トレーナー「ふぅ……もうすぐで3年目が終わるな。」
ジェンティル「そうですわね。」
トレーナー「うわっ!?」
ジェンティル「うわって何に驚いているのかしら?」
トレーナー「いやいや、いつトレーナー室に来たの?」
ジェンティル「1時間前ほどから。」
トレーナー「そんなに!?」
ジェンティル「だって貴方、仕事に夢中になっていたもの。」
トレーナー「あーすまん。今ある仕事を終わらせようと思ってね。」
ジェンティル「(真横でも気づかないなんて……かわいらしいこと)そう。」
トレーナー「で、ジェンティルは何の用?」
ジェンティル「……特にないわ。」
トレーナー「珍しいね。」
ジェンティル「強いて言えば、誘いたいことがあるかしら。」
トレーナー「誘う?」
ジェンティル「えぇ。明日空いてましたわよね?」
トレーナー「うん。トレーニングも仕事もない日だよ。」
ジェンティル「デートしないかしら?」
トレーナー「あぁ、いい……ん?今なんて言った?」
ジェンティル「だからデートに行きませんか?
……そういえば付き合ってもうすぐで3年目でしたわね。」
トレーナー「噓つくな、契約して3年目な。付き合ってないよ。」
ジェンティル「あら……ひどいわね……流石の私でも傷づくわ。」
トレーナー「事実を言っただけだけど?」
ジェンティル「とにかく明日はデートよ?」
トレーナー「はぁ……お出かけな。」ジェンティル「でー」トレーナー「お出かけ!!」
ジェンティル「まったくつれない殿方ですこと。」
トレーナー「はいはい、つれなくて結構ですよ。」
ジェンティル「では、また。」
トレーナー「あぁ気をつけてな。」
ジェンティル「お帰りなさい。遅かったわね。」
トレーナー「なんで家にいるの?」
ジェンティル「あら、妻が家にいることはおかしいこと?」
トレーナー「妻じゃないし、付き合ってもいないただの担当ウマ娘だったはず。」
ジェンティル「さて、誰のことかしらね。」トレーナー「お前だよ。」
ジェンティル「あら、ともかく疲れているでしょ?」トレーナー「つっこみでな」
ジェンティル「風呂に入ったらどう?」
トレーナー「はぁ、まぁわかったよ。どうせ、外泊届出してるんだろ?」
ジェンティル「えぇ。」
トレーナー「はぁ……」
ジェンティル「あっ、言いそびれことがありましたわね。」
トレーナー「ん?」
ジェンティル「お風呂ですか?それともわた」トレーナー「風呂かな。」
ジェンティル「……わかりましたわ。なら、わた」トレーナー「入ってくるなよ。」
ジェンティル「……まったく。減るものではないと思うのですが?」
トレーナー「君のトレーナーを続けたいんだよ。」
ジェンティル「ふふ、なるほど。……わかりましたわ。
ですが、今日は私の旦那になってもらうので。」
トレーナー「はい?」
ジェンティル「おはよう、あなた。」
トレーナー「俺は……手を出してないよな?」
ジェンティル「………どうかしらね?」(お腹を撫でる)
トレーナー「出してないからね?」ジェンティル「……だしてくれればよかったのに。」
はぁ……俺大丈夫かな……絶対に襲われるよ。
襲われないのはまだジェンティルの良心があるのだろう。
だが、3年が終わったら俺のトレーナー人生も終わるのだろう。
するとインターフォンが鳴った。
トレーナー「は~え?」
ヴィルシーナ「おはようございます。あなた……え?ジェンティルさん?なぜここに?」
ジェンティル「貴方こそ、なぜわたくしのトレーナーの家にいるのかしら?」
続く?