メタリックスターナイツ   作:模造品ザギさん

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なんか気づいたらサボってた。すんません。
でも、その分ストーリーが完成しつつあるよ。


報復のバロス

 

 いつも通りの日常が戻って来た今頃。

 ユピタ・モンスの討伐後、地上波放送ではイージス社のアーテリドが注目され、

 秋原社長の部下がたびたびコメンテーターとして参加するようになった。

 一方、真騎とアルターたちの活躍は一度も放送されなかった。

 そして、1週間後...

 

 「お前は力が欲しくないのか?真騎。」

騎「...なんでいつも夢の中で現れるんだよ。」

 「お前は私にとっては素晴らしい存在だ。

  だから、お前に最高の力を与えようと思った。それだけだ。」

騎「もし受け取ったならどうなるんだよ。」

 「...それはだ。」

 

 ・・・

 

A「起きろぉぉぉ!」

 部屋のカーテンが開かれ、白い光が真騎の目蓋を照らす。

騎「なんだ...うー...もう朝か...」

A「今日が何の日か覚えてないのか?」

騎「...そうだったな。」

 真騎はベッドから出て私服に着替え、ちゃっちゃと顔洗い,朝食,トイレを済ませて... 

騎「じゃ、行こうか。」

A「おう!セクター!留守番頼んだぜ!」

S「おっけ~」

 

 向かった先はバイク屋...

 

A「おぉぉぉ...カッケェェェ!!これぞバイクってヤツだ!」

 目を輝かせ車体に頬ずりするその姿を見た店員はめちゃ引いていた。

B員「えー、北条さんですね。一括払いをご選択なられましたが、大丈夫でしょうか?」

騎「大丈夫です。ではお願いします。」

B員「保険と車体料金...その他込みで176万8500円ですね。」

騎「はーい。」

 

 着々と手続きを済ませて数分後...

 

B員「はい、ではご気を付けて。」

騎「ありがとうございます!」

A「もういいんだな?いいんだな!?」

騎「うん、いいよ。」

A「じゃあ、さっそく...」

 アルターは融けると、自ら液体状と化した体を動かしバイクと融合した。

 融合した途端、アルターはその周辺でドリフトを始めたのだ。

A「この感覚、久しぶりだがやっぱりテンション爆上げだぜぇぇ!!」

B員(こんなのが俺たちの日常を...?嘘だろ...」

 店員の顔はあからさまに引いていた。

 それを横目で見た真騎は大声でアルターを大人しくさせた。

 そして、

騎「では!」

B員「ありがとうございました。」

 真騎はアルターバイクに乗ってドライブがてらに山際の県道を走り抜ける。

A「やっぱこのバイクってヤツとの融合は最高だな~!」

騎「俺も、バイクの運転しなくていいから楽で助かるよ。」

A「ん?そういやぁマキ?免許は取ったのか?」

 真騎はポーチから免許を取り出してアルターに渡した。

騎「いくら自動運転でも国のルールは守らなきゃね。

  それに、自分だけでバイクを運転したいってのもあるし。」

A「ほーん。ま、返すわ。」

騎「りょ。」

 アルターが真騎に免許証を返した瞬間。

 鈍い音が。

 前方には乗用車が一台ある。

騎「これはマズい...」

 真騎はアルターバイクのハンドルを強く握り、アクセル全開で前方の車を追い抜かした。

A「な、なんだ!?」

 そして、レビノイドベルトで変身し乗用車の前に立ちふさがった。

 キィィィィと急ブレーキがかけられ、

 アルターから降りた真騎は、レビノイドスーツのパワーで車を180°旋回させた。

騎「間に合っt..」

 巨大な岩が真騎の頭上に落下した。

 そして土砂が一気に道路ごと崖へ押し流していく。

A「マキ...おいおい嘘だろ?」

 アルターはバイクとの融合を解除し岩目掛けて走る。

 両腕からエネルギーブレイドを生成したアルターは岩や土砂を斬り刻み、掘り進めていく。

 必死で大量の土砂を掘ること2分...

A「この岩の下...見つけた!」

 レビノイドスーツ特有の光沢が土砂の間から顔を覗かせている。

 アルターはエネルギーブレイドをしまい、真騎を土砂の中から引きずり出した。

 息をしていない真騎を担ぎ、急いで現場から離れようとしたその時だった。

?「オマエヲコロス。」

 野太い声の聴こえる方を振り向くと...

 岩の塊のような異星人が槌を振り回しながら襲い掛かって来ている。

A「お前か...この土砂の元凶は?」

?「イカニモ、オレハザトルンサマノゲボクタイt」

 アルターの一撃がヤツの胴を真っ二つにした。

?「オ゛...オアァァァァァ!!」

 断面から青白い光を放ちヤツは爆散したのだ。

A「...貴様と戯れてる暇は無いんだ。命救わねぇと...」

 アルターは真騎の手首を掴み、融合しようと体を融かし体内げとけこんだ。

A(完全に神経が...まさか...マキ?おい、マキは死んじまったのか?)

 融合を解除したアルターは真騎の肩を掴み必死に揺さぶる。

 首がグワングワンと力なしに揺れる姿からは生命を感じ取れなかった。

 アルターは真騎を抱きしめ、横にして持ち上げた。

 そして山の麓を見つめてそこへと向かって行く...

 

 ・・・土砂崩れの発生源のすぐ近く...

 

ザ「私なりの報復。目には目を歯には歯を。地球にこれほど便利な言葉があるとはね...

  私の子供はもう二人やられちゃったけど。これで私たちの報復は終わったのよ。」

?「お前か。テティスの言ってたザトルンってヤツは。」

 どこからか現れた男はレビノイドベルトを腰に付け変身した。

 翡翠色の光が林間から漏れ出す。

ザ「貴方がテティスを。...二人居るなんて思いもしないわ。」

 謎のレビノイドは後ずさりをするザトルンに言った。

?「おい、まさか逃げるのか?」

ザ「あくまで私は指示役。実践は苦手なのよ。」

 と、捨て台詞を吐き姿を眩ませた。

?「チッ...逃がしたか...」

 男のベルトから何かが飛び出し、変身が解除された。

?「これからどうする。ゼラム。一旦戻る?」

Z「戻る...待って。何か感じる。」

?「どうした?気のせいじゃないのか?」

Z「...」

 その時、ゼラムの脳内で他の金属生命体の仲間たちの姿がよぎった。

Z「...気のせいっぽい。戻ろう。」

?「あぁ。」

 二人は山の奥へと姿を消した...

 

 ・・・

 

騎「...ここは?」

 辺りは真っ暗な空間...しかし、一か所だけ白い光の見える場所がある。

 そこへ走って向かった。

 そこには何者かが正座をして待っている。

騎「アンタは誰だ...?」

?「私は...お前の夢に出てきた者だ。」

騎「...は?」

?「今から大切なことを言う...お前は死んだ。」

騎「え?」

?「死んだんだお前は。ここは生死の間という場所だ。」

騎「ま、待ってくれ、俺って死んじまったのか?」

?「あぁだが、安心しろ。特別な力と一緒に私がお前を蘇らせる。」

騎「特別な力...いや蘇らせれるのは本当か?」

?「本当だとも、だから少しの間動かないでくれ。」

 真騎は目を閉じ、集中することで動きをとめた。

 すると、一気に体が重くなり落ちていくような感じが全身を襲う。

 再び、目を開けると...

 アルターが自分の体を埋め始めていた。

 真騎は慌てて体を動かして「何してるの!?」と言った。

A「...?!マ、マキイィィィィィ!!?」

騎「なんで俺を埋めようと...?まさか俺、死んでたのか?」

A「...そうなのか!それより...」

 アルターは真騎を再び抱きしめた。

騎「そ、そんなに嬉しいか...?」

A「おう!」

 そして、バイクと融合したアルターに乗って真騎は家へと帰って行った。

 

 家に到着して...

 

A「久しぶりにバイクと融合したな~...ふぅ、ニンジンジュースは残ってたっけな。」

 元の姿に戻ったアルターは冷蔵庫の中を漁る。

 

騎「人参ジュースなら昨日セクターが飲み干してたよ。」

 すると、アルターの動きが止まった。

 

S「んー?」

 アルターの首は音をたてながらセクターの方を向いた。

 ・・・

 

A「あれだけ勝手に飲むなっつってんだろォォォォォ!!」

 

S「ごめんって~」

 飛びかかって来たアルターの攻撃を軽々と受けるセクター。

 真騎は呆れ、冷蔵庫を開けてそこから人参を一本取り出した。

 

騎「アルター、投げるよ。」

 そう言い人参をアルターに投げ渡す。

 

A「ウラウラウラウラ!!...?はっ!」

 気付いたアルターは、飛んでくる人参を右手でキャッチしそのまま噛り付いた。

 そのままウサギのように人参を齧りながらソファに座った。

 

騎「はぁ...セクターも人参ジュースには手を出すなよな。」

 

S「はぁーい。」

 

騎「...俺も何か食べないとだな。そういや、昨日の残りが...」

 冷蔵庫の中から昨日の残り物の肉じゃがを取り出す。

 そして、白米を茶碗についでいると突然インキュロスが天井から降りてきて言った。

 

Ⅰ「腹減った...」

 

A「あれ、インキュロスは金属生命体の誰よりも飢えには強いが...

  あ、そっかもう1年は食事をして無かったんだったな。」

 

騎「そうなのか、じゃあ残りの白米食べなよ。」

 

I「どうも...」

 インキュロスは炊飯器の中に残った3合もの白米を片手で掴みとり、

 にぎにぎしながら天井裏へと姿を消した。

 真騎は電子レンジの中に肉じゃがを入れ温め始めた。

 

騎「今思ったんだけど、金属生命体ってそもそも何なの...?」

 すると、アルターは勢いをつけて立ち上がって言った。

 

A「俺たち金属生命体は全員兄弟みたいなもんさ。

  まぁ、昔...って言っても6年くらい前かな?俺がこの世に生み出されたのは。」

 

騎「生み出された?ってことは…」

 

A「そう、俺たちは博士によって生み出された子供。

  俺はそのなかの長男のポジションに位置するのか?

  たぶんそうだ。ちなみに、俺たちを生み出した博士の元を離れて早2年だぜ。」

 

騎「へぇ~...博士って人間なのか?」

 

A「人間じゃなかったな。俺たちに近い姿だったのは覚えてる。」

 そう話している内に電子レンジのタイマーが鳴った。

 

騎「博士も近い見た目だったってことね...さてと、飯にしますかぁ。」

 真騎は熱々の皿を急いでテーブルに運び、ラップを剥がして箸を持った。

 

騎「それじゃ、いただきまーす。」

 と箸でジャガイモを掴み、口に運ぼうとした途端...体が動かなくなった。

 カタカタと小刻みに揺れ始める手。

 そして、ジャガイモごと手に持つ箸が床へと落ちた。

 

騎「...もういらない。白米だけでいいや。」

 落とした箸を拾い、真騎はそれを台所へ持って行った。

 

A「アイツどうしちまったんだ?」

 

S「わかんないけど、モグモグ別に...大丈夫なんじゃない?」

 

A「ってお前、何食ってんだ...」

 

S「えーとマキの残したヤツ~モグモグ...」

 その残された肉じゃがはセクターによって食べられていた。

 

A「『もういらない。』なーんて言ってたし別に食べても良いんだろうが、

  っー...マキはやっぱりあの時?」

 

騎「今日はもう寝る...」

 

A「おう...てかまだ真昼間だぜ!?」

 

騎「なんだか、頭が重くって...」

 真騎はベッドに向かう途中、バタリと床に倒れた。

 

A「え、寝ちまったのか?」

 アルターは真騎に近づき、額に手を当てて確認。

 

A「マジで寝てるな...」

 アルターは真騎を持ち上げ、ベッドの上へ運び降ろした。

 しかし、寝顔は何か苦しそうだった。

 

S「マキ、なんだか苦しそうだね~。」

 

A「...まぁ、起きるまでそっとしといてやろうぜ。」

 

 …そのままアルターたちは普通に暮らし夜眠りに就いた。

 翌日...

 

A「フン!おはようマキ!調子はどうd...?」

 朝の7時、目が覚めると冷蔵庫や調味料置き場が荒らされていた。

 

A「ファッ??」

 

S「おはよアルター。先に言うと、ぼくもインキュロスもやってないからね~。」

 と、言いセクターは荒らされた冷蔵庫から食べ物を漁り始めた。

 アルターは何度も目をこすってみたが、視界が変わることはなかった。

 

A「おい、マキ大変だ!冷蔵庫がなんか荒らされてるぞ!」

 

騎「Zzz...」

 しかし、眠ったまま動かない。

 アルターは真騎の毛布をめくって何度も「起きろ!」と

 言うも、結局起きなかった。

 

A「ダメか~...先に片付けとくか...」

 

 …それから5時間後の昼。

 

騎「おはよ...」

 真騎はようやく目を覚ました。

 

A「やっと起きたかマキ!大変なんだ!

  夜のうちに何モンかが冷蔵庫やらなんやらを荒らしやがった!」

 

騎「そう...あれ、なんだか眠気が...」

 真騎は再び眠りに就いてしまった。

 

A「はぁ...いい加減起きろぉぉ!」

 アルターは真騎の腕を掴みベッドから引きずり下ろした。

 すると、真騎のもう片方の手がアルターの腕を掴んだ。

 

A「はぁ、ようやく起きる気に...」

 勢いよくアルターはベッドの後方の壁にまで投げ飛ばされた。

 

A「な、何してんだ...?」

 そして、真騎は這いずりながらベッドへと戻って行った。

 

S「分かるよ~、動きたくないときは動きたくないもんね~。」

 

A「同情してる場合かよ!マジでどうしちまったんだよ?」

 

S「まぁまぁ、アルターも言ってたじゃないか~そっとしてやろうぜって。」

 

A「ムムム、それもそうか...あと少し様子を見てみるか。」

 

 ...その日の夜、アルター達が眠りに就いた頃。

 

騎「...う...う...ん」

 真騎の体から何か液体が滲みだし始め、真騎を包み込んだ...

 

?「っぱこの体...悪くないなぁ...」

 真騎の姿はすっかり変わり果て、深夜の住宅街へと足を運んでいく。

 

 …とある山道。

 

?「私は戻ったぞ、我が仲間よ。」

 そういうと、茂みの中から見た目の酷似した異星人が姿を見せる。

 

?2「戻ったか、仲間よ。...では早速『人類サーペント化計画』について説明しようではないか。」

 

?「ああ、頼む。」

 

?2「邪魔な者どもの排除。バロス星人、奴らを殲滅しさえすれば、

  あとは簡単だ。この星の知的生命体は実に単純で非力だ。

  お前の宿り主のような境遇のモノを次々と乗っ取って行け。」

 

?「しかしだ、この星の知的生命体は日常的に猛毒を摂取している。」

 

?2「前から持つ知的生命体の猛毒はほとんど無害だ。

  私たちがしているように日頃避け続ければ良いだけの話...

  だが気を付けろ。地球の知的生命体はカンが鋭い。

  下手に行動すれば計画はバレてしまう。」

 

?「バレてしまえば抹殺すればよい。」

 

?2「そうだ。このまま続けろ。」

 異星人は姿を茂みに隠して消えていった。

 

?「...了解した。」

 

 ...数時間後。

 真騎の家の前。

 

?「この生活をあと2日だ。」

 家の中に入ろうとしたその時、異星人の体が宙に浮かびあがる。

 

? (!?)

 

I「闇夜に紛れる俺はよぉく知ってる。

  お前だな?マキを操って悪行してるのは?」

 

?「...何のことだ?私は彼の命を救った張本人だ。

  悪行など、一切してはいない。貴様こそ、どうなんだ?」

 

I「俺はただ、マキに恩を返してるだけ。

  それと、この人間ってのが好きだからよ。」

 

?「そうか、なら仕方ない...」

 サーペント星人は銃を取り出し、インキュロスに発砲した。

 

I「おっと危ない」

 と、エネルギー弾を躱す。

 

サー「チッ...小癪な...!」

 そしてエネルギー弾を連射する。

 

I「俺には当たらない。そんな遅い弾じゃ...」

 弾を躱しつつ、黒い槍を生成し、サーペント星人に近づいていく。

「カァァァン‼」という音と同時に、サーペント星人の銃が槍によって破壊された。

 

I「おい、マキは何処だ?何処にやした!」

 すると突然、槍を首元に付きつけられたサーペント星人の顔が剥がれていく...

 

I「...マキ?」

 インキュロスは槍をゆっくりと下げる。

 

サー「言ったはずだ。私は彼の命を救った張本人だとな。」

 サーペント星人はインキュロスの腹を蹴り飛ばした。

 

I「ぐっ...卑怯だぞ!」

 

サー「あぁそう。このことを知ってもらった以上、お前を生かせてはおけないな。」

 サーペント星人の剥がれた顔が変形し、歪な槍となっていく。

 

I「マズい、時間が...」

 その瞬間、インキュロスは一気に縮くまり、猫背の姿に戻ってしまった。

 

サー「もうそんな時間か。まぁいい、これで始末しやすくなった。」

 

I「...マズいマズい...ヤバいヤバい...!」

 急いで陰に逃げ込もうと走り出した...

 

サー「逃がさんぞ。」

 翔り、勢いをつけたその槍の一撃は

 インキュロスの胸を貫いた。

 インキュロスは地面に倒れこんだ。

 

サー「弱者が...」

 

A「マキー!!何処だあぁぁぁ...」

 アルターが目を覚ました。

 

サー「しまった、このままd...」

 玄関のドアが開けられ、そこからアルターが現れた。

 

A「居た!...ってなんだその服装?」

 

サー「えーっと...ほ、ほらコスプレだよ!」

 

A「コ、コスプレ?そうかー...!」

 アルターが外を見渡すと、そこには槍で貫かれたインキュロスの姿。

 

A「...は?おい、おい!」

 アルターは倒れたインキュロスに駆け寄る...

 

サー(しまった...だが、私がこの人間の肉体を乗っ取っているなど気付かれなければ...)

 

I「...アルター、マキ...変なヤツに乗っ取られて...」

 生きていた。

 

サー「生きているだと!?」

 

A「ははぁん?お前、マキの体を乗っ取ってるんだってな?」

 

サー「ち、違う。アイツは嘘を言っt」

 アルターの一撃がサーペント星人の胴を傷つける。

 斬りつけられた胴を手で押さえながら後ずさりながら「...よく斬れるよな」

 と言った。

 

A「何言ってんだ?」

 

サー「この攻撃によるダメージはお前の言うマキも受けている。

  つまり、私が死ねばマキも死ぬ。...そういうことだ。」

 

A「やっぱ、お前...許せねぇ...!いや、待てよ...」

 この時、アルターはあることを思いつく。

 

A「おらぁぁぁぁ!!」

 アルターは剣を振り回しながらサーペント星人に迫る。

 サーペント星人は咄嗟に槍で攻撃を防ごうと試みた。

 すると、アルターはサーペント星人の胴体に飛び込んだ。

 

サー「コイツ...まさか」

 サーペント星人はもう一丁の銃を取り出し、アルターの胴を撃った。

 

A「ぐあぁぁぁっ!...駄目かっ!」

 

サー「貴様...」

 

A「なら...ここはひとまず」

 アルターは走って家の中へ飛び込む。

 

サー「流石にもう手は出せないだろうな。さて、トドメを...」

 と、振り向くもインキュロスの姿は無い。

 

サー「逃げたか。なら...あとは奴らを始末するだけ。」

 走りながら槍をドアの隙間に刺し、一気にこじ開けた。

 ドアが破壊されると同時に、奥からアルターが何かを持って襲い掛かって来た。

 

A「これでもくらえぇぇぇ!」

 

サー「...まさか」

 咄嗟にサーペント星人はその何かを躱した。

 

サー「この白い粉は...」

 

A「へへん、砂糖だ!お前、マキを乗っ取ってから肉じゃがを食べなかったろ?

  その材料に砂糖が入ってたから、お前の弱点は砂糖だ!!」

 

サー「...あぁ、弱点だ。いや、弱点だった...と言った方が正しいかな?」

 

A「...あれ、砂糖じゃないのか?うそーん...」

 サーペント星人の槍がアルターの肩を掠る。

 そのまま槍は家の壁に突き刺さった。

 

A「やっべ、間違えた!」

 

サー「図に乗るなよ...金属生命体ども!」

 アルターはそのままキッチンの方へと逃げる。

 

A「まーずい、これはまずい...なら、あれか?」

 サーペント星人は壁に刺さった槍を抜き、再びアルターに迫る。

 

A「なら、これだ!」

 と、アルターは冷蔵庫から人参ジュースを取り出した。

 が、中身が無かった。

 

A「セクターァァァァァァァ!!!!」

 

S「...ふぁあぁ何ぃ?こんな朝早くに?」

 

A「お前っっ…後で説教しないとな...」

 アルターは冷蔵庫から醤油のボトルを取り出した。

 

A「コイツは俺の大っ嫌いなヤツ...一か八かやってみるか...!」

 醤油ボトルを片手にサーペント星人の前に立ちはだかる。

 

A「これでもくらえぇぇぇ!」

 と、投げられた醤油ボトルは宙を舞い、サーペント星人の顔目掛けて飛んでいく。

 「フッ...」とほくそ笑んだサーペント星人は槍で醤油ボトルを両断した。

 飛び散る醤油はサーペント星人の体にも掛かる。

 

A「俺が嫌いなだけじゃダメか...」

 

サー「フン、馬鹿め。腐った色した水如きでこの私は...?」

 その時、サーペント星人の動きが止まった。

 

サー「か、身体が...動かなる...ぐぉおぉぉ...??」

 

A「...今だ!おぉぉらぁぁ!!」

 アルターはサーペント星人の胸目掛けて飛びこんだ。

 

  真騎の脳内...

 

A「オラオラオラオラオラァァァ!!」

 

サー「グアァァァ!!」

 アルターの怒涛の斬撃を受け、サーペント星人は一気に勢いを落とす。

 

A「ここの中じゃ、銃は使えないみたいだな!」

 

サー「待て...この私を殺せば...マキの心臓は止まり、死ぬぞ!

  貴様にそれほどの覚悟があるか!!馬鹿め!」

 

A「覚悟は無い!だが!俺は仮死状態の人間なら蘇らせれるんだよ!!」

 

サー「なんてヤツだ...なら、マキの精神を破壊するまでだ!!」

 サーペント星人はマキの脳内の床に青い光を放つ拳を構えた。

 

サー「こんな人間、死んでしまえば良い!良いのだ!」

 

A「させるわけねぇだろぉぉぉ!!」

 アルターの斬撃がサーペント星人を一刀両断した。

 

サー「マ、マサカ...こんナケッカニ...ギアァァァァァァァ!!!」

 そのままサーペント星人は脳内から消滅した。

 

A「...あとはマキの心臓を復活させるだけ!いくぜ!」

 

 ...

 

A「ーい...おーい、おーい、マキ?目が覚めたか?」

 

騎「...あれ、なんでこんな廊下のど真ん中に?ってなんで醤油まみれなの?え?えっ?」

 

A「まぁ気にすんな。俺が助けてやっただけさ。」

 

騎「は、はぁ…」

 そして、着替えを取りに行く途中、キッチンを見ると...

 

騎「え、え?はい?」

 

S「あっ、マキ起きたのか~おはよ~」

 縄でグルグル巻きにされたセクターが呑気に挨拶してきた。

 

A「あぁ、それも気にすんな。しばらく反省してもらわないといけないからな。」

 

騎「そうか...そうなのか~...ってえぇぇぇええぇぇぇぇ!!?」

 目の前の壁を見ると穴が開き、ボロボロに崩れていた。

 

A「...許せ、マキ。全部マキのこと乗っ取ってたサーペント星人が悪いんだ。」

 

騎「まだこの家買って一ヶ月も経ってないんですけど...」

 

A「そんなときもあるさ~、ま、一旦シャワー浴びてきなよ。醤油臭いぜ?」

 

騎「全部お前のせいだろぉぉぉぉぉ!!!」

 

A「ごめんなしゃああああああい!!」

 こうして、サーペント星人は倒され、真騎は元に戻ったのであった。

 

 ...謎の宇宙船内部

 

?「ザトルン、よくやった。これで第一の報復は終わった。」

 

ザ「これで、あとは1人...」

 

?2「ビルト様ぁ~、もうあのおじさんやっちゃおうよ~・・・」

 

ザ「メルクアはいつまで経ってもその口調...

  そろそろ成長しないのかしらねぇ...まったく。」

 

ビ「ザトルン、次はあの社長...やるのだ。」

 

ザ「了解。」

 

メ「やりすぎないようにね、だって...」

 

ザ「そのくらい分かっていますわ。」

 

メ「ま、がんばって~」

 ザトルンは再び地球へと降りて行った...





 無し!

一番印象に残ってるバロス星人を教えてー

  • 地のバロス星人 エルデ
  • 金のバロス星人 ヴェヌス
  • 火のバロス星人 マルス
  • 木のバロス星人 ユピタ
  • 土のバロス星人 ザトルン
  • 水のバロス星人 メルクア
  • 天のバロス星人 ウラヌス
  • 海のバロス星人 ネプトゥン
  • バロス星主 タイタン
  • バロス星主 テティス
  • バロス星主 プロ―メ
  • バロス星主 モント
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