ポケットモンスター ~少年が進む道はキズナによって切り開かれる~ 作:Kod
少し短めです。
今回は最後にソウハのゾロアークについて記載しています
ハッコウジム
選手控え室
ソウハとナンジャモによるポケモンバトルは、ネットを通じて世界中のポケモントレーナーが観戦していた。ナンジャモとソウハのネームバリューだけでなく、そのバトル内容が普通のポケモンバトルとは違うものであったためだ。中でも動画のコメント欄を埋め尽くしているのはソウハのポケモン達についてのことだった
『ビクティニ』や『マーシャドー』、『幻のポケモン』等の単語がどれか1つのコメントには入っていた。だが、それよりも多い単語は『ピカチュウ』である。誰もが見たことのない姿のピカチュウに注目している
あの姿は一体何なのかを、誰もが知りたがっていた
そんなポケモンのトレーナーのソウハは今、ナンジャモとジムの控え室にいた
「は~い!笑って笑って~!!」
スマホロトムを自撮りモードにしながらナンジャモは隣にいるソウハと、ソウハの頭に乗っているピカチュウ、両肩にはビクティニとマーシャドーを乗せてパシャリと撮る
バトル終了後、記念の写真を撮りたいナンジャモはソウハにお願いした
「ニッシッシッ~♪『未来のチャンピオン』とそのポケモン達との自撮り写真!!あ~~幸せ~♪」
ナンジャモは『未来のチャンピオン』と呼ばれる今話題のトレーナー・ソウハと滅多に会えない幻のポケモンであるビクティニ・マーシャドー、そして今夜最後のバトルで見たこともない姿となったピカチュウと写真を撮ることができ、とろけるような笑顔となる
「ありがとね~ソウハ氏!今夜のドンナモンジャTV大成功に加えて、こんな素敵な写真まで撮らせて貰っちゃって!」
「これくらいなら大丈夫ですよ。俺達も久々にジムリーダーとバトル出来て、満足しています」
「ティニ!」
「マシャ」
「ピカッ!」
「そっかそっか!それならボクもジムリーダーとして良かったよ!あ、ほら見てみて今日の動画の再生回数!」
ナンジャモが慣れた手つきでスマホロトムを操作し、ドンナモンジャTVの運営サイトを見せた。すると今回のバトル動画の再生回数は、まだ終了してから1時間ぐらいしか経っていないのに再生回数は200万を越えていた。コメントも再生回数に比例するようにして増えていっている
「凄いですね、もう200万も行ってるなんて」
「凄いなんてもんじゃないんだよー!!まだまだどんどん伸び続けているし、ボクもう嬉しすぎて天に召されちゃいそう~!!」
「アハハッ………まぁ当初の目的通り、バズるバトルが出来たようで良かったです」
「ここまでバズってくれるとは思わなかったけどね!」
ナンジャモは未だに興奮がおさまらないのか、いつもよりハイテンションな様子。そんな時、ふとソウハに気になっていたことを尋ねる
「ソウハ氏ソウハ氏!ずっ~~と気になっていたんだけどさ、君のピカチュウのあの姿!一体あれは何?」
「そうですね~………名前だけしか教えられませんが、あれは『キズナ変化』というものです」
「キズナ変化?」
「えぇ………すみませんが、それ以上のことは話せないです」
「そっか、気にはなるけど、話せないんだったら仕方ないね!誰しも秘密にしておきたいことの1つや2つあるもんだしね!」
ナンジャモはそう言って納得した。ソウハとしても、それ以上聞いてこないことに安堵する
「あ、ソウハ氏!今回バトルしてくれたお礼と言っちゃあなんだけど、これあげるね!」
ナンジャモはポッケから紙を取り出し、ソウハに渡した
「これって?」
「このボク!ナンジャモの連絡先で~す!」
「えっ!?良いんですか、俺は一般トレーナーですよ?」
「な~に言っちゃってるの~!君はもうボク以上の有名人なんだよ?何か困ったこととかあれば、いつでも連絡してきて!ぐるみん氏みたいに、ネット仲間みたいな感じで良いからさ!それに、ソウハ氏にはまたボクの動画に出演して欲しいし!」
「ナンジャモさん……ありがとうございます」
ソウハはナンジャモの連絡先が書かれている紙を受け取る。こういった人との繋がりはいずれ何処かで自分の助けになる、ソウハはそう思っていた
連絡先を受け取り、そろそろブレイブアサギ号に戻ろうとしたとき
「あっそうだ」
「ん?」
「ナンジャモさん、もう1つお願いがあるんですが良いですか?」
「良いよ良いよ、なになに?」
ソウハはナンジャモに1つ頼みごとをする
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ブレイブアサギ号
ソウハの部屋
ソウハはナンジャモと別れ、ラティオスに乗ってブレイブアサギ号まで戻ってきた。中に入って待ち構えていたのはフリードとキャップ、そしてロイとリコである。駆け寄ってきてソウハのピカチュウのあの姿のことについて凄い剣幕で聞いてきた。特にフリードとキャップはしつこいと思うくらい聞いて来た
ポケモン博士として、同じピカチュウとして、仕方ない事かもしれない。ソウハはナンジャモの時のようにあれは『キズナ変化』というものと伝え、詳細はまた別の日に教えると言いながら、リコを連れ出し、その場を後にした。現在2人はソウハの部屋にいる
「ふぅ……聞かれるなとは思っていたけど、ここまでしつこく聞いてくるとは思わなかった」
「アハハ……でも私達、本当にびっくりしたんだよ……キズナ変化だっけ?」
「あぁ、俺以外使っているトレーナーは今の所見たことないかな……(この世界では……)」
「そうなんだ……あれって誰もが出来る訳じゃないの?」
「そうだな……俺もそこまで詳しい訳じゃないからな」
「そっか……ところで、その……//////」
「ん?」
リコは頬を少し赤くし、口をモゴモゴとさせている
「ソ、ソウハ、その、えっと……///////」
「リコ?」
「わ、私は!いつでも準備できてるから!!////」
「???…………ッ!?///////」
一瞬、リコの言ってることが分からなかったソウハだが、リコの真っ赤な顔、部屋に2人きりの状態、そして今2人が座っているのはベッド。リコが何を言っているのか理解し、ソウハも顔を赤くする
「リ、リコ!?/////」
「私あまりそういう知識ないけど////その……うまくやってみせる!!///////」
「待て待て落ち着けリコ!!俺はこれを渡すために部屋に入れただけだから!!//////」
「えっ?」
ソウハはバッグの中から何かを取り出す
「これって………ナンジャモさんのサイン色紙!?しかも私の名前付き!?」
「そうだ。リコはファンなんだろ?だからバトル終わった後に、ナンジャモさんに書いて貰ったんだよ」
「そ、そうだったんだ……ソウハ、ありがとう!!」
「どういたしまして……でリコ」
「………は、はい/////」
「その………さっきのだけど………」
「ーーーッ//////////」
ソウハがナンジャモから自分の名前入りサイン色紙を貰って嬉しい気持ちになったが、直ぐ様先程の自分の勘違いでアレなことを口走ってしまい、さっきとは別ベクトルの恥ずかしさで顔を赤くする
「ご、ごめん!!私勘違いしちゃって!///////」
「いや良いんだ!俺がちょっと強引に部屋に連れてきちゃったんだから………でも、その……/////」
「ソウハ?」
「その……リコの気持ち、素直に嬉しかったぞ/////」
「ソウハ//////」
お互い顔を赤くし、見つめ合う。そんな時
ドンッドンッ
「「ッ!!」」
「ソウハ~!!」
「!!ド、ドットか?」
「そう、ちょっと中入っても良い?」
「へっ!?」
「ちょ、ちょっと待っててくれ!」
この状況を見せるわけにはいかないため、2人はベッドから急いで離れる
「ど、どうぞ~」
ガチャ
「ソウハ、リコ何処にいるか知らな……ってリコ!」
「や、やっほ~……ドット」
どうやらドットは、リコが何処にいるのかソウハに聞きに来たようだ。ドットは部屋の中にリコが居たことに少し驚いたようだが、2人の関係を思い出し察する
「あ………も、もしかして、邪魔しちゃった?」
「い、いや違うよ!違うからドット!!///////」
「その、ごめん………」
「だから違うって!!/////」
リコが手をあたふたさせて必死に否定しているが、それがかえって信憑性をなくす
「あ~ドット、リコに何か用があったのか?」
「う、うん。ちょっと来てくれないか」
「???」
リコは?を浮かべながら、ドットに付いていった。ソウハは恐らく、リコに自分がぐるみんであることを話すために連れて行ったのだと。心の中でドットを激励し、ソウハは1人になった部屋の中でベッドに寝っ転がった
その数分後、リコの絶叫が飛行船内に響いたが、ソウハは気にせずそのまま寝た
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エクスプローラーズのアジト
「……………ギベオン様、この度はご迷惑をお掛けし、申し訳ありませんでした」
『…………』
「アハハハハハハ!!あんたのその格好!!鬼ウケる!!」
「まったく、余計な手間を掛けさせてくれた。お前らしくもない」
「………返す言葉もありません」
警察署の留置場から脱走したスピネルとアゲートは、エクスプローラーズが所有しているアジトの1つにて、今回の任務の報告を行っていた。その場には、アメジオを除いたエクスプローラーズの幹部のオニキス、サンゴ、アゲート、執事のハンベル、そしてエクスプローラーズのボスであるギベオンがホログラムで報告を行っていた
「どのような処罰も受け入れる所存です、ギベオン様」
「………お前の頭脳はこれからも役に立つ。幹部としての立場は撤回しない。だが近い内にそれ相応の結果を示せ、次はない」
「………寛大な処置、ありがとうございます」
「ざ~んねん!せっかくあんたの醜い言い訳とか聞けると思ったんだけどなあ~!!」
「……………」
「まっいっか!アンタに貸しを作れたんだしね!」
ピンク髪のギャルのような喋り口調が特徴の女幹部サンゴはスピネルを煽りに煽る。その様子を見ていた執事のハンベルは咳払いをし、話を始める
「皆様、もう分かっているかもしれませんが『未来のチャンピオン』と呼ばれるトレーナー、ソウハは我々にとって最も脅威となる存在であることが、今回のことで確定しました」
ハンベルの言葉に、散々騒いでいた場が静かになる
「私が出来る限り調べました、トレーナー・ソウハのデータを皆様のスマホロトムに送ります。対策を整えておくように」
「あっちょっとちょっと待って、ハンベル」
「何ですか、サンゴ様」
「ドンナモンジャTVに出てたあのピカチュウ、あれって何なの?」
サンゴの問いにハンベルは黙り込む
「………申し訳ありませんが現状、あのピカチュウの姿については全く分かっておりません」
サンゴや他の幹部達も、ライブではないがドンナモンジャTVによるナンジャモvsソウハのポケモンバトルを最初から最後まで見ていた。幻のポケモンを使用していることはアメジオの一件でそこまで驚きはなかったが、ピカチュウのあの見たこともない姿とその強さには驚愕せざるを得なかった
「えぇ~そうなんだ………鬼知りたかったんだけど」
「………動画越しから見ていても、あのピカチュウ、かなりの強さであった」
「珍しいポケモンだけではなく、あの謎の現象を引き起こす。非常に興味深いトレーナーだ」
「私めも引き続き、あのピカチュウの姿について調査を行っています。では、本日はこれにて………」
ハンベルがそう言うと一斉に全員のホログラムが消えた
ゾロアーク
あくタイプ
特性:くろのいななき
《自分の技で相手を倒すと特攻が1段階上がる》
技:ナイトバースト つじぎり シャドーボール
つばめがえし かえんほうしゃ あくのはどう
⇓
ゾロアーク(???のすがた)
ノーマル・ゴーストタイプ
特性:くろのいななき
《自分の技で相手を倒すと特攻が1段階上がる》
技:ナイトバースト こごえるかぜ あくのはどう
ゴーストダイブ はいよるいちげき ギガインパクト
⇓
ゾロアーク(???のすがた)
???・???・???タイプ
特性:グランドイリュージョン【オリジナル】
技:ナイトバースト ??? ??? ???
??? ??? ??? ???