白虎の使いと赤い独裁者 作:MAX51
数年前
何も無い草原の真ん中に少女と一緒に立っていた。
「大丈夫、ツバサくんなら絶対負けない。信じてる。」
その少女は、笑顔でそう言った。
目を開けると白い天井が見えた。俺はベッドで横になっていた体を起こし辺りを見渡すと自分の部屋だと気が付いた。そして、時計を見てライザーと戦ってから2日経っている。
俺は、ライザーとの試合を思い出していた。
「そっか、俺、負けたんだ。」
俺は、そう思ったそして、今見た夢の少女の事を思い出していた。
「絶対に、負けないか………………ぅぅぅ……また負けちまったよ…………怜」
俺は、その少女事を思い出し泣いてしまった。
数分して泣くのを止めベッドから出ようとした時に部屋のドアがバアーンと開いた。
「ツバサーー!!」
そこに現れたのは、グレイフィアさんと一緒に冥界に言ったはずの琴音だった。
「こ、琴音なんで、ここに、いるんだ?」
琴音は、泣きながら此方に近づいて来た。
「そんなの、ツバサがボロボロに負けたって聞いたからよ!」
俺に、そう言った琴音が泣いているのを見て、本当に心配してくれたんだなと思った。
この後、ラミアも来て涙を流していた。
「そう言えば琴音もぉ此方にずっといるのか?」
「えぇそうよ!あ、あと、ツバサ、グレイフィア様が覚めたら冥界に来て欲しいって言ってたよ!」
「え?そっか、わかった。じゃ今から行ってくるよ。」
俺は、直ぐに冥界に行くために、転移の準備をしてグレイフィアさんがいるグレモリー家に行った。
「ここに、来るのも久しぶりだな。」
俺は、グレモリー家にあるサーゼクス様のお屋敷の前に着いた。チャイムを鳴らすと小さい子供が現れた。
「あ、ツバサ兄さま!お久しぶりです。」
「おー久しぶりだな。ミリキャス!」
この子、サーゼクス様とグレイフィアさんの子供でグレモリー家の二番目の当主様だ。
「グレイフィアさんは、居るかな?」
「母様ですね。居ますよ。あと、父様いらしゃいますよ。」
え?父様って、サーゼクス様も居るの?
「父様は、琴音姉さまからツバサ兄さまが来るって聴いて帰って来た見たいです。」
そっか、俺の事を聴いて……か。
俺は、そう思うと嫌なことが頭に過った。
すると、奥からグレイフィアさんが現れた。
「ツバサさん来ましたね。私に付いて来てください。」
「はい」
グレイフィアさんの後を付いて行いくと大きな扉がある部屋に着いた。それで、グレイフィアさんが扉を開けその中には大きなテーブルと椅子があった。そして、その奥には……
「おぉ、来たかツバサくん!まぁ、座ってくれ。」
「わかりました。サーゼクス様。」
俺は、言われた用に椅子に座った。すると、サーゼクス様が話し掛けて来た。
「ツバサくん高校は、楽しいかい?」
俺は、一瞬何を言われたのかわからなかった。
「は、はい。楽しいです!」
「そうか、それなら良かった!」
この後も、サーゼクス様と何気ない話や日常生活を1、2時間位話をした。
「そろそろ戻らなくてはグレイフィア行ってくる。」
「わかりました。サーゼクス様。」
え、これで終わり?
「あ、あのサーゼクス様話は、これで終わりですか?」
サーゼクス様は、こちらを振り向いてこう言った。
「そうだが、まだ、話したい事が合ったかな?」
「い、いえその、この間のレーティングゲームの事で話が有ったのではないのですか?」
サーゼクス様は、俺の発言を聴いて笑った。
「あー特にあの事では話はない。あーすまない戻らなくては、グレイフィア転移を!」
「わかりました。」
そう言ったグレイフィアさんは、転移の準備をしてサーゼクス様を転移させた。
すると、サーゼクス様を転移させたグレイフィアさんがこちらに近づいて来た。
「では、ツバサさんあなたも戻りますね。」
「あ、あのグレイフィアさんライザーの戦いでの話は……」
俺がそう言った瞬間グレイフィアさんは此方を向きこう言った。
「特にありませんよ。呼び出したのはサーゼクス様が話しをしたいと言う事で呼んだだけですよ。」
「え、でも俺は、ライザーに負けて」
すると、グレイフィアさんが此方に近づいて来た。
「サーゼクス様は、こう言って降りました。ツバサさんが弱くて負けたのではなくリアスお嬢様が弱くて負けてしまったのだと。なので、ツバサさんは悪くはないと。」
「……」
すると、グレイフィアさんがポケットから小さい箱を取り出した。
「そ、それは?」
俺がそう聞くとグレイフィアさんはその箱を開けて俺に見せてくれた。
その箱には、銀色のチェスの駒が入っていた。
「サーゼクス様がそろそろ眷属を作っても良いだろうと言う事で此をお渡しになりました。」
グレイフィアさんは、微笑みながらそう言った。
「サーゼクス様が俺に…………有りがたく貰います。」
その後、グレイフィアさんと少し話してから俺は、転移をして家に戻った。
家に戻ったあとラミアと琴音に眷属が出来る用になった事を伝えたら「私がクイーンよね」とか「あたしこそツバサのクイーンに相応し」と言う喧嘩になったため二人の目を盗み外に出て行った。
外に出て行った後、俺は、兵藤先輩の家に行った。
グレイフィアさんからは、兵藤先輩や小猫ちゃんや他の人たちも無事だったと聞いたが少し心配で取り敢えず家を知っている兵藤先輩の家に行った。
歩いている途中、自販機があったためジュースを買おうと思ったが
「あ、金持って来てない。」
すると、後ろからトントンと肩を叩かれたので見てみると買い物袋をもった小猫ちゃんが立っていた。
「これ、上げます。」
小猫ちゃんは、買い物袋の中から缶ジュースをくれた。
「あ、ありがとう小猫ちゃん。………………………………って小猫ちゃん何でこんな所に居るの?」
「私の住んで居る家の近くなので。」
へーそうなのか!と言いながらジュースを受け取ろうとした時に少し手に触れた瞬間小猫ちゃんの顔が赤くなった。
「ん?どうかした小猫ちゃん?」
「い、いえ何でもないです。」
そう言うと小猫ちゃんは、物凄いスピードで何処かに言ってしまった。
「お、俺なんかしたか?」
数分後
小猫ちゃんに貰った缶ジュースを飲みながら兵藤先輩の家に到着した。
が、アーシアさんが出て来て兵藤先輩は部屋で閉じ籠っているといっていたので部屋に行った。
「兵藤先輩、ツバサです。ちょっと話しが有るので出てきて来て貰いませんか?」
そう言うと部屋のドアの鍵が開けられて中に入った。
「兵藤先輩、ケガとか有りませんか?」
「あー、あんまり無かった。」
答えてはくれたがいつもの兵藤先輩では無かった。
「はー。兵藤先輩、落ち込むのは、分かりますけど……」
と言ったら兵藤先輩は、俺に掴みかかってきた。
「わかるだとお前に何が分かるって言うんだよ!!」
俺は、兵藤先輩にそう言われた瞬間心がズキッとなった。
「わかりますよ。心の底から。」
「つ、ツバサ?」
俺がそう言ったら兵藤先輩は、俺から手を話した。
「兵藤先輩これ、リアスさんの明日の結婚披露宴会場へ行ける魔方陣です。」
「俺に参加しろって言うのか!!」
「リアスさんのお兄さんが言っていました。妹を結婚させたくないなら奪いとれって!」
兵藤先輩は、はっとなった表情になった。
「期待しときますから。あ、あと兵藤先輩これもしもの時に使ってください。」
俺は、そういい指輪を渡した。
「これは、何だ?」
俺は、不適に笑い兵藤先輩いった。
「それを着ければ三十秒だけ赤龍帝の本当の力を使う事が出来ますよ。」
「え?」
兵藤先輩にそう言い俺は帰った。
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