コードギアス 狂王(偽)と狂犬が行くロススト   作:ミストラル0

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長らくお待たせしました
テレビの不調でロゼの録画に数話失敗しモチベーションが下がったりしてました
盆休み中に書き上げようと思っていたのですが、何かと用が入ったりして書き上げれなかったのでこんなタイミングの投稿になりました

今回はタイトルの人と横浜基地のお話

多分、あと1、2話くらいでR2編に入れるかと思います



PHASE 29 蒼き騎士

無事にアコとユウを連れ帰った俺は直にクラウディオ義兄さんと2人の名誉ブリタニア人登録を行った。

それからシーナとの顔合わせをし、アレクセイさんに2人の教育を頼んだ。

流石に俺が親父殿(ダールトン将軍)の義息になっていたのには2人に驚かれたが、シーナとは気が合うようで一安心だ。

シーナの方もあれから随分と元気になったようで、こちらもアレクセイさんに色々教わっているようだ。

そうして休暇が明け、ギルフォード卿の執務室を訪れるとそこには1人の女性がいた。

 

「失礼します、と来客中でしたか」

 

「ラインハルトか」

 

「彼が例の………なるほど」

 

何が“例の”かは知らないが、多分目の前のギルフォード卿かノネット師匠辺りが色々広めたやつだろうな………あの師匠、やってる事は脳筋みたいなパワープレイが多いが、それが得意というだけで搦め手等も普通に使うし、戦術家でもある。

同じグロースターを使ってるはずなのに未だにタイマンでは勝てていないし、こちらがクラブを使えたとしても勝てるかは正直怪しい………やっぱあの人バグだろ。

それはさておき………ギルフォード卿を訪ねてきたこの女性はおそらく“サファイア・カラス”卿だろうな。

この人も任務に忠実なだけで悪い人ではないんだよなぁ………今後多くの部下を失ったりするし、今後の事考えると俺も裏で動く際は迷惑掛けるわけだし。

 

「ラインハルト、彼女は私の友人でサファイア・カラス卿だ」

 

「ブルーバロンズの………御噂はかねがね。自分はラインハルト・A・ダールトン、グラストンナイツの末席を務めております」

 

「グラストンナイツの蒼き新星が謙虚なものだ」

 

「その呼び名、やっぱり流行ってるんです?」

 

「ブラックリベリオンでの活躍やナイトオブナインの下での活躍はよく耳にしている………それに私達ブルーバロンズと君の蒼き新星、同じ蒼(ブルー)を冠するものとして親近感を感じてな」

 

「な、なるほど………」

 

そういう感じで興味持たれてたのね………

そんな話をしてカラス卿は帰っていった。

 

「苦労してそうな方ですね………」

 

「まあな………カラス卿とは黒の騎士団残党関連で関わる事もあるだろう。その時は手を貸してやってほしい」

 

「わかりました」

 

***

 

それから数日経ち、カラス卿が横浜入りしたとの情報を得た俺も変装して横浜に潜入する。

そして、カレン達が潜伏している中華飯店に潜り込むと卜部さんのなんちゃって中華を楽しみ、一度退店してブルーバロンズが入店したのを確認する。

そのブルーバロンズが退店したところで再び店に入る。

 

「邪魔するで〜」

 

「ちょっ、今度は何よ!?」

 

「すまんが今日は店仕舞いでな………というかアンタはさっき来てなかったか?」

 

「あっ、確かに………ってか、その声もしかして!?」

 

「やっと気付いたか。久しぶり、ナガタゲットーぶりだな、カレン」

 

「気付いたか、じゃないわよ!アンタが本気で変装したら私達じゃわかんないわよ!」

 

変装といってもフードを深めに被ってサングラスをし、声を変えて気配を薄めにしただけではある。*1

 

「ナガタ?という事はコイツはもしや」

 

「四聖剣の卜部さんですね?卜部さんとは直接顔合わせるのは初めまして、ナリタぶりです」

 

「やはりあの時の」

 

卜部さんとは初対面なのでちゃんと挨拶をしておく。

挨拶は大事と古事記にも書いてある。

他にも初対面な団員も多いが………というか、俺の顔見知りなやつ自体がカレンやC.C.の姐さんともう1人くらいである。

 

「お久しぶりです、灰原さん」

 

「久瀬さんも無事で何より」

 

その数少ない顔見知りというのが、この久瀬寿美(くぜすみ)さん。

扇グループでこそないが、そこそこ古参のメンバーであり、メカニックのほぼいない中で俺の使っていたサザーランドの改造等を手伝ってくれていた人だ。

聞けばラクシャータが加わってからも整備班として活動していたらしい。

 

「それで、これからはアンタも私達と合流するって事でいいの?」

 

「いや、俺は俺でやることがあるんでね。それに俺はゼロ直属だからな、そういうのはゼロを連れ戻してからにしてくれ」

 

そもそも俺が黒の騎士団に関与しているのもゼロ(ルルーシュ)がいるからであり、今のゼロのいない黒の騎士団に付き合う義理はない。

 

「じゃあ何しに来たのよ!?」

 

「ほれ」

 

だからといってカレン達を手伝わない理由にもならないので少し手を貸す事にする。

そうして取り出したのは1本のUSBメモリー。

 

「そこに横浜基地のMAPデータが入ってる」

 

「なっ!どうやってそれを!?」

 

「聞いてないのか?俺は今ゼロの命でブリタニア軍に潜入してんのさ。そこでチョチョイとな」

 

「チョチョイって………」

 

「アンタらの予想通りあそこにはブラックリベリオン時に接収された黒の騎士団のKMFが保管されている。それを奪還するならこれは必要だと思うが?」

 

「確かにそれはありがたいが、それが本物という保証はあるのか?」

 

「それを言われると辛いが、そこは信用してくれとしか言えないね。このデータを元に自分達で下調べするなり好きに使ってくれ」

 

卜部さんの言葉にそうとしか言えず、俺はメモリーを置いて店を出る。

 

「待って!」

 

そんな俺をカレンが追ってきた。

 

「何だよカレン、まだ何か用か?」

 

「ライ、アンタは………ゼロの正体がルルーシュって知ってたの?」

 

「そりゃあ知ってたさ、黒の騎士団結成前からの部下だぞ、俺は。そういうカレンは神根島かブラックリベリオンの時にでも知ったか?」

 

「………うん」

 

「そうか………俺は最後までアイツに付いていくって決めたからな。ブリタニア軍にいんのもその下準備の為だ」

 

「やっぱり手伝ってはくれないんだ」

 

「さっきも言ったろ?そういうのはゼロが戻ってからだって。あのデータだって俺が使える権限を使ってギリギリ持ち出せたもんだからな?………アイツ(ルルーシュ)の事は任せた」

 

「わかった」

 

まだカレンは聞きたい事もあったようだが、俺がそう話を切り上げると大人しく店へと戻っていった。

 

***

 

後日、横浜の基地が襲撃されて保管されていた黒の騎士団のKMFが奪取されたという情報を聞きカレン達は上手くやったのだと知る。

それと時を同じくしてマーヤが出先で謹慎処分を受けたとかで帰国するとの情報も入った。

保護したあの2人と会わせるならこのタイミングかね。

そうして俺は遂に再開する戦い(R2)に向けて動き出した。

*1:
彼は特殊な技術を習得しております




ここはそんなに介入出来るポイントがなかったのでカレンとの再会や卜部さんとの顔合わせくらいで終わりました

次回はマーヤとあの2人の再会の予定です

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