次から車両の外に放り出された村上を描写して、すぐに猗窩座戦です!
間に合うか?村上鋼!
第1節:無限列車・あらすじ②
ついに眠り鬼の頸を斬った炭治郎。
しかしすでに、鬼は汽車と融合していた。
八両からなる列車すべての乗員を守り切ることなど不可能。
乗客全員に危機が訪れる。
炭治郎は叫ぶ。
するとその時、盾柱・村上鋼が姿を現した。
だが、一人の乗客が車窓から放り出されたため、村上は後を追う形で姿を消してしまう。
一方車内では、鬼が乗客の消化を始めようとしていた。
それを、目を覚ました伊之助が懸命に防ぐ。
別の号車では禰 豆子が乗客を庇い、身動きが取れずにいた。
迫る禰 豆子の危機。
そこに、決め台詞と共に颯爽と駆け付けたのは善逸だった。
さらに別の車両では、炭治郎が刀を振るう。
しかし、目の前の乗客を守ることで精いっぱいな状況で、焦りを募らせていた。
そんな時。
ついに、炎柱・煉獄杏寿郎が目を覚ます──────
◇
第2節:二百人を守る(炭治郎視点)
ガコン
という音と、電車が持ち上がるほどの揺れ。
立っていられず、身体が横転する。
(何だっ!!鬼の攻撃か?)
揺れが収まると、俺はすぐさま身体を起こした。
すると視界に飛び込んできたのは──────
「竈門少年!」
「煉獄さん!」
「ここに来るまでにかなり細かく斬撃を入れて来たので鬼側も再生に時間がかかると思うが、余裕はない。手短に話す」
煉獄さんはそう言うと、手のひらを広げて見せてきた。
「この汽車は八両編成だ。俺は後方の五両を守る!残りの三両は黄色い少年と竈門妹が守る。君と猪頭少年はその三両の状態を注意しつつ鬼の頸を探せ」
「頸!?でも今この鬼は・・・」
「どのような形になろうとも鬼である限り急所はある!俺も急所を探りながら戦う。君も気合を入れろ!」
煉獄さんはそう言うと、すさまじい勢いで汽車内を駆け抜けていった。
(凄い・・・!見えない・・・煉獄さんが移動した揺れだったのか。状況の把握と判断が早い。五両を一人で・・・関心してる場合じゃないぞ馬鹿!やるべきことをやれ!)
俺は乗客に纏わりつく鬼の肉を斬り付けながら、鬼の匂いがどんどん強力になっていることに気づく。
「伊之助!伊之助どこだ!」
「うるせぇぶち殺すぞ!」
「上か!」
「ギョロギョロ目玉に指図された!でもなんか・・・なんか・・・なんか凄かった!腹立つぅぅう!」
「伊之助!前方の三両を注意しながら・・・」
「わかってるアアア!そして俺は見つけてるからなすでにな!全力の漆の型でこの"主"の急所!!」
「・・・!!・・・そうか!やっぱり・・・前方だな?」
「そうだ!前だ!とにかく前の方が気持ち悪いぜ!」
「石炭が積まれている辺りだな!」
「そうだ!」
「わかった!」
「よし行こう!前へ!」