ハイスクールD×D《MASKED RIDER RYUKI》   作:ライダーマスク

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Life4:授業参観

【イッセーSIDE】

 

 

 

授業参観日当日。

 

サーゼクスさんとグレイフィアさんは、両親と一緒に授業参観に参加するみたいだ。

 

俺は元々クラスの日直だったのと、こういう日常にはふさわしくない奴が来ているためいつもよりも一時間前に家を出た。

 

サーゼクスさんとグレイフィアさんも気づいており一緒に行こうかと言ってくれたが、俺だけで充分なので断っておいた。

 

アルトリアはバックアップ要因で、万が一に俺がピンチになったときの保険として駒王町の全てを守れるように待機している。

 

急ぎ足で学園に向かっていると、朝の校門前に一人だけ中二病感あふれる格好をした銀髪のイケメンがいた。

 

20歳手前位の奴だが、俺はコイツとコカビエルの一件で出会っている。

 

しかも、俺が喋れる距離に近づいた瞬間に人よけの結界を張るという謎に律儀な行為をしてきた。

 

「待っていたよ」

 

「俺としてはこの町に来てほしくないけどな―――白龍皇」

 

「流石は龍騎士。噂程ではないがコカビエル如きを倒しただけではある」

 

この銀髪中二病風スタイルの奴は白龍皇。

奴から感じる力が完全に瓜二つだし、アルトリアとサーゼクスさん、グレイフィアさんも奴だと気づいた。

 

「そんで、こんな平和に生きる学生たちの学び舎にはた迷惑な戦いを世代を超えて続ける白龍皇サマが何用だよ?」

 

「相変わらず、自分より遥かに強者に不敬で不歓迎な態度。君の主はそういった教育も出来ないのかい?」

 

「うるせぇ。敬意を払う相手は俺自身が決めるだけだ。用が無いならこの町からとっと消えろ。お前がいるだけで赤龍帝が飛んできて駒王町が滅びかねないしな」

 

「それはそれとして構わないのだがね。白龍皇と赤龍帝の戦いはこの世界に取っては敬意を払うべき戦い。それに巻き込まれ死ぬのは光栄じゃないか?」

 

こいつ、思考がホントドラゴンの駄目な所が煮詰まってるな。

 

そういう気質だからこそ、三大勢力に倒され神器に封印された。

 

むしろ白龍皇と赤龍帝は違った戦いを楽しむために、わざと負けて神器に封印されたのか?

 

死ねばそれまでだが、神器に封印されれば所有者が死んでも別の人間か人間と異形のハーフに移って戦いを楽しむ。

 

そういう意味じゃ、神器は戦いを好むドラゴンにとって好都合ともいえるな。

 

「そういう事だからドラゴンは忌み嫌われる対象になるんだ。というか用が無いなら帰れ」

 

「要件はあるさ。今のところ赤龍帝は覚醒せずに行方知れず。そして白龍皇たる俺は既に全盛期時代のアルビオン以外の歴代の白龍皇を超えた白龍皇。このままでは退屈なのでね、君を一時的な赤龍帝の代わりとしてライバル認定させてもらおうと思ってね」

 

「は?」

 

なんで、白龍皇(コイツ)の都合でライバル認定されなきゃいけないんだよ。

 

「おや、最強たる白龍皇の俺が一時的とはいえライバル認定したんだ。そこは高揚するか喜ぶべきじゃないか?」

 

「いや不名誉極まりないんだけど…。そもそも俺が戦い続ける理由は、理不尽から理不尽にどうしても抗えない存在達を護り、表では手を出せない理不尽を滅ぼす為に戦っている。俺は戦いを楽しむために戦ってない」

 

「ほう、だったら俺がここで君に好戦的になる術式をしてみるのも一興―――」

 

「―――脳みそ駄ドラゴンは退場しなさい」

 

白龍皇が俺に魔術めいたモノを使用する前に、ヴァーリはアルトリアの魔法で強制転移されていった。

 

「大丈夫?」

 

「ああ。あの程度の術式なら問題ないからな。今度は何処に飛ばしたんだ?」

 

「前と同じところだよ。それにしても勝手にライバル認定とか災難だね」

 

「ああ。全く…二天龍と関わった奴はマトモな人生を送らないからな。ま、メリュ子は別だけど」

 

「彼女は白龍皇と称されていないし、戦いよりも一途な純情乙女だからね。まあ、その純情で重い恋はイッセーに向けられているけど」

 

「まあ、喧嘩を売られて戦いに勝ったら惚れられたからなぁ」

 

俺が妖精國に来た時に、アルトリアとはぐれた際に最初に出会ったのがメリュ子。

 

彼女は俺と出会った瞬間に「戦ってくれよ!」と戦いを挑まれてバトル。

 

逃げても滅茶苦茶早く追い掛け回されるので相手をした。

 

なんとか烈火と疾風の二枚を融合した二段階目のサバイブ形態になって勝利。

 

その際に一目惚れされた。

 

―――「最強生物でありドラゴンである私は、自分より強い雄に恋しちゃう。だから君は今日から僕……いや、私の番で恋人だよ」

 

って言われたな。

 

ホント、ドラゴンって色んな意味で超越しているよな。

 

「ま、彼女は白龍皇の母親だから人妻だけどね」

 

「白龍皇に関しては、無性生殖じゃなかったか? 彼女もなぜか卵が産まれて孵った次の日にはどこかに飛んでいったとか」

 

「それでも子持ちじゃん。もしメリュ子と一緒になれば白龍皇が義息子になるけど…」

 

「そりゃないだろ。メリュ子も白龍皇も互いに親子だと認識していないし―――って早くいかないと日直に遅れるじゃねぇか!!」

 

「あ、そうだった。止めちゃってごめんね」

 

「助けてくれたから良いよ。そんじゃな!」

 

俺は日直をするべく教室に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、変わって事業参観の時間。

 

既に授業はなん何処行われていて、クラスメイトの親御さんが息子娘の授業風景を真剣に見ていた。

 

ウチの両親はというと―――

 

「アーシアちゃん頑張れ!」

 

「アーシアちゃん!」

 

アーシアの授業風景を良いビデオカメラで撮影していた。

 

俺は撮られないかって?

 

俺は去年も中学も小学も撮られているから足りている。

 

むしろ、俺は両親にアーシアをメインに授業参観に参加して欲しいってお願いしているしな。

 

アーシアも両親の応援で緊張こそしているが、質問にはきちんと答えていつも通りの授業を受けている。

 

レダに関しては来ないようにお願いしている。

 

万が一、レダが俺を見に来たら学園中の非モテ&彼女無し=年齢の男子生徒達が襲撃してくるからだ。

 

というか、オカルト研究部に所属している時点+アルトリアの存在で既に敵に回っている。

 

これでレダまで来たら俺の平和な学園生活は、非モテ&彼女無し=年齢の男子生徒達との戦争になる。

 

ま、レダもそこまで授業参観に興味ないから大丈夫だけどな。

 

そんでもって、昼休憩前の英語の授業開始。

 

いつも通りの英語の先生がやってきて号令。

 

すると、英語の先生は持ってきた大きな段ボールから紙粘土を取り出して俺達に配った。

 

なんで紙粘土?

 

「さて、今日の授業は紙粘土で作品を作り、それを英語で紹介する授業だ。そういう英会話もある」

 

クラスメイトがざわつく。

 

作品を作って英語でプレゼンか。

まあ、海外関係の企業相手にプレゼンするためにはそういった能力も必要だよな。

 

しかも既存のモノではなく自分で作ったモノ。

 

つまり自分が持てる英語力で作れる作品を作って紹介するのがカギだな。

 

「では、はじめ!!」

 

クラスメイト全員が制作を始める。

 

俺はどうしようかなぁ。

 

ぶっちゃけ英語はペラペラだから、何を作っても問題ない。

 

そしたら、両親に買いたいバイクのレプリカを作ってプレゼンしよう。

 

両親は英語はわかるし喋れるから丁度いい。

 

俺は欲しいバイクである[Ninja H2 SX SE]のミニチュアレプリカを作成。

 

それから順々と発表していき、俺の出番となった。

 

「ほほー、兵藤君はかなり精巧なスポーツバイクですな」

 

「はい。これは以前乗っていたバイクが盗難にあってそのまま事故で修理不可能な廃車になったんです」*1

 

「ほほーそれは災難でしたな」

 

「ええ。ですが、保険や賠償金が入ったので新車を買いたいと思い探して、良いのが見つかりました」

 

「もしや、そのバイクが買いたいバイクのレプリカですかな?」

 

「はい。日本のkawasakiが製造している[Ninja H2 SX SE]です。性能も良くデザインも自分好みですので」

 

そこから、俺はこのバイクの魅力を語って良き父さんと母さんに購入予定だと伝える。

 

そして、俺の発表は盛況に終わった。

 

ちなみに桐生がシンプルなディ〇ドを紹介しようとしていたので慌てて作り替えて猫にしておいた。

 

気付いたのが俺でよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

授業参観は終わり昼休み。

 

まあ、今日の授業は午前だけで昼休憩以降は部活動となり部活動参観みたいな状況になっている。

 

委員会や生徒会なども参観対象だ。

 

「初めての授業参観、緊張しましたぁ~」

 

「いや~保護者に授業を見られるって新鮮だね」

 

アーシアは疲れ気味になり、アルトリアは新鮮な体験をして嬉しそうだった。

 

「アルトリアは授業参観とかは無かったのか?」

 

「まあ、師匠が父さんの事をすっごく嫌っていたからね。あれだけ忠告したのにブリテンを一代で滅ぼしたからね」

 

「確か「民を救うばかりで導かなければ、国民は衰退しだらけ国が崩壊する」だったけ? というか、アーサー王は王の器というよりも普通に勇者どまりでよかったきがするな」

 

「私もそう思うよ。私が生まれたのも父さんが王位に即位する前だから言えるけど、王は優しさだけではなく厳しさと冷酷さも必要だからね。そのぶん父さんは、優しすぎたんだ」

 

「だからこそ本物のエクスカリバーに選ばれたんだけどな。アルトリアもそうだろ?」

 

「まあね。私も王族にって言われたけど魔法や聖剣について研究している方が性に合っていたから断ったよ。今まで続いているペンドラゴン家は元ブリテンの王族だしね」

 

「確か、アルトリアの異母姉弟だったか?」

 

「うん。私の母さんは父さんが王位に就く前に病気でね。母さんと師匠はマブダチみたいな関係だったし、師匠は二人目の父さんの相手は興味なかったな」

 

「お前の家庭事情って複雑だよな」

 

「ま、英雄とか伝説とかに関わる過程って大抵そんなもんでしょ。その分私や師匠や妖精三騎士は名こそ残っているけど英雄扱いはされていないから、ここまで生き残っているわけだし」

 

「英雄かぁ…。聞こえはいいけど、英雄と称され崇められた奴らは、大抵ろくな人生を送っていないか、英雄としての生き方を強制される。俺は無理だな」

 

「私もだよ。ま、最初で最後の聖剣鍛冶師だから最初は教会とか天界に追われたからね」

 

アルトリアもモルガンさんも、妖精三騎士たちも苦労しているからな。

 

やっぱ、名を残すって結構面倒だよな。

 

「あうぅ…なんか私、イッセーさんとアルトリアさんの会話で物凄いことを聞いている気がします…」

 

「そこまで凄いことじゃないよ。どこにでも英雄や名を残す者達の苦労話だから。アーシアちゃんは私達みたいにならないように程よく平和に生きた方が良いよ」

 

「だな。アーシアに戦いや血みどろの世界は似合わない。どっちかって言うと孤児院の母とか看護師が似合いそうだな」

 

「あ、それわかるかも! アーシアちゃんなら似合うよ!」

 

「そうですか?」

 

アーシアが看護師をやれば、ナイチンゲールの再来とか言われそうだな。

 

あ、そういう意味じゃ名を残すから面倒だな。

 

でも、アーシアが看護師とか患者とか医者にとっては最高の癒しだろうな。

 

それに孤児院の母や幼稚園の先生とかも良さそうだ。

 

そんなことをアルトリアとアーシア達と話し合っていると、部長、朱乃さん、木場、小猫ちゃん。

 

そして、サーゼクスさんとグレイフィアさんに、部長の父親であるジオティクスさんが来た。

 

「やあ、新しいグレモリー眷属のレディ」

 

「は、はい! 初めまして。リアス様の僧侶を拝命していますアーシア・アルジェントです!」

 

「元気が良くていいね。私はジオティクス・グレモリー。リアスの父だ」

 

「よろしくお願いします!」

 

「ああ。こちらこそ。そしてイッセー君はライザーとのレーティングゲーム以来かな」

 

「ええ。久しぶりです」

 

俺とジオティクスさんがそういったやり取りをしていると、部長達が驚いていた。

 

「イッセーは父さまと知り合っていたの?」

 

「ええ。レーティングゲームが終わった時にグレイフィアさんに連れていかれた時に。少しだけ牽制もしておきましたよ」

 

俺がそう言いながらジオティクスさんを見ると、表情を引きつらせていた。

 

「ああ。良かれと思った事がその者に対して良いことは限らない事を勉強させてもらったよ」

 

「もしかして父さまが、ゲーム翌日に謝って来たのはイッセーのお陰なの?」

 

「俺はきっかけを作っただけですよ。ま、その様子だと親子の関係がこじれてない様で何よりです」

 

「アハハ…」

 

「もう、イッセーは相変わらず謙虚ね」

 

「それがイッセー君という男だよ、リアス」

 

「お兄様まで…」

 

ま、本当に家族関係がこじれていないくて良かったよ。

 

なんか、朱乃さんは家族関係を聞いて少しだけ表情を曇らせていた。

 

恐らくコカビエルが朱乃さんに言ったバラキエル絡みだろう。

 

ま、向こうが相談してくるまでは様子見で行こうか。

 

それからアルトリアとサーゼクスさん、ジオティクスさんが談笑していると―――

 

「あ、兵藤君!!」

 

「ソーナ会長?」

 

なぜか、会長が切羽詰まった表情でこっちに駆け寄って来た。

 

校舎内を走るなんて珍しいな。

何かあったのか?

 

そして、会長は俺に隠れるように身を潜めた。

 

「あ、あの…なにしてんすか?」

 

「何も言わず匿ってください! もうすぐ私にとって厄災が近づいてきますので!」

 

「や、厄災?」

 

まあ、神クラスの悪魔がこっちに近づいているのはわかるけど―――って。

 

「え?」

 

俺は目の前の光景を見て絶句した。

 

なぜなら―――

 

「ソーーーたーーーん!!! 待ってーーー!!」

 

黒髪ツインテールの知り合いが好きな魔法少女アニメ[魔法少女ミルキースパイラル]の主人公のコスプレをした神クラスの悪魔がこっちに走ってきているのだから。

 

え、なんで授業参観日にコスプレした神クラスの悪魔が?

 

ん、でもあの顔はどこかで見たことがあるような…。

 

「き、来ました!! 兵藤君! 近づいてくるコスプレした不審者を倒してください!」

 

「はい? まあ神クラスの悪魔みたいですが…」

 

「コカビエルを倒した貴方ならできるはずです!!さあ!!」

 

なんか、会長が会長らしくないな。

 

会長とコスプレした神クラスの悪魔とどういった関係が?

 

「あ!!ソーたんそんなところに隠れて! なんで逃げるのよ!! 私は愛しの妹とラブラブしたいだけなのに!」

 

「それが嫌なのです!! ここが学生の学び舎!! その格好と言い言動は慎んでください! それと“たん”つけて呼ばないでください!」

 

なんか、俺を挟んで会長と神クラスの悪魔が会話している。

 

ていうか、コスプレした神クラスの悪魔が会長を妹って呼んだって事は、この人がレヴィアタンを襲名した四大魔王の一角である“セラフォルー・レヴィアタン”って事だよな?

 

なんか、アルトリアに見せてもらった写真と印象が違う気がするな。

 

「なあ、アルトリア―――ん?」

 

アルトリアに声をかけようとしたら、アルトリアもセラフォルー・レヴィアタンさんの服装を見て驚いていた。

 

あの反応は、ガチだな。

 

そして、セラフォルー・レヴィアタンさんは会長と言い合いしながらサーゼクスさんを見つけて話しかけていた。

 

「あ、サーゼクスちゃんも妹の晴れ姿を見に来たの?」

 

「ああ。しかしセラフォルー。君の妹への愛情は凄いが、格好位は正装で来たらどうだ? 流石に妹が可哀そうだぞ?」

 

「これは私にとっての正装なのよ!」

 

「全く。君はそう言うところの融通が利かなかったね」

 

「ええ♪」

 

まさか、魔王の一角がシスコンコスプレイヤーだったとは。

 

サーゼクスさんもセラフォルーさんの事を言えないくらいシスコンだけど、彼女は別ベクトルですさまじいな。

 

「兵藤君! 早くあそこのコスプレシスコン魔王を倒してください!」

 

「いや、ここでセラフォルーさんと俺がバトれば危ないですって。ていうか、身内なら身内同士で解決してくださいよ…」

 

「それが出来たらとっくにしています!!」

 

会長が涙目になっとる。

 

こりゃ、セラフォルーさんはシトリー家時代も相当会長に苦労を掛けた感じか?

 

「あ、いたいた―――って兵藤は早速巻き込まれているのか」

 

「よう、匙。お前は毎回こんなゴタゴタに巻き込まれているのか?」

 

「まあな。会長と一番長い付き合いの副会長でもお手上げだからな」

 

「え、変わってくれないのか?」

 

「俺は自殺志願者じゃないぞ」

 

匙にそこまで言わせるのか。

 

ほんと、異形世界の強者って変人ばかりだな。

 

「そういえば、ソーたんが隠れているのに使っている男の子が例の龍騎士…じゃなくて仮面ライダー君?」

 

「ああ。彼がかの龍騎士と呼ばれ、一年前に妖精國をうち滅ぼした者だよ」

 

「なるほど! 初めまして。ご存じかもしれないけど、私は四大魔王が一角。レヴィアタンを襲名しているセラフォルー・レヴィアタンです。気軽に『レヴィアたん』って呼んでね☆」

 

なんか、魔法少女っぽいポーズを取りながら自己紹介された。

 

サーゼクスさんがセラフォルーさんの後ろで申し訳なさそうにしているから、これがデフォなのだろう。

 

「どうも…。とりあえず会長が困っているので普通の正装に戻っていただけると……周りの目もありますし」

 

「それは無理ね☆ これが私の正装だから!」

 

「セラフォルー様。ソーナが可哀そうですよ」

 

すかさず部長がフォローを入れてくれた。

 

ありがとうございます!

 

「もう! リアスちゃんまで…。ソーたんもソーたんで、私に黙ってたんだから! もう、お姉ちゃん悲しくて、天界に攻め込もうとしたんだから!」

 

冗談でも魔王が言うべき言葉じゃないよ!?

 

もし、本気で攻めようとしたら俺が出て止めないとヤバいし!

 

天界とかはそこまで興味ないけど、とばっちりにも程があるぞ!

 

「うぅ……お姉様なんて大っっ嫌い!!!」

 

会長は涙を流しながら走り去っていった。

 

それを言われたセラフォルーさんはというと―――

 

「…嘘…ソーたんが…私の…事…嫌い? あぁ…ぁ…ぁぁ…」

 

真っ白になってその場で崩れた。

 

そして、匙がいつも通りみたいな雰囲気でセラフォルーさんを回収していった。

 

ちなみにアルトリアがセラフォルーさんの姿を見た感想はというと―――

 

「え? あれがセラフォルーちゃん? 最後に会った時の全てを殲滅する氷の女王のような凛々しさ*2が消えて魔法少女のコスプレ? 日本のカルチャーって魔王すら変えるの?」

 

っと困惑していた。

 

セラフォルーさんて、昔は氷の女王みたいに凛々しかったのか。

 

意外だな。

*1
ここから英語で喋っている前提です

*2
オリジナル設定




水着回はカットして別の章でだします。

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