カズキ「その口調何?」
一章:貫希と志段味組
カズキたちの悪魔ほむらとの決戦から一晩が経ち、カズキたちは見滝原の任務へと旅立った。
一月一日
「見送ったし、見滝原の情報でも探るか~」
その時、貫希のスマホから
「地震です!地震です!」
と警報音が鳴り響いた
「おいおい…マジかよ」
数秒後、思ってたより小さい揺れが襲った。
そして、揺れが収まった
「なんだよ…」
そんな中、貫希は情報収集を始めた
そんなこの人は名古屋の裏組織・なごやウハウハ隊隊長・河村貫希。一応17歳の女の子…暗殺一族・河村一族の子供で、父親から虐待を受けていた過去がある。
…そんな中で色々調べた
「うひゃ~大津波警報…人生で初めて見たかも…」
能登半島地震に少し怯えていた
翌日
「あ~ん?迷子の猫探し!?」
舞い込んできた思いのよらない任務に少し困惑中の河村隊長であった
「仕方がないか…」
そして、守山区・志段味古墳群にやってきた
その猫を探した末…
「誘拐犯魔女じゃね~か!」
犯人は石中魚の魔女だった
「…改造RPGの最初の犠牲になってもらおう」
改造RPGを石中魚の魔女に向けた
「ファイア!」
それを石中魚の魔女に打ち込んだ
が、石中魚の魔女はそれを避けてしまった
…が、
「一発避けただけで勝ったと思ったら間違いだよ」
このRPGは二発連続で打てる意味不明な代物だった。更に弾頭には魔力でできた針のようなものが百本近く詰め込まれている
その二発目を石中魚の魔女に命中させ、一撃で撃破した
「大物討ち取ったり~!」
と一人で喜んでたさなか
「…あ、あの」
「へ?」
結界が解けた直後一人の男性に話しかけられた
「あ、ありがとうございます…!」
「どういたしまして」
その時貫希の目の先に衝撃的なものが飛び込んだ
「あ?人がいっぱい倒れてる!あの魔女のせいか!」
倒れてる二十人近くの人々に駆け寄った。
「救急車呼んで…!」
「はい!」
その男性が救急車を呼んだ
そのさなか迷子の猫の飼い主がやってきた
「だ、大丈夫ですか!?」
「猫は見つけましたが、この人たちの救出を優先しましょう」
中には心肺停止状態の人たちもいた
その人たちに心臓マッサージをして蘇生させようとした
「トリアージをしておきます!」
迷い猫の飼い主は救命救急医だったため飼い主の指示に従って救命活動を行った
そこに待ちに待った救急車が到着した
「大丈夫ですか!?」
その後全員の救出が完了した
病院にタクシーで向かう中
「あんた名前は?」
「俺?俺は森山拓馬」
「私は河村貫希」
「聞くのも悪いかもしれないけど…君は何者なんだい?」
「ここだけの秘密にするってなら、教えてもいいよ」
「分かった」
「あんたも見たあんな化け物から守るなごやウハウハ隊の隊長」
「…裏の組織ってこと?」
「そういうこと」
「俺も裏の組織なんだ。志段味組という小さな極道みたいなもんさ」
「そうなんだ…」
そんな中病院についた
「あの倒れてたのは志段味組の構成員。みんなアイツにやられちまって、ピンチな時に救世主みたいに現れた。ありがとう」
「ま、これが生業だから」
貫希たちの懸命に救出したが倒れていた志段味組構成員二十三人の内、軽傷者は一人しかおらず、その他は全員重傷で、今も生死を彷徨っている人たちが七名、二名の構成員は既に亡くなっていた
その二人の変わり果てた姿を見て拓馬が
「弘人…卓也…何で…目を覚ませよー!!!!」
と泣き叫んだ
「もう少し早く来ていたら…」
と貫希も拳を握り締めて二人の遺体を眺めていた
その後、貫希と拓馬は、志段味組本部に移動した
二章:博多三大都市党の学園都市爆破事件
「…拓馬さん。犯人の見当ってついてるの」
「…うん」
今回の事件は極左の組織・博多三大都市党の犯行とのことらしい
「奴らはモブボトルという道具を使って自由に怪物を持ち歩けるとか言われてる」
「モブボトル…怪物処理専門だけど、聞いたことがない」
そんな二人の話の後、貫希は喫茶リコリコにいるウォールナットと呼ばれるハッカー・クルミに電話を掛けた
「どうした?」
「突然だけど、博多三大都市党っていう組織を知ってる?」
「知らない…けど調べておくよ」
「うん。ありがとう」
電話を終えた
「何でこんな面倒ごとに巻き込まれるのかな?」
とため息をついた
一月三日
異世界・学園都市
「こちらの技術にやられる気持ちはどうかな?」
と、一人の男がモブボトルの中身を解き放った
その中身は…ミュータントクリーパー
やがて日が昇るにつれ、ミュータントクリーパーが人々を襲い始めた
その隙に犯人は逃げて行った
この男は北山尚弥、博多三大都市党の幹部だ
そして、尚弥が解き放ったミュータントクリーパーにより辺りが混乱に包まれている中、突如として強烈な電撃がミュータントクリーパーを襲った
「最近不思議なことが多くない!?」
電撃の主は学園都市のレベル5の能力者・御坂美琴
そのままコインをミュータントクリーパーめがけて撃ち込んだ
それが命中し、倒したと思ったが、何やら周囲のものを吸い込み始めた
(何かまずい!)
逃げようと思ったが、近くにいた人が吸い込まれていた
美琴がその人を突き飛ばした直後、ミュータントクリーパーが自爆し消滅した
美琴が爆発の中心近くにいたため直撃は避けられない状況だったが、
「お姉さま…大丈夫ですの?」
「黒子…」
レベル4の能力者・白井黒子によって間一髪爆発を回避した
…だが、翌日衝撃的なことが起こる
常盤台中学校
放課中
「最近ほんと妙なことが多いわ…」
近くで電子音がかすかに響いていた
「何の音?」
その音の正体は
「これ…爆弾!?」
液体型の時限爆弾…しかも爆発まで残り二分を切っていた
「黒子ー!!生徒を逃がせー!!校外に!!」
と思いっきり叫んだが、起爆まで残り一分三十秒
黒子が生徒を避難させていたが…
「クソ!!」
爆弾から撤退する美琴が校舎から脱出した瞬間
爆弾が起爆した
液体型爆弾は強力で、常盤台中学校の校舎が跡形もなく消し飛んでしまった
その頃
現実世界・病院
「ただいま退院しました!」
「耀太!退院おめでとう!」
志段味組の一員・小阪耀太が退院した
「貫希さん。付き合ってください!」
「………は?ちょっと気が狂った?大丈夫?」
「拓馬!いけいけ~!」
と耀太が催促
「この事件が終わるまで」
「…わ~かった!付きやってやるよ!」
と仕方がなく了承した
三章:貫希最大の失敗
翌日
「久々に本部に戻ってきたな…」
と、慌ただしく整理整頓をしていた
何故なら、この後拓馬と耀太がこの部屋で同棲生活を送ることになったから
そんな中机の上にあった腕輪のような機器を片付けようとしたとき、クルミから電話が入った
「こんな時に~!」
とその腕輪を勢いで装着し、電話に出た
「時間がないから手短に~!」
「分かった。驚かないで聞けよ。一昨日、学園都市に変な生物が撒かれ、その翌日中学校が爆破されたらしい。以上」
「はいはい切るよ…っては~!?」
そこに拓馬と耀太が到着した
「詳しい話はあとで~!」
と無理やり電話を切った
「い、いりゃっしゃい…」
「『いらっしゃい』な」
と耀太が突っ込んだ
そこに拓馬が
「何だ?その腕時計」
「腕時計…あ~、これは…ゲ…」
その腕時計を見て貫希がとたんに冷や汗をかき始めた
(これ、確かソウルジェムと=の関係のもので…願わなくても魔法少女になれる代物…要するに今魔法少女になったわけだ)
「な~に!?やっちまったな~!!」
それに耀太が乗って
「そんなの関係ない!そんなの関係ない!」
それに貫希が
「はいオッパピー!…じゃね~んだよ!」
その時能力が暴発した
「わ~!ってごめん!」
「なんか意識が乗っ取られた気が…君。今、自分を操った?」
と拓馬が質問してくる
「分かった!」
と貫希が閃くそして、
「自分の固有能力は『使役』だ!」
「…で?」
と耀太に突っ込まれた
「…とはいえ、シャレにならないな…」
と少し悩みこんだ
「ま、何とかなるか!」
とその悩みを無理やり吹き飛ばした
「ハハハ…」
と拓馬と耀太が二人で笑った
その夜
「使うもの何もまだ慣れてないからデジタルポーチの中から自分に合った武器を見つけていくしかないか…」
と、町のはずれを歩いて行った
「けど…」
貫希の回想
杏子と挑んだマミムーン戦前のハコの魔女戦
「スティンガーミサイル発射!」
「よいしょ!!」
(あの時だって)
カズキたちと見滝原の魔法少女たちと挑んだくるみ割りの魔女戦
「私が攻撃の指揮を執る!」
(いつも後方支援についてたからカズキたちと一緒に前で戦える…だけど)
杏子との会話で
「サポートありがとな」
(きっと、サポート役…いわゆる『後衛』も必要…だからこそ…自分は魔法少女になってもあいつらを後ろからサポートする後衛として戦いたい…!)
その思いの元貫希の選択は…
「決めた!これにしよう…!」
遠距離から爆発する球を撃つエクスプロッシャーと、四発の泡のような弾を撃つオーバーフロッシャーの二刀流だった
そして、
「あ。そうだ。クルミに電話しないと…」
と、クルミに電話をかけた
「さっきはごめん…」
「さっきって、あれから六時間ぐらい何してたんだ?忘れたとは言わせないぞ?」
(グサッ!)
と心の中に深く刺さる音がした
「う、うん…」
「…それじゃあ、本題にいくぞ。まず一昨日、学園都市内にモブボトルを使い、ミュータントクリーパーをばら撒いた。これは近くにいた御坂美琴と白井黒子が解決した」
「あの二人は…以前のフレンダの件で共闘した…」
「でその翌日、その二人が在籍している常盤台中学校が爆破されている…恐らくは同一犯だといわれている」
「犯人の目星は…」
「恐らくはコイツだ。今さっき分かった情報だけど、確定ではない」
送られてきた写真を見た
「あんたの探してる博多三大都市党の幹部・北山尚弥だ」
「博多三大都市党…何が目的だ…」
「目的以前に現実世界と学園都市をつなぐゲートはウハウハ隊と日腐連合しか知らないはずだ」
貫希が気づいた
「つまり…博多三大都市党の裏に日腐連合がいるてことか…」
「恐らくはそういうことだ…あと、このモブボトルについてだが、元は学園都市で開発されているのを、フレンダの墓荒らしの時に東幹博が盗んでいる」
「つまり日腐連合もモブボトルを使ってくる」
「そういうこと。それと今回の事件、特に常盤台中学校爆破事件については暗部組織・アイテムとジャッジメントという風紀委員の合同で担当することになってる。そこも何か妙だ」
「妙って何が?」
「普段こういうのはアイテムが解決しないはずだ。…何かきな臭い」
「まあ、いまそういう事情には関わらないほうがいい…いまは、博多三大都市党の壊滅が目的だ」
「ああ。そうだな。あと、爆弾について二日で調べておくから」
そして、電話を切った
「アイテムが担当ってなら…前の時に麦野さんと連絡先を交換してあったはず」
そして、貫希はアイテムのリーダーでレベル5の能力者・麦野沈利に電話をした
「お?あんたか。このタイミングでかけてきたってことは…」
「常盤台中学校の爆破事件のこと。単刀直入言う。犯人はこっちの世界にいる博多三大都市党っていう組織の幹部・北山尚弥」
「要するにこっちに来ないと解決はできないと…」
「ああ。そういうことになる。あと、今回の事件、アイテムが動員された理由ってあったりするの?」
「中心部でトラブルが起こってるらしく、ほかの暗部やジャッジメントの大半がそれに回されてる」
「そうだったんだ…」
「このことはジャッジメントたちにも伝えておく」
「分かった。ありがとう」
「あ。ちょっと待って。今回の爆弾を一応調べてある」
そう言うと電話の相手が沈利からフレンダに変わった
「聞こえてる?」
「フレンダか…」
「今回の爆弾は液体型の爆弾が使われてたって訳」
「液体型…」
「液体型は今までにも滅多になかったって訳」
「そうか…」
「こっちはこれぐらいしか情報はないわ…」
「ありがとう」
そうして電話を切った
五章:二人の衝撃の計画
時は経ち、一月七日
貫希のいない部屋の中で拓馬と耀太が話していた
「九日に組長が殺される…」
「俺達には組長を守る責務がある…たとえこの命に代えてもだ」
広げたのは名古屋市周辺の地図、そして、犯行予告時間帯の中部国際空港と県営名古屋空港の飛行機の離発着のデータ
そして、カバンの中に何かを詰め込んでいた…
その頃貫希はエクスプロッシャーとオーバーフロッシャーを魔女を倒しながら練習していた
「使用感が染みついてきたぞ…!」
そうしてこの日だけで魔女を五体討伐した
一月八日の夜
拓馬と耀太が机の上に
『明日、組長を頼みます』
と置手紙を置いて行った
その後二人は名古屋空港にやってきた。その後、二人はそれぞれ別の飛行機に乗り、拓馬は沖縄へ、耀太は東京へと飛行機で飛んで行った
その頃、志段味組の組長・石山泰造が目を覚ました
「…ここは、病院か…」
と少し落ち着いて過ごしていた
そこに一人の男が入ってくる
「点滴の時間ですよ…」
といい薬剤を点滴のスタンドにかけ点滴の注射に通して泰造の中に入れる
「…明日にはあの世に行くための」
この男は博多三大都市党のトップ・博多武蔵
そこに幹部・北山尚弥が入ってくる
点滴したのは睡眠剤。そして、眠った泰造の体をスーツケースの中に入れ、病院を立ち去った
その頃・東京
「名古屋駅で何やら作業をしている人影が見えた」
と喫茶リコリコのミカに呼び止められたクルミ
「え?」
と、その映像を見る
「拡大するぞ」
そして、その映像に移った物体を見ると
「これ、恐らくは常盤台中学校を爆破した爆弾だ!」
その時、喫茶リコリコに来客が訪れた
「おい。たきなは?」
入ってきたのはファーストリコリス・春川フキ
だが、ミカとクルミが支度をしていた
「どっか行くのか?」
その質問に対し
「フキ。今制服を着てるから動けるな?」
「え、ええ」
「すまん。着いてきてくれ」
とクルミ、ミカ、フキの三人は車で名古屋市に急行していた
その車の中で貫希に電話を掛けるが全然繋がらなかった
「何でこんな時に限って出ないんだ!?あのバカ!」
六章:事態が急展開
一月九日
「何か魔女が少なかったな~」
(何だろう…胸騒ぎがする…)
とウハウハ隊本部に戻ってきた貫希
自分の部屋に携帯を忘れていた
そのスマホは充電切れだった
「ヤベ…充電しないと…」
そして、下に降りると机の上に紙が置かれていた
「ん?なんだこれ?」
その紙には
『明日、組長を頼みます』
と書かれていた
「…ったく」
とふとその髪を持ち上げると、中にもう一枚紙があった
「ん?」
その紙には
『遺書』
と書かれていた
「遺書?ちょっと待て!」
それには
『一月九日、俺は博多三大都市党に組長が殺されると脅されていました…組長はもし人質にされても構わないから奴らを倒せ、一生のお願いだと言われたが、いま動けるのは俺と耀太だけ。そこで、二人で一網打尽にする方法を考えに考えた結果…犯行現場に飛行機で突っ込むことしか思いつきませんでした。恐らくは俺たちは骨一つ残さず消し飛ぶと思います。今まで過ごしてきた日々は何よりの思い出でした。ありがとう…最初で最後の恋人へ バカなテロリストになった極道より』
その遺書を読み終えた
「クソ!冗談じゃない!」
と、携帯のGPSを確認しようとした
しかし、携帯にはクルミから大量の着信履歴があったが、GPS確認を優先した。その結界
「東京か!」
その後、クルミに電話した
「クルミ!」
「遅い!何やってたんだ!?」
「そんなことより!拓馬と耀太が飛行機で博多三大都市党に突っ込むとか言ってた!東京にいるはずだ!」
「待って!今名古屋にいる!」
「はー!?」
「もう直ぐそっちに着く!」
「…分かった…」
(こうなったら…力づくでも止めてやる!)
数分後、クルミたちの車が到着した
そして、貫希を乗せ、発車した
「名古屋駅に爆弾ってどういうことだ?」
「恐らくだけど、北山尚弥の姿が見えて、そいつが液体型の爆弾を出してた。恐らく常盤台中学校のと同じやつ。それでこっちは?」
「机の上に遺書があって博多三大都市党に飛行機で突っ込むてことらしい。歴史の授業で出てきた神風特攻隊みたいな感じで」
「太平洋戦争の悲劇を繰り返すつもりか!?あの忌まわしき『神風特攻隊』を…」
と、フキがガチギレした
「そんなことはさせない…学園都市の方には?」
「もう連絡した」
とクルミが答えた
その時、ラジオから
「速報です!名駅近くのスパイラルタワーで立てこもり事件が発生しました」
とながれた
「始まりやがった!」
「急ごう!」
少し前、スパイラルタワーにて
「行くぞ」
「ええ」
二十数人の部下を総動員して博多武蔵と北山尚弥の二人を筆頭にスパイラルタワーに侵入
そのまま最上階まで駆け上がった
そこで、銃を発砲する尚弥
そして、スーツケースから昨日攫った泰造を出した
「フ・・・」
そこに職員が入ってきた。すると…
「動くとそこの名駅が粉々になるぞ?」
と尚弥が泰造に銃を突き付けて職員たちを脅した
その頃、中部国際空港と県営名古屋空港に拓馬と耀太が乗った飛行機がそれぞれ到着した
乗客が次々と降りていく中二人は最後まで残った
そして、コックピットに乗り込み
「全員飛行機から出ろ!」
と銃を突き付けて脅した
案の定二人を残し乗務員は全員飛行機から出たら
それぞれの飛行機で運転席に着く
「行くか…!」
無理やり滑走路のに出た後、
「運転手停まってください!」
という管制の指示を無視して離陸した
それは直ぐに伝わった
そして、クルミから
「中部空港と名古屋空港から発進した旅客機がこっちに来てる!」
とフキと共にスパイラルタワーの階段を駆け上がる貫希とフキ
そして、頂上の立てこもり現場に突入した
七章:博多三大都市党と二人の計画を止めろ!
「動くな!!」
と尚弥と武蔵に銃を向けた
「これ以上動くと名駅が爆発するって分からないのか?」
と尚弥がこちらを睨みつける
「じゃあ、爆破してみろよ?できるものなら」
「うるせぇ!」
とまんまと挑発に乗り、起爆スイッチを押そうとした瞬間フキが尚弥の腹に回し蹴りを当て直哉を吹っ飛ばしたが
「なぜ爆発しない!?」
尚弥は起爆スイッチを押していたが、爆発しなかった
何故なら
「これで全て…!」
美琴が爆弾の回路をショートさせ、爆破されないようになっていたから
そして、貫希が尚弥と武蔵に手錠をかける
「博多武蔵と北山尚弥。爆発物取締法違反と殺人未遂の罪で現行犯逮捕する!」
博多三大都市党の二人を逮捕することに成功した
そこに黒子がワープしてきて
「身柄は預かりますの」
と二人の身柄を抱えタワーの下にフキと人質にされていた泰造とワープしたその後、職員たちも避難し、残ったのは貫希ただ一人となった
「ここから本場だな…」
しかし、こっちに向かってくる飛行機を止めなければいけない
そこに美琴と黒子が来た
外は
「スパイラルタワーで立てこもり!?」
「二機の飛行機が突っ込んでくるの!?」
と野次馬が騒いでいたのを何とか遠ざけていくアイテムのメンバー
そして、遂に視界の奥に飛行機が見え始めた
「どんと来い!」
と、気合いを入れる貫希
飛行機までの距離:約二キロメートル
下の方では沈利とレベル4の能力者・滝壺理后とフレンダ、レベル4の能力者・絹旗最愛で分かれていた
そして、残り一キロメートル地点まで来た
「行くぞ…!」
そして、美琴が超電磁砲を耀太が乗ってる方の飛行機に撃ち込み、そこに黒子がワープして救出した。対して貫希はウルトラチャクチで天井に穴をぶち開け衝突寸前で拓馬を抱え後ろの方に走っていった
「え・・・?」
その直後、二機の飛行機がスパイラルタワーに衝突し、両方大きな爆発を起こした
(思ってたより爆発が大きい…爆弾を積んでいたのか…!)
あの時、カバンの中に詰めていたのは爆薬だったのだ
その爆発で飛行機の中にとどまっていた貫希と拓馬
…が、スパイラルタワーが貫希の方に倒れ始め、飛行機から投げ出された
その時、拓馬には
(俺は小さい頃、親に虐待されてきたんだ…その親から自分を救ってくれたのは…泰造組長だった
それからの短い生活は幸せだったな…)
「貫希さん…さようなら…」
と、涙が出てきた拓馬の手を繋ぎ
「君にわかるはずないよ…」
とため息を吹いた
「あんたも虐待されたんだろ?」
「!」
「こっちもあるんだよ…」
「何で分かったんだよ…?」
「同じ境遇の人とは直感でわかるんだ…それがこの組にいる理由ならさ…生き延びて一緒に組長と生活するんだろ!?」
「うん…そうだね!!」
その時、持っていたウルトラショットが暴発して二人の体全体がインクまみれになっており、目の前の鉄骨に衝突しそうになっていた
「同じ境遇として…そして、恋人として…あんたの過去も思いも全て受け止める!」
そして、拓馬を抱きかかえた
(マギア…
二人を包んでいたインクにスパークが走った
そして、二人が鉄骨をすり抜けた
(これ…恐らく、幽霊化…!)
【
「捕まって!」
デジタルポーチを操作し、
「ジェットパック!」
ジェットパックで落ちてくる鉄骨をすり抜けながら着地した
だが、まだ終わってはいない
スパイラルタワーの外
スパイラルタワーが南の方に倒れてきた
そこにいたのはフレンダ、最愛の二人
「超やばい…」
「ありったけをぶつける訳よ!」
と落ちてきた飛行機の残骸にサメ型のミサイル爆弾を数十発撃ち込んだ
その威力で飛行機の残骸がバラバラになった
が、肝心のビル本体が二人を襲う
その光景を崩壊したスパイラルタワーの中から貫希が見ていた
「このままじゃまずい…!」
(待てよ…美琴の能力なら電磁石の原理で鉄を操れるか…?だったら一か八か)
上から大量の紙が舞い降りているのを見つけた
「ここで食い止める!」
意識を失っている拓馬を抱えビルから出た
「美琴ー!トリプルトルネード!!」
ビルの中にガイド装置を投げ込んだ
「マギア・
【
トリプルトルネードが当たった紙が鉄の塊に変化していった
そこに美琴と黒子がワープしてきた
「鉄の塔を造ってあれを止めよう!」
「分かった」
「足りなくなったら教えて!」
美琴が電撃で辺りの鉄を集めていった
飛行機の部品やさっきのマギアで変化させた鉄などで何とか足りた
「いくわよ!」
それを組み立てて塔のようにして倒れてくるタワーの前に出現させた
それに倒れてきたスパイラルタワーが倒れ掛かってくる
ガッシャンドーン!!
と爆発したかのような音が響いた
そして、倒れていたタワーが美琴の鉄の塔で止まった
「ふぅ…止まった…」
みんながほっとした
「何とかなった~」
と、そこに外で待機していたクルミとフキが来た
「すごい絵面だな…」
「…お前、さっき何か使ったか?」
とクルミが聞いてきた
「カズキたちと同じ必殺技ってとこか?あ!ごめんあいつらの身柄頼む」
と二人に尚弥と武蔵の身柄を運ばせた
そこに
「なんじゃこの状況?」
と、反対側にいた沈利と理后が耀太をおんぶしてやってきた
「あ、ありがとう…」
そして、そこに来た救急車に拓馬と耀太が他の組員がいる病院へと運んだ
救急車を見送り、
「またありがとね」
「こっちは学園都市から直々の命令だからな」
「ハハハ…いつか恩返しにいくよ」
と、学園都市から来た人たちを見送った
八章:告白?の裏で動き出す陰謀
翌日・一月十日病院にて
病室で拓馬が目覚めた
「…俺は」
そこに貫希が話しかけた
「病院だよ」
と、貫希がため息をついた
「ったく、まさか飛行機でビルに突っ込むとは…ちゃんと乗員乗客は降ろしてやってたし」
「…なんだよ…俺らは泰造組長を犠牲にしてまで博多三大都市党を倒そうとしてた…」
貫希が急に拓馬のほっぺをひいっぱたいた
「馬鹿野郎!そこで死ぬのは組長も願ってなかったはずだ!」
「…三大都市党たちは」
「幹部は全員捕まえた。そして、泰造組長も無事だ」
「…そうか…ありがとう」
と涙を流した
「そう泣くなって」
そして、貫希は衝撃的なことを言った
「せっかくだし、境遇も似てるから付き合ってあげてもいいぞ…」
と照れた顔で言った
「きゅ、急になんだよ…」
「十日、決断の期間をあげる。その間に、志段味組にいるか、脱退するか…ま、どっちでもいいけど。他の組のことにはあまり突っ込まないようにしたいし」
「そっかぁ」
そして、貫希が準備を整えた
「どっか行くの?」
「任務だよ…十日で終わらせる!」
「…いってらっしゃい!」
「フッ…行ってきます!」
翌日、一月十一日・河村貫希隊長、見滝原入り
…だが、彼らは知る由もなかった。この事件で…
「博多三大都市党がなごやウハウハ隊によって制圧されました」
「…そうか…」
部下が日腐連合、連合長に報告した。そして、日腐連合連合長・宮本滅郎は
「以前の異世界遠征で捕まえた新型の敵を今度解き放つ」
バックには大きな影が三体ほど控えていた
「だが…少し誤算があった。その世界から一人こっちに紛れ込んだ人がいる…まぁ、そこまでの脅威ではないだろうけどな…」
石川県能登半島
その紛れ込んだ人が歩いていた
見た目は小柄な少女
そこに家の塀から牡丹の花瓶落ちてきた
それを間一髪でキャッチした
「落としましたよ」
「ありがとう」
とお礼をされた
そして、北の方へと歩いてゆく
その陰にはなぜだろうか、日腐連合の捕まえた新型の敵の影がうっすらと映っていた
後に彼女とこの敵は…史上最悪の戦いにもつれ込むことになる
そして、なごやウハウハ隊と日腐連合そして、ゲリラの三つ巴の全面戦争が始まろうとしていた
Question: Who is the girl?
Answer: She is the hero
and XXXX.
ボコブリンシリーズ:名駅への
登場
河村貫希
クルミ
ミカ
春川フキ
(佐倉杏子)
御坂美琴
白井黒子
麦野沈利
滝壺理后
フレンダ=セイヴェルン
森山拓馬
小阪耀太
石山泰造
博多武蔵
北山尚弥
宮本滅郎
参考作品
スプラトゥーン3
魔法少女まどか☆マギカ
????は??である
ボコブリン隊の敵モンスター紹介
・石中魚の魔女
ボコロイド「神浜白ボコ捜査網にてコイツを差し置いて登場した砂場の魔女に憤りを感じているであろうコイツが初登場!金属とスパゲッティでできた結界を展開し、一つ目のデカ魚のような見た目とは裏腹に意外に俊敏と意表を突いてくるよ」
貫希「魔女って、初見で見たら『え…?何このグロいの…』ってなるのが多い気がする。今まで初見でグロいと思わなかったのはお菓子の魔女と舞台装置の魔女ぐらいしかいないよ…」
※舞台装置の魔女に関してはグロさより威圧さが勝っています。
・ミュータントクリーパー
ボコロイド「今までのボコブリンシリーズ通しても登場がないクリーパーの進化系というか突然変異によって生まれた特殊個体だよ。爆発だけでなく、小さいクリーパーを召喚したり、自己回復したり、最後にはお馴染みの自爆をしてきたりと、変異前に比べて戦略性が飛躍的に向上している」
拓馬「変異といえば、街を壊すイメージしかないゴジラも放射性物質による突然変異によって生まれたと言われてるな」
耀太「そうなんだ!知らなかったな~」
貫希「まあ、極道にいるなら知らなくても不思議には思わないな。むしろ、知ってる拓馬が不思議なくらいだよ」
拓馬「へ?」
貫希「いやいや!冗談だよw」
拓馬「くっ…」