曇らせれば曇らせるほど強くなれるこの能力でくそったれな世界にて一時の幸せを!   作:ヒナまつり

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後々、修正するかも。


#4

 

「うぅ、頭痛ぁい。カノン本気でやったなぁ?」

 

此処は…治療院か。あんまり来たくない所なんだよなぁ、特にアズウェルトではなぁ。

 

なんでかっつうと此処、後で滅ぶ街で治療院に附属してる孤児院は主人公の暮らしている所なんだよ!つまり、主人公と関わってしまう可能性があるってこと!

 

あーやだやだ、なんで俺こんなに主人公に関わりそうになんだよー!呪われてんだろこれ!

 

「その…そんなに悩んでどうしたの?もしかして傷が痛む?」

 

、、この声は!…もしかして俺の推しのミニュル!?うそだろ!スゥ、治療院来て良かったぁ!

 

「い、いえ。ただ先の事で悩んでいただけです!」

 

あぁ、マジで小悪魔っぽい見た目で可愛い!そのくせ天使に例えられるほど性格いいんだよなぁ!!…まぁ、でもこの子闇落ちするんだけど。

 

まぁまだ先の話だし、この頃のミニュルに会えて嬉しいな~!

 

「…そうなんだ。もし、良かったらなんだけどお姉さん、相談乗るよ?」

 

はぁ、マジ癒し。…そうだ、相談乗ってくれるみたいだしこれから絶対!二人には怒られそうだから相談しとこ

 

「本当ですか?それなら…俺、冒険中に無茶して怪我したんですけど仲間の怒りを抑える方法とか知りませんか?」

 

「うぅん…その、なんで無茶しちゃったの?」

 

「あぁっと、四人パーティーの二人が戦闘経験無いのにゴブリンに不意打ちされちゃって…。逃げる為に無茶しました」

 

「なるほど…。怪我的にシャーマンが居たんだよね?それで一人の怪我で済んだって君、頑張ったんだね!」

 

「こんな見た目でも一応、銀級ですから!」

 

あ、冒険者の等級は一番下から鉄級、銅級、銀級、翠玉級、金剛級、黄水晶級、輝安級になってるよ!まぁ低くもなく高くもないんだけど、そもそも冒険者の母数が少ないのもあって自慢できるぐらいの等級なんだよね!

 

「へぇ、凄いね!そっか…それなら言い訳とかせずに真摯に伝えればいいと思うよ!それで、もしダメだったらお姉さんに泣きに来ていいからね」

 

「…なるほど、そうしてみます!お姉さん、相談乗ってくれてありがとうございます!」

 

「ううん、悩みが解決出来たなら良かったよ!それと私の事はミニュルって呼んで?」

 

「分かりました、ミニュルお姉さん!俺の事はウィズって呼んで下さい」

 

「分かった、それじゃウィズちゃん。怪我も治った様だしお仲間さんの所行ってきな?これ、残していったメモ!あと治療費はもう払ってくれてたから平気だよ」

 

「はい、ありがとうございます!…ミニュルお姉さん、じゃあね」

 

「うん、じゃあね!」

 

うーん、ミニュルは闇落ちしないようにしたいんだけどなぁ。そうするとかなりの原作改変になる可能性があるんだよなぁ。一応、あの妖は他の人を闇落ちさせてこの町を滅ぼそうとすると思うけどー。うーん悩ましき!

 


 

えっーとメモによると此処に皆泊まってるんだ…うへ、結構遠いな。まぁあんたらにこの世界の説明パート2をしながら行くか!

 

前回は確か、この世界の簡単な説明だけしたよな。んで君らはこう思ってる筈だ。何処がくそったれな世界なん?もっと悲惨な所あるだろって。

 

そう、この世界は表向きは以外と平和な雰囲気を醸し出してる。何故、そうしてるのかの説明を今からしよう!

 

先ず、前回くそったれな病って言ったろ?それが暗澹病って言うんだがその病なんと!!…治療不可!致死率100%!精神病だから対策も少ない!というフルコンボなんだよ!まぁ一応罹っても陽力が多い人はある程度長生きは出来るんだけどな。

 

まぁこれだけなら色んな人が死ぬだけなんだけど!今ならなんと、発症した人の一部は妖や魔物に変化します!それもほぼ上位の奴らに!そして、生前の記憶も受け継ぎます!!だから…ね?何となく想像つくでしょ?

 

俺はこれで5人ぐらいいる推しが全て死にました!…あの時は、ほんと心折れそうだったなぁ!?それに、俺は今世でも…。いや、なんでもない。

 

んで最初に言った通り、精神病の一種で心の傷によって発症するんだよね。だから俺は外に出る前に精神安定剤を簡単に買えたんですね!これ、この世界だと必須品です!今の俺にもな!

 

そんで、最初の表向きは平和な雰囲気って所に繋がるんだけどそんな病があるので皆、幸せそうに生きないと行けないんだよね。まぁ心のキャパが持つまでは罹らないからそれでどうにか食い止めてるって感じ!

 

これがこの世界がくそったれって言う原因の一つ!

まぁ、まだ他にも色々あるんだけどそれもまた後でゆっくり説明するからな、待っててよ。

 

と、言うことで着いたー!高級そうな宿屋!…俺らそんな金持ってるっけ?まぁ此処で考えてても仕方ないから入りますか!

 

「いらっしゃい。…貴方がウィズちゃんかしら?」

 

「おう、そうだけど。なんで知ってんの?」

 

「貴方のお仲間から写真とメモを貰ったからよ。2階の右から2つ目の部屋で待ってるってね」

 

「ああー!なるほどな?分かった。ありがとお姉さん!」

 

「平気よ。その分、此処でお金沢山を使っていってね?」

 

うわっ!あの人完全に目がドルマークだよあれ!ひえっー!怖いし急いで部屋行こ!

 

「元気になって帰ってきたよー!」

 

勢い良く扉を開けながら、大きな声で報告した

 

「ほんとに元気そうね。ただ此処、宿屋だから静かにしなさい」

 

「あっ、はい。ごめんなさい」

 

「はぁ、とりあえず他の皆は買い物中だから。いつもみたいに私の膝乗っていいわよ」

 

「やった。その、もう…怒ってない?」

 

「いいえ、怒ってるわよ。私、貴方に守られてばかりだもの。いつも私の事戦闘で頼ってくれないし、戦闘に巻き込まないようにしてるし…。私、貴方が死んじゃう夢見た後なのよ?二人を落ち着かせてる間、私がどんな思いだったと思う?」

 

「っ…。その無力感が辛い思いなのは俺も重々承知だ。だけど、それでもカノンには怪我をして欲しくないんだ。姉貴の時みたいな事はもう…起こしたくないんだよ

 

「そう、やっぱり引きずってるのね」

 

「…当たり前だろ。あの時、姉貴が暗澹病に掛かったのは俺の所為だ」

 

「違うわ。貴方の所為じゃない…。そもそもあれは金剛級の前衛の不注意から発生した事案よ」

 

「でも姉貴の一番近くに俺は居たんだ!初めの一発だけでも防げてたら!姉貴は!あいつに俺が拷問される姿を見ることはなかったんだよ…。あの時、俺が初めに死んでれば…な。ごめん、赤の精神安定剤とって」

 

「はい…。あまり沢山は飲んじゃダメよ。貴方の体が壊れてしまうから、ね?それに余り…自分を責めないで。貴方は持てる力を全力で発揮したのよ。だからかろうじて二人とも生きてるじゃない。相手は金剛級の妖魔だったのよ?」

 

「姉貴は黄水晶級だったってカノンも知ってるだろ。不意打ちさえされなきゃ速攻で討伐出来てたんだよ。それに、あの病は治せないんだ。…ごめん、カノン。二人が帰ってくるまで寝させて」

 

「…分かったわ。ごめんなさい、古傷を抉るような真似して」

 

「平気…。俺が、悪いだけ…だから--」

 

「また、貴方は全部自分で背負って…。何時になったら薬じゃなく私に頼ってくれるのよ。貴方に、安らかな夢見を。

 

ゆっくり休みなさい。次こそ、私は貴方の力になるから。だから、その時は貴方の苦しみを私に預けてね。私の親友…。





うわーん、オリジナル難しいよぉ!!好きなように書けるのはいいけどさぁ?まぁゆっくり良いものに仕上げれるよう頑張ります。

なので、感想とかもろもろお願いします!アドバイスがほしいんだぁー!
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