ドラゴンボール 双子のハーフサイヤ人   作:狼ルプス

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大変長らくお待たせして申し訳ありません!

何とか年内に投稿出来た…


勝利への道筋

「魔閃光オォッ!!!!」

 

俺は両手を額に添え広範囲の魔閃光を放ち複数のジャネンバを一掃する。

 

 

俺と父さん、ベジータさんはスーパーサイヤ2を超えた変身を遂げ、ジャネンバの軍団へと突撃し戦闘開始。

 

激しいスパークを発生させながら金色のオーラを纏った俺達は戦場を駆け巡りながら、次々とジャネンバの軍団を撃破していく。

 

「「「グアアアアアアッ!!!」」」

 

無数のジャネンバが俺に迫ってくるが俺は冷静に見据え。

 

「はあっ!」

俺はジャネンバの攻撃を躱し、一撃一撃思い一発を確実に与える。ジャネンバの猛攻のなか、俺たちは数を減らし続けている。

 

「おりゃぁっ!」

 

父さんはジャネンバを上空からスレッジハンマーを繰り出しバウンドしたところを俺がエネルギー弾で吹き飛ばした。

 

「ふっ…!」

 

 

「ギャアッ!」

 

ベジータさんはジャネンバを片足で蹴り飛ばす。

 

「ナイスだ悟聖!」

 

「父さんこそ!」

 

「油断するな貴様ら!!」

 

ベジータさんが俺たちに注意すると同時に、無数のジャネンバが俺達に襲いかかってくる。

 

「「だりゃりゃりゃあ!!」

 

俺はジャネンバに渾身の拳を突き出し、父さんも両腕でラッシュを繰り出す。そして。

 

「はああああ!!」

 

ベジータさんもジャネンバを蹴散らす。俺達の勢いは止まらない!

 

「だりゃあっ!」

 

俺は気弾を放ち、複数のジャネンバを吹き飛ばすが、その隙を突かれて別の個体に攻撃されそうになり。

 

「よっと!」

 

父さんがジャネンバを蹴り飛ばし、カバーしてくれる。

 

「ごめん父さん、助かったよ!」

 

俺と父さんは連携しながら、敵を撃破し続けていた。

 

 

ベジータさんも負けじとジャネンバを撃破していっている。

 

「ビックバンアタック!!!」

 

ベジータさんは高火力な気弾を放ち無数のジャネンバを一掃し残っているジャネンバに接近し一撃を与え、ゼロ距離でエネルギー波を放ち攻撃し撃破する。

 

「ふうっ!!」

 

ベジータさんは回転しながらジャネンバを蹴り上げ他のジャネンバを巻き込み撃破していった。俺達3人で大半のジャネンバを倒していくが何処か違和感を覚える。

 

 

「父さん…」

 

「ああ、悟聖も気づいたか?」

 

「うん、こいつら…父さんが戦った時よりも強くない」

 

俺と父さんは背中合わせでの状態で言う。そう、今相手にしているジャネンバの軍団はそんなに苦戦せず倒せている。最初に父さんと戦っていた時は仙豆を食べて万全な状態のスーパーサイヤ人3を圧倒していた程だった…

 

「…増殖はしただけで力は父さんが戦ったやつよりも下回ってる?」

 

「もしかすっと、天津飯が使う四身の拳と似てるかもな」

 

「四身の拳……確かそれって残像拳と違って身体が四人の実態を持った分身の技…だよね?」

 

「ああ、けんど使うと力はパワーもスピードも1人の時よりも格段に下がっちまう弱点がある」

 

「成る程…どうりで、父さんが最初に戦ったやつよりもそこまで強くないわけだ」

 

俺達はジャネンバを対応しながら相手の増殖能力の原理を推測する。

 

 

一方ベジータさんはというと……

 

「くそったれめぇー!!」

 

ベジータさんも同じ様にして次々と倒しまくり続けていたものの疲労をためている様子を見せつつあったのを見て、援護しようと助けに向かったところを背後に

 

「キシャーッ!!」

 

「っと!危ねぇ……なっ!!」

 

俺は背後を狙ったジャネンバの攻撃を回避しカウンターでぶっ飛ばす。しかし今ので掠ってしまい道着に斬り跡が出来てしまう。

 

 

「ああもう!これじゃあキリがない!」

 

このまま倒していてもただ消耗するだけだ。仙豆は残り三粒しかない。本体がいるだろうが数が多く本体に接近する隙がない。これだとこの数を本体ごと一気に一掃する一撃を与えないと不可能だろう。それに本体は父さんの万全な状態のスーパーサイヤ人3と同等か下手したら上回る程の奴だ。増殖したとは言え本体のジャネンバの気が下がっている感じはない。

 

 

一旦ここは…

 

「父さん!」

 

「っ!ああ、わかった!!」

 

父さんは俺がしようとしている事を察しベジータさんの元に向かう。

 

「ベジータ!」

 

「なっ⁉︎カカロット、貴様何を⁉︎」

 

父さんはベジータさんの腕を掴みこの場から離れ始め俺は無数のジャネンバに向き合い。

 

 

「太陽拳!!」

 

 

「ギッ⁉︎」

 

俺は最大パワーで太陽拳を発動させ辺り一体は俺が発生させた光に覆われる。

 

「ぐあっ⁉︎め、目がぁ!!」

 

ベジータさんは目を瞑っていなかった為もろに太陽拳を受けてしまった…すみません、説明も無しに使って。

 

「悟聖こっちだ!」

 

「うん!!」

 

俺はジャネンバ達の目が見えない内に父さんを追いかける。一旦体制を立て直す為距離を取り、俺達は針山地獄の中に隠れる。

 

「ふぅ、一先ずは距離は取れたね」

 

「ああ」

 

俺と父さんはスーパーサイヤ人を解き素の姿に戻る。

今の所追ってくることはないが安心できないな。

 

「カカロット!悟聖!!貴様ら一体何のつもりだ!!オレはお前達の助けなどいらん!!」

 

ベジータさんは父さんに掴み掛かり今にも怒りが爆発しそうな状態だった。視力はまだ回復していないが父さんがベジータを掴んだままだったので位置はわかるのだろう。

 

「す、すみませんベジータさん。説明を無しに…」

 

「そんな事ではない!!何故邪魔をした!!あんな烏合の集供、オレにかかれば造作もない!!」

 

「んなこと言ったて…ベジータオメェ、現にかなりの気を消耗してるだろ?」

 

「ぐっ…」

 

「それに、最初に戦った時に感じたが…あんな強ぇやつ久しぶりだ…武者震いしてきたぞ」

 

「(父さんがそこまで言う相手とは…本体の方は相当強いんだろうな。確かにこの感覚はあの謎のサイヤ人を思い出す)」

 

 

その証拠にベジータさんはフルパワーで戦っていたのもあって体力はかなり消耗していた上、この針山の中に来た時点でスーパーサイヤ人も解けている上、汗もかなり凄い。

スーパーサイヤ人3は確かに強大な力のある形態だが、肉体への負担もスーパーサイヤ人2よりも比べ物にならない。正直スーパーサイヤ人3は現状、長期戦には余り向かない形態だろう。

ベジータさんも流石に理解していたのか父さんから手を離し腕を組み背を向ける。

 

 

「どうする父さん、仙豆は後三粒はあるけど…このまま行っても数が多くて体力を消耗するだけだよ」

 

「ウーン……」

 

父さんも腕を組み何やら考える。

 

「俺としては本体ごと一掃するのが理想だけど…父さんはどう思う?」

 

「いや、仮にうまく行ったとしても、あの分身が本体を守る可能性もあるだろ?もしオラ達がフルパワーの一撃を撃ったとしても上手くいく保証もねぇ…」

 

「それも、そうだね…」

 

「ちっ!軟弱供が…あんな数このオレが…「1人であの数は無理だと思いますよベジータさん?」……ならオレ達3人でも勝てないとでも言うのか!!」

 

あの魔人の女がジャネンバを強化したせいで俺達3人がかりでも勝てるのか怪しくなってきた。それに父さんの言う通り分身体が本体を身を張って守る可能性もある。分身体の力は本体より強さはなく3で倒せるが本体を守り防がれる可能性もあるだろう。

 

「けんど、一つだけ悟聖の言ってた方法を可能にする技が一つだけある」

 

「なに?」

 

「え…何か方法があるの父さん!!」

 

父さんはあの軍団を一掃できる技があると言ってきたのだ。一体どんな技なんだ…

 

「フュージョンだ」

 

「「フュージョン?」」

 

聞いた事ない技だ。一体どんな技なんだろう…

 

「父さん、それってどんな技なの?」

 

「そうだな…簡単に言えば、融合する技だ」

 

「融合?もしかして……合体するって事⁉︎」

 

「ああそうだ。オラと融合する」

 

父さんは視線をベジータさんに向けてそう言う。え…もしかしてこの流れって…

 

「ま、まさか貴様⁉︎」

 

「ああ、オラとベジータで融合する」

 

「と、父さんとベジータさんが融合⁉︎」

 

「ふ、ふざけるなカカロット!!貴様と融合なんぞ出来るかぁ!!」

 

ベジータさんは怒鳴る。いや、気持ちはわかるけどいきなり過ぎて理解が追いつかん…

 

「これしか奴らを倒す方法はねぇ!オメェだってわかるだろ?それ程強ぇんだ。このまま奴らを倒せなかったら、地球やブルマ達だって危ねぇままなんだぞ!!」

 

父さんは珍しく真剣な顔で少し強くベジータさんに言う。本体と戦ったからこそわかるのだろう。更にあの女の魔人に強化されたジャネンバの強さが。

 

「……そ、それならば悟聖とすれば良いだろ!!貴様と融合するくらいなら……オレは死を選ぶ!!」

 

確かにベジータさんのプライド的に屈辱的な気持ちになるだろうな……父さんと融合するのは。

 

「父さん、ベジータさんの言う通りなんで俺じゃないの?俺だって父さん達と渡り合えるくらいの力はあると思うけど…」

 

「…悟聖の力を疑ってるわけじゃねぇ。オラもそうしたいのはやまやまなんだが、フュージョンは色々条件があって今の悟聖とじゃどうしても無理なんだ」

 

今の俺じゃ無理?どうやらそのフュージョンは色々と厳しち条件があるようだ…

 

「父さん、そのフュージョンの条件って何なの?」

 

「ああ、それは…っ!!避けろオメェら!!」

 

「…っ!クソッタレめ!!」

 

突如とジャネンバの気が近くなり、突如と破片のような攻撃がこちらに向かってくる。俺達は何とか回避するも体力を消耗していた為幾つか攻撃を受けてしまった。

 

 

「大丈夫かオメェら!!」

 

「なっ…何とか無事」

 

「ぐぐ……クソッタレめ!」

 

 

父さんは擦り傷で済んだが俺とベジータさんはマトモに受けた箇所もある為出血が止まらない。

 

「…ふ、2人ともこれを!」

 

俺は残りの仙豆を父さんとベジータさんに一粒ずつ渡す。俺達は最後仙豆を食べ万全な状態に回復する。

 

「……」

 

「ふぅ…助かったぞ」

 

「…さっきの攻撃、ジャネンバのだよね?気は抑えてるはずなのに…それにここに止まっても危険だよ。どうする父さん?」

 

「…あの感じじゃベジータとのフュージョンは無理だろうな。あいつは誇り高きサイヤ人の王子だしな…」

 

父さんはベジータさんとのフュージョンは無理だと察し諦ていた。

 

 

「とにかくここから離れるぞ。悟聖、オラに掴まれ」

 

「わかった」

 

おそらく瞬間移動でこの場から離れるのだろう。俺は死後の世界は初めてくるから瞬間移動は出来ない為俺は父さんに捕まる。

 

「ベジータも掴まれ」

 

「………」

 

「ベジータ早くしろ!奴らは待っちゃくれねぇぞ!」

 

「オレに触るな!!」

 

「べ、ベジータさん?」

 

父さんは強引にベジータさんの手を掴もうとすると思いっきり振り払い再び俺達から背を向ける。

 

「………カカロット…オレとフュージョンしろ」

 

「え…?」

 

「ベジータ…オメェ」

 

「二度も言わせるな!!貴様ら親子に情けをかけられるくらいなら…オレは…!!」

 

「「ベジータ/ベジータさん」」

 

ベジータさんも本当は分かっているんだ。今のまま戦っても勝てない事は…最近重力トレーニングをしにカプセルコーポレーションにきた時ブルマさん聞いたが…セルとの戦い以降ちょっとずつだが育児にも関わっているらしい、このまま倒せずに事態を収束させなければブルマさんやトランクスにも被害が及ぶ…やはり最近ベジータさんも昔よりも変わり始めている。

 

 

「……っ!」

 

「っ!父さん!!」

 

「わかってる!!」

 

全方位から攻撃の気配を感じ父さんはベジータさんの手を強引に掴みこの場から移動する。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…イギャギャギャギャギャァーーーッ!!!!」

 

 

 

本体のジャネンバは跡形もない針山のあった周囲を見渡し、凄まじい雄叫びを上げるのだった。

 

 

 




読者の皆様、今年も今作品を読んでくださりありがとうございました!時間はかかりますが何とか投稿を続けますので来年も応援よろしくお願いします!

良いお年を!!
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