それまでの間にシュン姉さんやハレキャンやバニートキも手に入ったけど…レポートが足らないぜ☆
公式からヘイローについての説明がきたので早速組み込みました。
シャーレ当番当日、ムサシは身支度を整えた後グループ通話をして指示を出していた。
「じゃあ私は当番に向かうから、何かあればコハクに連絡。どうしても緊急の案件のみ私に連絡。頼んだよ」
『了解‼︎』
普段から支援策の打ち合わせなどで学園にいる事の方が少ない事もあり、統合及び転入組の面々に一時的に政治的にも戦力的にもトップのムサシが不在になる不安といったものはなく、ムサシは頼もしく思えていた。
電車に乗ってシャーレ部室付近の駅まで向かっていると、同乗している生徒たちから視線を幾つか感じているがこれもいつもの事であった。
設立から2年で大きく成長し、他校の支援という変わった目的を持つ学園のトップであり、自ら最前線で戦いその実力は三大校の一つ、トリニティの最高戦力であるツルギと交流戦とはいえ長時間の戦闘を行えるほどである彼女をここで見た生徒からの視線は畏敬、恐れ、興味、単に驚愕といったものが入り混じっていた。
(ま、元軍属の他国の首脳が護衛無しでいるって考えればこの視線は妥当だろうな)
そう考えてムサシは生徒たちを一瞥し、物思いに耽っていた。
生徒として転生してからわかったことがある。それは、ヘイローは視認こそできるがハッキリとではなく、形も不鮮明かつどれも似たような形に見えるということであった。
例えるなら遠くにある看板の文字のように、それが文字なのはわかるがなんて書いてあるかまではわからないといった感じに近いだろうか。ついでに言えば大きさに関してもほぼ同一に見えていた。
(色もぼんやりとしかわからないし、確かにこれじゃ個人の特定は不可能だな…まぁそうでなきゃ覆面被って強盗なんて考えないか。もはやこっちが標準になってるからか、他の子がどんなヘイローしてたか殆ど思い出せないな…)
自分や他の者たちのヘイローはどんな形なのだろうかと考えているうちに目的の駅に着き、モモトークにてその旨を伝えてシャーレ部室まで歩いて向かうと、目の前の地面に何かが勢いよく落ちてきたのであった。
(…ん?何だこれ……銃弾か。銃声は無かったから、多分遠くで誰かが空にぶっ放したのが落ちてきたのか)
銃弾を空に撃てば、当然その弾はいずれ地面に落下するが、その速さは場合によるが先生のような人間なら致命傷になりかねないものである。
キヴォトスの住民では幸い死亡事故はないようだが、こうして空中に撃った後に落下した銃弾による怪我や事故、それによるトラブルは常日頃銃弾が飛び交うキヴォトスならよくあることであり、なんならそれ用の保険まであるくらいである。
(……先生に話すことが一つ増えたな)
ーーー・ー ・・ ーー・ー・ ・・ ーー ・・ー ・・ー・ ー・・ーー ・・ー ・ー *1
「おはようございます先生。今日一日、よろしくお願いします」
「"うん、よろしくね"」
挨拶を終え、早速書類仕事を始めるムサシであるが、数十分ほど経った後にあることに気が付いた。
(…あれ?
元々が連邦生徒会の負担を減らしつつ治安維持を行う目的で設立されたので、連邦生徒会の部活であるシャーレもその恩恵を受けているので先生の負担が減るのでその辺りは特に不満はなかった。
「あぁ、そういえば先生。ひとつ質問があるのですが」
「"なんだい?"」
「ホシノ奪還作戦や桜花祭で口にしてた《アロナ》って誰ですか?」
『アロナはアロナなのか』これがムサシが一番聞きたいことであった。もしもアロナがA.R.O.N.A…つまりプラナであった場合、この世界はプレナパデスとなった先生の世界であり、この後何が起こるか殆どが不明となるためどうしても確認したかったことであった。
尤も、そうだとしても諦めるつもりはさらさら無いが。
「"え?あー…私の持ってる端末にあるOSの事だよ"」
「それにしては個人に指示を出すような口調でしたよ。もしかしたら容姿があるのですか?それがオーパーツなのは七神行政官から聞いてるのでそのようなものがあっても不思議じゃないです。気になるので教えてください」
「"うーん…まぁ話しても平気かな。でも、笑わないでね?"」
「妄想とは思ってないので笑いませんよ」
「"ありがとう。アロナってのは女の子でね、髪と服が『水色』で…"」
(ハイ確定ィィィィ‼︎プレ先世界じゃ無い‼︎これで大きな不安は拭えたな)
すぐさまムサシは掲示板にその事を連絡すると、それを見た転生組は歓喜に包まれていた。
その後も先生が語るアロナの容姿は間違いなく『アロナ』のそれであり、ムサシは一安心したあとそういえばと声をかけた。
「先生はヘルメットの購入は検討してますか?」
「"ヘルメット?"」
「はい。威嚇などで空中に撃った弾が落下して人に当たるのはここじゃ良くあります。我々は平気ですが、先生にとっては致命傷になり得るものとなります。あと、ミレニアムではよく実験の事故でナットやレンチなどの工具類や工具箱そのものが飛んできたり、制御不能になったドローンやそれらが運んでる荷物が落ちてくることがあるので買っておいて損はないかと」
他にも、今後彼の身に起こることを考えれば万一の為にもヘルメットは必要だろう。
「"それは…怖いね。でも、お金がなぁ…"」
「それなら、エンジニア部に伝手があるので彼女らに頼んで製作させましょうか?私としても、恩人の身内に何かあっては困るので」
「"そういうことなら…お願いしようかな"」
では今から連絡しますね、とスマホを取り出してウタハに連絡すると、すぐに電話に出てきた。
《やぁムサシ。何か用かい?》
「実はかくかくしかじかで…」
《なるほど…それは確かに必要だね。要望はあるかい?》
「先生が使用するものだからそれを考慮して貰えれば。あと、強度を損ないたくないからBluetoothはナシで」
《わかった。丁度試作品があるから幾らか改良して作ってみるよ。先生、楽しみにしててくれ》
「"うん、楽しみにしてるよ"」
「一応言っておくが、リアクティブアーマーは付けるなよ?先生の首が物理的に飛ぶからな」
《当たり前だろう。私を何だと思っているんだ?》
「その場のノリでよく見ずに人の銃をチャバスコ発射器にするやべー連中の部長」
《ぐうの音もでないね》
なお、情報提供者はアスナである。
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その後も書類仕事を続け、当番の終わりの時間がやってきて、ムサシは帰る準備をしていた。
「では、私はこれで。本日もお疲れ様でした」
「"お疲れ様。そうだ、すごく今更だけど、これだけ言わせてくれるかい?"」
「何でしょう?」
「"ユメを…妹を助けてくれて、ありがとう"」
「…いえ、こちらこそ彼女に助けられたので、その恩返しですよ」
2日後、エンジニア部から頑丈かつ折り畳みが可能なヘルメットがシャーレに届けられた。そしてその効力が発揮されたのは、その翌日の事である。
ちなみに決めてる限りの大和生のヘイローは
ムサシ 旭日旗(ちゃんと赤と白二色ある)
コハク 積まれた稲荷寿司
アマツ 小判
ヨウカ 手錠
マドカ 一軒家
ナオ 勲章(首掛けタイプ)
メルナ 勲章(バッジタイプ)
ナルミ 弓矢
ミズホ トマト(理由は次回以降)
その他モブ 日の丸のない旭日旗
こんな感じです。他のキャラは未定です。
…なんかこれ、ガイアメモリのロゴ考えてるみたいで楽しいですね。
次回からパヴァーヌです。例によって先行セリフです。
「"ヘルメットがなければ即死だったかもね"」
「本当にすみませんでした…」
「アリスは攻撃を行います‼︎」「私は防衛を行うよ‼︎」
「て、敵の潜水艦を発見…」「ダメです!」「ダメだよ!」「ダメ!」
「はい!アリスは着剣がしたいです‼︎だからこれの銃剣を作ってください‼︎」
「このミレニアムが誇る超天才清楚系病j「じゃかあしい‼︎」……グスン」