大尉「で、なんで我々が府中の自衛隊基地にいるんですか!?」
大佐「俺も思った。」
大尉「大佐は知ってるんですか?なぜここにいるのか。」
大佐「簡単に説明しよう。我々特殊部隊が日本ウマ娘トレーニングセンター学園を守ることになった。」
大尉「へ?……なんでアメリカの特殊部隊が日本のトレセン学園を守ることになるんですか?」
大佐「日本政府からの提案で自衛隊の教育もかねてだそうだ。」
大尉「だとしてもなんで特殊部隊の私達なんですか!?米軍とかいるでしょ!?」
大佐「しらんよ。上層部の考えは。……けどいいじゃんか。日本ってめったに来れないんだしよ、観光もできるし。」
大尉「大佐……」
大佐「さてと移動用の車が来たところだし、まずはトレセン学園の理事長さんに挨拶しに行くか。あっ武器は好きな拳銃を持っていくか。」
大尉「いいんですか?」
大佐「大丈夫だ。武装の許可はある。」
大尉「わかりました。他の軍曹とかはいないんですか?」
大佐「今はいないが後にくるみたいだから私達が先にね。」
大尉「わかりました。服装は?」
大佐「スーツで拳銃は隠す感じだな。」
大尉「はい。」
大佐「それじゃあ行くか。」
大佐「ここがトレセン学園……大きいな。」
大尉「そう……ですね。ウマ娘も多いですね。」
???「あの!」
大佐「はい。」
???「軍の方ですか?」
大佐「厳密には軍に属してはいませんが、まぁそうゆうもんでしょう。であなたは?」
たづな「あっ失礼しました。私はこのトレセン学園の理事長秘書を努めている、『駿川たづな』と申します。」
大佐「そうですか。私はこの特殊部隊アルファチームの指揮・統括を一任されている。
大尉「私はこのチームの大尉を努めている、
たづな「わかりました。……このあと用事があったりしますか?」
大佐「いえ、理事長室に行って挨拶をしたいと思い来ただけなので。」
たづな「わかりました。それでは案内します。」
大佐「ありがとうございます。じゃあついていくとしよう。」
大尉「はい!」
たづな「失礼します。」コンコン
???「入ってくれ!」
大佐「失礼します。」大尉「失礼します。」
???「ん?キミたちは?」
たづな「このヒト達はアメリカから派遣された特殊部隊の大佐と大尉です。」
やよい「歓迎ッ!!よく来てくれた!!私の名前は秋川やよいでこのトレセン学園の理事長を努めている!よろしくな!」
大佐「よろしくお願いします。」
大尉「あの大佐?この娘が理事長なんですか?」
大佐「事前に写真を見て疑っていたが……本当に幼女だとは。」
たづな「………」
大佐「それで、本題に入ってもよろしいですか?」
やよい「うむ!構わないぞ!」
大佐「ありがとうございます。まず政府から聞いていると思いますが、我々特殊部隊がここトレセン学園の治安維持と警備・守備をすることになった。」
大尉「そして私達は武器の所持が許可されている。もちろん発砲の許可もね。」
やよい「一つ質問をしても構わないか?」
大尉「はい。」
やよい「武器というのは一体どんな感じになるのかな?」
大佐「そうですね。今は実弾の拳銃を持っています、ですが基本的に殺傷能力のない銃弾を使った武器を使おうと思っています。装備はこのトレセン学園の警備員と同じ服装で仕事をしようと思っていますが、何かあった時は特殊部隊の戦闘服で来ます。」
やよい「うむ、わかった!あと……特殊部隊と言っていたが、他に部下はいないのか?二人だけなのか?」
大尉「実はまだ軍曹たちは来てないみたいで先に私達が理事長に挨拶をしとこうと思ったので。」
やよい「なるほど。」
大佐「それじゃあ私達は失礼します。セキュリティの確認や観光をしたいのでね。」
やよい「わかった!それじゃあ頑張ってくれたまえ!」
大佐「はい。」
大佐「……奴がいるかもな。はぁ……」
大尉「大佐?奴とは?」
大佐「それは……」
????「そこの君たち。」
大尉「ん?君は……」
大佐「生徒会長シンボリルドルフさんですね?」
ルドルフ「そうだね。そして君たちはアメリカの特殊部隊なんだろ?表向きは。」
大尉「え?」
大佐「……聞いたのか。」
ルドルフ「あと……ふんっ!」
大佐「ぐはぁっ!!」
大尉「大佐!ルドルフさん何してるんですか!?」
大佐「大尉待て!」
大尉「へ?」
大佐「ごほ…ごほ…はぁ………はぁ………久しぶりだな。ルナ。」
ルドルフ「久しぶりだね。兄さん?」
大尉「えっ!?ドっどうゆう事ですか!?」
大佐「……俺の妹だ。」
大尉「はぁ!!??妹さん!!??」
ルドルフ「そうだ。……10数年ぶりか。」
大佐「俺が屋敷を出て行ってからそのぐらいは立つな。」
大尉「……え?」
ルナ「……もう、なんで……出てったのぉ……うぅ……」
大佐「ごめんな……ルナ。」
ルナ「にぃ……さん……うぅ……さみしかったぁ……」
大尉「………」
大佐「………」
大佐「で詳しく話すことはできないが、君の言った遠い表向きはアメリカの特殊部隊だ。」
ルドルフ「うむ。」
大佐「一つ聞くが、裏も知っているのか?」
ルドルフ「シンボリ家の力を舐めないでほしいものだな。」
大佐「アハハそうだったな。……他言無用で頼むよ?」
ルドルフ「もちろんだよ。もし守らないと処分されるんだろ?それは私にとっても不本意だ。」
大尉「お話は……終わりましたか?」
大佐「あぁ。」
ルドルフ「……ところで、屋敷に来る予定はないのか?」
大佐「すまんが仕事上無理だな。てか屋敷に行くところを他の奴らに見られて拡散されたらやばいからな。」
ルドルフ「そうか……」
大佐「それじゃあ一旦荷物を基地に取りに戻るからまた明日な。」
ルドルフ「あぁわかった。また明日。」
大佐「………」
大尉「話し弾んでましたね。」
大佐「まぁ……な。俺としては申し訳ない気分になったけどな。」
大尉「……そうですね。」
大佐「よし車に乗って基地に帰ったら軍曹と武器を持ってトレセン学園に戻ってくるぞ。」
大尉「はい!」
大佐「MKとかいろいろ好きな銃を積み込んだか?」
1等軍曹「はい!積み込み完了です!」
大尉「なら乗れ!」
3等軍曹「はい!」
大佐「大尉は最終チェックをしておいてくれ。俺はトレセン学園の警備部門にこれから向かう事を連絡しておく。」
大尉「分かりました。」
大佐「……こちら拓也大佐です。これから自衛隊基地より出てトレセン学園の駐車場に向かいたいと思います。車は装甲車なので分かりやすいと思います。よろしくお願いいたします。……よし準備いいか?」
他全員「ハイ!」
大佐「じゃあ飛ばすぞぉ!」
たづな「来ましたね。」
大佐「お?わざわざたづなさんが来てくれるとは。」
たづな「いえいえ。他の警備員の方たちには持ち場にいてほしいと思いましたので。」
大佐「なるほど。……例の倉庫を使っても構いませんか?」
たづな「ええいいですよ。……まさか使ってなかった倉庫が武器庫になるとは思っていませんでしたねぇ………」
大佐「アハハ。ちょっと物騒ですけどしょうがないです。」
たづな「そうですね、それではこちらに。」
大佐「ありがとうございます。それではお前ら~」
軍曹「はい!」
????「すごいね。」
大佐「っ!?……なんでお前がいるんだよ。」
????「いちゃダメだったかな?」
大佐「ダメではないが……」
ルナ「ルナは兄さんと一緒にいたかっただけ。」
大佐「明日でいいか?」
ルナ「うん。」
大尉「……皆!物の確認が済んだら撤退だ!」
軍曹達「了解!!」
たづな「………」チラ
ルナ「……じゃあ明日!」
大佐「あぁ……なんですか?」
たづな「何でも?」
大佐「そうですか。」
軍曹「大佐!」
大佐「なんだ?」
軍曹「M1911が1丁足りません!」
大佐「ホントか?大尉?」
大尉「……自分が持ってました。」
軍曹「……アッ。」
大佐「………」
大尉「すみませんでした!」