この透き通る世界を俺は機械と骨でハッピーエンドにしてみせる 作:多趣味なオタク
なんかマリーたちがアイドルしてる!?
そして対策委員会編で言われていたアイドルをセリカとアヤネが!?
などと、色々なイベントが起きているのをTwitter(X)で知り驚愕した筆者です。
あれだけの差分があるのに大多数が未実装...!?運営は鬼ですね。
それはそれとして、エデン条約ってパヴァーヌ編の間にあるんですね!未プレイ+ニワカの弊害が盛大に出てきて胃が痛いです。構想がぁ...
今話は導入のようなものなので少し軽めです。次回はおそらく戦闘描写があります。
では、本編どうぞ。
「「「!!!!」」」
「ヤバいヤバい!なんかロボットたちの勢いが増してない!?」
「お姉ちゃんが大声出したからでしょー!?」
「うわーん!ごめんってーー!!」
「アリスは逃げるを選択した!...しかし逃げられなかった...」
「わわ...ど、どうしよう...」
「先生!頼む!」
『サンズ!?...あーもう!ユズ!前に飛び出してきたロボットに向けて撃って!アリスは周りのやつを薙ぎ払うようにお願い!みんな逃げるよ!」
「「「「「了解((です))!」」」」」
なぜこんなインディー〇ョーンズさながらの命がけ鬼ごっこをしているのか。まあ主にモモイ...次点で俺...のせいである
廃墟でG.Bibleが入っているであろうAIをUSBに収容した後、先生たちに合流し、単独行動をした罰として先生に正座で説明をすることになった
ここ普通に地面だから足が痛ぇ!...なんて思う間もなく、モモイがG.Bibleを入手出来たことに喜んで大きな声を上げてしまい、その声につられてロボットたちがこちらに気付いてそのまま戦闘が始まってしまった
ロボットたちは先ほど戦闘した時とは様相が異なっており、まるで自分たちが守っていたものを取られてしまい、それを取り返そうと躍起になっているように感じられるほどに統率がなくなっていた。あいつらにも守るもんがあるんだろうが...あいにくこっちも譲れないもんがあるんでな
俺はもうUSBを傷つけないことに必死だったためにいつも以上に逃げ腰だったが、ユズのグレポンとアリスの光の剣による薙ぎ払いでなんとか損傷なしで持ち帰ることができた
最後の方はユズのグレポンが近いところで爆発してしまい、その爆風で押し出されるようにして逃げ切ったからマジでインディー〇ョーンズのワンシーンだった
もう疲労困憊の状態でミレニアムに帰った俺たちは、一旦ゲーム開発部の部室に戻って休憩した後に俺の持つUSBの解析をヴェリタスに頼みに行った
「...それで、状況はどんなもんなんだハレ?」
「おおう...ちょっと近すぎるね、もうちょっと離れて。それと顔の良さを自覚してほしい。」
「え、あ、ああ。んで、どんな感じだ?」
「うん、結論から言うと...無理だね。」
「無理...か。」
「安心してほしいのは、持ってきてくれたUSBの中身は本物だったってこと。アレは間違いなくG.Bibleだよ。ファイルの作成日やその形式、極めつけにはゲーム開発者のIP...その全てがオリジナルのG.Bibleだと証明してる。」
「それならよかった、とはならないな。問題はパスワードか...よし、一旦あいつら呼んでくる。少し待っててくれ...っと、危ねぇ。忘れないうちに、いつものエナドリだ。」
「!...助かる。これからも是非ご贔屓にしてほしい。」
「そこまでのモンかよ...喜んでくれてるならいいが。じゃ、呼んでくる。」
あの後ヴェリタスに解析を頼みに行ったところ、解析など諸々に割と時間がかかるっぽかったので一旦また部室に戻り待機していた
アリスはゲームをするのかと思いきや、執拗にあのUSBについて聞いてきた。何か自分に関連付けられているものだと言っていたが...ここまで来ればもう黒だな
そんなアリスを横目に、才羽姉妹は先ほどの逃走劇が祟ったのか疲れ切った様子でそのまま寝てしまった。それに気が付いたユズが慈愛の笑みを浮かべて彼女たちに毛布を掛けていたが、ホントに同学年かと疑ったね
ちなみに先生はまた仕事をしにシャーレに戻って行ったよ...大人ってマジで大変。俺もいづれあんなに多忙になるのかと思うと涙が止まらなかった
アリスの追及をうまいことかわしつつ、時にはその口にお菓子を詰め込んで必殺の紅茶を目の前に出し時間を潰していたところ、俺のモモトークに連絡が入ってきた。何かあったら呼ぶとユズに言ってヴェリタスまで足を運び、先ほどの場面につながるというわけだ
ということでみんなを呼んでヴェリタスの部室へ。才羽姉妹は眠たそうにしていたが、内容を聞いたとたんに目が覚めたらしく俺たちを置いていきそうなほどのスピードで向かっていった。そして先生は仕事が多くて今日一日無理っぽい。南無三*1
「それで!?G.Bibleはどんな感じなの!?」
「いきなりすぎてびっくりした...サンズから聞いてたと思うけど...まあ、詳しいことはマキに聞いて。」
「どうなの!?」
「勢いがすごい...分からなくもないけどね。アレは本物だよ、まだファイルのパスワードは解析できてないんだけどね。」
「おおー!...って、それじゃ意味ないよー!どうすればいいの!?」
「ええっと...方法がないわけじゃないんだけど...」
とんでもない勢いで突撃し続けるモモイに若干タジタジになりながらも、マキはそう言葉を濁した。目も左右に揺れ動いてるし、簡単にはいかなそうだ。口をもにょもにょさせているマキに。俺はひとまずその内容を聞いた
「それで?その方法は?」
「その...現状じゃあのパスワードを解くことは絶対に不可能なんだ。でもとあるツール...Optimus Mirror System、通称「鏡」があればなんとかできたんだけど...」
「「だけど?」」
「...へへ、生徒会に没収されちゃった。」
「「ええーーーー!!??」」
ヴェリタスの部室に双子の悲鳴が響き渡ったが、一方で俺は思考を巡らせる
実は俺、今回のこのイベントについて知っていることは全くと言っていいほどにない。なんかゲーム開発部がC&Cと初邂逅することとか、アリスがそれでメイドに怯えることになったくらいしか知らない。部長出てきてたっけ?
それとコタマがポロっとこぼした「私の盗聴器も...」という言葉は聞こえなかったことにした。ウチの学校には犯罪者なんていません!クリーンな学校です!...コユキ?誰ですかそれ、ちょっと何言ってるかわからない
そんな俺の脳内劇場はさておき、才羽姉妹はどうやらこの後起きる...いや、
「どど、どうするの!?...ま、まさか...」
「うん、「鏡」は
オイオイオイオイオイ、まさかそんなことをしていいと思っているのか?うまくいっても生徒会に目を付けられ、下手をすればお縄だ。いくらG.Bibleのためとはいえ、そこまで俺たちがする義理はあるのか?それに...俺は知名度は低くとも(当社比)あのシャーレに在籍する人間だぞ?まさかそんな立場の人間がそんな蛮行をするとでも?そんなことをすれば先生からは信用を失い、それに伴う連邦生徒会の負担は見るに堪えないッ!
「「生徒会を襲撃する」よ。」
「だから気に入った」
「よし、そう言ってくれると思ってた。じゃあ早速準備しよう。」
「「さ、サンズ(さん)ー!!??」」
ハッ!つ、つい乗せられてしまった...!ハレ...おそろしい子!
てか考えてみれば先生もアビドスで銀行強盗の指揮執ってたらしいし、今更だな!...もしかしたらシャーレって結構終わってるかもしれない
まあともあれやることは決まっている。作戦と武器、トラップ類を用意するだけだ。作戦等は今から先生を無理やりに連れだして立てるとして、問題は武器などの装備だが...エンジニア部にしか頼めないんだよなぁ。了承してくれたらありがたいが...今回は厳しいかもしれないな
「わかった、協力しよう。」
そんなことなかったよ。むしろ乗り気だったよコイツら。何なの?ウタハは何か考えがあるみたいな様子だったけど、ヒビキとコトリからは純粋にやりたいからっていう感情がひしひしと伝わってきたよ?そんなに不満があるの?...あっ予算...そりゃ大変だな
『ハア、ハア...お、お待たせみんな...』
どうやら先生も来てくれたらしい。電車での移動中にある程度の情報共有はしておいたし、例のスーパーアロナちゃん(笑)によってうまく整理されているはずだろう。少しウタハと話をしてから、再度ヴェリタスへと戻る
「これでメンバーもそろって準備もできたと思うけど...いつ作戦は始まるの?」
「いつ...?フフッ。」
「もう、始まってるよ。」
『...ええ?』
先ほどやってきたばかりの先生は休憩が欲しいと嘆いた
可哀そうな先生...!!これもひとえにアンタの奉仕精神が行き過ぎるせいだが...
ドゴッ!
ドゴッ!
ドガアアアアアン!!
「あっ!アリスが連れていかれちゃった!」
「落ち着けモモイ。これも計画通りだ、ついでに保険を兼ねてる。」
「うん、とりあえずは予定通り...かな。どう?先生。」
『大丈夫だよ。エンジニア部に連絡しよう。』
「おっ、丁度連絡が...なになに、「こちらエンジニア部、トロイの木馬を侵入させることに成功した」ってさ。」
「上々、じゃあ次のステップだね。アリスの犠牲を無駄にしないよう、頑張ろう。」
現在、ミレニアムのとある場所で作戦を実行中の俺たちは、とある方法を使ってカメラで
『...それで、サンズが持ってるそれって?いつもの拳銃とは違うみたいだけど...』
「そこに気付くとはさすが先生!本当はみっちりと説明をしたいとこだが...あいにく時間がないから簡単に。」
「コイツはKS-23って言う刑務所での対暴動用銃器としてソビエト連邦内務省 (MVD)の要請を受けたTsNIITochMash社によって開発されたショットガンだな。今でも現役なくらいで、性能は折り紙付きだぜ?んでもって、コイツのすごいところはその弾だな。普通に使われるような散弾から催涙弾やフラッシュバン弾まで、様々な種類がある。有効射程は弾にもよるが、最大200mでも使えるな。」
「...???」
「お姉ちゃんが宇宙猫みたいになってる...」
『これで簡単に、かぁ...』
なぜかみんな一様にこちらから距離を取っている気がする...なにか変なこと言ったかな?
気を取り直して、今回使う用途について説明しておく。事前に話しておかないと、今回のモノに関しては特に混乱しそうだしな
「...説明続けるぞ?先生は把握してると思うが、今回、俺は主にサポートとして立ち回らせてもらうつもりだ。さっき説明した通り、
そう言っていつも持っているバックの中から、一緒に行動する全員分のメガネを取り出す
『...これ、メガネじゃない?とてもフラッシュバンとかを耐えられるようには見えないけど...』
先生の言葉にうなずいて同意の意を示す姉妹に、俺は待ってましたと言わんばかりにそのメガネをかけ、
ウィーン ガチャン
瞬間、俺がかけた黒色のメガネのフレームが動き出し、内側から黒色の板のようなものが次々に現れる。そしてあっという間にそれが顔をすっぽりと覆い、まるで黒いお面のような形状に変化した
「「『す、すごーい!!』」」
「これは...すごいね。何より質量がすごい。」
「え!?え!?な、何がどうなって、え~!?」
うんうん、みんな驚き、感嘆してくれているようで何よりだ。さて、さっそくコレについての説明をするとしようか
ワクワクとした気持ちを努めて抑えつつ、俺が口を開くのと通信の音が響くのは同時だった
「これは「これは私たちエンジニア部とサンズ君の合作なんだ。素晴らしいだろう?」...」
説明の場が完全に奪われてしまったため、少し睨んでその続きを促す。てか完全にタイミング伺ってたよな!?あまりにも的確過ぎるが!?
そんな俺の思いもどこ吹く風で、突如通信で現れたウタハは説明を続ける
「ゴホン、では続けて...これは”叡知の千里眼”という傑作でね。このメガネを使えば視界不良など絶対に起こらず、マスク形態では人体に悪影響が出るほどの大きすぎる音、または光などを自動で防いでくれるというまさに多機能メガネなんだ。」
「しかし...実は最初、これはそんなに注目されていなかったんだ。もっと言えばこんな形になってすらいなかった。作られてからずっと試作品のところに置いてあったものの、大して使う用途がなかったからだね。」
「”霧があっても完全に見通せるレンズ”と”仮面に変形するメガネ”。最初はその二つに分かれていたんだ。私たちも処分に困っていたんだが...なんとその二つにサンズ君が目を付けてね。その二つを組み合わせ、それどころか自動で音、光を遮断する機能までつけたのさ。」
「いや、話を盛りすぎっすよ。オイラがその二つに目を付けたのは本当ですけど、実際に作ったのは先輩たちじゃないっすか。オイラはただ案を出しただけっすよ...」
「ふむ、確かにそうとも言えるね...しかしこれらを見つけ出し、私たちにその可能性を示したのは間違いなく君だ。そこは誇るべきだと思うよ。」
「...そうっすか。」
「そうだとも。あ、ちなみにこの名前も私たちとサンズ君の考えた名前を合わせたものだよ。」
どこか誇らし気に語るウタハだったが、先生たちはイマイチ理解しきれていない様子だ。仕方がないので補足で説明するとしよう
「あー...なんだ、要するに俺がプロデュースして、エンジニア部が作ってくれたんだ。それと、そのメガネについてだが...」
『メガネがどうかしたの?』
「ああ、簡単に言うとすごく重い。多分先生が付けたら首のコリがすごいことになるだろうな。まあ、あのマスクを作るくらいだからそれくらいの重さはあってしかるべきなんだが。」
「今後の課題は材質の軽量化だね。長い道のりになりそうだよ。」
『へぇ~...』
わかってくれたっぽいか?正直手ごたえはあまりないが、これ以上説明するのも面倒...意味がないだろう。そうして説明を終え、改めて皆にそのメガネを配布した
『重ッ!?』
「だから言ったろうに...」
そうして本当に最後の準備を終え、俺たちは襲撃に向けて備えるのだった
ヨシハラカイト 様、☆10評価ありがとうございます!ディ・モールトベネ!
ツナよし 様、☆9評価ありがとうございます!
そろそろ”内心うるさい系オリ主”のタグを付けようか迷ってます。
筆者のモチベーション向上につながりますので、感想、評価のほどよろしくお願いいたします。