この透き通る世界を俺は機械と骨でハッピーエンドにしてみせる 作:多趣味なオタク
筆者「ねーちゃん!あしたっていまさッ!」
ということで、本日2話目で対策委員会編2話目です。やっとB-Ttale要素を出せる...タイトル詐欺にならずに済んでよかったです!
また、お気に入り登録が300を超えていました!皆様本当にありがとうございます!
では、本編どうぞ。
校門で待ち構えている彼女たちのその奥に、大人数のヘルメットを被った少女たちが現れる
「前方に傭兵を率いている集団を確認!」
「あれ......ラーメン屋さんの......?」
赤い髪色の少女は苦しそうにつぶやく
「ぐ、ぐぐっ......。」
「誰かと思えばあんたたちだったのね!!ラーメンも無料で特盛にしてあげたのに、この恩知らず!!」
「あはは、その件はありがと。それはそれ、これはこれ。こっちも仕事でさ。」
なんの悪びれもなく小柄な少女はそう言い放つ
「残念だけど、公私はハッキリ区別しないと。受けた仕事はきっちりこなす。」
「......なるほど。その仕事っていうのが、便利屋だったんだ。」
「もう!学生なら、他にももっと健全なアルバイトがあるでしょう?それなのに便利屋だなんて!」
まるで母親が子供を咎めるかのような口調で非難する
.......そのように口論しているのをよそ目に、俺はアヤネのすぐ横で持ってきた二つの武器を取り出す。
「アヤネ。悪いが、オイラが合図したらこれを支援物資としてオイラのもとに届けてくれないか?」
「可能ですが...これらを一体どうやって戦闘に使用するのですか?」
そう言ってアヤネは小さめの細長い棒と少々大きい十字の形をした機械を見つめる
「あんまし触んないほうがいいぜ?爆発するかも知らん。」
「えっ!」
「ま、そんなことはそうそうないが。」
むーっとした表情で睨んできた。相変わらず癒される
さて、今回俺が開発し、使用するものはB-TtaleのespeがPhase2で使う十字のレーザーと、戦闘中に投げられてくる両端にオレンジと青色のレーザーが出てくる棒だ。本家ではおそらくこれらを浮かせて使用していたが、あいにく今の俺にはそんな能力はない。よって、その二つの機械のサイズを縮小、そして投擲して使う。
十字のレーザーについては地雷のように地面にばらまき、地面に接着したことを確認すると少し時間をおいて2~3メートルほどのビームを発射する。
そして今回メインで使用する予定の棒...サーベルと呼ぶ...は、ちょっと長いつまようじくらいで、太さはチョークぐらいの設計をした。こいつは本来のものとは違い、少し改造を施している。何もしない状態だとただの短い棒だが、ボタンを押すと棒の両端が伸びてそこからビームが出るようになっている。...ちょっとライト〇-バーみたいだ
俺の戦法はとにかく物量が肝心だ。相手の考える暇がなくなるくらい武器を投擲し続ける。まさしく数の暴力となっている。そのため、俺は今回使う武器たちを縮小、軽量化させたわけだ
また、今回も例のように骨は使用しない。テレポートくらいなら早く移動しただけと思われて誤魔化すことができるが、骨はそうはいかないからだ。骨を使うのはせめて預言者たちと戦う時や、いざという時のために残しておきたい。黒服にデータを取られるのも面倒だ
そう準備をしている間に事は進んでいたらしい。先生が指揮をしてヘルメットを被った不良たちをどんどん倒しているのが見える...俺いるかな?
一先ず拳銃を手に持ち、少々のグレネードと機械たちをバックの中に詰め込んで教室の窓から外へと躍り出る。いくらキヴォトス人より軟弱と言っても、これくらいのことでダメージは負わない
そしてテレポートを数回行い、戦場に近づく。ここまで来ると銃声が凄くてまともに先生の声が聞こえないが、すかさず耳に通信機器を付け、念のためにサングラスとニット帽を着け戦闘態勢に入る
「あー、聞こえてるか?今からオイラもちょいと支援させて貰うぜ?」
『!了解、サンズは左側をお願い!』
「りょーかい。」
早速先生に指示された通りに左側のヘルメット達に攻撃を仕掛ける。と言っても馬鹿正直に正面から行っても蜂の巣にされるだけなので、そこら辺にあるガレキなどの遮蔽物に隠れながら2種類の機械を投擲しつつ、合間に拳銃で撃つということを続ける。この拳銃、サプレッサー付きだから撃っても耳にダメージを喰らわないので凄く気に入っている
そうして投げては撃ち、投げては撃ち、時には補給してもらい...を続けていると、辺りは死屍累々の状況になっていた
少々やりすぎたかな...と考えていると、耳に付けている通信機から先生の焦った声が聞こえる
『サンズ!そっちに便利屋の子が1人向かってる!出来れば足止めして欲しい!』
その指示が出された後、砂煙の中から誰かがこちらに向かってくるのが見える
「し、死んでください!」
あまりにも直接的な要求と共に銃弾がこちらへと飛んでくる。咄嗟にテレポートで避けたはいいものの、今の疲労度からしてそう何度も避け続けられはしないだろう
ひとまず遮蔽物に隠れつつ、銃弾を放ってきたハルカとの距離を離す。彼女の使用する銃はショットガン。近距離に入ってしまえば格好の獲物だ
「に、逃がしません!」
が、便利屋として数々の修羅場を経験してきた彼女がそれを許すわけがない。サンズが隠れていた遮蔽物を破壊し、そのまま重心を前方に傾け、その愛銃の銃身を彼に叩きつけようと体を回転させる
「ま、予想通りなんだが。」
彼女が勢いよく飛び込んできた遮蔽物の裏には既にサンズの姿はなく、十字のレーザー、そしてピンの抜かれたグレネードが大量に敷き詰められ、その上からはすでにビームが展開された大量のサーベルが雨のように降ってくる。当然、サンズを攻撃しようと突進してきた彼女には回避どころか防御することすらままならず、そのまま大きな爆発が起こった
(...これだけやっても行動不能にはできないだろうな)
彼女の近距離戦闘能力は恐るべきものだ。その要因としてあるものがその耐久力。もちろん戦闘技術は高いが、それ以上に高い耐久力が厄介極まりない。どれだけ遠距離から狙撃しようともそれを耐えられて攻撃されてしまえばどうしようもない。その様相は歩く戦車と言っても過言ではないだろう
巻きあがった煙の中からバン!と銃弾が飛び出し、煙が晴れて彼女の姿が明らかになる
着ている服の所々は焦げ、多少切られたような箇所はあるが、肝心の肉体には多少のかすり傷しかついていない。この耐久力を持つ相手に一人で挑むというのは無謀にもほどがあるだろう
「しょうがない、切り札でも使うか...」
そう言って俺はポケットに入れていたスイッチを取り出し、そのボタンを押す
キーンコーンカーンコーン
瞬間、学校のチャイムが鳴り響く
「...あ、定時だ。」
ヘルメットを被ったアルバイトの一人がそうつぶやく
「今日の日当だとここまでね。あとは自分たちで何とかして。みんな、帰るわよ。」
「は、はあ!?ちょ、ちょっと待ってよ!!」
彼女たちは無慈悲にも悲痛に叫ぶかつての雇い主の声を聞き入れることはない
「終わったってさ。」
「帰りにそば屋にでも寄ってく?」
「それなら紫関ラーメンがおすすめだぜ?あそこは本当に安くてうまいんだ。」
チャイムの音に動揺したハルカをその場に置いてきた俺は帰ろうとしたアルバイトたちにそう宣伝する。こういう仕事終わりの時に出される宣伝が一番効果的だからな
「え?そうなんだ。サンキュー!」
そういって彼女はスマホを操作し、仲間たちを誘って柴関ラーメンの方向へと向かって行った
「団体客様ご来店ってな。」
そんな風に昼食を食べに行こうとする彼女たちの背中に叫ぶ声が1つ
「こらー!!ちょっ、どういうことよ!?ちょっと!帰っちゃダメ!!」
「......。」
「こりゃヤバいね。まさかこの時間まで決着がつかないなんて...アルちゃん?どうする?続ける?」
「あ、うう...。」
彼女は明らかに狼狽している。こりゃまずいな、逃げられるわけにはいかない
「こ、これで終わったと思わないことね!アビd「そう易々と逃がすと思うか?」ッッ!」
彼女たちの視界の死角へとテレポートを使いアルの肩を逃げられないよう捕まえる
「ったく。ずいぶん変わったもんだな?」
「え!?そ、その声...も、もしかして...」
着けていたサングラスとニット帽を外し、ウィンクをして彼女に告げる
「よう、あの時以来だな?お嬢ちゃん。」
その後、彼女が例の驚愕顔*1を晒したのは、言うまでもないだろう
monaka96 様、
幸災楽禍 様、
敷島さん 様、☆9評価ありがとうございます!
戦闘描写が難しすぎる...何か齟齬がございましたら感想で教えていただけると幸いです。
また、筆者の創作意欲向上につながりますので、感想、評価のほどよろしくお願いいたします。