妹転生?!ファンとしてお兄様を幸せにします! 番外編   作:tom200

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24年お兄様生誕祭第3弾。こちらも続いておりません。
三期のアニメ三話を見た勢いで書いています。
以下、当時そのままの文章を載せます。

リーナちゃん可愛くないですか!?ヤバすぎない⁇お兄様、深雪ちゃんと二人に向けられたバースデービデオレター一人で見たの?しかも深雪ちゃんに見せないとは独り占めですかそうですか。
深雪ちゃんを怒らせたくないとかそういうこともあるのかしらと原作サイドでは思うけど、これがうちのシリーズの妹であったならきっと見せたくなかったんだろうな、と。妹リーナちゃん大好きだから。
お誕生日おめでとうございますお兄様。まさか三つもお話書くことになるとは思わなかった。
恐るべしお兄様。




お兄様誕生日小話2024③

余所見はほどほどに

 

 

端末にそのメールが届いたのは、お兄様の誕生日をお祝いして部屋に戻り、そろそろ就寝しようとした時だった。

そのアドレスはもう使われることはないと思っていたもので、驚いてまずは開けて大丈夫かチェックをかけてフィルターに通してから開く。

その内容を見て、私は脱いだばかりの上着を羽織ってすぐに部屋を出た。向かう先はお兄様のお部屋だ。

ノックをするとすぐに扉は開かれた。

 

「どうしたんだ?何か忘れ物、というわけではなさそうだな」

「お兄様!ビデオレターが届いたとか!」

「…リーナめ。深雪にも連絡をしていたか」

 

お兄様!まさか一人でこっそり見て大事にしまうおつもりだったのですね?!え?ラブです⁇

妹にも見せたくないくらい独占したかった?

お兄様が苦々しいお顔でそっぽを向いた。

リーナちゃんからサプライズでバースデービデオレターを送ったのだけどどうだった?とのメールをもらったのだと言えば、お兄様の口元はへの字(ミリ単位の変化)になった。

あらぁ。初めて見るお顔ですね。

ご不満!と顔に書くなんて、ちょっとかわいい、と思ってしまった。

 

「お兄様」

 

だからだろうか、つられて少し甘えた声になってしまった。

ちらりと見るお兄様と視線が合う。

 

「…そんなにリーナが見たいのか」

「はい!どんなメッセージを送られたのか気になります」

 

久しぶりにリーナちゃんの顔も見たい。なんでも二人で見る前提で送ったからお兄様の反応だったり、おかしくなかったかを教えてほしいんだって。可愛いかな。文面からツンデレな気配を察知。べ、別に気になってるわけじゃないんだからね!みたいな。

 

「そんなキラキラした目で見られては断れないか」

 

やっぱり独占したかったの?余計なことをしてしまったかしら。

 

「あ、あの。お兄様がお嫌なのでしたら…」

 

残念だけどお兄様がいただいたものだから、権利はお兄様にある。

リーナちゃんにはお兄様に独占されて見られなかったと伝えようか、と思っていたのだけど。

 

「いいよ、一緒に見よう。俺もまだ見てはいないんだ」

 

そっか。確かに今日のお兄様は忙しかった。昼間は学校で実験を。帰ってきてからも私たちに祝われて自分の時間などほとんど取れなかっただろうから。

本日二度目、部屋に招き入れてもらって――

 

「お兄様?」

「椅子にはお前が座ると良い」

「ですが、これはお兄様宛のビデオレターです。お兄様が中心に見るべきでは?」

「俺はいつでも見られるから」

 

!それは、何度も見る気だということですね。きゃー!お兄様ったら!いつの間にリーナちゃんにぞっこんにおなりに?

お兄様の手で椅子に座らされ両肩に手を乗せられた。斜め後ろからご覧になるみたい。

お兄様が立っているのに、私だけが座るなど、と言ったのだけどお兄様は譲らない。今日は誕生日だから俺のわがままを叶えてくれるだろう?だって。そう言われてしまえばどうしようもなくて。

 

「ここならリーナも深雪も見られるからな」

「…もう、お兄様ったら」

 

リーナちゃんを見て緩む顔が見られてしまうというの?それは気を付けて引き締めなければ。

 

「リラックスして見ればいい。久しぶりのリーナの顔だ。深雪も楽しみだろう」

 

引き締めようとした矢先にお兄様の御言葉。私の考えなんてお見通しなのですね。

両肩に乗った手が熱いくらいなのに、屈んで耳元で囁かれると耳から頭まで熱が移るよう。

 

「じゃあ、再生するよ」

 

うう…リーナちゃんを楽しみにしていたのに、お兄様の行動が気になって集中できるか心配。

今も椅子の横から手を伸ばして操作をしているのだけれど、片手が肩に添えられたままなので背後から抱きしめられているような錯覚に陥った。顔も近い。

ちらっと見るお兄様の表情はいつも通りなので、気にもしていないのだろうけれど少しでも横を向けばお兄様に触れそうで心臓がバクバクです。緊張する。

 

ぱぁん!

 

破裂音にビクッと体が震えた。

リーナちゃんがクラッカーを鳴らしたのだ。

 

(え?!わざわざ用意したの?お兄様の誕生日に飾り付けまでして?これ加工じゃなく実際に飾ってあるのよね)

 

やだ。リーナちゃん可愛すぎない⁇

しかも、途中でメッセージを贈ること自体に不安になってしまうリーナちゃんヤバカワでは?ヤバいくらいに可愛いでは⁇

ツインテにおリボン可愛いですね。とんがり帽もわざわざかぶって…もう可愛いしか出てこない。可愛い。

そして謎の言い訳がまたツンデレテンプレート盛り合わせで可愛い。可愛すぎる。これはもう心臓を撃ち抜かれる可愛さ。

キュンキュンする。

思わず前のめりになって画面に近づいてしまったのだけど――。

 

「っ!!お、お兄様!?」

 

背もたれから離れたことで隙間ができ体を抱きしめられた。

ぎゅう、と初めから強めの力で。

だからこそ戸惑った。

 

「ど、どうかされたのですか?」

 

もしやお兄様もリーナちゃんの可愛さにヤラレて抱きしめたくなって私を代理で抱きしめた、とか?

 

「だから嫌だったんだ」

 

低めのお声が耳に吹き込まれる。

ぞわぞわとしたものが背筋を通った。

 

「お前はきっとリーナに夢中になってしまうから」

 

こんなに俺が傍に居るのに、と言われて直前までお兄様の行動のせいで集中できるかと心配していたのに気づけばリーナちゃんに夢中になってしまっていた。

ビデオレターは慌てたリーナちゃんの画面で止められ、すぐにブラックアウトさせられてしまった。その画面に反射で映るのはお兄様の不満顔と、私の真っ赤に染まった顔に泳ぐ視線。

 

「リーナが可愛かったかい?」

「う…はい。とても可愛いと思いました」

「俺にはそのリーナに目を輝かせているお前が可愛すぎてどうしてくれようかと思ったよ」

 

…どうするおつもりだったのか怖くて聞けない。

ぷるぷると震える私を、お兄様がさらに強く抱きしめて。

 

「誕生日もあと少し。今夜は最後まで俺のわがままに付き合ってくれないか」

「…それは、どのような?」

「今夜だけは俺のものだけで居てほしい。他に何も見ないで、俺だけを感じてくれ」

 

 

 

……私はどうやら、とんでもない罪を犯してしまったようで、その罪を贖うために重い罰を受けねばならないようだ。

 

 

 

 

 






お兄様の独占欲が発動。
ちなみに、リーナちゃんはお兄様がビデオレターを妹に見せないことを先読みしてわざわざメールしました。
「深雪を独り占めになんてさせないんだからネ!」でもあのビデオは素。本気で途中で不安になっちゃった。
この後続きは見せてもらえなかった。妹はこの後きっと気を失うほど愛でられた。だって誕生日だもの(←

アドレスは学校で交換したものなのでもう使われないと思っていた。
アニメオリジナルありがとうございます!!リーナちゃんが可愛すぎました。
リーナ可愛いよ!!
そして深雪ちゃん美しかったですねぇ!大変色っぽいお姿でした。やっぱりアニメで見ると良いですね。
お兄様誕生日おめでとうございます!何度でもお祝いしちゃう。


…テンション上がりすぎていたのがよくわかりますね…。
とても楽しかった思い出です。
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