第1話は原作キャラのみ登場(というか、原作そのまま垂れ流し・・・)
村上鋼もその場にいますが、セリフは第2話はからです。
第1話:竈門炭治郎
第1節:柱とは
柱とは──────
鬼殺隊の中で最も位の高い"十人"の剣士である。
柱の下の階級の者たちは恐ろしい早さで殺されてゆくが彼らは違う。
鬼殺隊を支えているのは柱たちだった。
◇
第2節:竈門炭治郎
産屋敷亭──────
在処はごく一部の限られた者しか知らない。
鬼殺隊の本拠地である。
そこに。
一際目立つ装いを身に纏う、九人の柱たちが集まっていた。
そして、その近くには、罪人のように両手を縛られ、彼らを仰ぐ一人の少年。
彼の名は──────竈門炭治郎
「妹は俺と一緒に戦えます!鬼殺隊として人を守るために戦えるんです!だから・・・」
虚しく響く声。
されど、少年の声に耳を傾ける者は、彼のすぐ近くに寄り添う女性──────蟲柱:胡蝶しのぶのみ。
そんな中、十人目の柱が会合の場に到着する。
「オイオイ何だか面白いことになっているなァ」
傷だらけの肉体、開いた瞳孔。
白く野性的な髪。
男は自身の顔の横で、木箱揺らす。
その光景が炭治郎の視線に飛び込んできた瞬間、彼の表情は先ほどにも増して落ち着きを失った。
だが、少年より先に声を上げたのはしのぶであった。
「不死川さん、勝手なことをしないでください」
「鬼がなんだって?坊主ゥ。鬼殺隊として人を守るために戦えるゥ?そんなことはなァ」
白髪の男──────風柱:不死川は、しのぶの言葉をまったく耳に入れない。
そのまま、腰に下げた獲物を抜くと。
「ありえねぇんだよ馬鹿がぁ」
刀身で木箱を貫いた。
ポタポタと、赤黒い液体が地面に落ちる。
そして。
炭治郎の額に太い青筋が走った。
それと同時に、勢い良く不死川の元へ駆け出す。
「俺の妹を傷つける奴は、柱だろうが何だろうが許さない!」
「ハハハハ!そうかいよかったなァ」
「やめろ!お館様いらっしゃるぞ!」
右半分が無地・左半分が亀甲柄の片身替(俗称:半々羽織)を身の纏った黒髪の男──────水柱:冨岡義勇が、声を上げる。
すると一瞬、自身に向かってくる炭治郎を斬り捨てようと刀を構えていた不死川の動きがピタリと止まった。
それと同時に、炭治郎は跳ねた。
風柱──────不死川に生まれた決定的な隙。
少し遅れて、振るわれる刃。鈍る太刀筋。
炭治郎は、紙一重でそれを避ける。
そして。
鈍い音とともに、不死川は顔の真ん中で炭治郎の頭突きを受ける。
同時に倒れこむ二人。
その様子を離れた場所から眺め、思わず吹き出す女──────恋柱:甘露寺蜜璃。
彼女とは対照的なのは、蛇のごとく執拗に、木の上から観察を続ける男──────蛇柱:伊黒小芭内
地面に這いつくばる男二人はというと。
「善良な鬼と悪い鬼の区別もつかないなら、柱なんてやめてしまえ!」
「てめェェ・・・ぶっ殺してやる!」
まさに一触即発。
そんな中。
「お館様のお成りです!」
屋敷の中から、幼子が声を響かせた。