白虎の使いと赤い独裁者 作:MAX51
20話
病院から家に帰った後にすぐ退院おめでとう会がオカルト研究部の部室で行われた。おめでとう会には、リアスさんとその眷属の皆とソーナさんと副会長の椿さんと匙先輩が来てくれた。
「ツバサの退院を祝って乾杯!」
「「「「「「乾杯」」」」」」
リアスさんの掛け声で皆が乾杯をした。乾杯をした後、妖刀の話やアテナとアカメの話などを話した。皆心配をかけるなや次困ったことがあったら連絡しろなどと言われた。
「そう言えば小猫ちゃんは?」
「いないですね」
兵藤先輩が小猫ちゃんがいないことに気が付いた。どこいったのだろうか?
すると、アーシアさんが俺に話しかけてきた。
「ツバサさん小猫ちゃんが外に来て下さいと言ってましたよ!」
「は?外にですか?」
「はい!そうですよ」
何か用があるのか?だったらここでもいいのに?
俺は、言われた通りに外に出ていった。
その前に、ラミアや琴音に外に出ることを言った。出て行くと言ったら琴音達は、「「行くな!」」と言われた。まぁ、行かないわけにはいけないけど。
外に出ると階段に座っている小猫ちゃんがいた。
「ごめんね小猫ちゃんで何か話でもあるの?」
「はい。……その…ツバサくん今、好きな……人っていますか?」
小猫ちゃんは、少しうつ向きながらもじもじして頬を赤くして聴いてきた。
「好きな人?」
「は…い」
「いるよ」
俺が、そう言った瞬間小猫ちゃん少し表情が明るくなった。
「その……その好きな人って……誰ですか?」
小猫ちゃんは、恐る恐る聴いてきた。
「小猫ちゃん……」
「私ですか!」
小猫ちゃんの表情が明るくなった。
くそ、めっちゃかわいすぎる!
「も好きだしリアスさんや朱乃さんに琴音、ラミア兵藤先輩に木場さんアーシアさんにレイヴェル、アカメ皆好きだよ!」
「え、いや仲間の好きではなく恋人として……」
俺は、それを聴いた瞬間思い出したくない過去が、俺の頭の中によぎってきた。あの大切な少女との記憶が流れた。
『ツバサくん大好きだよ』
その少女は、笑顔でこちらを見つめている。
そして、だんだん薄くなり現実に戻されていく。
「ツバサくん、ツバサくん大丈夫ですか?」
小猫ちゃんに、呼び起こされた。
「あ、大丈夫だよ。小猫ちゃんさっきの答えだけど、恋人として好きな人はいない。と言うか俺には恋人を作る資格はないんだ。」
小猫ちゃんは、何言ってるんだと言う表情で俺の顔を見つめて聴いてきた。
「何で、作るのは駄目なんですか?」
「自分の……大切な、大切な人を守ることの出来なかった俺に彼女は、作れない。」
俺は、そのまま何も考えず全力で走り出した。あの子を忘れる為に、そして、絶対殺すと決めたあいつを思い出す為に。
小猫ちゃんside
私は、ツバサくんのことが好き。最初は、変な人だと思ったけど堕天使と戦った時に凄く強かったり、使い魔を仲間にする時は、スライムからすぐに助けてくれて、焼き鳥と戦った時は、リアス部長を助けてくれた。
ちょっとおかしい人だけど、とっても優しくやる時には、やってくれる。そんな、ツバサくんのことが好き。
でも、今日告白しようとしたけど彼女を作る資格がないって言って何処かに走り去ってしまった。
彼女を作る資格は、無いってどういう事なんだろうか?走り去って行くツバサくんから何か落ちてきた。
それを拾いに行くとそれは、懐中時計だった。
ツバサくんが何でこんな物を持っているのか気になって中を見てみた、その中には一枚の写真があり男の子三人と女の子三人が写っていた。
その六人は、とても笑顔で幸せそうに見えた。ほんとに幸せそうに。
おめでとう会の次の日朝
ツバサくんが、久しぶりに学校に登校した。学校では、事故にあって病院に入院していることになっていた学校の友達に大丈夫だったかと聴かれていた。
そして、チャイムがなり席に座って先生が来るのを待っていたら先生が入って来た。
「え~転校生を紹介する。入ってくれ西園寺」
先生がそう言うと外から「はい!」と元気よく聞こえ中に入って来た。
教室の中に入って来た人は、ショートカットて茶色の髪の毛だった。あれ?……でも何だか見たことある人だった。
ガタッ
と椅子から立ち上がりツバサくんはとても、驚いた表情で体をガクガク震えて西園寺を見ている。
「と…………怜?」
そう、その人は、写真に載っている人とそっくりだった。
「どうした?ツバサ?」
先生が不思議そうにツバサくんを見つめていた。
「いえ、何でも無いです。」
ツバサくんは、そう言い座った。
「そうか、じゃ西園寺くん自己紹介をしてくれ」
「はい!私は、西園寺唯です。えっと、まだこの学校のことを知らないことが沢山あるので教えてくださいね!」
西園寺は、そう言い先生が席を指名した。
「じゃツバサの前が空いてるな、じゃそこに座ってくれ。」
「はい!」
小猫ちゃんside end
俺は、驚いた何故なら目の前に大切な人そっくりの女の子がいる。凄く似ている。でも、名前が違った。
似ているだけで、全く違う人物。
まぁ、そうだよなだってあいつは………死んでいるのだから
そしたら、気付かないうちに俺の前に立っていた。
「西園寺です。宜しくね!えっと……」
「あ、あぁ桐ヶ谷ツバサだ宜しく西園寺さん。」
「桐ヶ谷ツバサくんね宜しく!」
西園寺さんが自己紹介を俺にすると、周りの人も自己紹介をしていった。
放課後になり、今日の部活は、兵藤先輩の家ですると言うことになり兵藤先輩の家に行こうと帰る準備をしていた時に、西園寺さんが話しかけて来た。
「ツバサくん。今から暇なら一緒に帰らない?」
西園寺がそう言うと周りの男子や女子が騒ぎ始めた。
「えっと今から部活があるから……」
俺がそう言うとすると、西園寺さんはがっかりした表情になってもう一度聴いてきた。
「駄目?」
今度は、上目遣いで頼んできた。
「あ、あーそう言えば今日部活休みだった。だから、帰ってもいいよ。」
そうしたら、ラミアと小猫ちゃんが俺の所に来て俺の耳を引っ張り教室の外に出されラミアには、泣かれて小猫ちゃんには、昨日落とした懐中時計を渡された。
ラミアをなんとか説得して、俺は、西園寺さんと二人で帰った。リアスさんには、一応休むと言うメールを送った。
「で、西園寺さん何で俺に帰ろうって言ってきたの?」
帰る道すがら俺は、西園寺さんに何で俺と帰ろうとしたのかの理由を聴いた。
西園寺さんは、ニッコリと笑い俺の目の前に立った。
「簡単な事だよ。薄々きずいてるんじゃない。私のこと、あの人に私のお母さんに似てるって」
「お母さん?」
「そう、私のお母さん桐ヶ谷怜に……」
俺は、驚いただって怜は、死ぬ前の歳は15歳だったはずいくら何でもこんな大きな子供がいるなんてあり得ないはず……と言うか何故子供なんているわけがない。
「ふふふ、驚いてるね!まぁ、まだ何もしないから大丈夫だよ。それじゃーね!ツバサく~ん。あ、あと朱雀様が君と戦えるのを楽しみにしてるだって!」
「朱雀……だと!」
そして、西園寺は不適に笑い、魔方陣を使い何処かに消えてしまった。
そして、今日の夜中に緊急にリアスさんに呼び出された。なんと、はぐれ悪魔が逃げて来たそうで今日中討伐してくれと言われたそうだ。
「ツバサ、ツバサー!ちゃんと、聞いてるの?」
「あ、すみません聴いて無かったです。」
「全く仕方ないわねあなたと佑斗は、イッセーと佑斗と小猫とツバサは前衛、私と朱乃は後衛よ。」
「「はい!」」
中に入っていくと、中はボロボロにされていて酷いものだった。
すると、奥から上半身裸の女性が現れた。
「うひょょーーーおっぱい!!でけぇぇぇぇぇぇ!」
兵藤先輩が奇声をあげて叫んだ。
しかし、そのはぐれ悪魔の下半身は、化け物そのものだった。こっちに恐ろしいスピードで向かってくる。
「うぇーーやっぱり化け物ってことかよ!セイクリッドギア」
【Boost】
兵藤先輩は、赤龍帝の籠手を出した。
だが、その化け物は、俺と木場先輩に向かって来ておっぱいの乳首の部分から魔方陣を出して液を出してきた。
だが、木場先輩は避けたが俺は、ボーとしてその攻撃に反応するのが遅れてしまった。
液がかかり服が溶け始めた。
「クソが舐めんなぁぁぁぁぁあ!」
俺は、切れて白銀の足具を発動して魔力を最大限まで高めて破壊の魔力を貯めてはぐれ悪魔目掛けてぶっぱなした。
「ぎゃぁぁぁぁぁーー」
だが、ギリギリ避けられて足だけが吹き飛んだが手で張っていき木場先輩に向かって高速で動いていった。
「佑斗先輩避けて!」
小猫ちゃんが叫んだが木場先輩は、ボーとしていて動かずに襲われてしまった。
「木場どいてろドラゴンショッッット!」
だが、はぐれ悪魔は、それを弾き返して木場先輩を食おうとしている。
「チィまだパワーが足りないのか」
「えい!」
だが、小猫ちゃんが上半身を掴み投げ飛ばした。
「弾け飛べクソはぐれ悪魔」
破壊の魔力ではぐれ悪魔をこっぱみじんに吹き飛ばした。
この後、リアスさんにこっぴどく怒られたが全然耳に届かなかった。木場先輩も怒られていたが木場先輩はリアスさんに反抗していた。
そして、家に帰った後、ラミアが何か言っていたが全く聞こえなくそのまま寝てしまった。