メタリックスターナイツ   作:模造品ザギさん

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二人の戦士
異次元からの来訪者


 

 宇宙船での出来事から3日後の事。

 真騎はイージス社へ招待された...

 社長室前...

 扉の前に立ち、真騎は3回ノックした。

 扉はゆっくりと開き、目の前の椅子には手を組んでその姿を見る秋原社長の姿。

 

秋「入っておいで。」

 

 手招きする社長の前にあるソファに真騎は腰を掛ける。

 すると、秋原社長は椅子から立ちあがり、小さな箱を真騎に手渡した。

 

騎「...これは?」

 

秋「勲章だよ。私の為に邪悪な異星人と戦ってくれたお礼だよ。」

 

 箱を開けると、金で出来た勲章が光り輝いている。

 

秋「私からはこの程度のモノしか渡せないが...本当に助かった...ありがとう...」

 

騎「そういえば、秋原社長はあの宇宙船内からどうやって脱出したんですか?」

 

 秋原社長は首を傾げる。

 

秋「君じゃなかったのか??

  なら、私は誰によって助けられたのやら...

  まぁ、その勲章は受け取っておいてくれ。大切に保管するんだぞ。」

 

騎「はい。」

 

秋「あぁそれと...」

 

 秋原社長は机の上に置いておいた黄色い袋を渡した。

 

秋「この前、君が気に入ってくれた私総監修のコーヒーだ。

  家でほっと一息つきたいときに飲むと良いよ。ちなみに、最高級品だ。」

 

 真騎は秋原社長からその袋を受け取り、一礼して社長室を去って行った。

 その時、秋原社長は笑顔でこう言った。

 

秋「君の未来、楽しみにしているぞ。」

 

 その頃...宇宙空間。

 1つの小さな宇宙船が地球に降り立とうとしていた。

 

?「何故、私たちは遠征に行かされてたのか…分かるか?ネプトゥン?」

 

海「知ぃらん。レーダーが反応する限りじゃあ、地球に着陸しているらしぃぞ。」

 

?「なら、着陸するしかないだろう...」

 

 小さな宇宙船は速度を落としながら、地球の日本の山へと着陸した。

 着陸時、宇宙船の熱で木に引火した。

 そして、宇宙船の扉が開き、真っ先に出てきたネプトゥンが水を吸い寄せ、鎮火させた。

 

海「おかしぃ、レーダーによるとここのすぐ側なんだが...」

 

 ネプトゥンがレーダーの示す方に向かって歩いていると...

 

海「うい、うーい!ウラヌス!これ!」

 

天「どうした?」

 

 ウラヌスの視線の先にはボロボロになったもう一つのレーダーが。

 ネプトゥンは何の躊躇いもなく、拾い上げる。

 

海「この焼け方じゃあ...うちらのボスの宇宙船、破壊されてんな...」

 

天「まさか!」

 

海「こりゃ、もう諦めて俺たちだけでもバロス星に帰るぞぃ。」

 

天「...仕方ない。帰ろう。」

 

 と、振り返った時には自分たちの宇宙船が宙に浮いており、

 そのまま地球を去って行った。

 

天「バロッサ星人...アイツら...!!」

 

海「んー、しゃーなし。しばらくは、この地球でエンジョイライフするしかねぇ。」

 

 ウラヌスはあからさまに落ち込み、ネプトゥンと共に山を下って行った。

 木々を掻い潜る中、二人は人間の姿に変身。

 ウラヌスは若い男性。ネプトゥンはいい年したおじさんの姿に。

 しばらくして、住宅街が見えてきた。

 そこは山に囲まれた港町だった。

 

天「そよ風の吹く美しい町だ...」

 

海「おい、でっかぃ海があるぞ!」

 

天「誠か?」

 

 青く輝く海原がはっきりと見える。

 ウラヌスはほくそ笑み、ネプトゥンと共に町の散策を始めた。

 

海「ここにゃあ、自動車一台通ってねぇぞ。

  たてもんもほぼほぼ木と白壁だなぁ。」

 

 まるで日本の一世紀昔にタイムスリップしたような町。

 他の町と異なる姿に興味する二人は、町民と出会う。

 

町1「こんにちは。ん、見ない顔だね。どこから来たんだい?」

 

 優しそうなおばあさんが問う。

 

海「山のほうからじゃ。」

 

 おばあさんは頷いて、その場を去って行った。

 

天「優しい老婆だ。それでは、海に行こうじゃないか。」

 

 そうして、二人は町並みを堪能しつつ海へと向かった。

 海に着いた。

 護岸工事すら行われておらず、堤防もほんの数か所程度...

 テトラポットは一つも無い。

 

海「でけぇなぁ...綺麗だなぁ...」

 

天「お前もそう思うか...」

 

 さざなみの立つ中、ウラヌスは靴を脱ぎ海水に足を浸ける。

 そして、空を見上げ大きく息を吸い...

 天に向かって叫んだ。

 

天「しばらくよろしく願う。地球よ!」

 

 そういうと、海中で靴を履いてネプトゥンの元へ戻る。

 

海「おみゃーさんは、いつまで経っても星に対する感謝を忘れんのぉ...」

 

天「当たり前だ。星だって生きているのだからな。」

 

海「じゃ、俺は...」

 

 ネプトゥンは右手を掲げる。

 その瞬間、海は波を荒げ二人に襲い掛かる。

 

天「おい、待...」

 

 「ザバァァァァァァァン!」

 

 大波を浴びる二人。

 ネプトゥンはびしょびしょになり、笑い転げた。

 隣には頭から海藻を被ったウラヌスが居たからだ。

 

海「っふははは!...よし、今日の食料は取れたぞ!」

 

天「サイアクだ。」

 

 ネプトゥンはウラヌスの頭の海藻を回収し、二人は海を離れた。

 そして、再び町に入ると大勢の町の人々が行く手を塞ぐ。

 

海「ん?」

 

天「...!」

 

町1「彼らが新しい仲間です。」

 

 おばあさんがそういうと、行く手を塞いでいる町の人全員が二人に近づき、

 そのうちの瓶を持った一人がネプトゥンに焼酎を渡した。

 

海「なんじゃこれ?」

 

町2「そいつは、酒ってやつだ。お仲間さん。」

 

海「酒?お仲間?」

 

町2「なんせ、俺たちも...」

 

 先程の町の人が正体を露わにした。

 

町2「異星人だからよ。」

 

 彼はガッツ星人だった。

 すると、後ろの人々も正体を明かしていく。

 イカルス,メトロン,バド,ザラブ,バルタン,メイツ,スタンデル,ミジー,キュリア,スラン星人...

 挙げればキリがないほど...異星人...宇宙人によって生まれた町だったのだ。

 

天「...何故、こんなところに町を?」

 

ガ「何故って...俺たち全員、宇宙船をバロッサ星人に盗まれちまってよ。

  ここに来たってことは、お前らもそうだろ??」

 

海「そうだぜぃ...まぁさか、着陸してすぐ盗られるなんて思わないもんなぁ!」

 

ガ「だから、しばらく帰れそうにないから人間に化けて、ここの先住人に色々教わった。

  で、仲良くなって、正体明かして、町を大きくして...今に至った...ってわけよ。」

 

 後ろの異星人たち全員がその話に頷く。

 

ガ「まぁ、俺たちは平穏に暮らしているだけの宇宙人。仲良くしてや。」

 

海「おぅよ!」

 

天「かたじけない。」

 

 ガッツ星人とその他の異星人たちは人間の姿に化け、散り散りになっていった。

 すると、後ろの方から少女が走ってきた。

 

海「ん?」

 

 少女はたんぽぽの束をウラヌスに渡し、ニコッとしてどこかへ去って行った。

 その後ろ姿は一瞬緑に発光した。

 

天「綺麗だな...」

 

 たんぽぽに見とれていると、束が破裂しウラヌスの顔が真っ黄色になった。

 角で見ていた少女はクスクスと笑い、そのまま逃げて行った。

 

海「あー、あの宇宙人かぁ...ここにも彷徨ってたのかぁ。」

 

天「なぁ、今何が起きた。」

 

 顔中真っ黄色になったウラヌスを見て、ネプトゥンは再び笑い転げたのだった。

 その日の夜8時。

 二人は新築の家に住まわせてもらう事となった。

 

海「しばらくはここで楽しんでくらせるなぁ...」

 

天「あぁ...だが、他のバロス達は...」

 

海「大丈夫さ、お前もしってるだろぅが、再生能力だけはぶっ飛んでるからな俺たち。」

 

天「だと良いが…」

 

 そして、二人はちゃぶ台の上に湯がいた海藻と魚を並べ、骨ごと食した。

 「ふぅ...」とひと息つき、ネプトゥンは貰った焼酎の蓋をこじ開けた。

 

天「その液体は飲んでも大丈夫なのか?」

 

海「酒だっけな、大丈夫だろ。」

 

 ネプトゥンは酒に一口...

 すると、ネプトゥンは目を開き、焼酎一瓶を飲み干した。

 

海「こぉぉりゃ、クセになるわぁ...!」

 

 ネプトゥンは顔を赤らめはじめ、急に踊り始めた。

 

天「大丈夫か?まさか...」

 

 ウラヌスは飲み干された瓶の中を匂う。

 

天「アルコールか...どうりで気が高揚するわけだ...」

 

海「うぇっへぇぇぇぇ!!酒、サイコーだぜぇぇぇ!」

 

 一人勝手に踊り狂い始めたネプトゥンに頭を抑えるウラヌス...

 その時だった。

 「ゴゴゴゴゴゴ...」と低く、身体に響くような音がする。

 ウラヌスは気になり、外に出る。

 周りを見ると他の異星人(町民)も顔を覗かせている。 

 すると、山の向こう側が赤く光り、「ドォォォォォン...」と凄まじい音が…

 町内がざわつく中、ガッツ星人である町長が「ここには何も来ないから安心しろ。」と言った。

 町民は不安を見せながらも、顔を引っ込めた。

 

天「…偵察に行くか。」

 

 ウラヌスは一人外に出て、町長に話しかける。

 

天「一緒に偵察に行きませんか?」

 

ガ「正気か?あの感じ、相当危ないぞ...」

 

天「なら、私だけで。」

 

 一人で行こうとしたところ、町長はその肩を掴み言った。

 

ガ「分かった。偵察に行こう。」

 

 そうして、二人は山に登り向こう側を見に行った。

 一方…真騎たちは...

 

騎「一体...何が...」

 

 巨大な街が焼け野原になっている姿をテレビで確認していた。

 その轟音は真騎の家まで届いていた。

 

A「こんな、時間に一体何が起こってんだよ全く...

  これはもう、行くしかねぇな。真騎。流石にヤバいぞ...」

 

騎「うん...急がないとな...」

 

 そして、真騎はバイクに乗り凄まじい速度で現場へと向かう。

 ...10分後。現場から5km離れたところから熱を感じ始めた。

 そして、現場に到着。急いでギラシアベルトを身に着けアルターメモリを差し込む。

 変身が終わり、仮面ライダーアルターとして瓦礫の上を進む。

 

 ...

 

A「なんだ...アイツは...」

 

 左腕は炎が湧き出ているかのように燃え盛り、

 全身は黒く、まるで悪魔のような存在が巨大な鎌を突きながら迫って来る。

 

?「俺は...ゴボルタス...次元魔皇だ...」

 

 目を赤く光らせるその姿に圧倒される仮面ライダーアルター。

 ステラルソードを手に持ち、そこにセクター,キーレン,インキュロスメモリを差し込む。

 

A「次元何だか、知らねぇが絶対お前を倒す。」

 

 仮面ライダーアルターは瓦礫の山を蹴り、目を瞑り会心の一撃を叩きこむ。

 しかし、目を開けると無情にも鎌で防がれていた。

 

ゴ「...」

 

 そして、鎌の一撃が仮面ライダーアルターを横に大きく斬り飛ばした。

 咄嗟に瓦礫に双腕双腕のエネルギーブレイドを刺し、勢いを抑える。

 仮面ライダーアルターの脇腹辺りの装甲が粉々に砕け、そこから真騎の服が見えていた。

 

A「やべぇ...重すぎるぜ...さっきの一撃...」

 

 仮面ライダーアルターのは自らの再生能力で装甲を再生させたが、

 前を見れば瓦礫の山をバックにゆっくりと近づいてくるゴボルタス。

 

A「これは勝てねぇヤツだ...」

 

 ゴボルタスに背を向け、逃げ出す仮面ライダーアルター。

 しかし、ゴボルタスは動揺することもなく、鎌から赤い波動を放つ。

 振り返ると、その波動は仮面ライダーアルターの背後に迫っていた。 

 エネルギーブレイドでも防げないと悟った仮面ライダーアルターは前に倒れて波動を躱した。

 

A「はぁ...はぁ...」

 

 その波動は遠くのビル群を貫き、次々と崩落を巻き起こす。

 そして、ゴボルタスはもう一発波動を放つ。

 仮面ライダーアルターはこれ以上被害を出さないため、双腕のエネルギーブレイドで強引に受け止めようとした。

 しかし、襲い掛かる波動はエネルギーブレイドを削りながら、中々消えない。

 仮面ライダーアルターはエネルギーブレイドを少し傾け、波動の軌道を上空へとずらした。

 波動は空の彼方へと消えていった。

 

ゴ「...だが、」

 

 ゴボルタスは仮面ライダーアルターに急接近した。

 

ゴ「終わりだ。」

 

 首元の高さで鎌が構えられた。

 その時だった。

 

秋「はぁぁっ!」

 

 黒いレビノイドスーツを着た秋原社長の一撃がゴボルタスを突き飛ばした。

 

ゴ「...飛ばされた?」

 

 そのまま、ゴボルタスは夜の闇の中へ消えていった。

 秋原社長は「私が倒した。」と言い、仮面ライダーアルターの元を去って行った。

 

騎「...一体...何だったんだ...?」

 

A「分からねぇ...でも、秋原社長が最強...ってこと...分かったぜ...」

 

 変身がとけ、アルターメモリが瓦礫の上に転がり落ちた。

 

騎「巨大な近代都市が...一晩で...?」

 

 半径3kmが瓦礫の山となっていた。

 真騎は瓦礫の上を歩きながら、自分のバイクを目指した。

 そして、バイクに乗って帰ろうとした時...

 

?「待て。」

 

 何者かに呼び止められた。

 バイクを降り、振り返るとそこには傷を負った見知らぬ男性と、

 その傷を押さえている一人の金属生命体。

 

龍「君も、金属生命体と戦うのか?」

 

 彼はもう一人の戦士、ゼラムだった。




 
 バロス星人 ウラヌス&ネプトゥン

 その他、異星人たち
 
 【次元魔皇ゴボルタス】

一番印象に残ってるバロス星人を教えてー

  • 地のバロス星人 エルデ
  • 金のバロス星人 ヴェヌス
  • 火のバロス星人 マルス
  • 木のバロス星人 ユピタ
  • 土のバロス星人 ザトルン
  • 水のバロス星人 メルクア
  • 天のバロス星人 ウラヌス
  • 海のバロス星人 ネプトゥン
  • バロス星主 タイタン
  • バロス星主 テティス
  • バロス星主 プロ―メ
  • バロス星主 モント
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