ギルドを追放されても仕方ない奴が主人公の転生ファンタジーもの   作:混沌遊

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【登場人物】

・ショーネ・ガ・クサットル(♂)
主人公。転生者。性格が終わっている。チートの持ち主だが、どんな力を持っているのかは謎である。





1話「ギルドを追放されても仕方ない奴が主人公の転生ファンタジーもの」

ーーー他人のために自分のお金を使うよりかは、自分のために使う方がいい。

 

ーーー最低限の食費や生活費は、自分の親や親切な人に払ってもらう。

 

ーーー他人からの貰い物は素直に受け取ったり、床屋などの待合室にある『ご自由にお取りください』とあるお菓子はできる限り貰っていく。

 

 

俺はそうやって他人の養分を啜りながら生きてきた・・・。

 


 

なんだかんだで死亡した俺はファンタジー世界に転生した。

 

転生先の世界には魔王と呼ばれる存在が人々を苦しめている様だが、俺はそんなことはどうでもよかった。

 

「チートを利用して魔王を倒したり女子といい感じになる」という意見もあるだろうが、俺はそんな痛いキモオタ共と同じ様なことをしたくはなかった。とりあえず誰かの養分で生きていきたいーーそう思った。

 

ちなみにチートも一応貰ってはいるが、日々の生活に役立てる事に(とど)めていた。

 

そんな俺だが、前まではあるギルドに入団していた事があった。メンバーはリーダーの勇者、魔法使いの女、戦士の男というRPGではありがちな奴らだ。

 

このギルドに入った理由はただひとつ、給料がよかったからだ。

 

思えば彼らとの旅は楽しかった。俺は少し戦闘に参加した後、他の奴らに敵をたおしてもらって経験値を稼いだり、勇者の金で宿屋に泊まったり、民家から気になった物をもらったりなど・・・

 

ーーーしかし、その日々も突如として終わりをむかえた。

 

「お前はこのギルドから追放する」

 

ーーー勇者は俺にそう言ったのである。

 

理由を聞くと「働いてもない癖に戦い方にダメ出しをする」「民家から物を奪われたという苦情が入った」などが理由らしい。

 

意義を申し立てるのが面倒に感じた俺は、素直にそれに従ってそのギルドを後にした。ある程度養分は取れたしあのギルドには用はない。

 

他の転生者ならチートを使ったりして復讐をしようと思うであろうが、俺は復讐というものには興味はなかった。

 

ギルドを後にした俺は新しい養分を探していた。新しい養分が見つかるまでチートを活用しながら日々を過ごしていた。

 


 

そして現在、新しい養分を見つけたーーー人々の平和を脅かす魔王軍である。

 

ある日、俺は魔王軍の一員から誘いを受けた。「俺がチートを持っている」「ギルドを追放された事で恨みを持っていると判断した」「俺の狡猾な性格に目を付けた」のが俺を誘った理由らしい。

 

うち2つは(ギルドへの恨みや復讐心を除いて)あっているとは認めるが、最後の1つは間違いだ。

 

前述の通りギルドへの復讐には興味はなかったが、魔王は相当貯蓄している事を察しその養分を啜るために魔王軍の一員となった。

 

魔王様に働きを見せればそれ相当の報酬を与えると言われたから魔王軍に入ってからはチートを駆使して魔王軍に敵対する者たちを撃退したり、工作活動を行った。ギルド時代の経験もあってか、素の身体能力も前より強くなっている事を感じた。

 

その功績により、俺は魔王軍の四天王の1人に選ばれ、報酬も大幅に増えた。その報酬の額はギルドの時とは大違いだ。

 

こうなったらまだ満足はしない・・もっとだ・・・!魔王様から養分を絞れるだけ搾り取ってやる・・・!




続きは気が向いたら書こうかなと思っております。
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