"呪霊"と遊ぶ男   作:かごめかごめ

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暇だったから続き書いた。


第1話

 

 

──俺に術式は無い

 

"童の遊びを現実にする"術式があるじゃないかって?

残念、それはあくまで花天、花ちゃんが持つ術式だ。

 

花ちゃんが俺に取り憑き花ちゃんが遊びを提示、そのルールに則って俺が"遊ぶ"。この術式を発動するかしないかの最終的な決定権は俺にあるだけであくまで発動させるのは花ちゃんなのだ。

 

呪いを弾き返せる"八鏡剣"があるじゃないかって?

残念、それは狂骨、狂ちゃんが持つ呪具であって俺の術式でもなんでもない。

てかなんでその剣持ってんの?てかどっから手に入れたの?今すぐポイして……来たらやばいか。さすがに。

 

 

 

俺の呪力の総量は花ちゃん曰くかなり多いらしい。

さらに花ちゃん、狂ちゃんに取り憑かれた事でなんて言うか……3人1チームというより3人で1個体のようになったらしく、つまり呪力の総量が俺+花ちゃん+狂ちゃんと言った具合になってるらしい。

 

そこで俺は考えた。

花天狂骨がいるならBLEACHにちなんでこの桁外れに量が多い呪力を利用して"虚閃(セロ)"モドキをしてやろうと。

 

まあなんて言っても呪力を一点に集中させて打ち出すだけなんだが。

 

つまり、術式のない俺は花ちゃん指導の元"虚閃"という術式を作ったのである。やったぜ。

 

平和に生きたい癖になんでそんなことしてるのかって?

おま、俺が戦う術を作らないとずっと命懸けの童の遊びを強制されるんだぞ?もうねしんどいの。だから頑張った。すごく頑張った。

 

これのおかげで離れたとこから化け物、"呪霊"も倒せるようになったし、更に派生で"虛弾(バラ)"も打てるように。これが成長か、感慨深いね。

 

そして、ついでに自分の血を消費して威力を底上げする縛りもやって見たりして"王虛の閃光(グラン・レイ・セロ)"モドキも打てた。

でもこれは燃費悪いし目立つってことで封印。使ったあと貧血で頭フラフラだったよ。

 

まあ何が言いたいのかっていうと──

 

 

 

 

 

 

 

「──俺強くね?」

「自惚れか?どの面下げて言っておるのやら」

「…………」コクコク

 

呆れたように言葉を吐く花ちゃん。

狂ちゃんも無言で首を縦に振らないで。心はガラスだぞ。

 

いやでも実際字面だけ見れば強いよな?

 

童の遊びのルールを強制させる術式と、強力な呪力の大砲と、自分に降かかる呪いをはじき返す力。

 

ほら強いってこれ。字面だけ見ればさ……字面だけね。

使用者が俺って時点で圧倒的マイナスだけどね?言ってて悲しくなるね。

 

まあそれでも五条悟ほどとは言わないけど普通に一級術師でも通用しそうじゃない?

 

なんか自信出てきたかも…!

まあ原作には関わりたくないけどね!その気持ちは変わらん!宿儺とか怖いし!

 

「"強い"と胸を張って言いたいのならもう少し鍛えたらどうなのさ?」

「…………」コクコクコクコクコクコク

「めっちゃ首縦に振るの早いね。もう怖いよ………いやでも呪力の使い方はそれなりに出来てるでしょ?今更何を──」

 

「肉体の話さね」

「…………」フンス

「……狂ちゃん、そのポーズしても力こぶないからただのガッツポーズになってるよ」

 

マッチョポーズをする狂ちゃんに突っ込む。

しかし、肉体……つまり筋トレか。ふぅむ、まあ確かに男たるもの筋肉に憧れはある。

空いた時間で鍛えるのも悪くないか。

 

「じゃあ、やるか」

 

「そうか。では今からランニングに出かけるとしよう。ルールは"鬼ごっこ"。わっちらが鬼だ」

「………え?」

「…………」ガンバッテニゲテ

 

関節を伸ばす花ちゃんにボードに文字を書いて見せてくる狂ちゃん。

 

敵との"遊び"には俺の決定権が必要だが、ことここ3人の遊びに関しては花ちゃんの気分で決まる。

戦いという名の遊びのペナルティは致命傷なりなんなり、自分の命に関わるものではあるが、こういうプライベートの遊びのペナルティは"1度だけ花ちゃんが指定した場所で遊ぶ"というものだ。

 

このペナルティのせいで過去に特級クラスの呪霊と"遊ばされた"ことがある。つまり負ける訳には行かないのだ…!

 

「ち、ちなみに制限時間は…?」

「ん?わっちらが主を捕まえるまでじゃが?」

 

「鬼畜も鬼畜じゃない…!?」

「……嘘だ。そうだなあ3時間ってとこにしておこうかね。範囲はこの街だ。主が逃げてから10分後に追い始める。せいぜい逃げ惑うといい」

 

「逃げ切ってやるわコンニャロウ!」

 

部屋を飛び出し、そのまま家を出る。

 

えーと、えーとまずは呪力で身体能力上げて…!その後はあの2人が追いかけてきてないか確かめるために呪力の探知に集中して…!

 

「…………」ヌン

「狂ちゃん!?早くない!?もう10分経った!?」

 

陰からヌルッと現れた狂ちゃんを避けつつ前へ。

そのまま進めば目の前には既に行く手を阻む花ちゃんが居た。

 

「あんたら早いんだって…!?」

「ほれ、もっと必死になれ」

 

横の建物をパルクールで登る。

もっと奇抜なルートで逃げなきゃ無理か…!

 

……てか、普段からあの二人と遊んでる……というより遊ばされてるから普通に肉体仕上がってない?気の所為?

 

「何をボーッとしておる?」

「ヤバい…!」

 

早いよォ…!勝てないよォ…!

 

 

 

 

 

その後、弄ばれ続けて3時間経つ直前に捕まった。

花ちゃんに連れられ地方まで行って特級クラスと戦った。俺は死んだ(精神が)




ちなみに時系列とか何も決まってない。
てか虚閃と石流のグラニテブラストってほぼ同じじゃない?とか思ったりした。
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