【朗報】私の呪具が五条家の家宝に! 【悲報】私が五条家の家宝に! 作:かりん2022
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短くてすみませんが、区切りがいいので更新です。
今日は後もう一話更新できたらと思います。
「呪具みたーい!」
「みたーい!」
「まずは自分の呪具を育てるんやな」
ということで、悠仁と直哉の監視を兼ねた任務に駆り出される七海である。
修羅場騒動で距離感はかなり近づいたとはいえ、まだ突如として現れた並行世界の直哉を名乗る男を完全に信じたわけではないのだ。
まあ、強力と思われる呪霊と対峙するのに一級術師がいるのは助かるのだが。
河原で、はしゃぐ声が聞こえる。
「へぇ、王城さんて刀に興味あるんだ?」
「そう! で、直哉師匠に習って作ったのがこれよ!」
悦子はババーンと刀のアクセサリーを見せる。
「お近づきの印に、これあげる! 虎杖くんには断られちゃったしね!」
「呪具三つはきついんだって。王城のギュンギュン呪力吸ってくるし」
むしろそれで呪力の流れを覚えた虎杖である。
「わあ、嬉しいよ。ありがとう」
調査の過程で、順平とあっという間に仲良くなった新人2人。
一方、引率者2人は呪霊を退治に来ていた。
七海の腕には、二つのブレスレット。そう、直哉からぶんどった灰原と自分の斬魄刀である。同級生から求められると弱い直哉である。灰原が亡くなっているとなると、更に倍率ドンだ。一応貸しているだけとの事だが、七海は返すつもりはない。
灰原(刀)としては、七海の方が必要としてくれているっぽいので七海についていく所存である。
七海の呪具の始解は七海の武器と瓜二つ(当然だが)であり、七海は問題なく自分の斬魄刀に認められたので、武器の持ち運びをしなくて良くなったのも大きい。
2人でサクサクと元人を切り倒して中へ進む。
え? 直哉は武器は持たない主義なんじゃないかって? そんな主義は犬に食わせました。ちなみに直哉は自分の斬魄刀を使っている。気心が知れていて、一番使いやすいのがこの斬魄刀だ。特に今は取り込むことができない人間相手。自分の斬魄刀を使わぬ理由はない。ていうかメイン武器なのに呪詛師とかこういう被害者にしか使えないってどうなの? と直哉は思う。本当はもっと使いたいのだが、「使うことができる」と「使いたい」と「役にたつ」では違うのだ。悲しいことに。
「引率が生徒放り出して2人ともこっちってよくないと思うんやけど」
「子供を巻き込むわけには行きません」
「王悦ちゃんと宿儺の檻やで? 過保護はあかんなぁ」
そこで、呪霊が現れた。真人だ。
「今度はちゃあんと特級やな♪」
今度こそ、直哉は封印刀を手にする。王城悦子と夏油傑の力を結集した対呪霊の最終調伏兵器である。
「さあ、調伏の時間やで。ついでにこの戦いで親睦深めて名前を教えてやぁ!」
最悪、私の〇〇でも通ってしまう始解だが、ブレンドして育てた斬魄刀はそうはいかない。ちゃんと手順を踏んで名前を教えてもらう必要があるのだ。
「僕の名前は真人だよ」
「なんや、魂を把握せんと攻撃あたらへんって呪霊か? 残念や。はー残念や。せっかく親睦を深めるええ機会やと思ったんやけどなぁ」
すっと直哉は剣を持ち替える。封印刀から自分の斬魄刀に。
「詳しいじゃん。君のことも教えて欲しいなぁ」
「ええよ。禪院 直哉! 東京都立呪術専門学校卒! 一級術師! 「宿儺を討伐して悟くんを殺させんようにするサークル」メンバー! そして! 卍解できる男や! 卍解! 惑わせ、夢幻灯篭百人影閃!」
たくさん現れた直哉が、真人を囲んで一太刀ずつ入れていく。
魂を察知できる真人は本物を見破れるが、それは織り込み済みである。
最も大事なのは、魂の写し身である刀との完全なる意思疎通。
無限灯篭百人影閃は真人の魂の形を見破り、それを直哉と共有できる。
それだけが重要なのである。
「くっ やるじゃん!」
七海のサポートもあり、いい感じに追い詰める直哉だが、普通に逃げられてしまったのだった。
そして、その晩。
順平と順平の母、悦子、悠仁。2人の宴会は遅くまで続いた。
そして2人が帰った後。
机に投げられたまま、忘れられた順平に送られたアクセサリー。
指を置く移動系統の呪霊。
それを拾う順平の母。
自力で動けぬ生まれたばかりの刀の前で、惨劇は起きた。
マシュマロ
https://marshmallow-qa.com/lucaluca
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