妹転生?!ファンとしてお兄様を幸せにします! 番外編 作:tom200
過去や設定を色々捏造してます。ご都合主義の呪文を唱えてからお読みくださいませ。
時間軸は四葉継承編前のふわふわ時空です。
頂いたお題
『天国の深夜さん、穂波さんがコッソリ見る日常での深雪や家での水波と一緒に料理に作ってる所や深雪が魔法を昔と比べてどれくらい上達したか分かる話が回想付きで見たいです!』
でした。
宜しければどうぞ
「お母様、――、おはようございます。秋の長雨が続きますが、そろそろ明けるようです。もう冬が来るんですね、早いものです」
写真立ての前に、今朝摘みたての花を添えて、花よりも美しい少女が手を合わせていた。
写真の女性とも面立ちが似ていることから親子というのが窺える。
少女は毎日同じ時間に手を合わせていた。
昨日起きたこと、これからの予定。そして――
「今日も一日、無事に過ごせますようお見守りくださいませね」
物言わぬ写真に向けて、誰もが見惚れるような美貌に年相応の笑みを浮かべて締めくくる。
これが彼女のルーティーンだった。
彼女に仕えている少女、水波はその姿をこっそりと見るのが密かな楽しみであった。
この姿を見られるのは家にいる彼女だけ。母に捧げるように花を手向け挨拶する姿を知っているのは今現在彼女だけなのだ。
独占欲と呼べるほどのものではないが、自分だけが見ることのできる特別な時間というのは、彼女の心を満たすものだった。
(毎朝、ご母堂様にご挨拶される深雪様、なんと尊いことか…)
水波にも両親は形上存在はするが、生まれが生まれ。
ほとんど会ったことも無ければ今はもう亡くなっている。
だが、こうして自身から進んで手を合わせたことなどなかった。一応墓参りのようなものは経験あるが、このように心がこもっているかと聞かれると、違うと答えられる。
そのくらいドライな関係だった。
羨ましい、などと思うことは無いが、聞こえてない相手でもこうして想える人がいる、という主人の心に感服した。
そしていつか、自分も彼女にとってそう思ってもらえるならば、それはどれほどの幸福なのだろう、と夢想する。
水波は遠くない将来、短い生涯を終えることを覚悟している。
だからこそ、最期の時まで彼女に誠心誠意お仕えしたいという思いが強くなった。
彼女の心の中で生きられるなら、それは幸せなことだと今の彼女は信じているから。
だから今日も水波は心を込めてキッチンに立つ。少しでも美味しいものを食べていただきたい、その一心で。
挨拶の時間は終わりだ。主人に見つかる前に少女は静かにキッチンでの作業に戻った。
――
「私の姪、健気すぎませんか!?いい子に育って~」
「そのいい子を魅了する娘は今日も可愛いわ。私の後にちゃんと心の中で貴女に呼びかけるなんてうちの子もいい子が過ぎる、とでも言えばいいのかしら。見た?最後の身内にしか見せない笑みを。淑女にあるまじき笑みだけれど、こちらの方が好みだわ」
「可愛いですよねぇ!普段はあんなに淑女として振る舞われているのに、身内にだけ向けられるスマイル。できれば小学生の時くらいから見たかったものですが、どこぞのおうちの教育方針でほとんど見られませんでしたものねー」
「っ…、私の前では、時折見せてくれていたのよ?」
「でもそのあと淑女として気を付けなさいって注意して落ち込ませてたんですよねー」
「…穂波さん、今日は当たりが強いのではなくて?」
「そんなことないですよ」
にっこりと音が聞こえそうな笑みを浮かべている元護衛であり、実は友人関係でもあった彼女のオーラに気圧され、深夜はこめかみをひくつかせた。
彼女にも思うところが無いわけではないのだ、その件についてこれ以上触れることは避けた。
「確かに水波さんは随分と深雪に馴染んだわね。はじめはただ主に仕えようとする使用人だったのに。――あなたとは顔以外似ていない真面目な子が来たものだと思ったものだけど」
「ひどいですね。私だって初めは緊張したんですよ?」
「嘘ばっかり」
「ほんとですってー」
二人は年が離れているはずだがそれを感じさせないほど親しさが滲んでいた。
それは彼女たちが死んだことによって柵から多少解放されたことによって、気持ちを隠さなくなったことが理由だろう。
そう、彼女たちは故人だった。
深夜は約三年前。穂波は約五年前。
肉体から離れ、魂となって上空から見守っている。
愛おしい家族を、大切に思っていた子供たちの行く末を、彼女たちはずっと見守ってきた。
「本当、子供たちの成長って早いのね」
「そうですね。特に――」
「「達也」君」
二人は声を揃えて一人は苦笑を、一人は面白くなさそうに顔を歪めて言った。
「まったく、あの子があんな子になるなんて思わなかったわ――あんな、すけこましになるなんて」
「すけこましって…達也くんは別に女性を騙しているわけでは」
「あんなの騙しているのと変わりないじゃない。可哀想に。一人なんてどっぷり術中にはまっちゃって」
「あれは達也くんだけのせいでもなさそうですけど…確かに下手に優しくしたことも原因でしょうか」
「深雪の前でいい顔をしようとしたのが悪いのよ」
「良いお兄さんをしようとしたってことでしょう?」
「『良いお兄さん』、ねえ?…アレが、兄が妹に対してとる行動かしら?」
「あ~、中学まではあそこまでじゃなかったんですよ?ちゃんとお兄さんとして妹の為にって」
「…そうさせるよう、私も努力したもの」
深夜は回想する。
彼女が生前どれだけあの兄妹をちゃんとした距離感に戻そうと何度間に入ったことか。
自分が傍に居られない時はどうしようもないので、できるだけ家に帰って、時間を取って――そのことでできた家族の時間を得られたことは彼女にとってどれだけ心の救いになったか。
思い出して口元を緩ませつつ、眉間のしわは保ったまま。
「達也は深雪さんにしか深く愛情を感じられない。そのように感情を奪ったのだから当たり前ね。だけど私は少しでも達也のよりどころを残そうとして、妹への愛を残したのよ。
間違っても真夜のように兄妹結婚しちゃえばいい!なんておかしな考え持っていなかった。あの事件が起きて、深雪がおかしなことを言いだして、家族として暮らせるようになってからは、兄妹仲良く寄り添って生きていければ、達也は生きやすくなるかもしれない。そう思ったわ。――初めは」
最後の言葉があまりにも苦みが込められていたので穂波は噴出した。
「初めのうちは確かにそうでしたよ。達也くんは、どんなことにも動じない精神を持つ彼でも戸惑って途方に暮れるようなことも多々ありましたね。それでも根気よく深雪さんが構ったから徐々に慣れていきましたけど。でも、それは奥様もでしょう」
「…そうね。私もあの子のおかげで懐かしい感情を抱くようになった。再び、家族を愛せるようになったわ」
この再び、と言うのは司波家のことではなかった。彼女にとって家族はもっと昔、自身が中学時代までの家族を指していた。
まだ、父親もいて真夜も明るく笑っていた、あの頃。
純粋に身内を慕っていられたあの頃が深夜にとっての家族の輝かしい思い出だった。
ずっと更新されることは無い、遠い過去のものだと思っていた。だが、晩年それは覆された。
「あの時ほど生きたい、もっと生きていたいと願ったことは無いわ。もっとそばであの子たちの成長を見ていたかった。――でもね、後悔はしていないの。だって、私の寿命は達也にあげたつもりだから」
ずっと言えなかった、穂波しかいないから言えた本音だった。
達也に手術を施したのは、あの強大な力を普通の人間が制御できるはずが無かったから。精神を壊すのが目に見えていた。人に身には扱えないほどの、奇跡のような大きすぎる力を宿した我が子。生まれた時から恐れられていた子を生かすためには力を制御させられるようにしなければならなかった。
心を、衝動を全て奪うようなことはしたくなかった。それを無くして果たしてこの子は人と呼べるのか。ただの兵器になってしまうのではないかと恐れた。
だからこそ、命を削ってまで、あの子の制御装置として生まれた妹にすべてを託した。
彼女への愛が、彼を生かす。そう信じて。
「だけどまさか、その愛情があそこまで重くなるとは思わなかったのよ。適度な距離を保っていれば、あの子が結婚して別れて暮らすことになっても多少の寂しさを抱くだけで済むと、傍で暮らせなくとも見守るだけで幸せな気持ちでいられると。そう思っていたのに」
「ただの身内であれば、そうでしょうねぇ」
「…あの子が言っていたわね。四葉の愛情は深く、重いって」
「ああ、偶に独り言のように呟いてますよね」
「実際独り言のつもりなんでしょう。一人しかいないと思って気を抜いて口にしているのだから」
深夜が心配なのは、娘の気の緩みすぎで失言を繰り返すことだ。
そのせいで彼女は大変な目に遭っている場面を何度か見てきたから。
「まあ、愛情と気づかない雁字搦めの愛はありましたよねぇ」
穂波に向けられた視線に深夜も思い当たり気まずそうに瞳を揺らしながら。
「…気付いたら負担になるかもしれないじゃない」
「その不器用な遠慮が余計な誤解を生むんですよ。ご当主がいい例じゃないですか」
「あの子はそれも楽しんでいるからいいのよ」
深夜が見守っているのは何も娘と息子だけではない。大事な妹もちゃんと見ている。
「深雪さんに興味があるのにあんな態度ばかりとっているからいらぬ警戒をされるのだわ。苦手意識はしっかり植え付けられてる感じね」
「それでもあれだけ気丈に立ち向かえるのですから、大したものですよね。全ては達也くんの為に!って毎日聞かされて耳タコです」
「…本当、あそこまで傾倒しなくてもいいでしょうに」
「深雪さんも深雪さんで変わっていますよね」
「やっぱりあの時達也好みに作り替えられたんじゃないかしら」
「いやあ、あの当時の達也くんに好みとか理想といったものは無かったように思えますがね」
不満そうにため息を吐く深夜に、穂波はくすっと笑って話題を変えた。
「それにしても、深雪さん。このところ落ち込んでいますよね」
「ええ、まるで冬なんて来なければいいのに、と憂鬱そうな顔をされる時があるようね」
彼女には時々未来が見えているらしい、と見守っているうちに気付いた。
そう思わせる場面を多々見てきたからだ。そしてその未来を変える為、奔走している姿も見てきた。
ずっと、一人で何かと戦っている。
だが、彼女たちはそのことにそこまでの不安には抱いていなかった。なぜなら、彼女の傍には彼女の絶対的守護者がいるからだ。
「そろそろまた何か大きな出来事がありそうね」
「達也くんの方も大詰めのようですし、何かがあるんでしょう」
傍観者として過ごすうちに、見守る二人は何が起きても動じない心を手に入れていた。
だから深雪がやらかして達也が妹の境界線を無意識に超えようとしようとも、念波で注意するくらいで届かない魔法を放とうとすることは諦めた。
いくら諫めようとなるようにしかならないのだ。
「…深雪に私の声は届いているようなのに、どうしてあの子は選択肢を間違えるのか」
「いえ、アレ奥様のおっしゃるようにしていたら達也くんプッツンして家から出さなくなりそうじゃないですか」
「……本当、誰に似たんだか。親の顔が見てみたいものですね」
「鏡が出せないのが残念ですねぇ」
「私には似てないもの」
「…だとしたらあちらの…?」
「知らないわ。知りたくもない」
「そうですね。血筋ならもっと過去を遡るとその気のある人はいそうですよね。なんといっても愛の深くて重い一族ですから」
「そうだわ。あの子は真夜に似たのよ。大事なものは宝箱に詰め込んでいたもの」
「流石奥様とご当主様の子ですね」
身体は深夜が、中身は真夜が作り産んだと半ば本気で考えている深夜は、そのメッセージを当主である彼女に残し、そして先日そのメッセージが彼女のもとに届けられた。
誰もいなくなった部屋で一人、そっと目を伏せて口角を上げていたのを深夜だけが知っている。
ちなみに何故穂波がこの件で揶揄えるのかといえば、それはメッセージを残す場面の一部始終を見ていたからに他ならない。
「深雪はどうしてまだ逃げられると思っているのか不思議だわ。あの子には危機感というものが無いのかしら?」
「常に晒されすぎてマヒしてしまったのかもしれないですね」
「…ありえるわ」
眼下では深雪がキッチンへ降りてきて水波と二人並んでいる様子が窺えた。
エプロンはこの間これでお揃いね、と言って深雪が水波にプレゼントしたものだ。
これはお菓子作り専用エプロンで二人色違いだった。
初めて着るわけではないのにいまだに二人して互いのエプロンを見てははにかみ合っている。
「「かわいい」」
一人は噛みしめるように下を向き、もう一人は尊さに天を仰いだ。
「可愛い二人がお菓子作りなんて見ているだけで幸せになりますね」
「今日もお供えしてくれるのかしら」
「深雪さんはずっと美味しいですが、水波は徐々に上達してきたのが分かるのがいいです」
姪の成長に穂波は自分のことのように喜ぶ。
生前は、そんな関係になんてなれなかった。調整体の家族関係は兄弟でもない限り付き合いが薄い。
家族に向けられない分、仕事先に想いを重ねていた穂波は死んだ今、ようやくその思いを家族に向けられる喜びを知った。
「でもうっかりなところはまだ治らないのね。鼻の頭に粉を付けて」
「そこがあの子の可愛い所です。むしろ無くしちゃいけないチャームポイントですよ」
「…貴女、ねこっ可愛がりすぎではなくて?」
「直接できない分、ここでしないでどこでします」
「それもそうね」
互いに死んでからこんな面白いところがあったのか、と再認識する日々だ。
そう、互いに。
「…深雪は誰にでも甘い顔をしすぎなのよ。あんな優しく拭ってあげて」
「やっぱり達也くんは奥様にそっくりですよ」
「私はあんなにドロドロしていないわ」
「同性か異性かの違いだと思いますけどね」
もし深夜が男であれば達也との関係はもっとギスギスしたことだろう、と思ったが口にはしなかった。
「こんな可愛い子たちの焼きたてのお菓子を食べられる達也くんは世界一の幸せ者ですね」
「…だから世界に嫌われているのではなくて?」
「あはは」
穂波は笑って答えを回避した。
甘い香りが漂っているのか少女たちは楽しそうに焼きたてのお菓子を皿に盛り、スコーンを並べ、とっておきの紅茶を用意していた。
「朝から豪勢ね。アフタヌーンティーを朝から?」
「休日ですからいつもと違う朝食を楽しみたかったのでしょうか」
サンドイッチも用意され、スタンドに並べられ、本格的なアフタヌーンティーセットが完成した。
そこに深雪がCADを操作して魔法をかける。
焼きたては香りごと熱を閉じ込めるよう保護されて、サンドイッチはパンに野菜の水分がいかないよう、そしてその野菜の鮮度も落ちないよう冷却魔法と同時に水分子が移動しないよう…これは加重魔法の一種だろうか。こんな使い方は初めて見た、と穂波は――若干引いていた。
「凄いですね、こんな繊細な魔法の使い方…見たことも聞いたこともありません。いえ、魔法構造自体は既存のものですが」
そう、深雪が使った魔法は一般的な魔法式を駆使しただけ。ただそこに緻密な計算と技量があって初めてあのような繊細な魔法となる。…やっていることはただ食事を作りたての状態で維持したいというだけなのだが、とんでもない魔法力だ。まず、一般の魔法師にこんな芸当はできない。
「あの子、いずれ時を止める魔法とか達也に求めるようになったりしないかしら」
「…流石の達也くんもそんな魔法は作れないでしょう」
しかし魔法を保存するというとんでもない研究をしていることを知っているから今度は笑い飛ばすのができなかった。
「たとえそんなすごい魔法があったとて、あの子はそれをこうして生活にしか使わないんだわ」
「平和ですよね」
魔法が兵器として見られ、魔法師を兵器として扱われるようになった時代があった。今もその考えは根深く残ってはいるが表向きは無くなった、ことになっている。
「魔法は使い方次第、なんて、夢物語だと思ったわ」
「守るか攻撃するか。それが私たちの知る魔法でしたが」
ここで使用されるのは、美味しく食べていただきたい、という純粋な好意のために使われる魔法。
「魔法で人は幸せになれるのね」
深夜の言葉に、穂波は声を掛けるのではなく手を伸ばして彼女の手に重ねた。
温度などないはずの手が、ほのかに熱を感じたような気がした。
――
「随分と朝から豪華だな」
「はい!水波ちゃんとやってみたいと話していたのです。水波ちゃん」
「紅茶を淹れてまいります」
水波がはけたところで、達也は肩を落として。
「一瞬俺の忘れた記念日でもあったのではないかと不安だった」
「ふふふ。それは紛らわしいことをいたしました。本日午後は予定がありますでしょう?だから朝にティータイムを持ってきてもいいのではないか、と」
何のイベント日でもないことを教えられ、達也は安堵を隠さず表情に浮かべて席へ着いた。
深雪も兄が席に着くのを見届けてから腰を下ろした。
「それにしても見事な魔法だな…惚れ惚れする」
「ありがとうございます」
達也の眼は目の前に並べられている料理一つ一つに掛けられている魔法を一つ一つ解析しては感嘆を漏らす。
実際見事な魔法だ。こんな精密で繊細な魔法を見ることはなかなかない。世界屈指の魔法師の中で、これほどの魔法を使える者が果たしているかどうか。
それをまだ十代の少女が成し遂げているという事実に驚愕しない者はいないだろう。
これほどの魔法を、たかが食卓に出来立ての料理を提供したいがためだけに使われるだなんて、信じられるわけがない。
これが深雪でなければ、達也も一体何を仕込んでいる?と掛けられた魔方式を読み解いた上で疑いを掛けたかもしれない。
ほどなくして紅茶のいい香りが漂ってきた。
達也に紅茶の良し悪しなどわからないが、恐らく深雪のとっておきの紅茶なのではないかと推測したのは深雪の笑みを見ての判断だ。
そしてそれはあっていたようで、深雪本人の口から語られた。
何でもない日に特別なティータイムを。
どうやら今回のコレは不思議の国のアリスに感化されたようだ、と達也は納得した。数日前に彼女が端末で読んでいたのを思い出したのだ。
このように思い付きで食卓を彩ることはこれまでに何度もあった。経験則だった。
「では、いただこうか」
「「「いただきます」」」
――
「あの子たち、ますます腕を上げたわね」
「美味しいですね。残念ながら紅茶は淹れてもらえませんでしたが」
供えられたサンドイッチもスコーンも、二つずつ。
「僭越ながら、私の紅茶で我慢してください」
「あなたの淹れる紅茶が良いわ」
そういってカップを傾ける深夜に穂波は恭しく首を垂れた。
天国はふんわり設定。お供え物は手元に届く。
イマジネーションで紅茶くらいは入れられるのではないかな、と。
なら鏡も出せるでしょうけど、そこに出さないのが穂波さんの優しさ。
深夜さん、お兄様が妹に変な気を起こさないようブロックしていた模様。残念ながら二人きりで暮らすようになって努力が水の泡に。だけど二年近くもったよ!頑張りは決して無駄では…無かったはず。
しばらく気付かずにいられたから苦悩することは無かった。
イマジナリーお母様はお母様ご本人だった!
穂波さんは司波家一家が大好き。生前から可愛がっていた。奥様含めて。
そして水波ちゃんが一緒に暮らすようになって、真面目で可愛い姪っ子にメロメロ。毎日が楽しい。
二人は可愛いもの好きなので意気投合。
彼女たちは今、幸せに彼らを見守っています。
お粗末様でした。