コードギアス 狂王(偽)と狂犬が行くロススト   作:ミストラル0

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少し間が空きましたが投稿です

キョウトに関してはサラッと流して次に向かいます


PHASE 10 キョウト六家

ナリタでの戦いが終わって少し経った頃、ゼロに対してキョウトからの招集が掛かった。

これまでの活動への評価とゼロの正体を見極めようという動きだったと記憶しているが、ロスカラでは潜入ミッションがあったが、俺はギアスを持っていないから関与する必要は無いと思っていたのだが………

 

「は?」

 

「聞こえなかったか?お前には俺の影武者をしてもらう」

 

そう、原作だとC.C.の姐さんが担当したポジションを俺にやれとルルーシュは言うのだ。

 

「なに、ゼロの衣装を着けて俺の指示通りに動いてくれればいいだけさ」

 

「簡単に言いやがる」

 

背格好は同じくらいだからそっちは問題はないが、問題はキョウト六家に俺を探られる事である。

というのも俺のオリジナルはブリタニア皇族と日本人のハーフなのだが、その日本人というのがキョウト六家の1つである皇家の分家の1つ*1とかいう設定だった。

つまり、現在の皇家当主である皇神楽耶からすると俺は遠い親戚のクローンとかいうややこしい存在となる。

他にも後のシリーズにて皇家の人間は重要人物として何人か出てくるのだが、今気にすべきは皇神楽耶という事になる。

もし俺に興味を持たれてDNAサンプルなんぞ取られた日には皇家の血筋とバレて面倒な事になるに決まっている!それだけは阻止せねば………

 

***

 

そうこうしていたら会談当日となった。

予定通りゼロに扮した俺はルルーシュの代わりにフジ山中のキョウトの拠点へとやってきてしまった。

そこで桐原翁の命で扇にゼロの仮面が外される。

 

「だから………信じさせてくれ!」

 

「えっ?ライ!?」

 

「どうなってるの!?」

 

割とどの口がと言いたくなる台詞と共に扇によって仮面が外されたのだが、中身が俺であったせいでカレンや玉城は混乱しており、扇もまさかの事態で硬直している。

 

「これはどういう事だ?」

 

「簡単にいやぁ」

 

「こういう事だ」

 

そこで今度こそ本物のゼロが現れ、警護の無頼の中に潜り込んでいたマーヤも正体を現し他の無頼を牽制する。

 

「ラ、ライ!あんたもしかして………」

 

「影武者ってやつさ。会話はスピーカーで御本人様にやってもらってたがな」

 

カレンにそう種明かしをしている間にもゼロと桐原翁の舌戦は続く。

 

「桐原泰三………サクラダイト採掘業務を一点に担う桐原産業の創設者にして、柩木政権の影の立役者。しかし、敗戦後は身を翻し植民地支配の接触的協力者となる。通称、売国奴の桐原。しかし、その実態は全国のレジスタンスを束ねるキョウト六家の重鎮。面従腹背か………安いな」

 

「貴様、御前のお気持ちを!」

 

「やめい」

 

顔を隠していた桐原翁の正体を見破り、毒を吐くゼロに護衛が銃を向けるが、桐原翁本人がそれを制止する。

そうしてゼロが会話の主導権を握る。

 

「貴方がお察しの通り、私は………日本人ではない!」

 

「「!?」」

 

「マジかよ、そりゃ顔見せられねぇはずだ………」

 

でもまあ、ブリタニアの元皇子とは思いもしまい。

 

「日本人ならざるお主が、何故戦う?何を望んでおる?」

 

「ブリタニアの崩壊を」

 

「そのようなこと、できるというのか、お主に!」

 

「できる!何故ならば、私にはそれを成さねばならぬ理由があるからだ………貴方が相手でよかった」

 

そして、ゼロ………ルルーシュは桐原翁にだけ見えるように仮面の下の素顔を露わにした。

 

「!?………お主」

 

「お久しぶりです………桐原公」

 

「やはり、8年前にあの家で人身御供として預かった………」

 

「はい。当時は何かと世話になりました」

 

「相手がわしでなければ人質にするつもりだったのかな?」

 

「まさか、私にはただお願いすることしかできません」

 

「………8年前の種が花を咲かすか………ははははは、ははははは!」

 

「くっそ、見えねぇ」

 

桐原翁もゼロがルルーシュと知り、全てが繋がったと声高に嗤い出す。

玉城はゼロの正体を見ようとするも見れないようだ。

 

「扇よ」

 

「は、はい」

 

「この者は偽り無きブリタニアの敵。素顔を曝せぬわけも得心がいった。わしが保障しよう。ゼロに付いて行け!情報の隠蔽や拠点探しなどはわしらも協力する」

 

「ありがとうございます」

 

「感謝します、桐原公」

 

よし、録音完了………え?いつから録音してたかって?ゼロと桐原翁の会話が始まった時からですが?

これは後々使う機会があるんでね。

 

「………行くか、修羅の道を」

 

「それが我が運命なら」

 

あ〜、ここのやり取りめっちゃ好きなんだよなぁ………これを生で聴けただけ危険を冒した甲斐があるってもんよ。

 

***

 

こうして無事にキョウトからの援助を得た黒の騎士団だが、後日予想外のモノがキョウトから贈られてきた。

 

「ライ、これはお前が使え。ナリタの後、お前のサザーランドは左腕を失ったままでだろ?」

 

「それはありがたいんだが………桐原翁、太っ腹過ぎね?」

 

それはとあるKMFのパーツであった。

ゼロの言う通り、俺のサザーランドはギルフォードとの戦闘であちこち破損しており、特に左腕はランスロットにぶった斬られたままだった。

なので無頼の予備パーツ等で粗方補修は終えていたが、左腕はまだ取り付けていなかったのだ。

 

「あっ、そうだ。ナリタで戦利品としてかっぱらってきたアレも使ってこういうのはできるか?」

 

「………なるほど、一度限りではあるが有効だろう。好きにしろ」

 

「サンキュー」

 

ということで左腕をキョウトからの贈り物と戦利品でカスタムする事になった。

 

「サザーランド改二ってとこかね?」

 

次の埠頭戦だけど………ナリタでの改変がどう影響するやら………

*1
現在は断絶している家系




録音データをいつ使うのかはご想像にお任せします

そして、またしてもサザーランドが改造されます
とはいえこのサザーランドもかなり酷使しているのでそろそろ限界だったりします
どんな改造を施されたかは登場までお待ちください

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