本当にありがとうございます‼︎
時系列はデカグラマトン本体が
大和生の秘密① 転生組の年齢は学年順に16、17、18歳。
なのでアマツはもう一年いるので司令の卒業後どうやって纏めようか悩み中
ゲーム開発部の部室にて、モモイたちはFPSゲームをプレイしていた。
「アリスは攻撃を行います‼︎」「私は防衛を行うよ‼︎」
アリスとモモイがお互いの行動を教える中、ユズがおずおずとある台詞を口にした。
「て、敵の潜水艦を発見…」「ダメです!」「ダメだよ!」「ダメ!」
ちなみに今プレイしてるステージには潜水艦はない。完全にネタであり、これらの台詞は言うまでもなく大和学園の生徒らから影響を受けたものである。
廃部の危機は去り、かなりリラックスした状態ではあるが、ここ最近で大和学生、とくにムサシら大本営のメンバーが頻繁に出入りしているのがモモイらが気にしているところであった。
「…やっぱり、アリスの事なのかな?ムサシさんらが来るようになったのって、アリスをあそこから連れ出してからだし…」
「でもミドリ、あの場所にいるのがアリスだってのは知らないはずでしょ?だったら別の案件じゃ無い?」
「あの場所、アリスを連れて来てからあのままだし、『何かが扉を開けて出てきた』くらいの事はわかってると思うよ。大事になったらどうする?」
「う〜ん…でも見たところアリスに危険なところは無いし、案外なんとかなるんじゃない?」
「お姉ちゃん…」
楽観的に話すモモイにミドリが呆れていると、突然アリスが意を決したように立ち上がった。
「…アリス、決めました‼︎ちょっとエンジニア部に行ってきます‼︎」
「え?どうしたのアリス?」
「アリスも大和の人たちみたいに着剣をしてみたいです!だからそれを頼みに行きます」
「あ、ちょっと待ってよアリス⁉︎」
・ー・ーー ・・ ・ー・・ ーーー・ー ー・ー・・ ・・ ー・ーー・ *1
「なるほど…つまりスーパーノヴァの銃剣が欲しいというわけだね?」
「はい!アリスは着剣がしたいです‼︎だからこれの銃剣を作ってください‼︎」
やや興奮気味にウタハに頼み込むアリスにモモイはいや、流石にそんなすぐには作れないでしょと思っていると何故かエンジニア部の面々は得意げな顔をしていた。
「ふっふっふ…やっとこの台詞が言えるとはね…」
『こんなこともあろうかと‼︎作ってあるのさ‼︎(あります)』
「あるの⁉︎」
そう言いエンジニア部が持ってきたのはもはや銃剣とは言い難い大きさの黒い太刀であった。
「スーパーノヴァの開発時点で銃剣のソケットは作ってあるからそのまま装着できるよ」
「おおー‼︎」
「もうこれ銃剣じゃないじゃん…てか、なんで黒いの?」
モモイの疑問にコトリが身を乗り出して説明を始めた。
「それについてご説明致しましょう‼︎そもそも宇宙戦艦の主砲として開発したスーパーノヴァに何故銃剣機能があるかと言いますと!艦載機にロボットを搭載する予定でして、そのロボットの手持ち武器として使えるようにと考えて設計したわけです!それで、放熱板としての役割も果たすように耐熱性と熱伝導率の高い素材を使用した結果、このような真っ黒い色になったわけです‼︎これを付ければスーパーノヴァのクールダウンも多少早くなりますし、熱を持った状態で使用すれば擬似的なヒートソードとしても使用が可能です‼︎あ、柄の部分は断熱性のある素材なので持てないほど熱くなりませんよ」
「ちなみに名前は【闇の剣・ブラックホール】だよ。
アリスはブラックホールを手に取り、スーパーノヴァに取り付けるとキン、と心地良い音がしてしっかりとハマったのであった。
そのまま一向は射撃場に行き、オートマタの残骸を組み合わせた的を用意した。
「じゃあアリス、始めて」
「はいッ!やあぁぁー」
アリスはスーパーノヴァを構え、重さをものともせずに駆けていき、的へと距離を詰める。
「ちゃっ……けーんッ‼︎」
アリスは的を突くと、銃剣はオートマタの胴を容易く貫き、そしてアリスはそのままトリガーを引いた。
「光よッ‼︎」
オートマタは至近距離の銃撃を受け、木っ端微塵に砕け散っていった。アリス本人はとても満足げにしていたが、モモイたちは呆然とその様子を眺めていた。
「…何あの即死コンボ?絶対ヤバいやつだよね?」
「想定以上に切れ味がいいと言いますか…スーパーノヴァの重さもあって貫通力が強くなったみたいですね…」
「アリス?絶対にソレ、人にやらないでね?最悪死人がでるから」
「早急に鞘を作った方が良さそうだね」
その様子を、小型ドローンが撮影しているのには誰も気が付かなかった。
ミレニアムのとある部屋にてそれを見ていたリオは困ったような顔を浮かべていた。彼女の他にはトキやヒマリ、エイミの他にムサシやコハクの姿もあった。
「…全く、またとんでもないものを作ってくれたわね…」
「私の方を見ながら言わないでくださいよ調月さん。コレ私関係ないですからね?」
「銃剣術にアリスが興味を持ったのが原因ですから、ムサシ先輩が半分くらいは関係してると思いますが」
トキの間違ってはない指摘にムサシは気まずそうに目を逸らしたが、すぐに視線を戻した。
「…まぁいいです。それで、本題に入りましょう。彼女…天童アリスをどうするか、ですよね?」
ー・・・ ・ー・ ーー・ー・ ーー・ーー ・ー *2
アリスがAL-1Sであることは既に過度な徹夜をしていないか抜き打ちでの健康診断という名目でリオがアリスを調べたことで判明しており、一年生の頃から相談しているムサシらと、協力を依頼したヒマリを呼んで対策を考えていたのであった。
「まずはムサシ、貴女の意見を聞かせてもらえるかしら」
「…キヴォトスの安全面から破壊した方がいいのでしょうが、それは彼女が自我も感情もない破壊兵器だった場合の話です。ですが現に彼女は自我を有しており、多少知識が偏っていますが善性に近い性格をしています。とはいえ、何がきっかけで破壊衝動に目覚めるかはわかりません。故にそれを見つけてから本人に話をして破壊衝動を制御できるか試してみるのが良いと考えてます」
「それについては把握してるわ。
「なるほど…明星さんの意見は?」
「私も、ムサシさんとほぼ同じですね。悪いのはアリスではなく彼女に備わっている機能です。それを何とか出来ればただの可愛い後輩になりますもの。このミレニアムが誇る超天才清楚系病弱美少女ハッカーの私にかかればなんて事無いでしょうけど」
二人の意見を聞いて、リオは神妙な面持ちで二人を見ていた。原作通りならばこのまま彼女らを拉致監禁するはずだが、ムサシとコハクが他校の生徒会長と副会長である以上、手荒な真似はしないと信じたいと思っていると、リオが口を開いた。
「……わかったわ。一度エリドゥ内部で実験してみて、制御が可能ならそのままに、そうでないなら彼女を破壊する。それでいいかしら?」
「え?あ、いや、それで構いませんが…」
「意外ですね。これまでの貴女なら破壊を強行しようとするものと思っていたのですが…」
「それなら相談なんてせずに既にやってるわ。ムサシは私の話を信じてくれた。それなのに貴女の信頼を失うような真似をするわけにはいかないと思っただけよ」
「ありがとうございます。ですが実験する時はエリドゥのシステムはオフラインにした方が良いかと。彼女は人工知能なので、最悪エリドゥのシステムを掌握されたら不味いですし」
「そうね。アビ・エシュフの性能がフルに発揮できなくなるけど、アバンギャルド君を投入すれば問題はないわね」
その後、幾つかの話し合いの結果、万一の事態に備えてC&Cやヴェリタス、エンジニア部に他の大和生徒、そしてゲーム開発部とシャーレの先生も呼ぶことにしたのであった。
翌日、早速実験を行うため、まずはアリスらに話をするわけなのだが…
「単刀直入に言うわ。アリス、貴女はキヴォトスを滅ぼす存在よ。だからそれを防ぐための実験に協力して頂戴。ゲーム開発部の貴方たちも関係者として来てもらうわ」
『…はい?』
「調月さん、端折りすぎて困惑してますよ」
説明があまりにもアレだった為、改めてムサシの詳しい説明を受け、アリス達は実験を承諾し先生の到着を待ってから一同はエリドゥへと足を運んだのであった。
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エリドゥのタワー前の広場にて、アリスはスーパーノヴァをエンジニア部に預け、広場の中央へ歩いて行った。
《いいアリス?これからドローンで機械を投下するから、それに触れて、何か起こりそうなら伝えてくれるかしら?》
「はい、わかりました‼︎アリス、勇者の闇堕ち阻止イベントをこなしてみせます‼︎」
そう意気込むアリスに対して周りは不安の表情を浮かべていた。
無理もないだろう。この実験に失敗すれば彼女はそのまま破壊されてしまうのだから。だが、他ならぬアリスが実験前にこう言っていたのだ。
「アリスはもっとみんなとゲームをしたいですし、着剣スキルを極めたいです‼︎その前に世界が滅ぶのはイヤです!だから、アリスはそうならないように頑張るので、みんなも応援しててください‼︎」
そう言われたからにはその思いを無下にするわけにはいかず、実験が成功することを祈るばかりであった。
やがて
《し、司令官‼︎こちら吉田です!緊急事態発生‼︎》
「どうした⁉︎」
《それが…ケテルです‼︎ケテルが襲撃してきました‼︎既に部隊は壊滅寸前で、しかも、奴の装備が
「吉田?応答しろ⁉︎…ケテルが来るなんて…アリス‼︎実験は中止……⁉︎」
そう叫ぶも時すでに遅く、アリスの目は赤紫色に染まっていた。
【対象の沈黙を確認。引き続き追跡を行う】
倒れ伏した大和の生徒たちを見据え、ケテルはワイヤーを駆使してエリドゥのタワーに向けて侵攻していった。
修理を終えて守るべき主のもとへ向かった彼(仮称)が見たのは、爆発して水没した建物であった。初期に造られ自我の薄い彼だったが、それを見た瞬間、主を守れなかった後悔と無念、そして主を追い詰めた者たちへの憎悪が湧いてきたのであった。
幸いにも下手人の一人は異様に高い体温をしていたためマークすることは可能であった。あらゆる手段を駆使して捜索を続けると、2年前に同胞の一体を討ち倒した者らと共にこの都市へと向かうのを見つけ、とある試作兵装に換装して仇討ちへと向かったのであった。
一見するとType.Cの砲台にType.Vのミサイル、Type.Eのエネルギー兵装を組み合わせたような外見だが、ミサイル以外は異なっており、砲台は機関砲になっており連射性に優れ、何より特徴的なのはエネルギー兵装に見えたそれは二対のワイヤー付きブレードであり、それでメルナたちを切り伏せたのであった。
ケテル・Type.
ケテル「陛下と兄弟の仇じゃあぁーー‼︎」
大和's「何こいつ…知らん…怖…」
ハイ、イレギュラー発生させました。
本当はケイの説得後に乱入させる予定でしたが、どうせならハードモードにしたれと同時進行させました☆
わかりやすく言うとデカい86のレギンレイブ(シンエイ機)みたいなモンです。