読んどきゃよかった鬼滅の刃ァ!   作:焼肉パーリィ

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刀振るだけが戦いじゃ無いよね!

「まあ仕留めきるのは無理だよなぁ…」

 

はい日が沈みました。ふぁっく。

 

霧の濃さもかなりがっつり、どうやって発生させているのかも判明していない。

 

まあでも能力は少し分かってきた。

 

霧をかなりの精度で動かせるし、霧に色をつける事も可能。

 

最初の霧になって消えたデカブツもこの能力で幻として作っていたようだ。

 

でも霧は物理的に干渉する事はほぼ不可能らしい。

 

霧そのものは自然現象で発生するそれと変わらず、煙幕及び幻を写すスクリーンとして利用するのが奴の能力!

 

こちらへの攻撃には本体がやるしかない!奴の位置は音である程度把握しながら戦えているし、襲ってきた時にカウンターを合わせたら勝てる!

 

って思ってたんだけどなあ……

 

「くっそ!またかよもう!鬱陶しいなクソが!」

 

奴さん持ってました。遠距離攻撃手段。

 

水の弾丸!しかもちょいちょい奴がいないハズの方向からも撃ってくる!

 

まあ方向に関しては音頼りだから他の鬼とかの音を拾ってる可能性もあるけど、厄介なのは変わらない。

 

砂利みたいな物が混じっていて、当たるとかなり痛いし皮膚も薄くだが抉れるくらいの威力あるし……

 

痛みで体力と集中力が削られるし、このままくらい続けたら浅い傷だろうが出血多量になりかねない。

 

というわけで…!

 

まずは全速で走り霧の範囲を無理矢理抜ける!

 

「やってられるかよ!霧の中でコソコソしてろ!」

 

型を雑に乱発しながら一方向に走り抜ける。

 

めちゃくちゃ体力は使ったが、霧が薄くなってきた!

 

「よし!これでぇぇぇぇぇぁぁぁあ!?」

 

やっべえ!脚取られた!?え、何……水!?川だコレ!これは転ぶぅ!

 

「………ぶはあ!さっむう!ふざけんなぁ!今何月だと思っとんじゃボケ!全身びっしゃびしゃだわ!」

 

けど残念!今から火を起こして暖を取る暇は無い!

 

「………やっとツラ拝ませてくれたな」

 

上半身の着物がズタズタになった女性の鬼だった。

 

胸もはだけている状態だけど、残念ながらセクシーさは全く感じない。

 

なんせ上半身の肌のほとんどがフジツボみたいな物に覆われて、ヤツが動くたびにガチャガチャ不快な音を立てているグロテスクな状態だったから。

 

脚にもポツポツとフジツボがあり、いくつかの大きなフジツボが霧を吐いているようだ。

 

……今はひらけた場所で風を遮る木も無いからかこの辺に霧が停滞していないが、風が止まろうもんならこの川の近くも霧に覆われかねない。

 

なので短期決着一択!

 

「速攻で殺したるわぁ!死ねぇ!」

 

[捌ノ型 初烈風斬り]

 

ギャリィン!と、やはり堅い物を斬りつけた音が響く。

 

どうもフジツボは鎧としても機能しているらしい。

 

特にたった今防御に使われた腕に着いたものはひときわ大きく、妙にゴツゴツしているため殴られたらシャレにならなそうだ。

 

……つくづく厄介だな!

 

首とか顔には無いだけまだマシか。

 

「死ねとはご挨拶じゃないか小僧」

 

「………喋れたのか?それじゃあお喋りの時間にしよう。出来れば日の出の時間まで。俺はどちらかと言えば内向的な性格だと自負してるけどお喋りにゃ自信があるぜ?お前みたいに陰湿で歳だけとったクソババア相手は特にな」

 

「失礼なクソガキだね。歳上への礼儀ってモンが無いのかい?」

 

「だとしたらお前がこっちを敬えよ。見た目で歳下扱いなんてその方が失礼だぜ?若く見られる自覚はあるけどさあ」

 

「……鬼が永く生きるモンだとわかって無いのかい?」

 

おっイラついてるイラついてる!制御が効いてないのかな?霧出すのもストップしてるねえ!?

 

「ハァ?ながーく生きるのが鬼だけだと思うなんて視野が狭いヤツだな〜おい!俺ってば実は遣唐使と一緒に日本に渡って来た仙人だから今年で1阿僧祇歳なんだぜ!あ〜もうこれだから人間食うなんて野蛮なカスどもは自分がなんでも1番だと思い込んじゃって自意識過剰ですわねぇ?貴女何世紀生きてワタクシよりも上から目線でモノ言ってますnあっぶねえ!てめえ喋ってる目上に殴りかかるとか礼儀ってモンがねえのか!」

 

きたきた!冷静さを欠いた雑な連撃!

 

「仙人だろうが知った事では無いわ!ごちゃごちゃと訳の分からない事を!」

 

「訳分からないだけじゃあどの部分が分からないのか分からないですわ〜?質問するにも最低限の教養が必要でしてよ!」

 

「このッ…クソガキが…!ふざけッ…!死ねぇ!」

 

もはや攻撃をいなすのに全集中の呼吸すらも要らないと思えるほど精細を欠いた攻撃になってきた。

 

攻撃を外す→さらに焦るの悪循環。こんなもん刀を握って一月時点の俺だっていなせるね。

 

そして更なる勝利要素も揃ったんで……決着だ。

 

「死ねとはご挨拶だなっと……周りに気を配るのも必要でしてよ!」

 

[炎の呼吸 伍ノ型 炎虎]

 

奴の背後から放たれた甘露寺の攻撃が、いとも簡単に頸を切断した。

 

「お待たせ舞兎くん!大丈夫だったかしら!?」

 

「正直想定してたよりめちゃくちゃ早いくらいだよ。……さて、冥土の土産だフジツボ女。実は仙人も1阿僧祇歳も嘘だ」

 

「んなモン分かりきっとるわクソガk……」

 

………決着!

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