兵藤家
一誠サイド
「た、大変だ~」
朝っぱらからさわがしいな
「どうしたんだよ、父さん」
なにそんなに慌ててるんだ
「お、お、お父さんが来るって手紙で」
・・・・・・・今なんと言いましたか
「あー、父さん聞き間違えがなかったら今じいちゃんが来るって」
「ああそうなんだよ、朝手紙が届いていて中を見てみると近いうちにこっちに行くって書いてあって、もうどうしたらいいか」
ああこれはヤバい事態だ父さんがこんなに慌てるのも仕方がない
「日にちは書いてなかったの?」
「書いてなかったよ」
「それは、ヤバいよ、じいちゃんの家からここまで結構かかるから手紙が届くのも遅いはずだ、ってことは今日か明日にはたぶん来るはずだ」
「ど、どうしよう一誠」
「とりあえず今日の可能性は低いと思うから後で話合おう、僕はもう学校に行く時間だから、父さんも会社に行かないと」
「そ、そうだな、じゃあ続きは帰った後で」
じいちゃんが来るのか・・・・・下手したら死ぬかもれない
一誠サイド終了
お爺さんの家
「よく眠れたわい」
昨日はいろいろなことがあったからかよく眠れた
「そうだ、一誠が通ってる学校は騎王じゃったな、ということはあやつが校長をしていたはずじゃな連絡してみるか」
電話内容
もしもし、こちら騎王学園校長、長谷川富蔵と申しますご用件はなんでしょうか
わしじゃよわし弦來じゃ、ひさしいのう富蔵
こ、これは伊藤先生お久しぶりです、なにか私に用が?
うむ、少し頼みがあるのじゃが
頼みですか?
そうなのじゃ、お主の生徒に兵藤一誠という生徒がおるじゃろ?
はい、うちの生徒で間違いないですが、その生徒がなにか
そやつな、わしの孫なのじゃがな
お、お孫様ですか
そうなのじゃ、それでなお主の学園に用務員として席を置いてもらってもいいじゃろうか
は、はい私としては特に問題もないので大丈夫ですが、なぜそのようなことを
すこし、訳があってな孫を監視する必要ができてな、頼めるか
はい、わかりました。それでいつ頃こちらにこれますか?
そうじゃな、この調子だと明日あたりじゃな
そうですか、でわこちらに着いたら先に騎王学園に来てください
分かったのじゃ、いろいろ迷惑をかけてすまないな
いえ、迷惑だなんて久しぶりに先生と話すことができて、あの頃を思い出しました
そうか、あの頃は大変じゃったからな
はい
・・・・・・・・
思いで話
・・・・・・・・
おっと、長話しすぎたかな、それではわな
はい、お気をつけて
電話終了
長谷川のやつめ、なにも変わっておらぬな時がたつのは、早いものだな
「明日か、今日は早めに寝るか」
明日はいそがしくなるぞ
明日、学園で起こることを一誠は知るよしもない