この透き通る世界を俺は機械と骨でハッピーエンドにしてみせる   作:多趣味なオタク

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はい、あの某運命的なすごい指令のソシャゲそのままです。タイトルが思いつかない...


そしてなんとお気に入り登録をしてくださった方が100を超えました!この作品を読んでくださってありがとうございます!

また、アンケートの結果、クソボケタグと恋愛タグを付けることとなりました。これでサンズくんも立派な生徒たらしです。


そして今回は本当にちょっとした内容です。後半にはおまけも入れていますので、良ければ見ていってください


では、本編どうぞ。


幕間の物語-日々の業務-

 少々のいざこざを経た俺たちは、そのあとシャーレのオフィスの前にいたハスミ達に感謝を伝え、彼女たちもサンクトゥムタワーの回復を確認して自分たちの自治区へと帰っていった...我らが偉大なる会計の早瀬ユウカを除いて...

 

 

 そういえば説明責任があるんだった...と虚空を見つめていたが、もちろんそのままで許されることもなく、俺の醜態に関しては隠して、俺がシャーレの副部長のポジションになると告げたところ

 

 

「うそでしょ...?これが噂のNTR???のうがこなごなになる...」

 

 

 顔色を赤から青へと変化させ、見るからにシナシナになり、俺が声をかける前にゾンビのような挙動でフラフラと行ってしまった。体調不良にでもなってしまったのだろうか?後で見舞いのメッセージでも送っておこう。俺と先生は不思議そうに顔を見合わせた後、先生と俺はあの山のように大量に積み重なっている書類に着手するため、シャーレのオフィスの中へと歩みを進めていった

 

 

 

 

 その後何時間か書類に向き合ったところで、もう遅い時間だからと先生に言われて帰ることになった。どうやら先生はこのままこの部室の中で寝泊まりをするようだが、俺がいても今日中に終わるかわからないくらいの量があるのに果たして今日中に終えられるのだろうか。俺を見送ってくれた先生はどこか遠い目をしていた。大人って大変だ

 

 

 

 シャーレから出るころにはすでに日は落ち切っており、いかにも不良が出歩いていそうな雰囲気になっていた。が、俺には関係がない。昼間には人の目があるためできなかったが、人と目の少ない今ならばテレポートを使って建物の上を歩くことなど造作もない。そうして俺は暗い街中を悠々と歩いて行った

 

 

 

「...?誰かが建物の上を歩いてる?」

 

 

 

 

 

 

 

 そして月は沈んで太陽は顔を出す。目を覚ました俺は、スマホのモモトークの通知を見て目を見開く。そこにはおびただしいほどの量のトークが来ていた

 

 

 軽く中身をのぞいてみると、そこには【ミレニアムに来なくなるって本当!?】〖シャーレに移籍すると聞きましたが...嘘ですか?〗[ちくわ大明神]〔あの...出て行っちゃうって本当ですか...?〕〈恐れることはないんだよ...友達になろう...〉といった、様々なメッセージが来ていた。...いくつか変なの混じってない!?

 

 

 誰にも言ってないはずなのにどうしてみんな知ってるんだろうと考えていると、ユウカだけ何もメッセージがないことに気付く。もしかして彼女が言ってしまったのだろうか。あの精神状態だったらポロっと言ってしまっていても不思議ではない。とりあえず学校に行って説明をしようと考え、朝の準備を始めるのだった

 

 

 

 学校についてまず顔を合わせたのはセミナーの書記である生塩ノアだった。見た目はいつも通りに見えるが、雰囲気がいつもより怖い...というか笑顔が怖い。いつもは朗らかというか、きれいな笑みを浮かべているが今日はなぜか貼り付けた笑みのように見える。あと気のせいかもしれないが背後に黒いオーラが...

 

 

「聞いてますか?サンズ君?」

 

 

「あ、ああ。聞いてるぜ?生塩書記。」

 

 

「そうですか、ではなぜあなたはいきなりシャーレという部活に行くことになり、それでいて副部長という立場になったのでしょう?」

 

 

 こっわ!なんだこれ怖すぎだろ!ワカモと対面した時と同じ、もしくはそれ以上だぞ!?いったい何が彼女をこんなに怒らせたんだ!?とはいえ聞かれていることはおとなしく答えなければならない。そうして俺は生塩書記に事情を説明した。すると彼女はもともと白い肌がさらに白いを通り越して青くなってしまった。慌てて俺がまだミレニアムに在籍すること。そしてたまに顔を出すことを話すと、顔色がだんだん赤みを帯びていき、いつもと同じくらいにまで戻った。笑顔はまだ少しぎこちないが、どうやら俺はちゃんと彼女を慰められたようだ。にしても、なぜ俺が離れるとそんなにも動揺してしまうのだろうか。疑問に思っていると、ある一つの仮説が思い浮かんだ

 

 

 

 ミレニアムは他の学園と比べてトップクラスに治安がいい。さらに言えば、ここにくる子たちは皆まじめな子ばっかりなのだ。つまりここから導き出される答えはズバリ、皆同級生の退学に慣れていなく、それを恐れているのだ!*1

 

 

 俺は原作を通して退学する生徒は少なくないと知っていたが、彼女たちはそうではない。それはセミナーに所属している彼女であっても例外ではないのだろう。まあ確かに、他の学園の生徒の退学状況を知っていたとしてもそれは所詮他校の話。自分たちには関係ないと考えていたのだろうが、俺という事例が起ってしまうことはとても恐ろしいことだろう。なるほど、みんなそういう理由で朝から様子がおかしかったのか。と、一人納得する

 

 

 

 ノアと話した後、いつになくしおらしいコユキや三徹でもしたのかというほど顔色の悪いウタハ先輩たちに事情を説明し、一息つこうとしたところでヒマリ先輩と出会ってしまい、しおしおの全知に対して全力でフォローしたり、そのあとわかりづらく落ち込んでいるリオ先輩を慰めた後その横にいるトキにドーナツを買うことを約束するなど、いろいろなことがあった

 

 

 

 今回のことを通してわかったことが一つある。それは、初めての前例になってはいけないということだ。*2何人かは俺に対して執着しているかのようなことを言っていたが、それも俺という初めての前例を生み出さないためだったのだろう。それに気づかなければ、俺のこと好きなのかな?という人生最大の勘違いをするところだった。本当に危ない。まあ、もし俺が勘違いしたとしても、心優しい彼女たちなら何もしないとは思うが*3

 

 

 さて、そんなこともあったのがわずか数日前、学校の授業が終わり、部活に所属している者は部活の活動に精を出し、部活に所属してない者はそのまま帰宅するかどこかへ寄り道をする時間。俺はシャーレに向かって自転車を漕いでいた。

 

 

 

 ここ数日ほどシャーレに通いつめ、俺は学んだのだ。このものすごく長い距離を歩きで行ってしまうと、初めてシャーレにのように謎のヘルメットたちや不良たちに必ず絡まれてしまう。それならば絡まれないように通り過ぎればいい!スピードこそ命である

 

 

 

 そうして俺は(人の迷惑にならない程度に)爆走し、無事何のトラブルにも巻き込まれることなくシャーレにたどり着いた。

 

 

 

「こんにちはー」

 

 

 そう言ってシャーレの部室の中に入ると、そこにはいつものように大量の書類に追われて忙殺されている先生がいた

 

 

『こ、こんにちはー。さっそくで悪いんだけど、この書類を手伝ってくれると助かるかな...ハハ...』

 

 

 

結構追い詰められているらしい。見たところ昨日と高さは変わっていないようだが、一番上のものを見てみると先日のものとは種類が全く異なるものだった。これらの書類は大体大きなくくりでまとめられてから運び込まれてくるため、おそらくこれらは今日持ち込まれたものだろう。あまりに多すぎる書類に思わず苦笑が漏れる

 

 

 

 そうして俺は先生のとなりの席に座り、仕事を始める

 

 

 

 何枚の書類を終わらせたかもわからないほど仕事をし続けている最中、ついにソレを見つけた

 

 

 ソレは他の書類とは一味違い、きちんと封筒に入っていた。もしやと思い、一応封を開けて中身を見てみる。ビンゴだ。その手紙はやはり彼女たちからの救援要請だった。逸る気持ちを抑えて、その手紙を先生に渡す

 

 

 「なあ先生、こいつは多分先生が見たほうがいいやつだぜ?」

 

 

 そうして先生は俺の差し出した手紙を読み始める。すると先生の疲れて少し緩んでいた顔が、手紙を読んでいるうちにだんだんと引き締められ、手紙を読み終わったときには戦闘時に見るような頼もしい表情になっていた

 

 

『サンズ、私ちょっと行ってくるね。』

 

 

「おう、アドビスは砂漠しかないからな。水と暑さ対策に何か持ってったほうがいいぜ。」

 

 

 

『わかった。ありがとう、サンズ』

 

 

「んー。俺も後で行くから、いい感じによろしくな。」

 

 

 

『うん、じゃあ、行ってくる。』

 

 

「ああ、いってらっしゃい。」

 

 

 

 こうして、対策委員会編が始まる。すでに完成される物語に異端者が介入して訪れる影響は、誰も知らない

 

 

 

 

ーオマケー

 

・電話

 

『サンズ、なんか楽しそうにしてたけど、さっき誰と電話してたの?』

 

 

「ん?ああ、ウタハ先輩だよ。あの人はエンジニア部で、俺の今作りたいやつについてちよっと相談してたんだ。」

 

 

『ふーーん...』

 

 

「なんだ?嫉妬でもしたか?」

 

 

『......そうかもね。』

 

 

 

「ッ!?///」

 

 

『///』

 

 

「し、仕事するか...」

 

 

『そ、そうだね!』

(なんで先生/私はあんなことを...)

 

 

・健康の定義

 

 

『...サンズ。』

 

 

 

「ん?どうかしたか?先生。」

 

 

 

『...何飲んでるの?』

 

 

「何って...マヨネーズだけど?」

 

 

『おかしいよね!?』

 

 

「うわっと、急に大声出すなよ。危ないな。」

 

 

『あ、ごめんね...。じゃなくて!マヨネーズなんて飲んじゃだめだよ!健康に悪いよ!?』

 

 

「知らないのか?先生。」

 

 

『な、なにを...?』

 

 

「マヨネーズにはタンパク質、脂質、炭水化物が含まれた完全栄養食なんだぜ?」

 

 

『な、なるほど...とはならないよ!本当に健康に悪いからやめてね!?』

 

 

「わーかってるよ、先生。今日はこの一本で終いだ。」

 

 

『それならよかったよ...って、”今日は”?』

 

 

「おう。”今日は”。」

 

 

 

『だっ、だめだよ!病気になっちゃうよ!?』

 

 

 

「知らないのか?先生。好きなもの食って生きていくのが一番の健康なんだぜ?」

 

 

『屁理屈言わないの!』

 

 

「へっへっへ(笑)」

 

 

『もう!』

 

 

 

 

*1
あながち間違いではない

*2
斜め下の発想

*3
にははは!




ちなみにサンズ君がみんなに説明しているシャーレに加入した理由は、’外から来た先生という人物が気になって見ていたら、あまりにも危なっかしい様子だったので助けたら、いつのまにかこうなっていた’と説明しています。みんなの脳は粉々ですが、ミレニアムには在籍し続けるし、たまに顔を出すということで少し回復しました。よかったね


そして、
八王子最弱 様、
読み間違える馬鹿 様、誤字報告ありがとうございます!本当に助かります!


また、
RUGAGAGA 様、
山吹色の大妖精 様、
ニーナ@416 様、
カワキ 様、☆9評価ありがとうございます!


これは余談になるのですが、実は今までの話に二か所、透明文字を書いています。一つは話の一番最後に、そしてもう一つは場面の切り替えの中にあるので、見つけたらぜひここ好き機能を使っていただきたいです。

そして次回はやっと少しB-Ttale要素を入れる予定です。これまでほんの少ししか触れてこれなくて申し訳ない...

あと、更新も遅くなってしまうと思われます。重ね重ね申し訳ありません。

ー追記ー
アンケートを実施しています。答えてくださると今後の展開の想像に非常に助かるので、よろしければ投票お願いいたします。

サンズ君のアビドスへの移動手段は?

  • 自転車
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  • 男は黙って徒歩!
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