万歳風味な転生者たち、透き通る世界へ   作:NTK

22 / 38
「黒服、良いのですか?彼女をあのままにして…」

「確かに、このままでは梔子先生を激する事態になるのは明白…ですが、契約の関係上、過度に干渉するわけにもいきません。それにですマエストロ、貴方の作品やゴルゴンダの研究成果も見てみたい。なのでこのまま静観し、いざとなれば彼を宥めるためにも我々が…」

「ならばその役はこちらで引き受けよう。それがケジメというものだ」

「そういうこったぁ‼︎」

(それに…預言者を討ち倒した八百万の神々が彼女にどう対応するかも興味がありますしね…)

───ゲマトリアの会話



【戦に】アリウスが来るぞ!【備えよ】

1:司令官

なんだかんだで三次試験まで行ったけど、やっぱ予定通り明日の夜アリウスがナギサを仕留めに来るらしい

 

2:名無しの大和魂

色々あった二週間だったなぁ…

 

3:名無しの大和魂

二次試験はハナコが協力者と察したアズサが彼女を気遣って点数落としたらしいね

ホンマええ子や…

 

4:名無しの大和魂

で?我々はどうすべきでありますか?

 

5:司令官

無論、迎撃する

とはいえ私は例によってリンちゃんが記者会見で失言するの思い出したからソレ修正させに行ってくるから対応はお前らに任せる

どのみち私がいるとなると戦力増加で余計な被害が出る可能性があるしな

 

6:名無しの大和魂

あーアレか

 

7:名無しの大和魂

「会長探すのに忙しいからお前らが同盟組もうがこっちは興味ねぇッスわ」(意訳)

だもんなぁ…その会長が決めた事だルォォ⁉︎興味持てや!

 

8:名無しの大和魂

リンちゃん、行政は上手いけど外部のやり取りがなぁ…

 

9:副司令

まぁ、あの人は会長がいなくて不安なのと我々が軽減してるとはいえ、多忙なので色々と精神的にキてるので…司令官もあまり強く言わないであげてください

 

10:名無しの大和魂

コハクママァ…

 

11:副司令

>>10

あなたを産んだ覚えはない

 

12:風紀委員長

それで?誰が迎撃に向かう?

 

13:弓道部長

あ、私に策があるんだけどさ…騎馬使えないかな?

 

14:名無しの大和魂

ほぅ?

 

15:名無しの大和魂

何故に騎馬で?

 

16:弓道部長

いやね、アズサちゃんの反応と証言からアリウスの子供ら…馬見た事ないのよ

だから法螺貝吹いて騎馬で叫びながら追い立てれば驚いて戦意喪失すると思うんだ

事情知ってる身としては、できればあの子ら傷つけたくないんだよね…

 

17:名無しの大和魂

まぁそれはわかるけど、向こうはやる気満々だからそこは割り切らないと…

 

18:名無しの大和魂

割り切れよ、でないと死ぬぞ

 

19:名無しの大和魂

ハイネェェ‼︎

 

20:名無しの大和魂

ハイネェェ‼︎

 

21:名無しの大和魂

ハイネは連邦生徒会にいるだろ‼︎

 

22:名無しの大和魂

男の名前なのに…なんだ女か

 

23:名無しの大和魂

>>22

我々が滅ぶからその台詞は駄目だ‼︎

 

24:弓道部長

その辺はまぁ理解してるよ

士気を低下させりゃいい話だし、ちゃんと頭に鑿形で当てるから心配しなすんな

威嚇ついでに落ち武者の装いで行こうと思うんだけど…どう?

向こうもオバケ使うつもりだし、ゴーストシスターvs落ち武者やろうぜ!

 

25:名無しの大和魂

勝 手 に 戦 え

 

26:司令官

流石にそれはトラウマになるからやめておけ

コハルも巻き添えくらいそうだし

 

27:弓道部長

そっかぁ…ダメかぁ…(´・ω・`)

 

28:司令官

シスフの応援もあるし、二十人くらいでいいだろう

ナギサの護衛にはコハクを、万一のためミカの方にも護衛を寄越した方がいいな

ヨウカ、頼んでもいいか?

 

29:風紀委員長

構いませんが…自治区が手薄になるのでは?

 

30:司令官

いや、我々が卒業した時の事を考えれば、一度統合組や転入組に任せるのも必要な事だ

 

31:大黒

言うてアタシや一部の転生組はもう1年いるんですけどね!

嫌だなアンタのあと継ぐの〜!ほぼ罰ゲームじゃん

 

32:名無しの大和魂

他の学園もそうじゃろ

なんならカスミが健在な分ゲヘナがヤバい

 

33:栗原

あー、みなさん朗報です

わたし、栗原マドカ…無事にミサイル発射地点の特定に成功致しました‼︎

 

34:名無しの大和魂

マジで⁉︎

 

35:名無しの大和魂

マジか⁉︎

 

36:名無しの大和魂

よくやった栗原ァ‼︎

 

37:司令官

でかしたぞ栗原!

それで、場所は?

 

38:名無しの大和魂

【画像】

こちらです

アズサちゃんの証言から使用されるミサイルがNSMであることが判明

発射してから5分で到達できる距離を計算して、カタコンベ出入り口とを照合し、さらにヒフミちゃんが目撃するファミレスがある場所も踏まえ、また発射台が設置可能な広さがある場所も条件に加えた結果、一致するのがそこでした

ただ、ゲマトリアがミサイルにオーパーツを組み込んで速度を改良してる可能性があるのですが…それを考慮しても数カ所といったところです

 

39:名無しの大和魂

いや寧ろあのスチルのみでここまで特定できたのがスゲェよ…

 

40:司令官

なら当日はその場所に爆弾を仕掛けて発射前に起爆して崩落、そのまま自爆させる形でいこう

 

41:名無しの大和魂

確か11:40前後か?直前のクロノスのニュースの時刻がそれくらいだったし

 

42:名無しの大和魂

いや、同時進行とは限らないだろ

 

43:副司令

確か互いが握手するところで爆撃されてました

そしてこちらで入手した進行表だと正午に握手を行う予定なので11:55くらいに発射されると見ていいでしょう

 

44:名無しの大和魂

あーそうだったな

ナイス副司令

 

45:司令官

ともかくだ、まずは目先の事に集中しよう

ゲリラの訓練を受けているアリウス生に下手に手加減するとこちらが危険だ

彼女らには悪いがいつも通りに対処するぞ

 

46:名無しの大和魂

了解

 

47:名無しの大和魂

了解

 

48:風紀委員長

なにが悲しくて娘と同じくらいの歳した被虐待児をシバかにゃアカンのや…(´;ω;`)

 

49:名無しの大和魂

また風紀委員長殿がヘラっておられるぞ…

 

50:名無しの大和魂

風紀委員長のとこには一人も行かせやしませんぜ

あとベアおばは絶対シバき倒してやろうな

 

 

・ーー ・ーーー・ ・ー・ー・ ・ー・・ ・ー ーー・ー・ *1

 

 襲撃当日の夜。ナギサのセーフルーム内にて、コハクはナギサの護衛として付き添っていた。ここに居るという事を裏付けさせないためにナギサの付人も下がらせ、付近に誰もいない状況に少しだけナギサは不安であった。

 

「あの…本当に大丈夫なのでしょうか…?」

 

「はい。補習授業部のみなさんも先生の指揮のもとで迎撃に動いてますし、ウチの者も参加してます。ハナコさんの伝手でシスターフッドも援軍に来ますので問題無いですし、来たとしても私が相手にしますので安心してください」

 

「それはそうなのですが…コハクさんにそういったイメージが無いので…」

 

「まぁ、司令官の補佐してるところが殆どですからね。ですが、実力はあります。司令官は主に攻撃、アマツは回避に秀でています。なら私は何が突出してると思います?」

 

「えっと…防御、ですか?」

 

「正解です♪私は元々身体が頑丈で、クルセイダーの主砲くらいなら耐えられますし、防衛戦の指揮も得意です」

 

「頑丈にも程がありませんか?」

 

 お陰で転生組からはムサシやアマツを含めた三人の事をカセキホリダー呼ばわりされているがそれはさておき、アリウスがここまでやって来たとしても消耗している可能性が高く、室内戦ならば問題無く対処できる自信はコハクにはあった。

 

「襲撃があれば連絡が来ますので、変に気を張らないでそれまでリラックスしてましょう。尻尾モフります?」

 

「……では、お言葉に甘えて」

 

 一方で、ミカのセーフルーム内でも同じくヨウカが彼女の護衛を務めていた。

 

「あの、ヨウカちゃん?正直に聞くけど、ヨウカちゃんって強いの?ツルギちゃんと同じ立場にいるってなるとちょっとイメージが…」

 

「言いたいことはわかります。ムサシ司令の実力が有りすぎて我々風紀委員が甘く見られているのは承知しているので。ですが考えてみてください?()()ムサシ司令から自治区の風紀委員長を任せられている人間が弱いと思いますか?」

 

「あー…確かに」

 

「元々厳しい訓練をしていますが、それに加えてムサシ司令が抜き打ちで手合わせしてくるので自然と鍛えられます。あと、我々は自治区内での活動が中心なので対象の速やかな制圧に力を入れてるので、こういった室内戦は得意です。なんなら私は銃より警棒の方が得意ですし」

 

 そう言いトンファータイプの警棒を構えるヨウカだが、内心では今はコレを使いたくないなぁと思っていると何やら外が騒がしくなってきたのであった。

 

「敵襲ゥゥ‼︎あ、敵襲ゥゥゥゥ‼︎」

 

 ナルミの雄叫びのあとに馬の嘶きと複数の法螺貝の音が聞こえ、別のところでも突撃ラッパの音が聞こえてきたのであった。

 

「わーお、大きな音…セイアちゃんが言ってたのコレかぁ…」

 

「この距離で聞こえるってことは、現場は相当五月蝿いでしょうね。夜中になんて迷惑な…ミカさん、気を引き締めましょう」

*1
ヤセンカイシ(和)




ムサシ「また貴女は公共の場でそんな態度をする気で…!連邦生徒会長の顔に泥塗るおつもりですか?」クドクド
リン「いえ…そんなつもりは…(立場はこちらが上なのに正論だから反論が…)」
モモカ(ま〜た怒られてるなぁ…)ポテチパクー
ムサシ「人が怒ってるのに呑気にポテチ食ってんじゃねぇよ」(ド低音キレボイス)
モモカ「ヒェッ…」

 次回、久々の大和魂をお見せします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。