイキング分で食費をプロデューサーの自腹で払わせるアイドルがいるのだ。

 

「いえ構いませんよルビーさん。人数多い方が楽しいでしょうから存分にプロデューサーをヒモにしてください」

「止めてぇ!?私をプロデューサーに貢がせるヒモにしないでぇ!」

 

慈愛を込めていうAに肩を掴んで抗議するルビーがそこにいた。

次世代のアイドルはプロデューサーに貢がせるヒモとか軽くスキャンダルになりかねないし、家族でもきっと引く。

 

「因みにかなちゃんは友達呼ぶの?」

「呼ぶわけないでしょう。アイドルの権力使ってプロデューサーに仕事とは無縁のところで自腹切らせるとか人として最低よ」

「だよねぇ」

 

かなとMEMは分別を弁えていた。

 

 

 

 

「ということで次の休業日にスイパラ行ってきます」

「気は確かかルビー」

 

家族会議で話したらアクアに正気か疑われたのである。

 

「アイドルがスイパラ……しかもプロデューサー公認とか大丈夫なのかミヤコさん」

「ええ大丈夫よ。その分カロリー消費を上げたトレーニングメニューにするだろうからその前段階ってところね」

「大丈夫だよアクア。練習が過酷だなんて今に始まった事じゃない……ないよね?」

「おい待て……目のハイライト消すとかどんなトレーニングしてるんだよ」

 

ルビーを純粋に心配するアクア。

原作とは違ってアイドルメンバーも育成プランもAが全部用意しているので、部外者であるアクアは全く関われてないので心配になる。

 

「まあそれでもアイドルやる前よりは生き生きしてるわよねルビー」

「そうだよミヤコママ!今がすっごく楽しい!」

 

ルビーは机から身を乗り出して主張する。

 

「トップアイドルを目指して切磋琢磨する好敵手達に、私が知らないトップアイドルの世界へ導いてくれるAさん。それにミヤコママにアクアお兄ちゃんという愛してくれる家族までいる。毎日が驚きと発見に成長と楽しくてしょうがない!」

「ルビー……」

「寧ろ最近不安になる事があるの……こんなに恵まれてても良いのかなって……」

 

俯くルビー。

斎藤ミヤコはルビーが変わったと思っている。

何せルビーをAに二代目B小町に自薦させてからルビーは目に見えて変わった。

今までは星野ルビーという役柄を演じているかのように、一歩身を引いてたが故にミヤコへもミヤえもんと読んでても本当の母親への義理立てなのかママやお母さん呼びは避けていた。

だがAからの指導があってから星野ルビーとして全力で毎日を謳歌するようになった。

以前、ミヤコへルビーが大事な話があると言われて改めてママやお母さんと呼んで良いかと言われた事がある。

 

『私としては嬉しいけれど……良いのルビー?貴方の本当の母親はアイだからこそ遠慮していたのでしょう?』

『私ね。本音でぶつかりたいの。アイドルとしての私じゃなくて星野ルビーという一人の人間を本当に愛してくれる人が家族で欲しいって。本当は私達を引き取ってくれた時点で愛情は既にあったのに気付かなかった』

『ルビー……』

『それにAさんからも言われたんだ。「家族とは血の繋がりのみを言うのでしょうか?私はそうは考えていません。慈しみ合う心が人を家族たらしめるのです。血はその助けに過ぎません。

愛です、愛ですよルビー。それに家族とは他人同士が出会い築き上げるものなのですよ」って』

『Aも偶には良いことを言うのね』

『そうやって星野ルビーを最も愛してくれたのがミヤコさん。だから私にとってはママだしお母さんだと呼びたい。今まで呼ぶのを避けてたけど改めてママって呼びたいんだ!』

 

ルビーはあの日から本音でミヤコをママと呼んで甘えてくるようになったのだ。

 

「その環境は貴方が自らの力で勝ち取ったものよ。切欠は私というコネがあったかもしれない。でも競い合うライバルもそれを楽しむ心はルビー本人のものなんだから存分に楽しみなさい」

「うん!ありがとうお母さん!」

「ああ……そこでお母さんは駄目よ。涙脆くなっちゃうじゃない……」

 

そうしてミヤコはルビーを抱きしめる。

文字通り、本当の家族がそこにいた。

 

(ルビーはアイの死を乗り越えて前へ進んでる。強くなったな……)

 

それを優しく見守る兄もまたいる。

星野ルビーは間違いなく恵まれた立場にいる存在だと言える家庭であった。




※因みに本時間軸でのかなちゃんとMEMちょの公式HPで苦手な物のプロフィールに"スイパラ"と記載がある。

原作展開とかガン無視で日常会をやるのが私です。
だって超次元アイドルである二代目B小町が原作展開などなぞれないので……
・かなが加入切欠の今日あま→加入済みなので✕
・MEMが加入切欠の恋リア→加入済みなので✕
・東京ブレイド→かながアイドルデビュー前に歌姫と俳優として大成してるので、2nd BOUTである二代目B小町のユニットライブが始まるとそっち優先で出る気がないので✕

今日あま、恋リア、JIF、東京ブレイド要素を削除するのは多分この小説位だと思う。

A「トップアイドル目指すのに、そんな事に時間を割く暇はありません」
原作展開くん「JIFは、JIFはアイドルの大型イベントだろうから外せないだろうが!」
A「既に導線でネットはMEMさん、TVはかなさんが持ってきてるから知名度アップはいらないんですよね。というより1st BOUTのソロライブで社会現象レベルで注目集めたから、他の凡夫ですらないアイドルと競い合っても……という奴です」
原作展開くん「orz……」

多分一番の被害者は超次元アイドルと同世代になるアイドル達で一斉引退とかに追い込まれるだろうけど匙だよね。
アイドルを排出する芸能事務所とかも大惨事だけど必要な犠牲だったのだ。

二代目B小町とAのR18√興味あるか?

  • トップアイドルは純潔だから興味なし
  • R18で分けるならアリ
  • 白百合Pのアクアマリン堕ちなら…
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