ダンジョンで小人族のサブ人格として生きるのは間違っているだろうか   作:ステラ・グローリア

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アイズ・ヴァレンシュタイン

私が初めてその娘に会ったのはじゃが丸くんの屋台だった。

初めはただの同い年くらいの同じじゃが丸くん好きなんだと思って気にもとめてなかった。

 

次に会ったのはダンジョンの中で。

私より先にソロで深く潜っていた体に似合わない大荷物を背負った栗毛の小人族の女の子が、1人だったのに2人に分身し、連携してモンスターを危なげなく狩っていた。

 

それから毎日の様にダンジョンで彼女を見かけた。そして見かける度に彼女が強くなってるのが分かった。どうしたらあんな速度で強くなれるの?私も強くなりたい。なにより負けたくない!

 

彼女が冒険者に襲われた。助けに入ろうかと思ったけど襲った冒険者より彼女の方が強くて逆に叩きのめしてた。彼女は気絶した冒険者をバックパックの上に担いで地上に帰っていった。最近噂で聞いた小人族は彼女だったらしい。

 

やっぱり彼女は強い。私も負けられない。ううん、負けたくない。

 

そう思ってたら新しいスキルが生まれてた。

【好敵手】

・早熟する

・挫けない限り効果持続

・想いの強さで効果向上

 

 

「フィン!リヴェリア!ガレス!アイズたんが!アイズたんが、どっかの誰かに取られてまう!」

 

 

ロキの言ってることは良く分からないけどロキに集められたリヴェリア達に彼女の事を根掘り葉掘り聞かれた。一方的に見てただけで知ってることは殆ど無いけど、彼女が小人族だって言ったらフィンの目の色が変わったのは少し怖かった。

 

 

翌日、朝からフィンに今日はホームから出ないように言われたから訓練場に行こうとしたらリヴェリアに捕まって座学を受けさせられた。昼過ぎになってフィンが帰ってきたと知らせを受けて漸く解放されてグロッキーだった私は、フィンに呼び出されてそのままリヴェリアに引き摺られる形で来客室に向かう事になった。

 

 

 

「アイズ、本人に話はつけて来たから、この後件の小人族、リリルカ・アーデとパーティーを組んでダンジョンに行ってくれ。集合場所はギルドの前だ」

 

「…え?」

 

 

 

フィンが何を言ってるのか本当に分からない。リヴェリアもフィンにどういうことか問い詰めてる。

 

リヴェリアが詳しく聞いたところ、なんでも今日は朝から彼女、リリルカ・アーデが冒険者を担いで来るのをギルド近くで待ち伏せていたらしい。そして衆人環視の下、断り難い状況を作ってから私とパーティーを組んでほしいと頼んできたと言っていた。

 

なんというか狡い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(リリ達、パーティーちゃんと出来るでしょうか?)

 

(リル達はずっと2人での戦闘を想定した動きしかしてないですから、相手の冒険者様の動き次第ですが、先ずはリリかリルのどちらかだけでやってみましょう。)

 

 

フィン様から、お相手の名前がアイズ・ヴァレンシュタインだと言っていましたが。アイズ様とはどんな方でしょうか?

 

 

「り、リリルカ・アーデ!私、アイズ・ヴァレンシュタイン。今日から、よろしく」

 

「あ、はい!リリの事はリリとお呼び下さい!こちらこそ、よろしくお願いします、アイズ様!」

 

「じゃ、じゃあ、私もアイズって呼び捨てで呼んで欲しい」

 

 

 

アイズ様は綺麗な長い金髪の冒険者様でした。というか会った事ありました!リルが目をつけていたじゃが丸くんの娘です!なにやらソワソワチラチラとリリを見てますけど、その仕草は可愛らしくナニやら芽生えそうな気がしますが、それは良いです!図らずもリルにとって都合の良い展開となりました!コレだけはフィン様に感謝です!なんか値踏みする様な眼だったので苦手ですが感謝して差し上げます!

 

 

テンションが上がったリルは時間も時間なのでリリを急かしてダンジョンへと突き進むのでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

「っ!リリ!」

 

「行きます!てりゃああぁぁぁ!!!今です!」

 

「トドメッ!!」

 

 

 

オークの正面からアイズ様が小突いて隙を作り、リリが側面から脚部を粉砕して体勢を崩させ、最後にアイズ様が刺突でトドメを刺す。

リル達も良くやる戦法ですが今日初めて組んでの戦闘で異様に息が合う。まるでリル達の戦闘を分析していたかのようにアイズ様はリリに合わせることが出来ていました。そしてリリも少しずつですがアイズ様の動きを読みより連携の完成度が上がり、気が付けばリル達は未だ踏み入って無かった10階層にてオークと戦っていました。

 

 

 

「リリの火力はやっぱり凄い。今のオーク、私1人だともっと手間取ってた。」

 

「いえいえ、アイズ様も流石です!リリはまだ此処まで潜ってなかったので、アイズ様がいてくださるのは心強いです!」

 

「むぅ、アイズって呼んで」

 

「そ、それはまだ、その、慣れませんのでご容赦をです」

 

 

驚きです。リリが殆ど初対面の冒険者様と打ち解けてます!警戒心もなくコレは心からの喜び!あぁ!これはリルが紹介される日も近そうです!さぁ!ガンガン行ってしまいましょう!




何故かアイズがストーカーっぽくなってしまった気がしますが
悔いはありません!
寧ろもっとしたい!え?駄目ですか?


リリとリルは基本的にはアイズを呼び捨てにしないようにしたいです
そしてアイズにむくれてもらうのを鉄板にしたいのです
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