真騎が眠りに就いたその夜...
金属生命体アルター,セクター,インキュロス3人は、真騎に黙って散歩しに行った。
月明かりの美しい夜。飛び交う虫の音が閑静な住宅街をにぎやかにしている。
A「たまには、こんな感じで散歩するのもいいかなーって。」
I「ですね。アルターさん。やはり、この美しい星空には憧れます。」
S「でもさー、ただ歩くだけじゃお腹すいちゃうよ...」
A「なぁに、行く前たらふく食べて来たんだからなセクター。大丈夫だろ?」
セクターは急旋回し、「もう帰る。」と言って、1人だけ真騎の居る家まで帰って行った。
A「いくら食べても、満たされない腹って一体何なんだろうなぁ...」
I「さぁ、ボクとアルターさんには難しい答えでしょうね。」
そう2人で考え、話していると...
ひんやりとした風がアルターの体を通り抜けた。
A「...なんだ?」
その瞬間、空気中の水分が固まり始め、氷壁が二人の前に生成された。
I「変ですね...」
インキュロスがその氷壁に触れると、氷壁はインキュロスの手に氷を張り巡らせる。
さらに、周囲には尖った氷柱が生成されていく...
I「一体...何が...」
インキュロスが氷壁を見上げると、そこには異星人が...
アルターはインキュロスに張り巡らされた氷を砕き、臨戦態勢をとる。
A「オメェ...まさか、またバロス星人か?」
異星人は何かゴニョゴニョ言いながらその問いかけに頷いた。
すると、氷壁から降りて来たバロス星人は先ほどの氷柱をへし折り、
アルターに勢いよく投げつけた。
アルターはエネルギーブレイドを盾のように構え、氷柱の一撃を防いだ。
A「へっ...いくら襲い掛かってこようと、俺らは負けねぇぞ!」
I「その通りです。バロス星人。ボクだって、負けませんよ。」
二人は完全に戦闘態勢に入る。
バロス星人は青い目を光らせ、大量の氷柱を生成し始めた。
A「凄まじい数の氷柱だな...」
そして、二人が構えていると、バロス星人は右手を前に強く握りしめる。
その瞬間、氷柱の白色は淡い青色へと変化し、二人に襲い掛かる。
A「とにかく防ぎきるのみ!」
I「ですね。」
アルターは襲い掛かる氷柱をエネルギーブレイドを盾に防ぐ。
インキュロスは身体から黒い霧を発生させ、見事に氷柱を躱している。
それを見ているバロス星人は再び右手を強く握りしめる。
すると、勢いを失い転がり落ちていた氷柱が砕け、二人に纏わりつく。
A「なんだこの氷...異様に重い...!!」
I「アルターさん、ボクも動けません...霧ごと...」
バロス星人は二人の凍りついた姿を見てケタケタと笑い、青い氷の剣を生成し右手に持つ。
そのまま、二人に迫り寄る。
A「インキュロス!動けるか!?」
I「ダメそうです...すいません...」
「カキン...カキン...」と氷のぶつかる音が徐々に近づいてくる。
A「...無理やりにでも気化しろ!うおぉぉぉぉぉ!!」
I「...!」
インキュロスはその言葉を聞いて、凍りつききっていない内部を瞬時に気化させた。
その時、巨大化したアルターブレイドが大きく回転し、二人に纏わりついていた氷を破壊したのだ。
バロス星人はその斬撃を氷の剣でなんとか受け流す。
A「インキュロス!無事か!?」
I「はい、なんとか...」
すると、今まで青かったバロス星人の目が一気に赤色へと変色した。
ヤツは両手を空に掲げ、全身から青と赤が入り混じったようなオーラを放つ。
アルターは空を見上げると、そこには巨大な青い氷塊が生成されていた。
ぱっと見40mはあるほどの氷塊だ。
A「確実に仕留めに来てるな...なら本気の一撃...受けよ!」
アルターの右腕のエネルギーブレイドが巨大な剣のように長く、太くなる。
そして、力いっぱいその大剣を振り上げる。
その姿に気付いたバロス星人は氷柱を生成し、アルターを襲わせる。
I「シャインデッド!」
その瞬間、氷柱は全て砕け散った。
バロス星人は驚きを隠せず、アルターから目を離した。
それからは一瞬だった。
巨大なアルターブレイドが上空の氷塊ごとバロス星人を一刀両断し、
氷塊は一瞬にして空気中の水分へと戻り、バロス星人は目を赤、青と点滅させながら爆散した。
A「...ふぅ。夜道にはこんなに異星人が居るもんなのか。」
I「ボクに聞かれても困りますよ。」
A「それもそうだな。あぁ、全身のエネルギー使っちゃったから疲れたよ...もうマキんとこに戻ろうぜ。」
I「そうしましょうか。」
そうして、二人は謎のバロス星人との戦闘をしたため、散歩から帰るのだった。
翌日の朝6時...
騎「おはよう、みんな。」
A「お、マキ。どうした?今日は一段と元気そうじゃないか。」
騎「最近見てた変な夢見なくなったから、とっても目覚めが良いんだ。」
A「それは良かった!きっと俺のお陰だぜ!」
騎(...アルターのお陰なのかな?)
真騎は苦笑いしながら、スマホを手に取ると風凛からのメールが届いていた。
こんな朝早くに珍しい...と思いつつ、メールを確認すると、
「私たちの秋原社長がさらわれたの。」と。
真騎はすぐに打ち返す。
「秋原社長以外さらわれた人は居ないのか?」
すると、数秒ほどで返信が。
「秋原社長以外は全員連絡が付いてる。」
A「何そんな急いで打ち込んでんだ?」
と、アルターが近寄って来た。
騎「秋原社長が何者かにさらわれたらしい。」
A「あらら...秋原社長ってのは何か反社とのつながりでもあったのか?」
騎「いや...無いでしょ。」
しかし、気になった真騎は一旦、風凛にそのことについてメールを送ると、
「無いと思う。」
と、即答だった。そしてすぐ、
「今からイージス社本社に来れる?」
と、返って来た。
真騎は少し考え、アルターに問う。
騎「アルターもイージス社に付いてくるか?」
すると、アルターはココロメモリの中に入り、真騎のポーチに入りこむ。
騎「じゃあ、行くよ。」
そして、真騎はバイクに乗りイージス社目指して発進した。
それから10分後...
凛「来た、マーくん!」
風凛の姿を見た真騎はバイクから降り、二人でイージス社に入って行く。
ざわつく社内。
風凛と真騎は小走りでエントランスを駆け抜け、
地下の研究室までのエレベーターに乗り込んだ。
地下研究所…
凛「実は、見てもらいたいものがあって...」
風凛は目の前のスクリーンに防犯カメラの映像を映し出し、
その中の社長室の映像を選択し、一時間ほど巻き戻した所を真騎に見せる。
そこには窓をのぞき込む秋原社長。
次の瞬間、秋原社長の姿が消えた。たった2秒ほどの出来事だった。
凛「この映像から、秋原社長は転落したのかと思ったんだけど、
この映像を見て、地上を確認しても秋原社長の亡骸、姿すら無かったの。」
騎「スロー再生にしてみて。」
凛「分かったわ。」
風凛は映像をまた巻き戻し、100分の1のスロー再生にした。
ゆっくりと進む映像。そして、スロー再生の映像から1分。
一瞬だけ何かが映り、次のコマでは秋原社長の姿が消えていた。
風凛はすかさず1コマ戻す。すると、そこには何かが秋原社長をさらう姿が映りこんでいた。
A「ん、コイツもバロス星人っぽいぞ。」
アルターメモリが真騎の耳元でそう囁く。
真騎は頷き、「たぶんだけど、バロス星人だと思う。」と、
他の研究員もまじまじと映像を見る中言った。
凛「でも、一体どこに...」
?「そんなことも分からないの?」
研究所内で不気味な声が響き渡る。
?「あ゛う゛ぅん...お前たちの社長は今、私達バロス星人の手中にある。
取り戻したければ、我が宇宙船で私たちと戦え。お前に言っているんだ。金属生命体。」
A「え?俺?...って、お前バロス星人じゃねぇな。」
?「バレたか。だがそのことは今関係ない。
今日の12時ピッタリ、街の中心部にて宇宙船を着地させる。
お前だけで来い。レビノイド部隊との協力...そして、この宇宙船の
迎撃でもするものなら、社長の命は無い。分かったな?金属生命体。
...噂の地球人も生きているではないか...ならお前もだ...真騎。遅刻はするな。」
声は消え、研究所内が静かになった。
騎「...」
A「どうやら、決闘を申し込まれたようだな...」
騎「ここは引き下がるワケにはいかない...アルター、ヤツらを倒すぞ。」
研究所内のざわつきが戻りつつある中...
風凛は真騎にひっそりと改良していたレビノイドソードのデータ、通称『ステラルソード』のデータを手に持って言った。
凛「…こんな目に合わせてごめんなさい...だから、私は全力でマーくんのサポートをする!!」
風凛は真騎のポーチ内のギラシアベルトにステラルソードのデータの入ったカードを当てた。
すると、ギラシアベルトは脈打つように赤く光り、少し形状が変化した。
騎「ありがとう...」
A「じゃあ、終わらせようぜ!バロス星人との戦いを!」
研究所内からは歓声が聞こえ、風凛を褒めたたえる声で溢れた。
その間...アルターはセクター,キーレン,インキュロスといった仲間の金属生命体を集め、
3人にはそれぞれのココロメモリに入ってもらった。
そして、時間が経過し...
真昼間の11時59分。
真騎はギラシアベルトにアルターメモリを差し込み、
仮面ライダーアルターに変身した。
その後ろにはその姿を見守る風凛とレビノイド部隊の隊員たち...多くのマスメディア...
リポ「人類の英雄が、今巨大な悪の異星人勢力と戦います!
その後ろ姿は...!ま、まもなく、12時になります...3…2…1…!!」
すると、上空から巨大な宇宙船が降り立つ...
大きな音をたて、無事着陸した宇宙船の扉が開く。
後ろが一気にざわめきだし、カメラのシャッター音,そしてリポーターの必死な声...
「仮面ライダーガンバレ!」「アルター頑張って!真騎頑張って!」などの声援...
宇宙船の扉に繋がる階段が仮面ライダーアルターの目の前にまで降りて来た。
そして、サファイア色に輝く双腕のエネルギーブレイドを輝かせ、宇宙船の中へ消えていった。
その後を付けるようにもう一つの影がバロス星人に気付かれることなく、宇宙船の中へ消えていった。
宇宙船内...
入って何もない廊下を警戒しながら歩くこと1分。
一気に空間が広がり、その岩だらけの空間には土のバロス星人ザトルンが待っていた。
土「貴方は...あの社長を助けたいのですね...?」
A「もちろん、そうだ!」
土「では、始めましょう。」
その言葉と同時に先ほどまで通って来た道が封鎖され、ザトルンが襲い掛かる。
火の玉が辺りを舞い、その隙間からナイフのような武器でヤツは斬りかかる。
A「おっと!」
エネルギーブレイドで斬撃を弾き、体制を立て直した瞬間。
火の玉の一つが爆発し、仮面ライダーアルターは爆風とともに吹き飛ばされる。
A「...真騎すまねぇ、昨日の疲れが...」
騎「昨日の疲れ...今になってどうし...」
土「そのような調子では、社長は救えませんよ。」
今度は火を纏った岩石が仮面ライダーアルターに襲い掛かる。
少しもたつく中、その岩石を躱し、避けきれない分は真っ二つに斬り、軌道を反らせた。
A「キーレンに...代わってくれ!」
真騎はすぐさま、キーレンメモリを取り出しアルターメモリと入れ替える。
そして、真騎は仮面ライダーキーレン…と姿を変えた。
K「おっしゃあ!このダンシングパワーでお前を倒すぜ!」
仮面ライダーキーレンとして、やる気を見せる姿を岩の影から観察するもう一人の戦士...
その正体は...
謎のバロス星人...正体を知るには最低でも5人アンケートに答えるべし!
一番印象に残ってるバロス星人を教えてー
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地のバロス星人 エルデ
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金のバロス星人 ヴェヌス
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火のバロス星人 マルス
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木のバロス星人 ユピタ
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土のバロス星人 ザトルン
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水のバロス星人 メルクア
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天のバロス星人 ウラヌス
-
海のバロス星人 ネプトゥン
-
バロス星主 タイタン
-
バロス星主 テティス
-
バロス星主 プロ―メ
-
バロス星主 モント