お手付き強要はヤメロォ!?   作:クロアブースト

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二代目B小町が料理スキルはあるのかというお話。
推しの子週刊誌追ってるわけじゃなくて、アニメとか偶に週刊誌で読む位だから正確な料理の腕前は把握してないので原作と齟齬あってもご了承ください。


料理スキルとA

「あったま来たよ!そんなに言うなら証明して見せようじゃないか!」

 

切欠はとある視聴者からルビーちゃんって料理出来なさそうというコメントである。

まあ歌って踊れるというのがアイドルの本領なのだから、料理スキルはそもそも個性にはなっても必要スキルでは無いのである。

 

「次回はアイドル候補生達でお料理教室やりまーす!」

「ちょっと!何勝手に決めてんのよルビー」

「まあネタにはなるけどねぇ」

 

 

勝手に決めてるルビーに抗議するかなと動画のネタ的にアイドルが料理を作るというのは定番なので肯定的なのがMEMである。

 

『はっは〜ん!かなちゃんは料理に自信が無いんだな』

『まあ上手いかはともかく全く作れないってのはマイナスイメージ付くからな』

『は?かなちゃんは今までの発言から自炊に触れた経験はきちんとあるから上手いかはともかくフライパン料理位は作れるよ。誹謗中傷の憶測はかなちゃんに失礼だから止めようね』

『あ、すみません……』

『確かに失言でした……』

『強火ファンに沈められてて草w』

『口論になる前に沈められる辺り、強火ファンを敵に回すのが間違ってる』

『止めとけ。以前このチャンネルで強火ファンの前でかなちゃんの誹謗中傷したら、コメントの流れだけで年齢と家族構成、趣味を即当てられて誹謗中傷した側が謝罪したんだから……』

『誹謗中傷のコメントだけで相手の個人情報分かるんだから、どっかの探偵より素質あるよ強火ファン』

『ストーカーより敵に回すのが怖い存在なんだよ強火ファンは……』

『勝てない相手に喧嘩を売るのは止めとけ……多分あの時謝罪しなかったら住所特定までやりかねない恐ろしさが強火ファンにはある』

『流石にそこまではやらないよ。せいぜいが二度とかなちゃんの誹謗中傷出来ないように直接家庭訪問して布教する位だし』

『ヒエッ!?』

『サラッと住所特定と布教すると言ってきたぞ』

『ストーカーより質悪いやんけ!』

 

「はいはい。動画外の事はストップよ。まあ料理作れないって嘗められるのも癪だし私は構わないわ」

「OK!じゃあ次回の配信はアイドル候補生でお料理教室やるのでお楽しみに〜!」

 

MEMの締めの言葉と共に前回の配信が終わって数日後。

そうして始まったのがアイドル候補生のお料理教室である。

全員がエプロン付けてる事で視聴者のコメントから家庭的だねというのが湧いたがそこは省略する。

 

「今回の試食係は馬男Pさんです!」

『突然の事でびっくりしてますが、よろしくお願いします』

 

 

『まさかの担当アイドルからの手料理作って貰えるなんてウラヤマ!』

『担当アイドルに手を出すなんて見損なったぞ(手を出す=受験勉強教える)』

『それどころか過去問解く合間に肩揉みからジュースや料理を作らせられてたね』

『かな「チーズケーキ作って」馬男P「分かりました」かな「すき焼き食べたーい」馬男P「分かりました」かな「クリスマスにチキンが食べたいわ」馬男P「分かりました」かな「おせち作って」馬男P「分かりました」』

『あれ、プロデューサーって召使いって意味だっけ?』

『担当アイドルにほぼ料理作らされてるだけやんけ!』

『ていうかクリスマスチキンやおせちなら出来合い買えば良いのに安易に了承して一から作り始めたのは噴いた』

『言うほど羨ましいか?担当アイドルに手料理作ってもらうより、手料理振る舞い続けたって事だぞ!』

『羨ましい(かなちゃんに作らされるのは除く)』

『羨ましい(間違いなく、担当アイドルより自分で作った方が美味しいだろう事実から目を逸らす)』

『かなちゃんの手料理が食べれる場所って此処ですか!?』

『おいおい強火ファンがいるぞ!』

『いや視聴者は食べれないから』

『そんな〜』

『何で残念がってんねん!当然やぞ!』

『料理視聴者プレゼントとか食中毒に繋がりかねんわ!』

 

「因みに担当アイドルの料理の腕前について如何ですか?」

『料理の腕前について把握してますがネタバレになるので伏せますね。一言言うなら貴方達全員母子家庭ですよね……とだけ』

 

 

『おおっと!?唐突なネタバレで草w』

『メンバー全員母子家庭だと……』

『その言葉で既に料理出来るって言ってるもんや!』

『いやまだ他の家族が料理作るから作れないって可能性微レ存』

『それだって兄妹とかいなきゃ必然的に料理に触れる機会が増えるんだぞ!』

『いやメシマズ族なら親からストップ入る可能性はあるだろう?』

『味云々はともかく、料理出来るorメシマズで親からストップ入って料理が出来ないなのか……』

『暗雲出てきたなぁ……』

『流石に推しのアイドルでも炭料理はノーセンキューです!』

 

「確かに幾ら推しでも炭料理は引くよね」

「他人事で済んでる時点で料理に自信あるって言ってるもんよね」

「誰が一番料理旨いかとかの議論なら話は変わってくるけど、基本料理って焼き加減と分量間違えなければ大丈夫だからね」

 

 

『ここでMEM選手の料理作れるアピールです!』

『いやMEMちょがつくれそうなのは視聴者も予想出来てるから今回のメインはルビーちゃんとかなちゃんが料理を作れるかだからな』

『母子家庭のワードのせいでもう作れるだろうなという予感がする』

『まだだ……まだ分からんぞ』

『流石に炭料理は見せてこないだろう』

『ていうか料理工程スキップして出来合いの物見せてくるのも微レ存』

『不正じゃねぇか!?』

 

「あ、因みに調理工程はリアルタイムで流すよ。そこサボると後からやっぱり作ってないじゃんって反論あるからね!」

 

『やべぇ…ルビーちゃん料理作るのガチってるじゃん』

『料理のガチだから、料ガチかな?』

『ていうか苺プロが大手事務所じゃないのとMEMちょがユーチューバーだから料理作るなんてアイドルと無縁の事やってても許されてんだよね』

『MEMちょ様々だな』

『普通担当アイドルが料理作るとかイメージダウンするから事務所がOK出さんだろうしな』

『調理工程移すって時点で晒すから参加してる時点で料理作れるって言ってるもんじゃ……』

『それは言わない約束よ』

 

そうしてアイドル候補生達の料理教室が始まった。

一番手は超新星アイドルこと星野ルビーである。

 

「じゃーん!鳥肉の野菜炒めです!」

 

 

『おお!?オーソドックスだ!』

『作業工程的には切って炒めるだけなんだけどな』

『いや自炊してる身からしたらそれだけでも充分旨いけどな』

 

「ということで馬男Pさん試食どうぞ」

『分かりました』

 

『そう言えばあのフルフェイスマスクでどうやって食事するんだろう?』

『普通に脱ぐだろう』

『いやそうだけど担当Pの素顔見ても萎えるだろう』

『確かに女性アイドルグループでプロデューサーとはいえ、男の顔は見たくないもんな』

『ファ!?まさかのフルフェイスマスク付けたまま食事!?』

『テロップで今回試食用にマスクの口元に穴開けてますじゃねぇよ!?』

『普通マスク付けたままで箸で摘んだ料理をフルフェイスマスクの口元に持ってくのだって大変だろうが!』

『まさか本物の馬男なのか……』

 

『美味しいですよルビーさん』

「やったぁ!」

 

『喜んでいるルビーちゃん可愛い』

『いやいや喜んでる隣でフルフェイスマスクで料理を食べさせられるプロデューサーがいるんですよ』

『スタートダッシュからマスク付けたままの食事とかしんどくないか?』

 

「母子家庭だからルビーもきちんと料理作る事もあったって事よね?」

「あ〜それも一応はあるんだけどぉ……」

「どうしたのルビー」

「何か他にも理由があるんじゃないの?」

 

かなとMEMが補足するとルビーは恥ずかしそうに言う。

 

「あ、あのね。実はアイドルの次にお嫁さんに憧れてたから……ママに我儘言って小さい頃から料理を教えてもらってたの……」

 

指先同士をツンツンしながら恥ずかしそうに呟くルビーが映し出される。

 

『うぐっ……!(ガクッ)』

『かはっ……!(バタン)』

『WARNING!WARNING!』

『大天使ルビエル降臨』

『まさかのお嫁さん願望だと……』

『オタクに優しいギャルにメスガキ、更にお嫁さん願望だと……一体どれだけの青少年達の性癖を破壊する気なんだ』

『星野ルビー、貴様は一体何を持ち得ていないんだ……』

『きっと男運だろうな……』

 

「グハッ!?」

 

ルビーが吐血(振り)と共に崩れ落ちる。

 

『ルビーちゃん!?』

『大丈夫か!?それとも致命傷なのか?』

『まさかの男運が悪い属性が追加なのか……』

『男運悪いってやり捨てとか、ギャンブル依存症の男と付き合うとかかな?』

 

「フフフ……まだ清い身体なんだけどね。初恋の人が気付いたら行方不明だったというのもショックだったんだけど、発見した時にはもう手が出せない状態だったんだよ(物理的な意味で)……」

 

流石に白骨死体とは話せないので、言葉を濁すルビー。

だが視聴者が流石に白骨死体などとイメージ出来るわけが無いので社会的に手が出せない状態だと察する。

 

『あっ(察し)……』

『それって(察し)…』

『手が出せない状態ってつまり既婚者か……』

『堕天するからヤメロぉ!?』

『寝取られは悪い文明……』

『弄んだな……僕らの大天使ルビエルを弄んだんだな……』

『いや、初恋って片想いだろ。自由恋愛なんだから相手にだって選ぶ権利はあるだろう』

 

「16歳になったら結婚してねって口約束してたんだけどなぁ……」

 

『あっ、あっ、』

『脳が震えるぅぅぅ』

『アイドルとしては男の影が出来なくて喜ぶべきなのに、同情心か勝って怒りが湧いてこねぇ……』

『口約束だから法的拘束力はありません(無慈悲)』

『口約束だろうと行方晦ましてからの結婚は逃げ出したとしか思えねぇじゃねぇか!?』

『16歳になったら結婚しよう→ごめんもう結婚してたわw』

『てめぇは人間じゃねぇ!?』

 

「ほら戻ってきなさいルビー」

「あたっ!?」

 

コツンとかなから軽く頭を叩くと虚ろになってたルビーの瞳に生気が宿る。

 

「ルビーの話はこれ以上やると闇が深そうだからおしまいよ」

「え〜」

「え〜じゃない。視聴者を闇に引きずり込むな」

 

『かな姐さん!』

『やっぱり太陽の如き輝きを持つかな姐さんだな!』

『かなちゃん!かなちゃん!かな姐さん!』

『暗い話は終わらせて次行こうぜ!』

『そうだぜ。せっかく見に来たんだからなるべく明るい話題にしようぜ』

 

そうしてかなが卵を使った料理が出来上がる。

 

「どうしてオムライス?」

「想い入れがあるのよ」

「どんな想い入れがあるのかなちゃん?」

「ホスト狂いで誕生日に千円札置いて留守にする母親から引き取ってくれたプロデューサーが初めての誕生日にオムライスを作ってくれたのよ。小学生になって初めて手料理食べれたのが嬉しくて……その時の味を再現したくて一生懸命練習したのよ」

 

『ぐはっ!?(バタン)』

『こふっ!?(バタン)』

『お前も充分暗いじゃねぇか!?』

『いやでもこれは新しい新天地で愛情込めた手料理作ってくれるプロデューサーと出会えたって事だからプラスじゃないかな』

『苺プロのプロデューサーって人生プロデュースでもしてんのか?』

 

「うっ…(母親から引き取ってもらった事実があるので目そらし)」

「うっ…(母親が倒れて資金援助とアイドル活動しながら大学に通わせてもらったので目そらし)」

「どうしたの二人共?(ミヤコに引き取られてたので生活にAは干渉してないので無自覚)」

 

『おおっと、容疑者が二人もいたぞ』

『一体馬男P……二人に何したんだ?』

『分かってる情報だとかなちゃんを育児放棄してた母親から引き離して育てたのと、生活苦でアイドル諦めてたMEMちょに資金援助でアイドル活動しながら資金援助して大学卒業まで導いた位か』

『マジで人生設計までやってんな苺プロ!』

『かなちゃんに至っては光源氏計画みたいなもんじゃないか!』

『かなちゃんは清い身体のままだよ!きちんと確かめたし!』

『うおっ、強火ファンが明言する辺りガチっぽいな』

 

 

『おお……今まで食べさせてもらったオムライスの中でも過去最高の出来ですね』

 

 

『馬の口に腕突っ込んでる姿がシュール過ぎる』

『メスガキがぁ……幸せになれよ』

『何度もオムライスを食べさせてもらってるのが会話の内容で分かってるけど、嫉妬よりよく育てたなって感心しかねぇや』

『うぅ……かなちゃん……まさかそんな大変だったなんて……そんな環境なら真似されて声かけられたら怒るよね』

『強火ファンが失意の底にいるぞ』

 

「いやあの時は……個人情報に繋がるから詳細は伏せるけど、私が子役時代の落ち目の焦りで八つ当たりしたのよ……前にも謝ったけど一ファンへの態度じゃなかったから本当に申し訳無かったわ」

 

『かなちゃんは悪くないよぉ……』

『おい個人間のやり取りは視聴者分からないから動画外でやってくれ』

『視聴者置いてけぼりだから当然だよな』

『ていうかかなちゃん、強火ファンと面識あるのかよ……』

 

「まあその時の話は置いておいて、プロデューサーに引き取られてからはきちんと面倒見てもらってるから、今は割と幸せだし満足してるわ!」

 

『ぐはっ!?(バタン)』

『うわぁぁぁ!?(バタン)』

『まさかの満面の笑みによるテロアタック!?』

『これはかなちゃんファンにクリティカルヒットだ!』

『悲しい境遇である程、太陽は強く輝くのか……』

 

 

 

そうして最後の大トリであるMEMは肉じゃがを作る。

 

『これは紛れもなく家庭の味……』

『お袋……』

『母ちゃん元気にしてるかな……』

『久し振りに実家に帰って親孝行しなくちゃ……』

『しんみりさせてきやがって(褒め言葉)……』

『誰も料理の味に触れてないの草ww』

 

「そうだよ!味にだって自信があるんだからね!」

 

『MEMちょがメシマズとかは疑ってないんよ』

『プロフィールで母子家庭で弟達がいるって時点でお姉ちゃんが頑張らなきゃって時点でMEMちょが家族そっちのけで現を抜かすってのが想像出来ない』

『いや普通はアイドルなんてする余裕ないんだろうけど、アイドル候補生で事務所から資金援助しながら活動受けてるって言ってた時点で苦労してるなって』

『うっ……』

『くあっ……』

『あれ、涙で前が見えねぇや』

 

「あ〜駄目駄目!しんみりしたら私ももらい泣きしちゃうから!ハイおしまい!ということで試食!試食行こうか!」

 

そうして最後まで馬のフルフェイスマスクを付けた馬男Pが肉じゃがのじゃがいもを箸で摘んで食べる。

 

『うん。美味しい。良いお嫁さんになれますよMEMさん』

「本当!ありがとうプロデューサー」

 

 

 

『安定して美味いに決まってるよな』

『このプロデューサー、最後まで馬のフルフェイスマスク被って試食しやがった……』

『MEMちょの年齢的にそろそろ相手見つけなきゃしんどく無いか?』

『私の隣、空いてますよ』

『MEMちょは60までアイドルやるんだから恋人とか必要ねぇよ!』

 

「60まではやらないよぉ!」

 

『草w』

『本人の意思そっちのけで60までアイドル路線進められて草w』

『いや待て確か苺プロはアイドルの恋愛に関しては自由恋愛って決めてるから公表するならOKって書いてあるぞ』

『すまない……MEMちょは孫に何時までアイドルしてるのと聞かれる姿が見たいから恋人作ってくれても良いやって思ってすまない……』

『俺も!』

『私も!』

『おいらも!』

『まさかここまで結婚推奨してくれるファンに囲まれるアイドルとは思わなかったよ』

 

「お前ら!絶対楽しんでるだろぉ!恋人は作るにしても孫の代までアイドルはしないからね!」

 

『フラグかな?』

『いやMEMちょの母子家庭を鑑みるにある程度収入あってギャンブルとか女癖悪い奴じゃなければ充分結婚対象満たしてるでしょ』

『それと孫の代までアイドル続けるのを許してくれる寛容さも必須だ』

『うわキツ…』

『それ自分の母親で例えた時に受け入れられるの?』

『無理です……自分の母親がアイドルし続けるのも相当可愛くなければ許容しにくいのに、お祖母ちゃんの代までやってたら流石にキツイ』

『お祖母ちゃんはアイドルって絶対家族が歪んでるか寛容さが無いと無理だよな』

 

 

そうして料理教室は問題なく終わるのであった。




星野ルビー
…本編では母子家庭で料理学ぶ機会はあったが、本人がお嫁さん願望あったので親が本来教える年齢より早く教わってたという設定。
今回の配信で初恋の男に結婚の約束してたら行方晦まして寝取られてた不憫キャラの称号が付く(『せんせー』とばっちり)

有馬かな
…両親の離婚後、ホスト狂いの母親からプロデューサーに引き取られた感謝と生真面目さから進んで料理を学んだ。
有馬かなの親は酷ければ酷いほど本人が輝く性質を持つ為である。
二代目B小町の中では一番プロデューサーAと長い付き合いだったりする。

MEM
…視聴者から料理の腕を疑われない位に倒れた母親と養わなければならない弟達がいるから必然的に料理スキルを身に着けた。
他のメンバーがサッと短時間で作れる料理なのに、煮込み料理作る辺りでお袋とかの家庭の味を連想させた。

馬男P
…二代目B小町の胃袋を既に掴んでいる。
料理や仕事も出来て、プロデューサー故にアイドルへの理解も高いというアイドルにとって夫になる最有力候補。
彼は担当アイドルから未来で押し倒される事になるのをまだ知らない。

二代目B小町とAのR18√興味あるか?

  • トップアイドルは純潔だから興味なし
  • R18で分けるならアリ
  • 白百合Pのアクアマリン堕ちなら…
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