ダンジョンにゴルシがいるのは間違っているだろうか   作:red knight

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あれ?前章でベルの出番増えると思ってたんだけど………
いざ書いてみれば………


対決!黄金の不沈艦とソーマの黒い刺客

ソーマファミリア本拠地地下

 

 

地下牢にて………

 

「うぅぅぅ………ん?ここは?」

 

牢の中で目覚めたベル。

 

「あれ?なんで牢屋?」

「お目覚めですかベル様。」

 

牢の外には………

 

「リリ!?えっとナニコレ?」

「すみませんベル様!」

 

いきなり謝り出すリリ。

 

「ライスが………妹がついつい暴走してしまってごめんなさい!」

「えっ?えっとリリ?とりあえず頭を上げて。」

 

リリが落ち着いたところで

 

「え~と妹は実は………ソーマファミリアで『神酒の機密保持のための始末屋*1』をしていまして。」

「・・・・始末屋?」

 

ソーマファミリアの収入の割合は団員からの上納金と神酒の売り上げなのだが、その実、神酒の秘密を暴こうとする悪徳商会に対抗するためソーマが有志で集めたのが『神酒の機密保持のための始末屋』通称GDSA………GODDrunkSecurityAssassinと呼ばれるソーマファミリア内の秘密組織が存在する。

つまりライスは表では普通の新人冒険者で裏では殺し屋として活動していたのである。

 

「最初はそんな事してたなんて気づかなかったんですけど………小さい頃から良く血まみれになって帰ってくるわ、装備の中に毒が仕込まれた吹き矢や針を仕込んでいたり、時たま臨時ボーナス出たって言ってよく食事に連れて行ってもらったり、何故かリリと組んでた冒険者がライスと会った次の日には居なくなったりと10年位経って色々おかしいなと思って内緒で調べたらまさかそんな事を………」

「リリ、言ってはいけないと思うけど言うよ。………最初から気づくポイントちょいちょいあったよ!?」

 

明らかに素性を知らなかった某砂漠の国の王女が特徴のあるオカマと会って後で敵幹部と気づいてその特徴を語るみたいな事のように話すリリにベルはツッコむ。

 

「ところで僕はなんでこんなところに閉じ込められてるの?それとライスの素性がそうなら何で僕消されてないの?」

「それは団長のザニスが止めたからです。」

 

ライスとのダンジョン探索から帰りギルドへ向かう途中、ライスに渡された水を飲んでからベルは記憶が無い。

ようは眠り薬を飲まされた後ライスと待機していたソーマファミリアの仲間によって牢屋に運ばれたのだ。

ちなみに牢屋についてすぐにライスはベルを起こして尋問(主にリリの事で)しもし危険と判断すればベルを消すつもりだったらしい………がソーマファミリア団長のザニスはベルに利用価値有りとしてライスの提案を却下。

そして今に至る訳だ。

 

 

 

「ソーマ様!神酒を!神酒をください!」

「お恵みを!どうか我らに神酒のお恵みを!」

 

ソーマファミリアの本拠地(ホーム)に群がる神酒に溺れた人々………

そこに………

 

 

バタン!

 

いきなり門が開いてそこにいたのは………

 

「うひゃー!スゲーいるな!」

「すっステファニーくん?どうするの?」((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

ステファニーとヘスティアが乗り込んできた。

二人に注目が集まる。

 

「「「「「「………」」」」」」

「………すっステファニーくん?」

 

すっとステファニーが前へ出て

 

「ゴルシイーツでーす!ソーマファミリア様ご注文の特製焼きそばお持ちしました!」

 

すると屋敷のバルコニーから

 

「侵入者だ!そいつらを排除しろ!排除した者に神酒をくれてやろう!」

 

現れたのはソーマファミリア団長のザニス。

ザニスの言葉を聞いて人々が棍棒やら鍬やらもってステファニーとヘスティアを囲もうとする。

 

「あ~、それじゃキャンセルって事で。………ヘスティア逃げるぞ!

 

わぁぁぁぁぁ!!

 

一斉に襲い掛かる民衆に来た道を戻って門を閉めるステファニーとヘスティア。

 

「ちっ!仕方ねぇ!プランBだ!」

元からAなんてなかっただろステファニーくん!?*2

 

行き当たりばったりなのがステファニーの真骨頂。

ゆえに最初から計画らしい計画など考えない。

常にぶっつけ本番。常に臨機応変。常に奇想天外。

それがステファニー………

 

「んじゃ、やりますか!………イッツショータイム!*3

 

バァン!

 

勢いよく扉を開けステファニーが両手に持ったテーザーガンみたいな何かを人々に向ける。

 

「くらえ!10○ボルト!*4

 

テーザーガンを人々に向けて発射するステファニー。

一丁に付き一人を気絶させるテーザーガンをヘスティアが背負っていた鞄から何丁も取り出し、

 

「ほい次!」

 

ステファニーの合図でヘスティアがテーザーガンを投げ渡す。

それを華麗にキャッチし見事に扱う。

時折格闘術も混ぜてまるでガン=カタ*5のように相手の攻撃が当たらず自分の攻撃は必ず当てる。

そうこうしている内に………

 

「うっし!全員撃破!」

「ステファニーくん………流石にやりすぎじゃないか?」

 

ほぼ襲って来た奴ら全員戦闘不能に追い込んだステファニー。

そして………

 

「おい団長さんよ!全員のしたぜ!次はテメェの番だ!」

 

バルコニーにいるザニスを指名するステファニー。

 

「ふん。貴様の相手をするのは私ではない。………さぁ出番だライス。」

「………はい。」

 

そこに現れたのは………

 

「はじめまして【黄金の不沈艦(ゴールドシップ)】さん。ライス・アーデと言います。」

「おう。よろしくな。んで、アンタが私の相手か?」

「ええ。よろしくお願いします。」(__)

 

ライスが綺麗にお辞儀すると………

 

「では参ります。」

 

シュッ………

 

そう言ってライスがステファニーの目の前から消える。

 

「!?」

「ステファニーくん!後ろ!?」

 

ヘスティアの声に気づき後ろから来るライスの攻撃を間一髪で躱す。

 

「ふぅ~あっぶねぇ~!」

「躱せる人は初めてです。」

「お前………まさか小人族(パルゥム)の中でごくまれに生まれる『神に愛された小人(パルゥメニア)』か?」

 

 

神に愛された小人(パルゥメニア)

小人族(パルゥム)の中でごくまれに生まれる特殊なスキルを生まれつき持っている者のことを言う。

そのスキルは本人の性格や生まれた環境、血筋なども影響しその人に合った強力なスキルであることが多い。

ちなみに小人族(パルゥム)の英雄と言われたフィアナも『神に愛された小人(パルゥメニア)』だと言われている。

 

小人族(パルゥム)のすべて』民明書房*6より抜粋。

 

 

「何なんだい民明書房って!?」

「知らないのかヘスティア?この世界の常識の九割はこの出版社の本読めば大概理解できるぞ。」

さらっとこの作品に宮○あ○らの世界を混ぜるんじゃない!!

 

ステファニーとヘスティアが漫才*7をしている。

 

 

さぁこの先ステファニーはライスに勝利して無事ベルを救出する事ができるのだろうか………

そしてリリとライス………不遇の過去を背負った二人の小人族(パルゥム)に幸せは訪れるのか………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方その頃、牢屋では

 

「なんじゃ?お主らまだ未成年か?だったら酒は飲めんな。まぁ構わん。今の時代はスマドリ*8じゃしな。」

「ありがとうございますチャンドラ様。ではベル様、ぐぐっと。」

「ちょっと待って!?なんで牢屋の中で飲み会始めちゃってるの!?」

 

ベルとリリは牢屋番のチャンドラと一緒にプチ飲み会をしていた。

もちろんノンアルコールもありまっせ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

案外そんなに切羽詰まっていないかも………

 

*1
銀魂で言うさっちゃんと同じ仕事

*2
XYZ

*3
終わる終わる詐欺を繰り返す警察官

*4
世界で一番有名な電気ねずみ

*5
かっちょええ中二病の必須スキル

*6
男塾

*7
ステファニーがボケ、ヘスティアがツッコミ

*8
アルハラダメ!絶対!




ステファニーとライスの対決、決着は次回。
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