この透き通る世界を俺は機械と骨でハッピーエンドにしてみせる 作:多趣味なオタク
前回のあらすじ!
G.Bibleから「ゲーム開発は愛、愛ですよ...(要約)」というありがたいお言葉をいただいた後、なんとかゲームを作り終えることができたゲーム開発部。その後なんやかんやあって俺の腕は部位破壊一歩手前に陥った
腕がとても痛いとです(ヒロシ)
俺の手が腱鞘炎になる一歩手前になるほど撫でまくった結果、流石に仕事に支障が出かねないので何とか説得して勘弁してもらった。...後日全員にまたすることになったけど
ここで嘆いていても時間の無駄!とりあえず時間も経ったしユーザーからの感想を見よう!という苦しい紛らわせ方しかできなかったが、皆の意識がそっちに向いたからヨシ!*1
さあさあ、一体どんな風に感想が書かれているのかとハラハラしながら見てみれば、どれもが好意的なものばかりで早くも成功したような雰囲気になる
「こ、これ...現実?夢じゃない?」
「わ、私もわからない...ユズちゃん?」
「あ、あば、あばばばばば...」
『あまりの衝撃にバグっちゃった...』
う~ん、みんな信じられないような反応をしているが...個人的に当たり前だと思うけどな
俺は作っている最中のものしか見ていないから正確なことは言えないが、普通に、というか十分にクオリティが高いと思っていた。だからこそ相応な反応だと思ったんだが...
でもまあ、前作をボロクソ言われていた彼女たちにとっては余りの温度差で受け入れ難いのかもしれない。とりあえずさっきから「夢...夢?」とつぶやいているモモイの頬っぺたをつねっておこう
「みゅ!」
「”みゅ!”て。どんな鳴き声だよ...で?目は覚めたか?」
「...うん。」
そんなに強く引っ張ったつもりはないのに、大げさにつねられた頬をすすりながらこちらを睨みつけるモモイ。ちょっと可哀そう(他人事)
アリスも正に夢見心地といった様子で感想を見つめていたが、そうして和やかにしていると突然、
ドゴオオオオン!!
「えっなっ何!?ゲーム機の爆発!?」
「...違う!この砲撃は46mm砲、カリン先輩の!」
「遠距離攻撃を確認、部室正面に対して11時の方角!距離、約1km...!」
どうしてこの短時間でそんなに正確に特定できるんだ?ボブは訝しんだ
しかしこちらが攻撃されている以上、このまま部室に引きこもっているわけにもいかない。俺たちは先生の指示のもと、どこか逃れられそうな場所へと移動を開始した
「うわーん!雑魚敵の数が多すぎます!このままじゃ逃げ切れません!」
「頑張ってアリス!...それで、明らかに私たちを狙ってのヤツだよね、これって!」
「うん、確実に私たちに向けてのものだと思う。実際に、この周辺には生徒会以外の他の生徒が見当たらないし、やけに戦闘用のロボットが多い...」
『この後はC&Cが攻撃を仕掛けてくると思うから、みんなできるだけ体力を温存して戦おう!』
部室から逃れて外に出てみれば、そこには大量の戦闘用ロボットが跋扈していた。流石にこの前のセミナー襲撃ほどではないが、それでも十分なくらいに多い。俺たちがいったい何をしたというんです!
「報復...かなぁ?」
「まあ、冷静に考えればそうなんだろうが...」
モモイのこぼした独り言だが、その線は十分にあり得る。正直あのC&Cがわざわざ報復にくるとは考えにくいが、この状況からしてそれ以外は考えられない
というか俺はこんな話知らなかったよ。この原作エアプ勢が...(豹変)
こんなの僕のデータにないぞ!なんて嘆く暇もなくロボットたちからの攻撃が降り注ぐ
相変わらず俺は先生の横で肉盾役です。だってみんなメガネつけてねぇし!なんならあの襲撃の後エンジニア部に回収されたし!
そうしていつものようにただ傍観して、戦闘が終了したらまた移動して...を繰り返していると、なんとかロボットたちがいないところまで逃げ込むことができた
...罠じゃなきゃいいんだが
「はあ、はあ...に、逃げ切れた?」
「た、多分...でも油断はできないよ。」
『うん、ミドリの言う通り、相手はあのC&Cだ。十分警戒して行こう。』
先生たちも警戒を緩めることはせずに、慎重に廊下を歩いていく
窓から見える景色を見てみれば、いつの間にか日は落ちてこのミレニアム特有のオフィスの夜景が見えた
これを見て気づいたが、ここ結構高いな。それこそ狙撃でもされそうなくらいだ
『ッ!ミドリしゃがんで!』
「えっ?...痛っ!」
先生の言葉を聞いてすぐに行動ができなかったミドリは、その応酬として額に数発の銃弾を受けてしまった
...これは確実にロボットじゃないな。ということは、撃ってきた相手は決まっている
「よお、逃げ切れるとでも思ったか?」
「まさかまさか、天下のC&Cから逃げられるとは思ってねぇよ。...ちょっとは時間を稼げたとは思ったんだが。」
『...ネル。』
「ああ、アンタか。先生ってのは。どおりで動きがいいと思ったぜ。」
ネル先がその小さい背からは考えられないほどの圧を放ちながら、答え合わせをするようにそう呟く
まっずい!?この人が出てきて、んで敵対するとか悪夢か!?てかまた気絶させられんのイヤなんだが!?
「んで、サンズ。お前だな?ちょくちょくこっちの地図をハッキングしてたのは...おかげでちょっとだけ遅くなっちまたよ。うまいもんだな?ん?」
「お褒めに預かり恐悦至極...ってか?」
終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった終わった
うわーん!(敵の戦力が)デカすぎます!
なんで俺指名で言われてんの?確かに戦闘中暇だからちょっといじくったけどさあ...!
あ、ちなみにこれはヴェリタスからお借りしたモノを使ってしました。俺にハッキングなんてできるわけがないんだよね!
なにはともあれ、ひとまずはこの状況をどうにかしたい所存。とりあえず口先だけは生意気にしているが、ちょっとでも気が抜けたら足から崩れ落ちる。この虚勢に、俺の生存がかかっています!
『...それで、今回の要件は何かな?もしかして、前回のリベンジとか?』
せ、先生...!この圧の中質問ができるアンタはすげえよ...!
先生に心からのリスペクトを抱いていると、
「ハッ!そんなくだんねぇ理由でここまで来ねぇよ!...強いて言うなら、そこのデコを出してるアンタ。んで、次にバカでかい武器を持ってるアンタ。最後に、そこの突っ立ってるバカだ。」
デコを出してるのは我らが(俺の個人的な考えで)学園始まって以来の才女、ユズ。そしてカイリキーなアリス。最後にバカか...モモイか?
「モモイ、御指名だぞ。」
「いや、絶対サンズだよ!私バカじゃないもん!」
何を言っているのやら、keyをケイと読み間違えるヤツがバカじゃないわけないだろ。ふぅ、俺が要件に入ってなくてよかったぜ
「あ?最後のバカはそこのサンズだよ。」
「は?」
WRRRYYYYYYYYYYY!?バ、バカな!?このSansガァァァ!?
お、落ち着け!素数を数えて落ち着こう。1、3、5、7...あれ?1って素数だっけ?もう分かんねぇな。まあなんでもいいかぁ!(混乱中)
...いや本当に落ち着いてくれ。そうだ、理由だ。なぜ俺が要件に入っているのかという理由を聞きださなければならない
思い返してみれば、先日菓子折りを持って伺った時には何か言われることもなかった。だから特に問題はないと思ってたんだが...まさかその時か?
ーお詫びに行ったとき
先日のお詫びにということで菓子折りを持ってC&Cの部室?のような部屋に立っている。一応事前に連絡を取ろうとしたが、任務で忙しいのか誰ともアポを取れなかった
「ふぅ...行くか。」
おそらくまだ警戒されていることを重々承知の上で、俺は意を決して三回ノックをしてからドアを開けた
「...お邪魔しまーす。先日のお詫びに来たんですが...」
最悪撃たれて捕縛されることを視野に入れて中に入ったところで、俺の目に入ったのはスマホを片手にスイーツを目の前にして四苦八苦しているカリンと、その傍らでアドバイス?をしている様子のアカネだった
「っえ!?なんでここに...!」
「まさかカチコミとは...完全に油断していましたね。」
俺の存在に気付いた二人は、すぐさま傍に立てかけられている各々の武器を手に取り始める。盛大な誤解が...!
「あ~いや、ちょっと待ってほしい。信じられないかもしれないが、オイラはただこの前のお詫びをしに来ただけなんだ。ほら、その証拠にオイラ何も武器持ってきてないぜ?」
慌てて両手を上にあげ、自分が争いに来たわけではないことを示す。ぷるぷる、ぼくわるいスケルトンじゃないよう。
...俺いま
「そんなバカな...いえ、本当に武器を持っていない?...正気ですか?」
「正気も正気、ホントにお詫びに来ただけだ。...あの後大丈夫だったか?一応安全な場所に避難はさせたが...」
「...私は大丈夫でした。アスナ先輩もその後少し動けなくなっただけで、そこまで傷は負っていません。...その、ありがとうございました。」
そういえば、ここじゃ銃を持たないのはヤバい奴なんだよな。俺的にはこっちのほうがあり得ないと思うんだが...冷静に考えて、相手を殺すかもしれない武器を持ってよく日常を送れてるよなぁ
意外とキヴォトス人は肝が据わってるのかもしれない
そんでまさか感謝されるとは、完全に俺たちが悪いのにな
「いや、感謝されることでもない。もともとオイラたちが悪かったんだ。...んで、こっちが菓子折りなんだが。受け取ってくれるとありがたい...です。」
よくよく考えたらこっちが謝罪に来てるのに滅茶苦茶タメ口なのヤバいな、と思って最後は敬語を使ったが...絶対遅すぎたよな
「...っく、アハハ!」
「なっ、なんで笑っているんですかカリン!」
「っくく、いや、ごめんごめん。いつもは飄々としてるサンズがしおらしくなって敬語使ってるのがおかしくて...フフッ。」
「...そんなに笑うかよ。」
ここまで笑われるといっそのこと恥ずかしくなくなってくるな
...嘘だ。めっちゃ恥ずい。だがそのおかげで雰囲気が緩和した。今ならちゃんと受け取ってもらえるか?
「それで、持ってきた菓子折りだ。三種類あって、一つが甘い系、もう一つがしょっぱい系、最後にロカボスイーツだ。大体メジャーなものをそろえたから気に入ってもらえると思うんだが、どうだ?」
「...ロカボスイーツ、ですか。」
「ん?そういえばなんか最近アカネが糖質を気にして...ムグ!?」
「...何も聞いていませんね?」
「ハイ!」
「ムー!」
うん、俺は何も聞いてない。俺たち男子は決して女子の体重関係に突っ込んではいけないのだ。これ、テストに出ます
「コホン!...ともかく、こちらは謝罪の意としていただきます。ネル先輩やアスナ先輩にも言っておきますので、ご心配なく。」
「ゲホッゲホッ...うん、美味しくいただくとするよ。」
どうやらちゃんと受け取ってもらえるようだ。攻撃されたりするかもという考えが杞憂で終わってよかった
そんなところで、俺のC&Cへの御礼参りは安全に終わった
ー現在
ってカンジだったはずだが、どうしてこうなった???え?あの時ちゃんとネル先に伝えたんだよね?もしかして報連相ができてない系
そういえば動物は死の危機に瀕すると身体の様々な機能の出力が向上するらしい。頭の片隅でそんなことを考えつつ、大絶賛フル稼働中の脳みそがそろそろオーバーヒート気味になってきたころ、
「理由が分かんねぇってか?...そうだな、まずは一つ目のデコ出してるアンタだ。」
「ヒエッ...」
ああ可哀そうに...ほとんど接したことがなく内向的なユズにはいささか刺激が強すぎたようだ。お手本のような怯え方をしている。俺も後であんなふうになるのかな...
「あん時はよくも騙してくれたな...やるじゃねえか。まさか怯える演技までするとは思わなかったぜ。大した演技力だ。」
「えっ...?」
あれ演技判定なのか!?思ったよりネル先の判定はガバガバかもしれない...変なヤツに騙されてなきゃいいんだが
「んで次だ。二つ目のバカでかい武器を持ってるアンタ......今キョロキョロしてるアンタだよ!」
「???...!アリスですね!」
「ああそう、アリスってのかアンタ...何だ、C&Cの奴らに一発くれたみたいじゃねえか。ちょっと面貸せや。」
完全にヤンキーの言動です、本当にありがとうございました。そしてネル先の言動に怯えて(若干引いて?)いるモモイたちとは対照的に、当のアリスは平然としている
「あ、これアリス知ってます。重大イベントですね!きっと告白イベントです!ちびメイド様はアリスへの好感度ゲージが溜まっているんですね!」
全くの見当違いな発言を笑顔でするアリス。ああアリス...違うんだ...今は百合の花が咲く時じゃあないんだよ...
もう普通に胃が痛い。てかアリスに恋愛ゲームやらせたのどこのどいつだよ、お兄ちゃん恋愛なんてまだ許しませんからね!
「ふっっっざけんな!誰がちびメイド様だゴラァ!ぶっ殺されてえのか!?」
「ヒッ...!」
ヒエッ...ネル先を激情態にさせてしまった...世界の崩壊はもはや止められないのか...
アリスの発言を煽りのように受け取ってしまったのか、今までにないほど顔を真っ赤にして怒鳴り散らしているネル先だったが、ものの数秒で気を取り直したのかすぐに顔色が元に戻る。しかしその表情は獰猛な獣のようにギラついていた
「まあそのことはいい、誤解してるかもしれねぇが、別に復讐ってわけじゃねえ。...そんなことをしたアンタらにちょっと興味がわいたんだよ。んで、三つ目だ。」
”三つ目”という言葉を紡いだのち、その顔はグリン!と俺の方に向いた。相変わらずの猛獣のような顔で
怖すぎです。そしてそんな顔で俺を見ないでください。ショックで死にます
「サンズゥ...お前、どうやってあそこから脱出した?あたしがちゃあんと収監したはずなんだがなぁ?ん?」
「...ちょっとした裏技だよ、裏技。教えたっていいぜ?値は張るがな?」
まあワザップともいう
牢獄からの脱出!簡単です!
①テレポートをします!
②脱出成功!
青輝石ゲット!
「金とんのかよお前...いや、まずは二つ目のアンタだ。ちょっくら相手してもらおうか...」
何とか見逃されたぜ!それじゃあ俺はここでお暇しますね...
さりげなく先生の後ろに引き下がろうとしたところで先生に無言で腕を掴まれ、撤退することは叶わなかった
やめろ先生!三十六計逃げるに如かずという言葉を知らんのか!
「...!中ボスですね!」
「誰が中ボスだ!...ったく、んで、あたしを倒せたらこのまま大人しく引き下がるこれでいいな?」
「はい!アリス、一騎討ちのイベントは得意です!」
「イベ...なんつった?」
先生と軽く攻防戦を繰り広げている間に、無情にも話は進んでいく。既にアリスとネル先は既に戦闘態勢に入っていて、その後ろにはいつの間にかC&Cのメンバー全員がいた...これ逃げられなくね?
「行きます、魔力充電100%。
光よ!!
」
そしてアリスが叫ぶと同時に光の柱が立ち上る。その威力は変わらず絶大なもので、校舎の壁をいともたやすく破壊している
...ユウカに怒られそうだなぁ
もう怒られることはほぼ確定したため、半ばあきらめた状態で見守っている俺。心なしか先生も目が死んでる気がする。
そんな俺たちとは対照的にモモイたちは早くにも勝ちを確信しているようだが...C&C最強と謳われる実力は伊達じゃないんだよな
『...みんな、まだだよ。』
「えっ?...うあっ!」
先生の言葉と共に黒煙の中から鉛玉が飛び出し、そのほとんどがアリスに着弾した。相変わらずコエ~っす
「なるほどな...火力は確かにすさまじい。それこそ武器じゃなく兵器のレベルだが...それだけだ。」
「くっ、ならもう一度「遅ぇ」ッ!?」
相手の被害を確認したアリスはすぐに二度目の攻撃に移ろうとする。が、その次弾までの僅かな隙でネル先は懐まで詰めてきた。そのまま戦闘は近接戦闘に移行していく...
「ハッ!この距離じゃそのご自慢の武器が使えるわけねぇよなぁ!?」
「ソイツは強い、だが引き金を引いた後に発射まで最低でもコンマ数秒はかかる!しかもその威力のせいで近距離で撃てば自分もその被害を食らう!つまり近距離戦に弱ぇ!!」
「くっ...!」
ネル先から雨のように放たれる銃弾をその大きすぎる銃身でなんとか防ぎきっているアリス。さらに時折繰り出される打撃は、その銃身を傾けることでいなし続けている。レベル高くない?
『...!みんな、衝撃に備えて!』
プロのボクシングやレスリングを観戦しているような気持ちに浸っていると、隣で真剣に戦いの行方を見守っていた先生から突然そんな声が聞こえた
戦いを再度しっかり見ていると、何やらアリスがそのバカでかい銃身を完全に振りまわしている。もはや演舞にも見て取れる迫力だが...なんだ?先生は何を...
『ッ!もうっ!』
俺が疑問に思っていると、先生が無理やりに俺の頭を押さえつけて姿勢を低くさせる。そして次の瞬間、放たれることのないと思っていた攻撃が白い光となって現れた
「光よ!!」
ドガアアアアアアアアン!!!
「あっぶな、いつの間に銃口を下にしてたんだ...」
銃口を床に向けた状態で攻撃を放ったためか、周囲の床や壁はボロボロになり酷い惨状になっていた。そしてその酷い煙の中から、近距離で撃った反動として酷いケガを負ったアリスが現れる
「肉体の損傷率48%...後退を提案します。」
「オイラが運ぶ!モモイたちは武器を頼んだ!」
「「了解!」」
『みんな、撤退だ!』
そして俺たちは逃げるようにしてきた道を戻った...多分、あれだけしてもネル先には大したダメージ入ってないよな
...あとで近くの美味しいラーメン屋でも教えておこう
「リーダー!」
「まさかガレキに巻き込まれてしまったのでは...」
「まあリーダー小っちゃいからね~もしかしたらもうペッちゃんこに...」
「誰が小っちゃいってぇ!?」
「あ、リーダー無事だったんだ。さっすが~♪」
「てめぇはどっちの味方なんだよ...!」
「では、どうしますか?このまま追撃するとなれば、保健室に向かうべきだと思いますが...」
「...いや、追撃はナシだ。
「......」(トレーニング部に入るべきだったのでは?と思う顔)
「あ?なんだその顔。言いたいことがあるなら言えよ。」
「いや、何でも...」
「ん?変なヤツだな...まあ、目標は概ね達成できた。リオがゲーム開発部に興味を持つ理由も分かったし...」
「あ!分かった!先生のこと気になっちゃったんでしょ~...正確にはサンズ君との関係性とか?」
「ばっ!違ぇよ!そういうんじゃなくてな...」
「ふふ、なるほどなるほど...しかし、少々心配ですね。」
「何がだ?アカネ。」
「いえ、彼の周りには様々な体躯の方がいらっしゃるので...彼の好みが不明だな、と...」
「ああ...まあ、さっきから周りにいるやつらのことを見るに、まだリーダーにもチャンスはあると思うぞ。」
「うっせえな!いつまでもそんなこと言ってっとぶっ飛ばすぞ!」
「...はぁ。」
(ゲーム開発部に先生、そして突如活発的になったサンズ、か...)
(楽しみにしてろよ、あたしをチビ扱いしたこと、絶対に後悔させてやるよ...)
「...あーあ、思いっきり動いたから腹減っちまった。ラーメンでも行くか!」
「賛成~!」
「私も賛成だ。」
「...最近...抑えて...大丈夫...?」
「あん?どうしたアカネ?」
「いっいえ!大丈夫です!ラーメン屋さんですよね!行きましょう!」
「???...まあいいか。」
ピロン♪
「あ?...サンズからだ。」
「ッなんだったリーダー?」
「...ああいや、何でもねぇ。それより、行くとこ決めたぞ。
サンズ
あの、お詫びといっては何ですが、おススメの柴関ラーメンってとこあるんですけど...美味しいのでぜひ行ってみてください。
「...満足してくれたらいいんだが。」
『サンズ、アリスは大丈夫そうってさ。』
「ん?そうか...よかったよ。」
(また菓子折り持っていかなきゃなあ...)
今更ですが、サンズ君は脳内でみんなをだいたい呼び捨てにしています。呼び捨てにしていない人には敬意を持っているとか、怖がってるとか、そんな感じです。
megane/zero 様、誤字報告ありがとうございました!本当に助かります!
不吉な壁 様、
ほしのーののーのの 様、☆10評価ありがとうございます!感謝の極み...!
灼か 様、
虚無の異停 様、☆9評価ありがとうございます!
また、筆者のモチベーション向上につながりますので、評価、感想、誤字報告のほどよろしくお願いいたします。