アクシズ教徒のアークプリースト!ってなんだろ? 作:しぇふ太郎
ふと目が覚めた僕は、身体を起こした。寝ぼけたままの状態で周囲を見渡し、不思議な空間にいることに気づいた。
「・・・・・・ここはどこだろう?・・・」
周りは暗くぼんやりと靄のようになっていて見えないものの、その分近くははっきりと見えている。見えるとはいえ、地面がコンクリートや木材でもないのにそこに立つことができていた。物音ひとつなく神聖な雰囲気を感じる空間で人の気配を感じるとともに声をかけられた。
「あ!!やっと気づいたのね!!あと5分で起きなければたたき起こしてたところだったわよ!」
誰かいるみたいだけど、こんなところでなにをしてるんだろう。
「んん?えーと、おはようございます?あなたはだれですか?」
イスに座って少し前までなにか食べてたみたいだ。スナック菓子類の袋が開いた状態であり、口の周りにお菓子のかけらがついていた。
「起きたならそこに座ってね。う゛!っぅん!・・・私の名前はアクア!水の女神アクアよ!」
そこには青髪の女性がいて、ひらひらした短いスカートでイスの上に体育座りしていた。
ババッ!
パンツが見えそうだったからすぐに目をそらしたけど、何とか間に合ったみたいだ。危なかった。
「ん?急に顔赤くしてどうしたの?そっちには何もないわよ。」
「パ、パンツ見えちゃいそうなのでちゃんと座ってほしいです。」
さっきのってやっぱり………いやいや、僕は何も見ていなかったんだ。ナニモ。
シュババッッッ!!!! ドスッ!
「何も見てないよね???」
イスに座りなおした女神さまはスカートを抑えて、顔を赤くしていた。とてつもない威圧を感じて恐ろしく感じたものの頬を赤く染めている女神さまはなんだかかわいらしく見えた。
「ナニモミテナイデス。。。」
女神さますごかった。エッチだった。エッチの神様だった。でも、ここで本当のことは言ってはいけない気がするから嘘つかなきゃ。
「(ふー、危なかったわ。仕切りなおさないと)えーと、ここは亡くなっちゃった人が来るところなんだけどね。三つの選択肢があるのよ。」
「(エッチの神様がいて、ぼくは命を落としたのか。)………え!?ほんとに!?」
いつ命を落としてしまったのかわからないけれど、ゲームのようにやり直しができるわけもないし受け入れるしかないか。なんとなく現状の理解はした。現実を受け入れてる最中だったが女神さまはそのまま話の続きを話していくようだ。
「そうよ。んでね、一つ目が天国という何もないところで暮らすことで。二つ目が全く別のところに生まれなすことね。三つ目が魔法のある異世界に転移するってわけなんだけど…「異世界にいきたいです!!」」
魔法のある異世界に行くことができるなんて最高じゃないか!と浮かれている僕に対して、女神さまはなんだかほほえましそうに見ている。
「ふふっ。魔法が万能ってわけではないけど確かに便利よね。そしたら、転生するときに持っていける強力な能力や武器を一つだけ決めてね。」
「魔法のある異世界か~。やっぱり魔法使いとしてモンスターと戦ったりするのがいいのかな~。あ。戦うってことはケガすることもあるし、最悪の場合は命を落とすこともあり得るよね。魔力とかあるなら治療できる才能とかできるんですか??」
「もちろんできるわよ!私もそっち方面が得意だし、おすすめするわよ!特にアクシズ教徒のアークプリーストがいいと思うわ。」
「できるんですね!なら、それでお願いします!アクシズ教徒が何かわからないですけどそれにします!」
「(やったわー!!信者げっとー!!こっそりアクシズ教に入信させて色々おまけつけちゃえ。おまけがあれば文句もないでしょうしね。)おっけー!こっちで勝手にしちゃったけどいろいろおまけつけてあげたから感謝してよね!」
おまけがついてくるなんてラッキーだなー。女神さまに感謝!
「ありがとうございます!エッチな神様!僕、異世界で頑張ります!!」
僕の足元に不思議な魔方陣のようなものが輝き始めて徐々に身体が浮いていき、目も明けられない輝きと同時に天井に吸い込まれていった。
「異世界に行ったら魔王退治もお願いねー。………あれ?いま変なこと言ってなかった!!ちょっと待って、やっぱりさっきスカートの中見えてーーー」
ここまで読んでいただきありがとうございます。
初執筆になるので気持ちよく読めないところがあったと思います。
意欲が出れば続きを書いていきます。