ブルーアーカイブ 曇り空はやがて晴れ渡る 作:智也0424316
前回のあらすじ。
テロリスト全滅
「見てくれ!アオ!アロンダイトができたぞ!」
『ぶち壊しますよ?』
私はエンジニア部に呼び出されて何事かと思い向かってそうそう私の目の前にはサイズは人間が扱うようになっているが運命のアロンダイトまんまが目の前にあった。
『大体これ人間が振り回すものじゃないですよ…。』
「何を言ってるんだ?アオ。振り回すのは君だよ?」
『はい?』
「アオ。君は確か高速戦闘ができたはずだよね?」
『はい…できますけど…。』
「これは君専用にチューンアップしたアロンダイトでね。持ってみてくれるかい?」
『はぁ…。』
私がアロンダイトを持った瞬間アロンダイトはピッタリと私の手にフィットしていた。
『ウタハさん…これ…。』
「言っただろう?君専用だと。扱いやすいようにしっかり調節してある。」
『…お金…出します。』
「いやいいんだ。私の趣味の一環で作ったからね。貰ってくれ。メンテナンスは私がするからたまに持ってきてくれ。」
『わかりました。』
そして私はアロンダイトを折りたたむとアリスが持たせてくれた何でも入るカバンになおした。
『ウタハさん。ありがとうございました。』
そしてウタハさんにお礼を言って私は外に出る。
『…暑い。』
私はミレニアム校舎内に用意されたもう一つの私の部屋を目指して歩いていた。真夏日のため外はクソ暑い。
"あれ?アオ?"
私は聞き慣れた声を聞き振り向く。
『先生?どうされました?』
そこにいたのはシャーレの先生だ。
"いや。アオがいたから声をかけてみたんだよ。外にいるのは珍しいね?"
『エンジニア部の方に呼び出されてて。もう終わったので今帰りですけど。』
"そっか。そうだアオ。セミナーに行くんだけどついてこないかい?"
『差し入れですか?』
私は袋いっぱいに詰められたアイスを見た。
"うん。暑いから皆アイス食べたいだろうって思ってさ。ただ溶けちゃいそうなんだ…。"
『なるほど…それなら…』
ガサゴソと肩さげカバンからエンジニア部特性のクーラーボックスを取り出した。
"アオ?それどこから…"
『世の中知らないほうがいいこともありますよ?先生。』
"わ…わかった。"
そしてクーラーボックスの中にアイスをなおしてセミナーの部室へ先生と向かった。
〜セミナー部室〜
『ユウカ〜。うわっ!?』
私がドアを開けた瞬間熱気が私を襲った。
『ユウカ!?大丈夫!?』
「あぁ…アオ…いらっしゃい…。」
『クーラーどうしたの!?』
「壊れちゃって…。でも節電も丁度いいかなって…。」
『馬鹿!頭いい馬鹿!』
「けなしてるの…?褒めてるの?」
『どっちも!』
とりあえずクーラーを直すために私はウタハさんからもらった工具セットでクーラーを治した。
「あぁ…生き返る〜…。」
『あのままミイラみたいになってたら笑えないよ…。』
"とにかくユウカが無事でよかったよ。"
『はいこれ。先生からの差し入れだって。』
私は先生が買ってきたアイスをクーラーボックスからだしてユウカに渡した。
「ありがとうございます…先生。」
"それじゃあ私は帰るよ。"
『先生ありがとうございました!』
そして私は先生を見送った後セミナーの部室に戻ってきた。
「あー…まだクラクラする…。」
ユウカは夏バテ気味だった。
『大丈夫…?これアクエリアス…よかったら飲んで?』
「ごめんね。アオ。気を使わせちゃって。」
『気にしないで。それじゃあそろそろ行くね。』
そして私は校内を歩いていると…。
「あっ!アオちゃん!」
ゲーム開発部皆のお姉ちゃん才羽モモイとあった。
『モモイちゃん。こんにちは。どうしたの?』
「たまたま歩いてるのが見えたから呼んだの!」
『そっか。そうだ。ゲーム開発部の部室に少し寄ろうと思ってたんだけどいいかな?』
「もちろん!アオちゃんなら皆大歓迎だよ!」
そして私はモモイといっしょにゲーム開発部の部室へ向かった。
「皆〜。アオちゃん連れてきたよ〜!」
『お邪魔します。』
「アオ!」
部室に入ってすぐ私はアリスに飛びつかれた。
『ぐふっ…アリス…この間あったばっかりでしょ…。』
「アリスはアオのことが大好きですから!」
『そ…そう。』
そしてゲーム開発部の皆にアイスを渡した後。
「はっちゃ!」
〘緊急事態〙コユキちゃんに懐かれた。
『あの〜…コユキちゃん?』
「なんですか?」
アイスあげただけなのに…。
『コユキちゃんは確か…セミナーに入ってたよね…?』
「そうですよ?今は謹慎中ですけどね!」
『ちなみに何をやらかしたの?』
「にはは…。少し…お金を使っちゃいました。セミナーの。」
『…そっか。』
…この子…なんだろう…明るいけど…どこか…悲しそう?いや…不信になってる…?
『ねぇ。コユキちゃん。…その…勘違いかもしれないんだけど…。…人を信用することって…できる?』
「には…?どういうことですか?」
『…確か…コユキちゃんは神秘の力が…電子錠を解除できる…んだったよね?』
「あってますよ!よく調べてますね!」
『……。』
私は察してしまった。それはあまりにも酷なものだった。彼女は…きっと…能力があるがゆえに…いわゆる使い捨てのようなことを何度もされたのかもしれない。なにもわかってない。都合の良いマスターキー。それが彼女なんだろう。だからこそ彼女は…人を信じる…いや…なんなら自尊心まで傷つけられている可能性が高い。
「アオ先輩?」
『ねぇコユキちゃん。少し…私の部屋までついてきてくれる?』
「には?いいですよ?」
そして私は校内の一角にあるもう一つの自室にコユキちゃんを連れて戻った。
「お邪魔します!」
『簡素な部屋だけどゆっくりしててね。』
そしてコユキちゃんはソファーに座ってキョロキョロしていた。私もコユキちゃんの隣に座る。
『ねぇ…コユキちゃん…。』
「には?なんですか?」
『ユウカのことは…まだ信用できない?』
「…そう…ですね。」
コユキちゃんの声が真剣な声に変わる。
『…ねぇ…コユキちゃん。少しの間。私もセミナーのお仕事を手伝うためにセミナーに常駐してるの。』
「つまり…?」
『私のこと信じてほしい。そしてユウカのことも。ノアのことも。』
そしてそれから。コユキちゃんはイタズラはするけど犯罪まがいのことはやめたみたいです。時々ユウカにいたずらを仕掛けては怒られてるみたいです。うあーーー!なんでーーーー!というコユキちゃんの悲鳴が聞こえています。
「あ!アオ!ちょうどよかった!アオからもコユキを叱ってあげて!」
「には!?アオ先輩の説教だけはいやです〜!」
『あはは…。コユキちゃんも反省してるみたいだしそこまでにしてあげて。』
「まぁ…アオが言うなら。」
「アオ先輩〜!ありがとうございますぅ…!」
『…ふふっ。』
私は窓の外に広がる雲一つ無い青空を見上げる。
__今日もミレニアムは平和です。__
ToBecontinued…
次回第8話 調印式
彼女は、絶望を味わう。