長谷川サイド
「まだ、来ませんか」
相変わらず時間をまもらない人ですね
「校長、来ましたよ」
「やっとですか」
「すまないのう」
「まったく、ギリギリでしたよ時間はまもってください」
「ヤハハ、わしは自由なのじゃ時間になど縛られとうないわ!」
むかしっから何一つ変わって無い!
「そろそろ、先生の自己紹介です。 少なくてもいいので、ちゃんとやってくださいよ!ちゃんと!」
「わ、わかっておるわ、二度言わんでもいいじゃろうに」
「先生が一度言っても、わからないから言ってるんです!」
「わ、わかったのじゃ」
先生はステージにあがっていった
長谷川サイド終了
まったく、あそこまで言わなくてもいいじゃろに、とりあえず言われた通りにすればいいじゃろ
そんなことを考えている間にステージにあがっていた
「皆さんおはようございます、私は伊藤 弦來と申します。本日より事務員として働く事になりました、以後よろしくお願いします。」
こんな感じでいいじゃろ。
お、あそこにいるのは一誠じゃな驚いた顔をしておるわ
そんなこんなでステージを降り、長谷川たちの方にいった
「これでよいのか?」
「はい!完璧です!」
それは良かった
「わしの自己紹介は終わったようなのでな、帰りたいのじゃが」
「わかりました、後の事はこちらでやっておきますので、明日からここに住んでもらうので準備をしといてくださいね」
「分かったのじゃ、それでは帰らせてもらうかの」
そのまま体育館から出ようとすると長谷川が一言かけてきた
「明日は10からなので、ちゃんと来てくださいよ!」
この言葉に背を向けたまま、手を振り返しながら体育館を出て行った
一誠サイド
「何でいるんだよ!てか事務員ってなんだよ!」
俺は体育館の外で叫んだ幸い、話声が大きく中には聞こえなかったようだが
「とにかく早く帰って片付けなくちゃ」
あの本とかDVD とか! たぶん家に来るから早くしないと
そのあと先生に言って早退した
兵藤家
家に入り、真っ先に玄関を調べて誰も来てないことを確認した
「とりあえずじいちゃんは来てないから片付けをしないと」
とりあえず、すべて出してから『ガチャ、失礼誠はおるか』は、はやい
来んの早ぇーと、とりあえずでないと
俺は急いで部屋を出た
「は、はーい」
おそるおそる扉を開けると、そこには良いガタイをした俺のおじいちゃんがいた
「久しぶりじゃの一誠」
「う、うん、久しぶり、ここじゃ何だから中に入ってから話そうよ」
「そうじゃな」
リビング
俺は今、じいちゃんと机を挟んで話している。
最近あったことなどを話しているとじいちゃんが真剣な顔をして質問してきたその内容に少し驚いた
一誠サイド終了
「一誠、少し気になったのじゃが最近なにか大きな事に巻き込まれたような事はなかったかのう」
「べ、別に何もなかったけど!」
反応しまくりじゃな
「そうか、ならよいのじゃが」
「う、うん今日はここに泊まってくの?」
「いや、学園側が校舎に寝泊まりしろと言ってな、戻らなくてはならん」
「そうなんだ」
「うむ、わしは戻るのでな、もし何かが起きてどうしようもない時に連絡するんじゃよ、大切な孫のためじゃ」
わしはそう言うと一誠の頭をワシワシと掴んだ
「うん、ありがとうじいちゃん」
「それでわな、わしは戻るぞ」
わしは家を出て学園に向かった
学園
家をでてここに着いた頃には太陽が沈み空が黒くなっていた
そして今長谷川に連れられて事務員の説明を聞いていた
「先生、ここが事務員用の宿舎です」
「ここが、か」
周りを見回してみる、特にこれといった物はなく、いたって普通の部屋なんじゃが、わしはこの部屋に強い何かを感じた
「のう富蔵や、前にこの部屋でなにかあったのかのう」
「いえ、私は何も知りませんが、確かこの学園がここにできる前、美術博物館があったとか」
「美術博物館か・・・」
「どうかしました?」
「いや、ただ気になっただけじゃ」
「そうですか、では今日はもう遅いので、あとは寝てもらってもかまいませんから、それではしつれいします」
そう言って長谷川はわしの部屋から出て行った
「うむ、わしはさっさと寝るとしますかのう」
わしはそう言うと布団を敷いてある部屋に入った
こうして一誠を学園を悪魔も天使も堕天使も巻き込む波乱な物語が始まった!