この透き通る世界を俺は機械と骨でハッピーエンドにしてみせる   作:多趣味なオタク

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このタイトルを考えているときに思いついたのですが...

●サンズ
・つかみどころがない、ミステリアス
・体力が貧弱(ATK 1 、DEF 1)
・頭が滅茶苦茶いい(時空間系の研究をしていた)
・ガリガリ(骨)
・ままならない状況に陥っている(セーブ、ロードの繰り返し)
・隠れた力を持っている(ATK 1詐欺)
・人気がある(言わずもがな)


●篠澤 広
・つかみどころがない、ミステリアス
・体力が貧弱(ストレッチで死にかける)
・頭が滅茶苦茶いい(飛び級で大卒)
・ガリガリ(体重41kgのBMIが16.22)
・ままならない状況に陥っている(自分から望んで)
・隠れた力を持っている(圧倒的知力)
・人気がある(言わずもがな)

これらのことから、つまりサンズ=篠澤 広となるわけです。
Q.E.D. 証明完了 かんぺき~な理論ですね!

...何?後者はFGOのテスカトリポカの方が似てる?

なんだ意見か?まあいい、座れよ。疲れているんだろう?




ままならない人集め

 

「こ、これはその...やむお得ない事情がありまして...」

 

「ペロロだろ。はい、解散解s『させないよ?』

 

 

❋かなり悪い予感がする...

 

 

サンズ  LV 1          HP 20/20

⚔たたかうこうどうアイテムみのがす

 

 


 

 

  ❋ にがす

♡ ❋ にげる

 

サンズ  LV 1          HP 20/20

⚔たたかうこうどうアイテム×みのがす

 


 

 

❋しかし、先生に押さえつけられているためにげられなかった!

 

 

サンズ  LV 1          HP 20/20

⚔たたかうこうどうアイテム×みのがす

 


 

 HA☆NA☆SE!!もう無理だ!こんなペロロ狂いといられるか!俺はシャーレに戻らせてもらう!

 

 トリニティのある教室の中、俺は補習授業部のメンバーであるこのヒフミとかいう普通普通詐欺の生徒に対して限りない拒絶を、全身全霊をもって示していた。そしてそれを笑顔で押さえているのが我らが先生である。

 

『は~いだめだよ~』

 

「どわっ!?」

 

 チクショーッ!!ミレニアムの時といいなんでこういう時だけ力強いんだよ!もっとそれを使うべき時があるだろーッ!

 

 俺がこんなに嫌がっているというのに、先生は全く笑顔を崩すことなく俺を押さえつけている。それを見ていたヒフミや教室にいた他の生徒たちは驚いたような表情をしていたが、そんなもの今の俺にとって何も関係がない。とにかくこの厄介な役目から逃げ出さなければいけない。テレポート使いて~!

 

「ハア、ハア...いや、真面目に考えてみてくれ先生。」

 

『なあに?』ニコニコ

 

「まず始めに言ったが、オイラは他の人に教えれるほど頭がいいわけじゃないんだ。一部分に特化してるだけであって勉強ができるわけじゃない。いいな?」

 

『へえ。』ニコニコ

 

「んで、オイラの目の前にいるのは再三注意してるのにブラッk『ん?』...やんちゃを止めないヤツだ。もうすでにお腹いっぱいなのにこれ以上やんちゃなヤツら(問題児)が集まるだと?オイラのキャパシティは無限じゃないぜ?」

 

 周囲に他の生徒がいるからか、俺のブラックマーケットという言葉に敏感に反応し、先生がすぐに咎めてくる。正直俺も口を滑らせてしまったので助かったところはあるが、それでもずっと笑顔なのが怖い。

 

 というかマジでこいつかよ!いやそういえばヒフミって補習授業部だったような~とは思ってたけどさァ!俺の勘違いだと思ってたのによォ!ってことは残りは()()かよ!?

 

 てかヒフミィ!ナズェミテルンディス!!お前のせいでもあるんだぞ!?お前はああ 俺がああああ 可哀相だと思わんのかァァァァア!!!!

 

「あぅ...その、すみません。」

 

 (助けを求めても)どうせ無駄なんだ。無駄無駄......

 

『大丈夫だよヒフミ!私がいるし、サンズも一生懸命教えてくれるから!』

 

 いいや俺はNOを言える日本人!ここできっぱりと拒否してやるのさ!このサンズが最も好きな事のひとつは自分で強いと思ってるやつに「NO」と断ってやる事だ...即ち!強固な意志を持つこと!これが今の俺が持つ最大の武器だ。さしずめATK99ってとこかな...

 

『ね? サ ン ズ ? 』

 

「ひゃい...」

 

 だがそんな武器もDEF∞の先生には勝てなかったよ。いや、ここはむしろ俺のDEFが弱かった...?

 いずれにせよ、自分より立場と力が上の存在に楯突くことは勇気ある行為ではなくただの蛮勇であり危険行為だ。よく言うだろ?「長い物には巻かれろ」って。

 ❋オレはとっくにあきらめた

 ということであきらめも肝心、俺は先生(圧倒的強者)に従うことになった。

 

情けない男...

 

 あー!なにも聞こえないー!

 

 

 

 というわけで次のメンバーに会いに正義実現委員会の教室にやってきた。思ったけど正義実現委員会を正実って訳した人天才だと思う。滅茶苦茶呼びやすいし、誠実と掛かってて俺のジョークセンスが刺激される。そろそろ新作を出すべきか...?初対面の第一印象を掴むにはなかなかいいと思うが...

 

 などと考えているうちに、いつの間にやらヒフミが意を決してその扉を開いていた。あーちょっと待て心の準備をすることは許されていないのか!?いやもう記憶でほとんど分かってるようなもんだけど!!!それでもと言わせて!?許されてない?あ、そう...(不服)

 

「し、失礼します...どなたかいらっしゃいますか?」

 

「...」

 

 そして出迎えたのは、こちらを睨みつけるピンク髪の黒い制服を着た少女。見るからに一年生っぽいが、このキヴォトスでは見た目で判断してはいけない。普通にどうしてこうなった?とばかりに背の高い一年生とか、飯を食え飯を!と言いたくなるようなほどに華奢で小さい三年生とかザラにいるのだ。もしかしたらこの子...いや、この人も三年生であるかもしれない。にしてもなんか見覚えある気が...なんて現実逃避ができたら楽だったのに...

 

「あ、あの...」

 

「...何?...え、というか後ろのかっこいい人は...?

 

「あ、あうぅ...」

 

 ワオ!滅茶苦茶塩対応!...いやこれ単純に人見知りなだけだな。俺に心当たりがありすぎてなんかこっちも恥ずかしくなってきた。これが噂のニュータイプってやつですか!?

 まあちょっとヒフミが可哀そうになってきたのでここいらで助け舟を出してやるとしますか。こう、ちょっとおどけたような感じで...

 

「あ~なんだ、多分人見知りなだけだと思うぜ?な?」

 

「なっ!だっ誰が人見知りよ!私はただ知らない相手を警戒しているだけだから!」

 

『...それを人見知りって言うんじゃ?』

 

「そ、そうなんですか...?」

 

「うぐっ...そ、それより!アンタたちは何の用でここに来たのよ!」

 

 ちょっと可哀そうに思えたから何か言おうと思ったが、俺が口を挟むよりも先にピンク髪の子がこの雰囲気をどうにかしようとちょっと強い言葉を使って要件を問いただしてきた。俺も知らされていないからわからないが、ここまで来たからにはメンバーの一人は正実の人なんだろう。

 ...今更だけどお嬢様学校なのに勉強が苦手ってなったら一気に親近感湧いてきたな。ちゃんと人って感じがしてなんか...安心?する。俺の中のお嬢様のイメージって服代だけで数十万余裕で使ってそうなんだよな...こわい。

 

「えっと...人を探しに来たのですが...」

 

「はあっ!?正義実現委員会に人探しを依頼しようとしてるの!?私たちはそんなに暇じゃないんだけど!!」

 

「あうぅ...す、すみません...でも、ここで閉じ込められてるって...」

 

「...え!?」

 

「...ん?」

 

 え?ちょっと待って?正実って人を閉じ込められる空間...っていうか器具があるの?それって正義的に大丈夫なのか?どっちかというと悪側がやってそうなことじゃない?ゲヘナの時は普通にテロリストいたしまだ納得できたけど、ここにもテロリストいるってこと?俺の記憶ならテロリストなんて誰も...いや一人いたっけ?

 てかちょっと待て!補習授業部ってそんな犯罪者も対象なのか!?もうそんなの成績とかじゃなくないか?普通に更生施設送った方がよくね???

 

 ...情報が!情報がいつまでたっても完結しない!!今俺は何に巻き込まれようとしてんだよ!!いや知ってるけど!!

 

 そんな風に脳内で俺が必死に思考回路を回しているというのに、さらにまた別の情報が飛んでくる。これが...ストーリーの力!?

 

「こんにちは♡もしかして私のことをお探しでしたか?」

 

「!?...!?」

 

『わぁ...』

 

「え...え?」

 

 目の前に現れたのは際どいどころではないスクール水着を着た美少女。俺は瞬時に顔を背けて見ないように試みるが、その目に映った一瞬がフラッシュバックし続けて混乱する。先生は呆れ30%驚愕40%戸惑い25%その他もろもろ5%といったような声を、ヒフミは純粋な困惑の声を上げていた。

 

 普通の学校というワンシーンに、突然水着の美少女が何食わぬ顔で現れたのだ。場は混沌と化した。が、俺がどうにか記憶を抹消しようと悶えている間にピンク髪の子が...どっちもピンク髪なの紛らわしいな!まあ水着を着てない方の子が来ている方の子を牢屋の方に戻したらしい。

 やっぱ牢屋あるじゃん!ここも物騒じゃん!という俺の叫びは、あの一瞬の光景をなんとか忘れるよう努めた労力によっていとも簡単に飲み込むことができた。もう...こわいよ、キヴォトスって。

 

やはり人間は愚か...早急に滅ぼさねば

 

 カメラに映る文字は相変わらず物騒だが、俺もこれについては擁護できそうにない。俺は何も見なかったことにして、ただ内容も分からぬままに先生たちの会話に耳を傾けていた。

 

 

 

 

 

「えぇと...次に会うのは白洲アズサさんですね!...どこにいらっしゃるのでしょうか。」

 

 結局あの後は混乱していたのでまた後で...という感じになった。あの人(浦和ハナコ)が二人目ってので頭が死にそうになったが...まあ面会はその時は俺抜きでやってもらうかな。ちょっと高校生男子には刺激が強すぎるよアレは...(遠い目)

 

 まあ知ってたけど!!でも実物じゃまた別じゃん!!やめてくれよ!ちゃんと女子と話せるようになったばっかりなのにさァ!!

 

 ...で、気を取り直して三人目、白洲アズサって子らしい。そろそろ常識人枠が来てもいいころだと思うんだが、俺は記憶の中である程度その子の情報を知っているので残念ながら期待はできない。やっぱ物語だからキャラ濃い人たちが集まんのかな...

 

「ただ今戻りました。何か問題はありませんでしたかコハル...あら?」

 

「任務完了です!白洲アズサを現行犯で確保しました!」

 

「...惜しかった。弾薬さえ足りていれば、もう少し道連れにできたのに...」シューッ、シューッ

 

「...ええっ!?」

 

『これは...すごいね。...えっと、大丈夫サンズ。生きてる?』

 

「...」ガクッ

 

『あっ...』

 

何だよぉおもおおお!!またかよぉおおぉおおお!!もうこれ以上は腹いっぱいだよぉおおおお!!

 

野蛮

 

 俺の心の中での叫びと、カメラが表示した二文字がこの状況の異質さをよく表していた。

 

 ...だが、この状況は俺が意識を手放すことを許してくれないらしい。すぐにでもこの場からフェードアウトしたいところだが、先生が気付けのためか俺の体をグラグラ揺らしてくるためそれもできそうにない。仕方なく...本当に仕方な~く閉じていた瞼を開いて意識を浮上させる。いやだなぁこの状況に首突っ込むの!!!

 

『あ、起きた!?大丈夫!?』

 

「大丈夫ではないが...まあ、頑張ろう。ハハ...」

 

「目、目が死んでます...」

 

『さ、サンズー!』

 

 ン?ヒフミ?何だって?目が死んでいる?ハハハ、これは目が死んでるんじゃない。精神が死んでいるんだ。なんか中途半端に知ってる分現実を突きつけられてる感じでより辛い。

 

「...いったいどうしたのですか?」

 

 まるでコントのようなことをしている俺たちを見かねてかハスミが先生にそう尋ねてきた。俺にもわからん。わかりたくない。これからいったい何が始まるんです...!?

 

『あ~...それがね、ハスミ。実は...』

 

「大惨事世界大戦だ。」

 

『は?』

 

「ゴメンナサイ...」

 

 で、俺がバカやって先生に怒られた後、先生がハスミにこれから何をするのかあらかた説明している間に俺は自分に対して精神分析(瞑想)したおかげで先ほどよりかは理性を取り戻した。ちょっとショックが大きすぎて目に映るものすべてを拒絶していたような気がするが、まあ気のせいだろう。

 そういえばさっき先生が補習授業部のリストをハスミに見せてたな...いい加減俺にも見せてほしい。俺の記憶との差異も確かめたいし、覚悟(決意)キメなきゃだし...

 

『あ、サンズも見る?これなんだけど...』

 

 まるで俺の考えていたことが伝わったかのようなタイミングの良さで手元のリストを俺に見せてくる先生。タイミングよすぎて怖いしヒフミの時に見せてほしかったしで色々と複雑な思いを抱いたが、なんとかそれを言葉にすることなく飲み込んで、俺は感謝を述べてからそのリストに書かれている名前を見た。

 

「あっ...」

 

 そして目に入ったのは、今補習授業部に向けて盛大にメスガキムーブをかましている一年生の下江コハルという名前。思わずリストを見るために下げていた顔を上げると、先生は眉をハの字に曲げ、お手本のような困ったような顔を見せていた。

 

『...うん、まあ、そういうこと...だね。』

 

 先生の言葉のニュアンス、そして何とも言えない視線にその思いが全てこもっていたように思う。”ちょっとこれは...ねえ?”という心の声が鮮明に聞こえるようだった。

 

 そしてつられるようにして俺が憐みの目線を向けた先にあったのは、先ほどまで笑顔で威勢の良かったコハルの顔が、ヒフミの一言によってみるみるうちに青ざめていく様子だった。

 ...合掌!

 

愚か。こんなものがあなたの見せたかったものなのですか?

 

 えっちょ、ちゃうねん。本当はこう、もっとみんなが和気あいあいとしてる光景を見て交流することの大切さとか見て欲しかったんや...決してこんなやべぇ状況を見せたかったわけでは...

 

>ソ、ソンナ...ウソ...

 

>...ス、スミマセン...

 

>アチャァ...

 

>コハル...

 

 あっ俺が慣れない関西弁で喋ってる間にあっちの雰囲気が死んでる。...まあ、そっとしておこう、うん。俺にはどうもできない。

 

>アラアラ、ドウシタンデスカコハルチャン?

 

>!?

 

>ナ、ナンデマタデテキテンノヨ!

 

>アイテタノデ!

 

>エェ...

 

 ...こわ、近寄らんとこ。ついでにカメラのレンズも塞いでおこう。都合の悪い場面は見せない。これ放送者としての鉄則もとい権利ね。

 

最低な男...

 

「ウッ」

 

 という感じで俺が心のダメージを負っている間に、コハルが補習授業部に入ることになった。その時の彼女の気持ちを推し量ることは容易ではないが、後で慰めが必要なことだけは分かった。まあその役目は先生に投げるけども。

 後この子ってもしかしてエ駄目死の子?なんか途中猫みたいな目をしてたし、多分そうだよな?アレ?これって滅茶苦茶有名どころなのでは?よくコラとか見たし、ちょっと有名人見たような感じで感動した。

 

 かくして、補習授業部のメンバー発表は終了した。ここまでで大分体力を消耗したが、これはまだフルコースにおいてただの前菜に過ぎない。いや、もしや前菜ですらないかもしれない。俺はただ、この後の物語がどうにか平穏に進むよう祈ることしかできない。...いや無理だと分かってるけど!それでも祈らずにはいられないんだ!

 

 あと願わくばこの問題児どもがアベンジャーズする補習授業の話もパーになってくれ。もう原作とかどうでもいいから、このままだと俺毎日水着見ながら勉強教えることになるかもしんないし。マジ次の日からネタにされて生きていけなくなるから。いやホント夢であってくれ。

 




・サンズ君の人生のフルコース
オードブル:押し寄せる現実(補習授業部)捕獲レベル999
スープ、魚料理、肉料理、メインディッシュ(主菜)、サラダ、デザート、ドリンク、全て未定。

ちなみにサンズ君に対するケイの態度が冷たいのは、サンズ君がケイを誘拐拉致監禁をした挙句王女(アリス)の兄とか言いだしたうえに会えないよう取引をさせられたからです。
まあいくら毎日王女の写真貰ってても会えないのはイヤですからね、しょうがないね。それでももっと反抗しないのはサンズ君に主導権を握られてるからです。まあ肝心のサンズ君は主導権握ってるとか微塵も考えてないんですけど。

松脂倶楽部 様、ステップ気候 様、soraaaaa 様、ヨシハラカイト 様、☆9評価ありがとうございます!

アンケートを実施しているので、答えていただけるとありがたいです!

また、筆者のモチベーション向上につながりますので、評価、感想のほどよろしくお願いいたします!

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