異世界母さん〜母は最強(つよし)!肝っ玉母さんの異世界で世直し無双する〜   作:トンコツマン

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ウマ娘の1番の推しキャラはタマモクロスですw
フィギュア全部持ってます


第31話 出会いは突然に 前編

 

「杉田智和キター(・∀・)ーッ!!」ワタル&アスナ

 

ワタルとアスナは、ギンガをビシッと指差しながら同時に叫んだ。

 

その場にいたダイチとマスミを除く住人たちは、まるで“鳩が豆鉄砲を食らった顔”そのもの。

特にギンガは、意味不明すぎる発言に一瞬フリーズしていたが――すぐに我に返り、ワタルたちを睨みつけた。

 

「スギタトモカズ?ってあのダミ声のやつか!て言うか俺は『ギンガ・サカタ』だ、この野郎ッ!!」

 

「はぁ……?」ワタル&アスナ

 

「何だよその反応は!俺の名前に文句でもあんのか!?」

 

「ふざけるなぁぁぁッ!!」ワタル&アスナ

 

「ゲゲンチョ!?」

 

次の瞬間――ワタルとアスナはブチギレ。

ギンガの胸ぐらをガシッと掴み、勢いよく詰め寄った。

 

「テメェ!ナメてんのか!? 何が“ギンガ・サカタ”だ!最後の一文字が違うだけで、ほぼ同じじゃねぇか!!ダサいリーゼントしやがって!」

 

「そうよ!髪型と服装と名前以外、ほぼ一致してるじゃない!それもう完全に“あの人”のパチモンでしょ!?」

 

「パチモンだとぉ!? さっきから好き放題言いやがって!俺をあんなクサレ天パーと一緒にするなぁぁ!!」

 

ブチギレたギンガは、背中から木刀を引き抜き――

 

「ぶっ飛ばしてやるッ!!」

 

――と、振りかぶる。

 

ガシッ!

 

だが、その一撃は――カスミの“二本指”でピタリと止められていた。

 

「アンタねぇ……男のくせに、弱い者に木刀振り回すなんて、どういうつもりだい?」

 

そのまま、ひょいっと木刀を奪い取るカスミ。

 

「うるせぇ!さっきから偉そうにしやがって!だったら、まずはてめぇからだ――クソアマァ!!」

 

ギンガはそのまま殴りかかる。

 

「――遅い」

 

バチィィィン!!

 

「コチョウサン!?」

 

ドシィィン!!

 

「あっ……手元が狂った……」

 

カスミは軽くいなすつもりだったが――

結果的に“全力ビンタ”が顔面に直撃。

 

ギンガは約3メートル吹っ飛び、壁に激突。

そのまま泡を吹いて気絶した。

 

「兄貴ィィ!!」

 

「兄貴……完全に落ちてる……」

 

「あーあ……加減するの忘れたよ」

 

「何やってるんですかカスミさん!完全KOしてますよ!?」

 

「わかってるよ。ちょっと行ってくる」

 

カスミはバツが悪そうに頬をかきながら、倒れているギンガのもとへ歩み寄る。

 

「テメェ!まだ兄貴に何かする気か!!」

 

「まさかトドメ刺すつもりか!? なんて女だ!!」

 

「うるさいね。ちょっと黙ってな」

 

ビリーとバリーを一喝し、カスミはしゃがみ込むと――

 

ギンガの耳元で、優しく囁いた。

 

「もしもーし、大丈夫ですかぁ?」

 

(カスミさん……それ、完全に“はやみんボイス”意識してません?知っててやってるでしょ絶対……)

 

ピクリ。

 

「もしもーし、大丈夫ですかぁ?」

「もしもーし、大丈夫ですかぁ?」

「もしもーし、大丈夫ですかぁ?」

 

――三段エコー。

 

「ハッ!?」

 

目を覚ましたギンガは、至近距離にいるカスミと目が合い――

 

一瞬で顔面真っ赤になった。

 

(な、なんだこの女……近くで見るとめちゃくちゃ美人じゃねぇか……って違ぇぇ!!)

 

慌てて距離を取るも――

 

また視線が合う。

 

そして再び赤面。

 

完全にフリーズ。

 

「ねぇ新八……じゃなかったワタル、あの“ニセ銀ちゃん”真っ赤で固まってるアル」

 

「神楽ちゃ……アスナちゃん、“ニセ銀ちゃん”はアウトでしょう……しかも語尾うつってますよ」

 

「ごめんね……ウチの兄貴、喧嘩は強いんだけど女にはめっぽう弱いのよ」

 

「しかも見栄っ張りで、普段は硬派ぶってるけど……中身ドスケベだからすぐ返り討ちにされるんだ」

 

その会話の最中も――

 

ギンガはカスミに見惚れたまま、完全停止。

 

「……ねぇアンタ。さっきから私の顔じっと見てるけど、何か付いてるのかい?」

 

「ち、ちげぇよ!別に見てねぇし!(なんだよこの感じ……胸がドキドキするし、妙に懐かしい……!?)」

 

――その時。

 

「そこまでだ!騒ぎを起こしているのはお前たちだな!全員、大人しくしろ!!」

 

騎士団が駆けつけてきた。

 

「騎士団!? ヤバい兄貴!逃げるぞ!食い逃げの件バレる!!」

 

「それに落ちてた1万クロノス、ネコババしたのもバレる!!」

 

「くっそぉぉ!!こんな時に騎士団かよ!おい女!次に会ったら……覚えてろ!!」

 

(言いかけたこと、絶対違うよね?)

 

ギンガは仲間と共に全力で逃走。

 

「……行っちゃったね。あいつら何しに来たんだい?」

 

「カスミさん!何呑気にしてるんですか!ボクたちも逃げますよ!」

 

「え?ここには騎士団のダイチが――」

 

「とっくに逃げたわよ!『今日は非番でござる!捕まったら厄介でござる!』って言いながらマスミ抱えてね!」

 

「アイツぅぅ!!」

 

(いや一番暴れてたのカスミさんですけどね)

 

その時――

 

前方にも騎士団の影。

 

「ちょ!?前も後ろも騎士団!?どうするんですか!?」

 

「こうなったら全員ぶちのめすかい!」

 

「ダメに決まってるでしょ!!お尋ね者一直線よ!!」

 

完全包囲――八方塞がり。

 

その瞬間。

 

「おい!こっちや!早よ来い!アンタ……カスミやろ!?」

 

――思わぬ声が、路地裏から響いた。

 

 

NEXT 出会いは突然に 中編




声優の大空直美さんの演じる関西弁キャラは全員タマモクロスに聞こえる? (笑)
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