桜花祭、完結編です。
1:ハンナ
相変わらず良い匂いだったぞ勇美ィ…
2:名無しの大和魂
キッッショ
3:名無しの大和魂
キッッショ
4:名無しの大和魂
開幕からなんて事話してやがる…
5:名無しの大和魂
会議中ずっとカエデを膝の上に乗せて存分に吸いやがって…
6:司令官
話聞いてたのかハンナ?
7:ハンナ
もちろん
原作通りにパトロールで連中を探すけど、向こうの計画に支障が出ない範囲で対処する感じで行動するんでしょ?
8:司令官
わかってればよろしい
流石に動きすぎるとあのドラ猫が警戒して強硬手段を取るかもしれんからな
このままでも問題ないが、念の為に打てる手は打っておこう
9:名無しの大和魂
その前に桐生ちゃ〜ん達に話通さなアカンな
10:副司令
一応シズコさんが話しておくそうですが、我々の方からも話をしておきましょう
11:名無しの大和魂
招待しておいてすみませんって言ってたけど、乗りかかった船だしな、最後までお供するぜ〜
12:名無しの大和魂
お?どったの先生?
13:名無しの大和魂
あぁ、この鐘の音?
正午になると調停委員会の人が時報と鍛錬を兼ねて鐘を5回狙撃して鳴らしてんのよ
14:名無しの大和魂
櫓の鐘は等間隔で並んでるし、徐々に距離を離して撃ってて、今400mだっけな
ちゃんと当てないと綺麗な音が出ないからしっかり狙う必要があるのよ
15:名無しの大和魂
今日は…ユカリか?
だいぶ上手くなってるな
間隔的にコッキングと狙いも早くなってる
16:名無しの大和魂
これはまさしくエリートの腕前
17:名無しの大和魂
いざとなれば量産型尾形が複数、町中にいることになるから恐ろしいで…
18:名無しの大和魂
狙撃上手くない調停委員会のモブちゃん達も我ら直伝の銃剣術で撹乱させて狙撃への警戒を散らしてるから頼もしいですわ
19:名無しの大和魂
我らと合同で魑魅一座の一斉検挙やったときは凄かったな
まさしく静と動って感じで感動すら覚えた
20:名無しの大和魂
もちろん我らが動担当だけどな
21:名無しの大和魂
やかましくて敵わん
22:司令官
とりあえず、作戦開始だ
各自、異常事態があれば連絡すること
23:名無しの大和魂
了解
24:名無しの大和魂
了解
25:名無しの大和魂
そういや、自治区は平気そう?
26:名無しの大和魂
問題なーい!
27:名無しの大和魂
あるとすれば、風紀委員長が前世ホームシック起こしてます
28:名無しの大和魂
またか
29:風紀委員長
娘に会いたいよぉ…(´;ω;`)
30:司令官
落ち着け、仮に会ったところでまさか父親がJKになってると知ったら混乱するだろう
31:風紀委員長
だってよぉ…偶々会ったキリノと話してたら娘のこと思い出しちまって…ホント性格がそっくりなんだよ…歳も同じだし、娘の高校デビュー見たかったなぁ…
32:名無しの大和魂
うん、何度も聞きましたよそれ
33:名無しの大和魂
あなた前世マルボウでしょう?気持ちはわかるけどすぐメソメソしないの
34:風紀委員長
うっかり刺されて殉職しちまったけどなぁ
ま、泣いてばっかじゃ娘に呆れられるか
こっちは任せて、司令達は頑張ってくだせぇ
35:名無しの大和魂
良かった、すぐ立ち直って
36:名無しの大和魂
こっちも前世に未練ないわけじゃないしね
風紀委員長があぁなるのはわかる
37:名無しの大和魂
どうやっても戻れないし、今世をエンジョイするっきゃないっしょ
38:司令官
その通りだ
さて、魑魅一座関係なしに色々トラブルが起きてるな
各員、速やかに対処したまえ
39:大黒
了解
まぁあのニャンコの言い分もわからなくは無いけどね
40:名無しの大和魂
会計担当してると何となく理解できるの?
41:大黒
まぁね
でもそもそも金儲けでやってるわけじゃないから結局は私服肥やしたいだけでしょ
42:名無しの大和魂
それはそう
43:名無しの大和魂
気に入らねぇなら出て行くか生徒にでもなれってんだ
44:名無しの大和魂
お?ベアおばの悪口か?
45:名無しの大和魂
いや〜あれはどっちかってとお山の大将気取ってるだけでしょ
46:名無しの大和魂
未就学児相手にイキって可哀想に…
47:副司令
奴を完膚なきまでに叩くためにも早いとこ済ませてエデン条約に備えましょ
支援物資の備えもしなきゃだし
48:名無しの大和魂
それについては問題ないよ
通常業務と同時進行でやってるし
あと、元ミレニアムの
作物関係はあの子主導の野菜工場で色々大量に育ててるよ
49:名無しの大和魂
あの子スゲェよ、味も良くて成長速度も早い植物ガンガン開発してるもん
そのおかげで管理ミスると大惨事になるけど
50:名無しの大和魂
事故で種が散乱してミレニアムの床が数日で一部ユウ…大根まみれになったんだっけ?
あそこの強化コンクリぶち抜く大根ってど根性ってレベル超えてるよ…しかもクソ美味いし
ー・・・ ・・ーー・ ・・ー・・ ・ー・ー ・ーー・ー ー・ーー・ *1
迷子の案内に修行部とハンナが離れ、祭りの運営相談にシズコが離れていき、ムサシやコハクらも別ルートをパトロールしていき、先生の側にはフィーナ、アマツ、他数名がいた。
「"そういえば、アマツ達は生徒会メンバーだけど、一気に抜けて平気なの?"」
「アタシらじゃなきゃ処理できない書類とかは既に終わらせてますし、学園の方針的に司令たちがあっちこっち移動するのはよくあるので問題ないんですよね」
そんな雑談をしながら屋台を回っていると、型抜き荒らしに遭遇しそのまま交戦、逃げる彼女らをフィーナが追撃し残るはアマツらのみとなった。
このままいけばイズナと遭遇するのだが、前方が何やら騒がしくなってきた。
「待てー‼︎景品泥棒だーッ‼︎」
「ハッ‼︎ヘボい銃渡してきて何を言ってんだ!これは迷惑料だよ‼︎」
「掠りもしなかったじゃないか‼︎」
どうやら射的の景品を難癖つけて強奪したらしく、その数はちょうどアマツらと同じであった。
(このままだと、アタシらが奴らを追って、先生とイズナが対面する流れか…どうも先生周りの繋がりに関しては修正力が働く感じか?要検証だね)
「"アマツ、私はいいから景品を取り返してあげて"」
「わかりました、先生もお気をつけて。総員、あのギンバイ共を捕えるぞ‼︎」
『了解‼︎』
「警告する‼︎お前は戦い(射的)から逃げようとしている‼︎」
「あれ?見失いました」「( ^q^)アッチニイルゾ!」
日頃から銃剣突撃をしている彼女らの足腰は尋常ではなく、人通りが多少多いにも関わらず景品泥棒との距離を詰めていき、ついに追い詰めて捕らえたのであった。
「ほら、大人しくしろ‼︎」
「クソォ…」
「じゃあ景品を店主に返してきますね」
「頼んだ。……ん?」
大和生の一人が景品を持って行くのを見届けたアマツはふと顔を向けると、虎の獣人がケバブを販売しているのが見えた。
「ケバブオイシイヨカッテッテー」
「……ソースは何があります?」
「ヨーグルトトチリガアルヨー。ヨーグルトガオススメダヨ」
「じゃあそれで。そっちは?奢るよ。景品泥棒、お前らも頼んでいいよ」
「なら自分もヨーグルトで」「同じく」「同じく」
「アタシらもいいの?なら…チリで」
景品泥棒を引き渡しつつ全員でケバブを食べているとモモトークから通知があり、見ると先生からで、どうやら原作通りにワザと捕まったので来てくれとのことであった。
直後にコハクからで付近の廃墟に連れてかれるのを見たので待機しているとのことであった。
「良し、通知は見たね?じゃあ現場にイクゾー‼︎」
ーーー ・ー ・・ーー ーー・ーー ーーー *2
「全員ここで待機。シズコさんらが集まるまでは様子を伺いましょう。無論、それまでに先生が危険と判断すれば突撃しますよ」
「わかりました」
「事前に先生にはネクタイピンに偽造したカメラと通信器を渡してるのでこれで中の様子を…」
先生が連れられた廃墟に隣接する廃墟でコハクらは待機していた。ここは3階であり先生らのいる場所は2階のためいざとなれば天井を吹っ飛ばし、飛び降りて突入できるように準備していた。
コハクが端末を操作すると、画面にはちょうどニャン天丸もとい、ニャテ・マサムニェが動機について話している最中であった。
《"…そのために、イズナや魑魅一座を雇ったんだね?"》
《あぁそうさ。あのちびっ子忍者はよくやってくれたよ。ちょいと忍者ごっこに付き合うだけで魑魅の奴らの五十人分の戦力にはなったよ》
「何言ってんだ、百人でも足りねぇだろ?」
「あの眼帯、おしゃれじゃなくてマジのやつじゃないのか?」
会長の台詞に茶々を入れるなか、大和生の一人が苛立っているのが見えた。
「クミちゃん、落ち着いて。今動いたら先生が人質になる可能性があります」
「わかってますけど…こ、こいつら……またイズナの夢を馬鹿にして…‼︎」
端末からは会長らがイズナの夢をバカにする様子が映され、クミは我慢の限界といった様子であった。少なくとも魑魅一座はイズナの実力を見ているものがいるのにどこから幼稚な夢だという言葉が出てくるのかわからなかったが、その言葉に先生が言葉を返していた。
《"ひとつ言っておくけど…ニンジャってのは……よく調べてもカッコいいんだよ‼︎それにムサシが言うにはクナイも投げてたし、それにウツセミ・ジツだっけ?それもできるみたいだし…イズナは絶対にニンジャになれるよ‼︎"》
《言葉のニュアンスが違うような気もするが…まさかあんたみたいな大人まであんな夢を信じるとはな!もういい、話が通じるかと思ったが、これまでだ。やれ!魑魅一座‼︎》
指示を飛ばす途中で天井が崩れ落ち、その中からイズナが現れ、先生を主殿と呼び忠義を誓う様子を見てクミは驚いていた。
「イズナ⁉︎いたのか!」
「そうみたいですね(知ってましたけど)」
「副司令、彼女がいるなら問題無いのでは?」
「えぇ。全員突入準備‼︎先生、伏せて下さい‼︎」
「"わかった、アロナ‼︎"」
「梱爆じゃあ‼︎」
「うわぁぁあ⁉︎何だ⁉︎」
直後、天井を爆破され慌てふためく会長らを他所にコハクらは次々と飛び降りて内部に突入していった。
「待たせたな…」
「クミ殿⁉︎なんで…?」
「全部聞いてたさ……お前ら、笑うなッ‼︎」
((((ん⁉︎))))
どこかで聞いたような台詞にコハクら転生組は困惑するなか、クミは会長らに啖呵を切っていた。
「イズナは誰も知らねぇところで毎日…過酷な忍者修行してんだよ!お前らは自分の夢に向かって努力してんのか⁉︎努力してねぇ奴は…笑うなッ‼︎」
「クミ殿…!」
(だ、駄目だ…笑うな…し、しかし…‼︎)
自分の夢を笑う者に啖呵を切るクミにイズナが感激する一方で、コハクらは必死に唇を噛んで笑いを堪えていた。
当然ながらクミには例のアレは一切合切教えていないので、コレは単純に素で言っており、本人は大真面目に言っているので余計に笑いを誘っているのであった。
「何を生意気な…!この数で相手になるとでも⁉︎」
「問題ないでござる。クミ殿が天井を吹っ飛ばしたおかげで月明かりがここを照らしている今なら、コレができます‼︎イズナ流忍法・影チクチクの術‼︎」
そう叫ぶと同時にイズナはクナイ・ダートを魑魅一座に投げつけるが、彼女らの側を素通りしていった。
「ハッ!どこ狙って…⁉︎か、身体が動け…⁉︎」
外したと思って一歩踏み出そうとした魑魅一座が身体の異変に気づいて振り向くと、クナイ・ダートが彼女らの影に突き刺さっていたのであった。
(アイエェェェ⁉︎影縫い⁉︎影縫いナンデ⁉︎)
「あ、アレは何だ⁉︎」「アレは何だ⁉︎」「知らん‼︎」「わからん…」
「コ、コイツ、
「今です!総員、射撃開始‼︎」
「これでもくらえ‼︎」
「お祭り運営委員会、只今参上しました!」
「修行部もいるよ‼︎」「ワタシもいるぞ‼︎」
「誰だオマエは⁉︎」「風霊ハンナだ‼︎」
シズコらの援軍もあり、あっという間に魑魅一座は壊滅状態になったが、なぜか会長は余裕綽々といった具合であった。
「ふっふっふ…これだけだと思うなよ?まだまだ雇った奴らはいるさ!これの倍はくるぞ‼︎」
「残念だが、応援は来ないぞ‼︎先ほど司令から連絡がきた。残りの連中は全部司令が街中回って倒したそうだ。ほれ」
「…え?」
証拠とばかりに山積みになった魑魅一座をバックに映るムサシの写真をハンナが見せるとそそくさと会長は眼帯を取りシズコに愛想笑いを浮かべていた。
「えっと、その、だな…諸君、全部水に流すというのは…どうだろう?」
「んなことできるかぁぁっっ‼︎シズコ
「グワー‼︎」
「イヤー‼︎」「グワーッ‼︎」「イヤー‼︎」「グワーッ‼︎」
「イヤー‼︎」「グワーッ‼︎」「イヤー‼︎」「グワーッ‼︎」
「イィィヤァー‼︎」「グゥワァーッ‼︎」
ナ、ナムアミダブツ‼︎シズコ=サンの音を置き去りにした看板
彼がキヴォトスの民でなければ今頃ネギトロめいた惨殺死体となっていただろう。コワイ‼︎
その後、無事に桜花祭はフィナーレを迎え、イズナも忍術研究部へ入部したのであった。あとはパヴァーヌの開始頃にちょうどミレニアムに行く用事があるためそれまで待てばいいのだが…
「あー司令官?明日のシャーレ当番、司令官みたいっすよ?」
「……マジで?」
・風紀委員長(轟 ヨウカ)
本文通り、前世は殉職したマルボウ。妻子持ちだったうえ、キリノと同い年で性格のそっくりな娘がいるため時々前世ホームシックを起こしてる情緒不安定な人。カンナとは飲み友(烏龍茶)。
前世で相手してた連中に比べれば不良は可愛いもんだと思ってる。
・豊条 ミズホ
前にチラッと紹介した元ミレニアム生徒で植物開発してた子。
彼女以外にも同じ部活だった子も一緒に転校してきた。
簡潔に言うと植物開発にシフトしたエンジニア部(但し環境の影響を深く理解してるので倫理観はマトモ)
・矢原 クミ
元ネタは言わずもがなヤンクミ。路上流とは別の魑魅一座にいたところを流派ごとスカウトされた。
忍者でありニンジャでもありNINJAでもあるイズナ殿の何がヤバいって明かりがあればアイサツ→影縫い→忍手・暗刃のクソコンボが出来るんですよ。アイサツ前のアンブッシュは一度までのルールが無ければもっと無法な事が出来るのでまだ良い方です。
ちょっと間の話入れてからパヴァーヌに行くつもりですのでお楽しみに