「行くぜぇぇぇ!!」
「調子に乗るナ…アルタァァァァァ!!!」
2人の剣がぶつかり合い、火花を散らす。
「この感じわァ...貴様金属生命体だナ!?マダ生き残りが居たのかァ?
今、俺がこの手で滅ぼしてくれる!!グルォァァァァァァァ!!」
振りかざされたエルデの追撃をかわし、
アルターの一撃はエルデの胴体を両断した。吹き出る青い体液。
しかし、体液は水あめの様なり、両断された胴体は一瞬で元に戻った。
「...!なんだよその再生力は!」
「俺はナァ?不死身なんだよ...金属生命体ごときが挑んでいい相手じゃねェのによォ?」
(クソ...下手に暴れれば宿り主に負担が...そうだ!」
アルターは走って逃げ始めた。
「逃げるのかァ?ハハハハ!!俺から逃れられるとでも?」
エルデの背から翼が生え、アルターを追うように飛び立った。
「待てェェェ何処へ行くんだ??アルター??」
「お前に残念なお知らせがあるぜ!」
死んだ警官の腰に付いていたベルトを吸収し、変身した。
「うぉぉぉぉ!みなぎるぜ力が!」
アルターはよりメタリックな姿となり、目が青く輝く。
「地球星人の産廃を取り込んで一体ど...」
アルターの斬撃がエルデの首を跳ね飛ばした。
「そんナので…この俺を…再生が...できナい??」
エルデの体液は固まらず、首は地面に叩きつけられた。
「今さら気づいても遅いぜ!アルタナイツブレイドォォォォ!!」
「待て!俺ははめられたんだ!!許してくれェェェェ!!」
無数の斬撃により、エルデの胴体は散り散りになり、首は蹴り上げられ、細切れにされた。
そして、花火のように空中で爆散した。
その音はここら遺一帯に響き渡るほどの轟音だった。
「人類の兵器ってスゲーな...そろそろあの地球人を...」
アルターは真騎と分離した。その際、すでに壊れかけていたベルトは粉々になって崩れ落ちた。
「もう壊れちまったか...おーい、地球人!返事がねぇな...」
真騎の脚の断面からは血が流れ続けていた。
アルターは転がっていた真騎の脚を断面に抑えつけ、もう一度纏わりついた。
「これでしばらくすれば、完全に再生するはず...とりあえず、コイツの住処を探るか。」
「アイツが騒動の犯人だ!殺せ!」
爆発音で目を覚ました住民が通報してやってきた警官だ。
警官たちは腰のベルトに手を掛け、レビノイドに変身した。
そして、16人もの変身した警官がアルターに襲い掛かる。
「俺は何もしてねぇよ!」
そう言いながら、走って真騎のアパートを目指すアルター。
しかし、警官たちは銃や剣を片手に襲い掛かって来る。
「追わないでくれぇぇぇぇぇぇ!!!」
・・・数分後。
「おい、何処へ逃げた?」
「おそらく、この先の十字路を...」
「よし、手分けして探せ!ヤツを逃がしてはこの地球が終わってしまう!」
警官たちは離れ離れになってアルターを探し、どこかへ走って行った。
(ちょうど良いところに民家があって助かったぜ...)
アルターは民家の庭から飛び出ると、空を飛んでアパートへ向かった。
そしてようやくアパートに着いた。ドアの鍵は閉まっておらず、テレビも付けっぱなしだった。
「ここなら安全だ...そろそろ地球星人の脚が再生してるはず。」
再びアルターは真騎と分離した。脚は再生しており、血は止まっていた。
しかし、未だに意識は戻っていなかった。
「心臓ってとこは動いてるなぁ...ほっときゃ目覚ますよな。」
そして、アルターは真騎の部屋を物色し始めた。
リモコンをつついてテレビの電源を入れたり、ソファに座ってみたり、
ポーチの中のスマホをつついてみたり…
風凛から貰ったベルトを見つけ...
「この地球人も持ってるのか...地球の技術は恐ろしいもんだ。」
そして、キッチンの方へ向かい鍋を発見した。
その中には醤油に漬けられたまだ火の通ってないジャガイモやニンジンが入っている。
「ん?なにこれ?...かなり独特な香りが...」
アルターは生のジャガイモを音をたてながらかじった。
「味は素朴だが、悪くはない。」
そして、生のニンジンを手に取りそれもかじった。
「独特な味だな...なんだ?クセになるぜ...」
最後に醤油とみりんの入った汁を飲み干した。
「うぅ...飲まなきゃ良かった...」
胸を片手で押さえながら、近くにあった蛇口を捻ってみた。
「何か出るはず...」
アルターは力いっぱい反対に捻ってしまい、「ガンッ!」と音を鳴らし、蛇口が取れた。
そして、そこから水が溢れ出した。
「何か出るとは思ってた...ゴブ...ゴブォ...ぜ...もう...グ...止まっ...」
水は止まることなく出続ける。
そのため、真騎の部屋はびしょぬれになってしまった。
アルターはさっき取れた蛇口を無理やりねじ込ませ、水の勢いを抑えた。
「し、死ぬかとおもった...」
「冷た...い...?」
真騎が目を覚ました。
「一体何が...俺は死んだんじゃ...?」
「目を覚ましたか!オマエが眠ってる間、色々部屋を物色させて...」
「誰っ?ってはぁ!?」
真騎は慌てて立ち上がり、辺りを見渡した。
そこには水に濡れてぐしょぐしょになった敷布団やスマホ,畳にテレビ。
お顔真っ青の大家さん。
「大家さん...」
「あんた...一体私になんの恨みがあるんだい...」
「いや、俺はやってな...?」
そこにアルターは居なかった。
「もういいから!明日、テレビの買い替え費と畳の張替え費,それと、蛇口の修理費!
耳をそろえて弁償してもらいます。明日の朝のうちにお金をおろしといた方がいいわよ。」
大家さんはぐちぐちと小言を言いながら真騎の部屋から出て行った。
すると、冷蔵庫の隙間に溶けて隠れていたアルターが出てきた。
「危ない危ない...あの地球人、すんごく怒ってたな...」
「お前のせいだよ!!」
「ふぇ?」
「俺ここから追い出されちまうかもしれねぇのによぉ...」
「あー、それは悪かった。ところで、だ。俺を呼んだのはお前で合ってるよな?」
「...なんのことだよ」
『だって、俺が仲間追ってるときに下の方から「守られる側から守る側になりたい」
なんて、言ってきたからじゃないか?忘れたなんて言わせねぇぞ?地球人。」
「あぁ、確かに心の中で...仲間を追ってるとき?」
「ん?俺には金属生命体の仲間が居るんだ。
アイツら、少し前に起きた争いで大きく負傷しちまって、
まぁ俺はその時は離れた場所に居たから助かったがな。
だから、今この地球のどこかで休んでるはず...そうだ!
オマエに力を与える代わりに、仲間たちを探すのを手伝ってくれねぇか!」
「分かった。手伝うよ。」
「いいねーいいねぇ、そうこなくっちゃ!」
「その前に晩飯喰わねぇとな...?芋と人参が...鍋の中がすっからかん...」
「あ、わりぃ!俺も腹ペコだったから喰っちまった!」
「こんの勝手に人様のモンを喰うんじゃねぇ!...まったくまだ肉があるから...」
肉は異星人と遭遇した現場に置いたまま。つまり忘れていた。
「...いや、まだ炊飯器に...」
米を炊き忘れていた。
「...冷蔵庫に」
真騎は冷蔵庫を探り始めた。
「まったく、忙しい地球人だな。」
「あった...」
それは袋に入ったお中元のハムだった。
「まだ米は炊けば良いし、卵と一緒にたべるか...」
「なぁ、俺の分も作ってくれ!」
「お前はもう芋とかニンジン喰ったろ。」
「な?一口だけ!な?」
「...分かったから、できるまで待ってて。」
「やっぱオマエっていいヤツだな!オマエに頼って正解だったよ!
そうだ、名前はなんて言うんだ?俺はアルターだぜ!」
「俺は真騎。苗字は...」
「マキと言うのか!カッケェなぁ!」
(名前聞いてきたなら最後まで聞けっての...)
「俺にも、飯作るの手伝わせてくれ!」
「手伝うって何を?」
すると、アルターは米の入った袋を持ってきた。
そして、袋の角に穴を開けると炊飯器の中に入れた。
「分かってんじゃん。」
「実はな、俺地球人と会うのは初めてじゃないんだぜ。
前に一緒に居たアオイってヤツにコメの炊き方を教えてもらったんだ。」
アルターは蛇口を外し、水を炊飯器の中に入れ始めた。
「ちょっとストップストップ!!」
「ん?どうした?」
アルターは蛇口を壁にねじ込んだ。
「蛇口の使い方が違う...」
「そりゃ捻っても出てこなかったものは仕方ないでしょうが!」
「捻る方向が逆じゃ...?」
アルターはハッとなって、蛇口を右に捻った。
すると、普通に水が出てきた。真騎はため息をつき、ハムと卵を炒め始めた。
それから、2人は順調に料理をしていった。
「マキ!コメ炊けたぞ!」
「それじゃ、食べるか!」
真騎は茶碗に白米をつぎ、アルターは大皿にハムの卵の炒め物を移した。
「はい、アルターの分。」
「一口分じゃなかったのか...?」
真騎は笑顔で言った。
「今回は手伝ってくれたし、これからお世話になるしいいかなーって。」
「...マキ!ありがどぉぉぉぉぉ!!!」
そして、金属生命体であるアルターと人間である真騎は分かち合い、
2人の物語は始まった。
金属生命体 アルター
・金属生命体第一号。
両腕からは自在にエネルギーブレイドを生成することができ、
物体に触れる際は瞬間温度6000万度に達するほど。
人間が大好きで、その理由にはアオイという一人の人間が
関わっている。
一番印象に残ってるバロス星人を教えてー
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地のバロス星人 エルデ
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金のバロス星人 ヴェヌス
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火のバロス星人 マルス
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木のバロス星人 ユピタ
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土のバロス星人 ザトルン
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水のバロス星人 メルクア
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天のバロス星人 ウラヌス
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海のバロス星人 ネプトゥン
-
バロス星主 タイタン
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バロス星主 テティス
-
バロス星主 プロ―メ
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バロス星主 モント