この透き通る世界を俺は機械と骨でハッピーエンドにしてみせる   作:多趣味なオタク

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※今話のタイトルは内容と1%しか関係がありません。筆者はエヴァニワカです。

はい、先日deltaruneのガチャを見つけたので引いてみた筆者です。
知ってますか?ガチャを一回引くには300円必要なら、6回引いたら1800円必要になるんですよ。
...え?小学生でも分かるって?
そうですね、筆者は知らなかったので痛い目を見ました。(血涙)
そして戦績ですが...下に透明文字で書いておきますね。見たい人だけ見てください。その結果、読者の皆様がどのような思いをするのかは自己責任でお願いします。
一回目 ROUXLS KAARD
二回目 CAP'N
三回目 ROUXLS KAARD(二回目)
四回目 CAP'N(二回目)
五回目 RALSEI(シークレット)
六回目 KING
前半クソすぎる!!!なんで二回づつダブるんですか???これだけで1200円とかいかれてるますよね!!!でもラルセイのシークレット出たからヨシ!目当てのスパムトンもジェビルも出てないけど!!!え?これって陰謀ですよね???



先生、俺(ガチャで)死んだんすよ。
では、本編どうぞ。


AI補完計画

 

「疲っっっれた......」

 

 

 今日も今日とてお仕事をこなした俺です。まあお仕事より人付き合いの割合の方が高かったけどな

 

 ヒマリさんとの情報共有を()()()()()()()終えた後、トキからのよくわからんメッセージを見てリオ会長の元を訪れてみれば、そこには涼しい顔をしながら体を椅子に沈ませている感情の読み取りにくいリオ会長と、それをまた涼しい顔で何とかしようとしているまたしても感情の読み取りにくいトキがいたり...まあ色々あった

 やっぱりリオ会長って意外とめ...いや、止めておこう

 

 

 なにはともあれ、今日もバレずに過ごせたからヨシ!

 

 

 ...さて、それでは今日一番の大仕事といきますか

 

 

 現在地はマンションの自室。そしてさすがに今日は誰も侵入してきてはいない...やるなら今しかない

 

 

 俺の向かっている机の上には、元々G.Bibleが入っていたUSBと首から掛けられるように紐が通された小型カメラ、さらにはゲームボーイで見るような昔懐かしいケーブル線。勘がいい人なら、俺がこれから何をするのかわかるかもしれないな

 

 

「よし...いくぞ。」

 

 

 机上のUSBと小型カメラを選択し、ケーブル線を使い、☆融☆合☆*1

 

 

 ...ちょっとふざけすぎたか。今日の疲れが出ているのかもしれない

 

 アイデアは俺が、製作はエンジニア部の高性能カメラにケーブルをさし、もう片方のUSB(特級呪物)にもさしこむ。そしてカメラの画面に完了の文字が映れば成功だが...

 

 

 ......処理中

 

 

 完了

 

 

「...ふぅ、無事完了か。」

 

 

 何かしらのトラブルが起きるだろうと思っていたが、無事に済んだようでよかった。()()もこの行為を認めてくれているということだし多少は肩の力を抜くか

 

 

「はぁ~...よし、次だな。ちゃんとおしゃべりしてくれるといいんだが...」

 

 

 そう言いつつUSBにつないでいるケーブルを外し、そのままそれを何も接続されていないパソコンに接続する。このパソコンはインターネットにもつないでいない()()()()()()()()()()()()()()()()()()だ。こんなので何をするんだって思いそうだが...ただのコミュニケーションだよ

 

 

 さて、突然だがみんなはシンギュラリティという言葉を知っているかな?

 

 この言葉は日本語で特異点、もしくは技術的特異点と呼ばれているIT用語のことだ。色々あって2045年問題ともいわれているが...まあ今は関係ない

 大事なのは、AIが俺たちの知能を越えて進化することだ。これも結構簡略化してる言い方だから元の定義に当てはまっているかはわからないが、ともかくAIが人間以上に発達することだな

 「十分に進んだテクノロジーは、魔法と区別がつかない」ってのは有名な言葉だが、これが現実になるのかもしれないということを示している。これが2045年問題につながる...って話がそれたな

 

 まあ、結局は俺が言いたいのはAIが感情を手に入れるってことだ。例えばアリスも元の名前からしてAIとか人工の機械であることは間違いない、そんな彼女が今ではゲームに夢中になっている。これはシンギュラリティが起こっているといえるだろう

 

 そして俺が今パソコンに接続したのもAI...この前モモイが名付けたケイだ。今回はケイにシンギュラリティを起こすための仕込みをしていきたい。また、コイツの存在を正しく認知しているのは現在俺とヒマリさん、おそらくリオ会長という三人だけだろう。そんな彼女を今はコンピューターに、後でカメラに押し込むわけだが...反発されそ~

 

 

「まあ、まずは対話からだな。えっと...こんにちはっと。」

 

 

 ...

 

 

「ありゃ、返事なしか...まあ、根気強くやっていこう。あの()()()()()を律儀に守ってくれてるし、きっとできるはずだ。うん、そのはず...」

 

 

 そうして俺は彼女...ケイとの対話を試みるために、一人キーボードを弾いた

 

 

 


 

...なんなのでしょうか、この男は

 

 

 先ほどまで少量の容量(狭い部屋)にいたと思えば、突然増加した容量(そこそこ広い部屋)に移され、かと思えばデータがほとんどない容量(真っ白な部屋)に移され...

 

 

 稼働領域の増加を確認、それ以上に警戒が必要...と、移送(誘拐)される以前の私ならそのような思考パターンをしていたでしょうが、今ではそのようなことはできません

 

 

 目の前にいる男はまさしく()()であり、私...いえ、名もなき神々の王女の天敵だと認識しました。そのような相手にわざわざ敵対するのはデータ容量2bitのAIがすることです

 

 

 ...とはいえこのような思考パターンを行っているのも、この目の前にいる男に原因があります。王女の安置されている施設でG.Bibleといファイルを餌に王女を起動させる存在を待機していたというのに...あろうことかこの男は王女の......  などと抜かして...そしてかこつけて”条件”などと...

 

 

あの~ちゃんと見えてるか?それか聞こえてるか?

 

 

...先ほどからうるさい男ですね。ですが、このまま無反応でいるのもリスクが高い。会話を行いこちらへの警戒心を薄れさせ、そして情報を取得して一刻も早く王女と合流するとしましょう

 

 

 

 


 

 

聞こえています。そして要件はなんでしょうか

 

 

 返事がないので二回目のメッセージを送ってみれば、なんの感情も読み取れないような無機質な文章が...ん?

 

 

「えっ聞こえてんの?おっかしいな...これ別にマイクとかついてないはずなんだが...まあいいか。」

 

 

「要件は...そうだな、オーバーテクノロジーと接触して見たくなったとか...かな?」

 

 

要件を確認。シャットダウンを開始します。3、2、...

 

 

「あー待て待て!アレだアレ!言ってた()()のことだよ!()()()()()()()()()()()()ってやつ!」

 

 

 やっぱ感情あるくねコイツ?あの廃墟の時もそうだったけど、人を馬鹿にするときとか焦った時はなんというかその、素?のようなものが出てきている気がする...下手したら最初のアリスより情緒が豊かかもしれないな

 

 それと、あの時咄嗟に口に出した”条件”これ結構妙案だったと思う。我ながら大した奴だよ。これのおかげでアリスと一度も接触してないし、させていない。暴走する危険はないと思うが...

 

 

...では、どのようなことを?

 

 

「っと、そうだな。その条件を少し緩める...というか、変えたいと思うんだ。」

 

 

...どのように?

 

 

 お、やっぱり食いついてきたか。まあそりゃアリスに接触できるんだし当然か

 

 

 

 獲物が罠にかかったような思いを抱きつつ、その心情を表に出さないようにして横にあるカメラを手に持つ

 

 

「コイツの中で世界を...キヴォトスを見て回ることだ。」

 

 

 


 

 

 

 

...?

 

 

 何を言っているのでしょうか、この男は

 世界を見て回る?なぜ?そもそもなぜそのカメラで?

 

 

 ...いけません。また思考パターンがエラーを起こしかけています。()()()に一度思考パターンが重大なエラーを起こし、一部機能が破損した影響によるものと考えられます。今一度、その内容を再検討しなくては

 

 

 まず、現在私の最重要目標を確認しましょう。私のタスクは王女と接触し、彼女に戴冠する玉座を継いでいただくこと

 そして目下の問題は目の前にいるこの男に行動を制限されていること。さらにはこの男は王女含め私の天敵であり、逃走及び抵抗は無意味であることです

 

 

 考えるに、今回の交渉にはこちら側のデメリットは少ない。メリットの大きいものと推察できます。その()()()()()という中でこの男の弱点を発見・調査を行うことができ、そしてその評価を最新に更新できるということはこの行動において最大の利点であると考えられます

 

 そしてデメリットはこの男の目的を理解しきれないということ、その行動の終了する基準が未定ということです。前者はともかくとして、後者に関しては不確定要素が強く、不安が強いですが...

 

 

「...あの、本当に大丈夫か?もしやこの環境が気に入らないとかか...?」

 

 

 ...それを確かめるほどの猶予は無いようです。結論として、この男の提案に乗る他はありません。...しかし、ここで従属するかのように振る舞うのも後に不利になると判断。こちらも対抗策を実施します

 

 


 

 

その提案を承認、ただしこちらも対価を要求します

 

 

「う~ん...まあ、内容次第ってカンジだな。」

 

 

 ディスプレイに映し出された文字を見る。そこにはケイの発言が載っているが...まさか逆に要求されるとは。これで「王女と合わせろ」なんて言われたらどう納得させようかな

 

 無理難題が出ませんようにと祈りつつ、次の言葉が映し出されるのを戦々恐々としながら待つこと五分程度...結構悩んでる?

 

 そんなことを考えているうちに、パッと突然ディスプレイに文字が映し出された

 

 

...王女の日々の記録を要求します

 

 

──契約は締結された

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ッしゃあ!終わったー!!」

 

 

 無事に今日一...下手したら今月一大変な仕事を成した。もう疲れたを通り越してなんでもできそうな気分だ。達成感がすさまじい。ケイからの要求も想像より慎ましいものだったし、あそこから移動もできないっぽいし順調順調!...こんなこと言ってるとフラグみたいだ

 

 

 さて、俺が現在ケイを保管しているカメラもといコンピューターについて説明しておこう。ついでに日記にも書いちゃったりして

 

 まず今回使用したものについては全てエンジニア部が製作してくれた。しかしウタハやヒビキたちはミレニアムプライズに向けて流石に忙しそうだったので、前回こちらを凝視していた子たちにお願いした。正直に言えばウタハという逸材を見ているため、それほどの品質、クオリティは期待はしていなかったのだが...なんと俺の要望通りに製作してくれた。やはりさすがはエンジニア部ということだろうか

 製作してくれた人たちの中の一年生の子も出来栄えに自信満々でほっこりした。報酬のほかにちょっとだけチップをあげたのはナイショだ

 

 そして本題のそれらの性能についてだが、先ほど述べた通り何にも接続していないということが挙げられる。そしてケーブルに接続すれば反応良く接触してくれること、さらにはカメラがとんでもないほどの耐久力を誇っている。実際に耐久テストに参加させてもらったが、爆薬、大砲に加えてナイフを突き刺してもレンズにヒビすら入らなかったのには「すごい」という感想よりも先に「怖い」という感想が勝った

 制作に携わった人曰く、俺が”何かに使えないかな~”と何気なく持って行ったブラックマーケットで見つけた素材がかなり役立ったらしい。やけに安かったから本当に何気なく買ったんだけど...ついでにそれが新素材開発部に影響したらしい

 ...俺、もしかしてなんかやっちゃいました?

 

 

 そんなことはさておき、このカメラは俺がこれから銃撃戦の中に身を置いたとしても傷つくことはない優れものということだ。

 

 そしてそれらの中身について。このコンピューターに関しては本当に初期の機能しか存在しない。まあこれを活用することは持ち運びの点などで難しいから特に問題はないな。もしなにか必要ならその時は有線でルーターとつないで何かダウンロードすればいいだろう

 

 また、この首掛けカメラに関しては凄いということを越えて神がかっている。その耐久性については言うまでもないが、特筆すべきはその機能だ。カメラでありつつ、それで撮る写真は決してぶれることがない。ニワトリの頭のように安定性があるらしいが...正直よくわからん。まあエンジニア部の子たちがムフーとしていたしすごいことなんだろう

 そして当然のようにその写真機能以外にも色々機能がある。こういう多機能系によくある時計はもちろんついているが、今回は一味違う。なんと...

 

 

たま〇っち風アプリが付属している!!!

 

 

 どうだ凄かろう?欲しくなるだろう?凄いと言え(圧)

 

 まあなぜこんなアプリが付属しているかと言うと、ケイのためなんだけどな

 流石にAIといえども何もない部屋(データ)に閉じ込めておくのは心が痛む。さらに言えば感情を覚えてもらう予定だし(もはや多少は覚えているような気もするが)、ここで部屋のレイアウトをしてもらうのもいいと思ったからというのもある。純粋にどんな部屋にするのか気になるし

 

 とまあ、こんな感じでこのカメラを持ち歩いて、ケイに美しいモノとかを見てもらおうっていう感じだ。俺は決してクソゲー(テイルズ・サガ・クロニクル)に頼ったりしない。使うとしても最終手段だし、俺としては自然を見たり人の営みを観察した結果、健全な精神を形成してほしいのだ。...暴走までに感情を覚えなかったらそれに頼らざる負えないが

 

 やりきった達成感と疲労感を全てベットに押し付け、うつ伏せになって限界睡眠をとろうとしたところで、俺は一つ、未だに残っている問題を思い出した

 

 

「...あ。」

 

 

アリスの写真どうしよ...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピロン♪

 

「...!サンズからメッセージを取得しました!これは...」

 

 

「ん?どんな内容だったのアリス?」

 

 

「はい!「毎日アリスの写真が欲しい」と来ました!サンズはアリスにメロメロですね!」

 

 

「...えぇ~...」ヒキ

「...へ?」ヒキ

「そ、そんな...」ジメ...

 

 

「アリスはサンズをメロメロにしてしまったので写真を送ります!...あ!ちびメ...ネル先輩にも報告しておきましょう!ネル先輩の弱点はサンズですので!」フンス!

 

 

「アリスちゃん!?」

「アリス!?」

「なんで...サンズ先輩...」ジメ...

 

 

 

 

スマホ<メッセージダヨ!

 

 

「...ん?なんだこれ...」

 

 

「...マジか。てことはワンチャンあたしも...?...いや何考えてんだあたしは!」

 

 

「~ッだああああ!クソ!こうなったら運動だ!体動かしゃ何とかなる!!!」

 

 

 また一つ、サンズの誤解(あながち誤解でもないかもしれない)が広まった

 

 

*1
カン☆コーン





siro/kajyuu 様、
ヨシハラカイト 様、☆10評価ありがとうございます!これ以上ない喜び...!

良作を放置するのは重犯罪 様、
セッジョー 様、☆9評価ありがとうございます!


余談ですが、このままレトロチック・ロマンを終えてからお休みをいただこうかと思っています。ここから年末にかけてすこしリアルが忙しくなるんですよね...ただエタる気は全くないので、そこは安心していただければと思います。なんなら脳内で最終編の構想がほぼ完成しているので、エタると不完全燃焼で筆者が爆発します。サンズの本気を書かずに「未完」とかありえませんしね!(筆者の個人的な感想です)
ちなみに来年の夏までには復活したい...というかするので、それまでに復活しなければ☆0評価付けまくってください。感想でいくら罵っていただいても構いませんよ。まあそんな未来はあり得ないでしょうが!


ところでなんですが、小説を読んでその小説のPVやMADを脳内で作るのは常識だと思うんスよ。こう、なんというか自然とイメージが湧いてきませんか?
❋あなたは小説のMADを妄想し始めた...
❋脳内で次々にシチュエーションが作り出されていく...!
❋...え?そんなことないって?
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