魔法少女リリカルなのは~性転換吸血鬼~《瞬間凍結》   作:ビレッジイ

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ぶっちゃけ何も考えずに書いています。
なので「伏線?何それ美味しいの?」になると思います。
それでもなお読んでくれるなら有難いです。

第4話始まります。


第4話これが、アニメデフォルトか

忍side

 

こんにちは、吸血鬼の忍野忍です。

翠屋の亭主さんもとい高町士郎さんのお見舞いに行くと決めてから2日後の昼、俺はメメと共に高町さんが入院している病院に来ていた。

女神が吸血鬼としての弱点をなしにしてくれているので日差しの元余裕で歩ける。

これはとてもありがたい。

その代償は女体化なのだが。

 

さすが病院、血の匂いがプンプンする。

匂いがするといっても普通の人じゃ分からないだろう。

吸血鬼になった俺の嗅覚は血の匂いに対して非常に敏感になっている。

まるでサメだな。

まあ血の匂いを嗅いだからって吸血衝動に襲われたり、サメみたいに襲いかかったりはしないけどね。

 

「お待たせ忍ちゃん。面会の手続き終わったから行こうか」

「ああ」

 

俺は短く返事を返して先を歩くメメの後に付いて行く。

 

しばらく歩くと目的の部屋の前に着いた。

部屋の前にあるネームプレートにはちゃんと『高町士郎』と書いてあった。

どうやら一人部屋のようだ。

そういえば確かここの金は事故の時の依頼人が出しているんだっけ。

せめてもの気持ちってことか。

そんなことを考えていると、メメが部屋の扉を開いて中に入る。

俺もメメの後に続いて中に入る。

 

おじゃましまーす

 

どうやら俺達以外のお見舞いは来ていないようだ。

部屋の中はシンとしていて、俺とメメの足音がやけに大きく聴こえる。

俺は高町さんが寝ているベッドまで歩く。

そこには全身包帯、幾つものコードに繋がれ人工呼吸器を着けられた男がいた。

心電図の音がしていなければ死んでいると思っても仕方が無い状態だ。

この人が高町四郎さんか・・・・・ん?

 

「おいメメ。この人本当にお前の大学時代の友人か? どう見ても若すぎるだろ」

 

この高町さん、どう見ても20代前半にしか見えない。

メメの大学時代ってことはだいたい15年〜20年くらい前だろう。

その頃絶対この人10歳未満じゃん。

どういう出会いがあったら大学生と小学生が友人になれるんだ?

はっ! もしや、メメにはショタコンのきらいがあったのか!

ロリコンではないことを切に願おう。

 

「何か僕に対して失礼なことを考えなかったかい忍ちゃん?」

「気のせいだ」

 

相変わらず鋭いな。

最近分かったことだがメメはとても感覚が鋭い。

あと感も良い。

本人はホームレス生活をしているうち勝手に養われた、と言っている。

この前、何処かの業者があの廃墟にやって来た時に、その超感覚で訪問を事前に察知ていた。その日俺達は気配を消し、隠れてやり過ごした。

苦境が人を強くするって本当だなー。

そんなメメが、ついに俺の地の文を読むまでになったか!

・・・・・・ロリコンだからじゃ、ないよね?

 

「彼は確かに僕より年下だけど2つだけだよ? 今では立派な三児のパパさ。確か一番上の子が今は高校一年生で、真ん中が中学一年生。末っ子はまだ小学校に上がる前だったかな」

 

まじかよ!? これが40歳前後の顔か!?

もしかして俺と似たような存在か、もしくはサイヤ人的な民族か?

 

あ、そういえばこの世界ってアニメに酷似した世界なんだっけ。

つまりこれがアニメデフォルトか・・・・・

 

「なにかな? 僕の顔に何か付いているのかい?」

「いや別に」

 

こいつは年相応、というより若干老け顔だな。

もし同年代がみんな高町さんみたいだったら、メメのやつ結婚は厳しそうだな。

いや、メメのオジ様属性に惹かれてくれる子はきっといるはず。

諦めるなよ! メメ!

 

と、今はそんなどおでもいいことを考えている時じゃないな。

 

「それにしてもよく生きてたな、これ。結構重症だっただろう?」

「分かるのかい?」

「まあな」

 

今の俺はけが人の匂いを嗅げば、どれくらいの出血をしたのかが分かる。

たとえそれが半年も前に流した血であってもだ。

高町さんからは、常人なら出血死していてもおかしくないレベルの出血をしていたことが分かった。

 

「僕が聞いた話だと、日本刀でお腹をスパッと切られたそうだよ。その時は出血は酷いは、内臓は飛び出るはで大変だったらしいよ」

「いやマジでよく生きてたな本当に」

 

物凄い生命力である。

俺なんか中学の頃、包丁で手の甲を切っただけで大騒ぎしてたからな。

まあ今の俺なら腹切られようが、頭をパーンされてもすぐに治っちゃうけどな。

治るからって痛くないわけじゃないけど。

 

「彼の実家は古流剣術を納めているから、もしかしたら刀で切られることに耐性があったのかもね」

「耐性って。ゲームじゃないんだから付くわけないだろ」

「もしくは彼の正体が悪の組織によって改造された怪人だったり。僕的にはこれが一番の有力説だね!」

「何を根拠にその自信」

「僕の友人にそうとしか思えないような奴がいるんだよ」

 

まじかよ。いるのかこの世界にはショッカーが!

もしいるならこの世界は仮面ライダーの世界に酷似した世界ってことになるのか?

あっ、あれってアニメじゃなくて特撮か。

そろそろこの世界がどんなアニメにこした世界なのか調べた方がいいかな。

せめてどんなジャンルなのかだけでも知っておきたい。

 

「その友人も、例の如く大学時代のか?」

「ああ。見た目は結構美人なんだけどね、一体どんな身体の構造してんだよ! って感じの奴。ちなみに関西弁」

 

本当にお前の大学時代どんだけだよ!?

この調子だとまだいそうだな!

あと関西弁ってあの人か? 確かにあの人はいろいろおかしい。

妹は人間ですらないし。いや妹じゃなくて式神だったけあの子?

 

てか俺達、意識不明の患者の横でなに話してんだか。

あんま騒いでるとナースさん来ちゃいそうだな。

 

ガラガラ「あら」

 

ん? 何か栗毛の美人さんが入ってきたぞ。

ナースさん?

 




あの方の登場です。
やっとリリなののキャラ出せます。
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