ポケットモンスター ~少年が進む道はキズナによって切り開かれる~   作:Kod

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アニメの方はどんどん進んでいってますね。いつ追い付けるのやら……

書いている間ZAが発売され、様々なメガシンカポケモンも追加され、M次元ラッシュでも更に追加されて、自分の中の想像が膨らんでます

更新速度は遅くなったり早くなったりとしますが、それでも楽しんで読んで頂けたらと思います

それでは、どうぞ!



歌姫のキズナ変化

 

 

ガラル鉱山

 

 今、鉱山内ではジャガーノートが繰り出したメガウェーブポケモン5体とソウハのビクティニ、メロエッタが戦っていた。数という観点では圧倒的にジャガーノートが有利

 

 

 いくら幻と呼ばれるポケモンだろうとメガウェーブによってメガシンカしたポケモンであり、どんな相手にも負けないよう限界までトレーニングを行ったのだ

 

だったのだが………

 

 

ジャガーノート「(こいつら………レベルが違うとかそんな次元の強さじゃねぇ)」

 

 

 メガウェーブしたポケモンで攻撃を行ったとしても、まるで攻撃のタイミングが分かっているかのように呆気なく躱される。その攻撃の隙をついて、いつの間にか懐に入り、強烈な一撃を浴びせられる

 

 体格が小さいビクティニとメロエッタからは想像つかない威力。しかもまだピンピンしており、体力が有り余ってように見える

 

 対してメガウェーブポケモン達は一方的にやられていた。技で攻撃力や防御力を上げていても、結果は変わらず、相手の状態変化を狙った攻撃も全て避けられるか技によって搔き消された

 

 

ジャガーノート「ジュペッタ『サイコウェーブ』!ハガネール『ラスターカノン』!」

 

ソウハ「メロエッタ、ビクティニ『スピードスター』!」

 

 メガジュペッタの『サイコウェーブ』とメガハガネールの『ラスターカノン』はメガウェーブによって威力が増していた。だが、メロエッタとビクティニの『スピードスター』によって簡単に相殺される

 

 

ジャガーノート「フーディン『チャージビーム』!ボスゴドラ『はかいこうせん』!ゲンガー『あくのはどう』!」

 

 

ソウハ「ビクティニ、『サイコキネシス』で軌道を変えろ。メロエッタは『ほのおのパンチ』で『アクロバット』」

 

ビクティニ「ティーーニッ!」

 

メロエッタ「ローメッ!」 

 

 

メガフーディン「ディン!?」

 

メガゲンガー「ゲェン!?」

 

メガボスゴドラ「ゴドォ!?」

 

 

 ビクティニの『サイコキネシス』はこちらへ向かってくる『チャージビーム』『はかいこうせん』『あくのはどう』の軌道をねじ曲げ、2つの攻撃がぶつかり合った

 

 その隙にメロエッタは拳に炎を纏わせた『アクロバット』を決めた。ひこうタイプの技がほのおタイプとなり、メガボスゴドラには効果は抜群である。メガゲンガーにも炸裂し、苦しい表情を浮かべていた

 

ジャガーノート「強いことは分かっていた……分かっていたが……」

 

ここまでの強さとは……と思わずにいられなかった

 

 

ジャガーノート「こうなったら……フーディン『かなしばり』!ジュペッタは『いやなおと』だ!」

 

メガフーディン「フゥーディ!」

 

メガジュペッタ「ペッタァァァ~~」

 

 

 メガフーディンの『かなしばり』によりビクティニとメロエッタは動きが止まる。更に洞窟内にはメガジュペッタの『いやなおと』が反響し、2体の防御力が下がってしまった

 

 そしてジャガーノートは、メガハガネールに指示を出した

 

ジャガーノート「ハガネール、あの2体に接近しろ!『だいばくはつ』!」

 

 

メガハガネール「ガァーー!!」

 

 

ソウハ「ッ!(あいつ、正気か!?)」

 

 メガハガネールがこちらに向かって、身体を光らせながら突進してきた

 

 

 『だいばくはつ』は自分以外の全員が対象であり威力も範囲も高いが、攻撃後は自分も戦闘不能となる技。それをメガシンカしたポケモンが、このガラル鉱山内で出してしまえば……この洞窟内が確実に崩落してしまう

 

 ここにいる全員が、生き埋めになってしまうのだ

 

 

ソウハ「メロエッタ『いにしえのうた』!」

 

メロエッタ「ロメッ!ローメッ!!(分かったわ!ハァッハッ!)」

 

 メロエッタは『かなしばり』を自力で振りほどき、歌う姿勢を取った

 

メロエッタ「メ~ロメメロメ~ロメロメメ~メ~メ~♪メ~メ~メ~♪メ~メ~♪」

 

 

リコ「メロエッタ?」

 

ロイ「歌……?」

 

 

 メロエッタの歌声は『だいばくはつ』を起こそうとしたメガハガネールの動きを止めた。そして、メロエッタ自身が虹色の光りを放ち、輝き出した

 

メロエッタ「ロ~メッ♪ロ~メッ♪メ~メメメ♪メ~メ~メメ~♪」

 

 頭に付いているインカムのような髪飾りが髪の端まで移動し、五線譜を思わせる長髪が緑からオレンジ色へと変化、ターバンのように巻かれた

 

メロエッタ「ロ~メッ♪ロ~メッ♪ロ~メ~メメメッ♪」

 

 メロエッタが着ているイブニングドレスのようなスリットの入ったスカートが、まるでバレリーナが着るようなスカートへと変わっていく。リコとロイは、メロエッタの何処か神秘的な光景に釘付けであった

 

メロエッタ「メェ~♪メェ~♪メメッメェ~♪」

 

 

 手をリズミカルに叩き、ダンスを踊るような足運びで決めポーズをするメロエッタは、フラメンコダンサーを彷彿とさせる姿へとなる

 

 

リコ「メロエッタも……姿が変わった……!」

 

ロイ「メガシンカじゃない………シェイミと同じフォルムチェンジだ!」

 

 

ジャガーノート「(あれがメロエッタのもう1つの姿………《ステップフォルム》か……)」

 

 

 メロエッタの専用技『いにしえのうた』は、メロエッタをフォルムチェンジさせることが出来る。そして、追加効果として相手を『ねむり』状態にさせる時がある

 

 メロエッタの特性『てんのめぐみ』により、技の追加効果が出やすくなった状態であるため、『だいばくはつ』を起こそうとしたメガハガネールは『ねむり』状態となった

 

 

メガハガネール「zzz……zzz……zzz」

 

ジャガーノート「チッ!寝ちまいやがって使えねぇなオイ!ゲンガー、ハガネールに『シャドウパンチ』!」

 

 

リコ「えっ!?味方に攻撃なんて……」

 

 

 メガゲンガーは寝ているメガハガネールに『シャドウパンチ』を喰らわせ、眠りから覚めさせようとするが

 

ソウハ「ビクティニ、メガゲンガーに向けて『かえんだん』!メロエッタ『つるぎのまい』を舞いながら『トリプルアクセル』!!」

 

ビクティニ「ティーーニッ!!」

 

メロエッタ《ステップフォルム》「ロメェータッ!」

 

 

 ビクティニは身体全体に炎を蓄積させ、メガゲンガーに放った。『かえんだん』の炎はメガゲンガーだけでなく、敵味方全員に降り注がれた

 

 だが、メロエッタは攻撃力を上げる『つるぎのまい』を舞いながらこおりタイプの技『トリプルアクセル』を発動させておりダメージを最小限に抑えながら、メガウェーブポケモン達を攻撃していた

 

 4本の剣を背後に、手足に氷を纏わせながら『トリプルアクセル』を……まるでダンスを踊るようなステップでメロエッタは相手に喰らわす。『かえんだん』の炎を時々砕く様も相まって、リコとロイには幻想的に見えた

 

 

 メガウェーブポケモン達は必死に回避か技で迎え撃とうとするが、ただでさえ威力の高い『かえんだん』に加え未だに攻撃力が上昇し続けている『トリプルアクセル』を喰らい

 

メガゲンガー「ゲェ!?」

 

メガフーディーン「ディ!?」

 

メガハガネール「ガァ!?」

 

メガジュペッタ「ジューペッ!?」

 

メガボスゴドラ「ゴド!?」

 

 

 一体残さず、メガウェーブポケモン達は戦闘不能となった

 

 

ジャガーノート「………いやいや~、まさかここまでとはな。見事と言っておこう、『未来のチャンピオン』よ」

 

 

 そう言いながらジャガーノートは自分が不利な状況であるにも関わらず、不気味な拍手をソウハに向けて送っていた

 

リコ「あの人……なんで……」

 

ロイ「うん……ソウハに負けたのに、何で笑ってるんだろう……」

 

リコとロイも不気味に思ってしまう

 

 

ソウハ「まだやけに余裕そうだな。その理由はひょっとして……この崖の下にいる3体のポケモンが理由か?」

 

ジャガーノート「………ほう。気付いてやがったのか」

 

 

ジャガーノートは黒いスマホロトムを操作した。それにより、ガラル鉱山の崖下の底に設置されている3つの檻から

 

 

???「ギュアアアーーー!」

 

???「ギュリリリーーー!!」

 

???「ギュオオオーーー!!」

 

 

 3体のポケモンが解放され、目を光らせながら飛び上がった

 

 

 飛び出したことにより地面が揺れる。いや、地面ではなくガラル鉱山自体が揺れだしていた

 

 

リコ「な、なに!?」

 

ロイ「う、うわぁ!!地震!?」

 

ソウハ「チッ!お前、ガラル鉱山を崩落させる気か!?」

 

 岩壁が崩れだし、リコもロイも慌てている中、ジャガーノートはソウハの問いに鼻で笑い返した

 

ジャガーノート「な~に、こんな狭い場所じゃあアイツら(・・・・)が満足して闘えねぇから、ちょっと広くするだけだ」

 

ソウハ「ここにいるポケモン達はどうなっても良いのか!!」

 

ジャガーノート「知ったことか!弱ぇ雑魚のことなんて」

 

ソウハ「ッッ……ミュウ!俺達とこの洞窟内にいるポケモン全員『テレポート』で外に移動させてくれ!!」

 

ミュウ「ミュ!(分かった!)」

 

 

 ミュウのサイコパワーにより、倒れている何十体もの野生ポケモン達とソウハ達を『テレポート』させた。移動先は鉱山入り口付近である

 

 急に『テレポート』したことによってリコとロイは受け身を取れずよろけてしまった

 

 

リコ「うわっ!」

 

ロイ「とっ……とと!!」

 

 

ソウハ「…………ミュウ、よくやった。ありがとうな」

 

ミュウ「ミュ~~ウ……(大丈夫だよ、ちょっと疲れたけど……)」

 

 ソウハは、流石に疲れてしまったのか少しフラフラと浮いているミュウを労う。そして、さっきまでいた洞窟内が少しずつ崩壊していく様子を見ていた

 

 ガラル鉱山の約4分の1程が崩落してしまっていた

 

 

ソウハ「あの野郎……」

 

リコ「そんな……ガラル鉱山が……崩れて」

 

ソウハ「…………近くにいたポケモン達はミュウの『テレポート』でここに避難させた」

 

リコ「じゃ、じゃあ、あのジャガーノートは?」

 

ソウハ「………『テレポート』させてない。する必要がないからな」

 

 

 その言葉と同時に、大きな爆発音がなった。それは崩れた岩の中から何かが出てきた音であった

 

ジャガーノート「洞窟内にいたポケモン全てを『テレポート』とはな。流石はミュウだ、益々欲しくなった」

 

 

リコ「あ、あれって………!?」

 

ロイ「な、なな何!?あんなポケモン見たことない……」

 

ソウハ「……まさかとは思っていたけど、ここで伝説3匹のガラルの姿をお目にかかれるとはな……」

 

リコ「ソウハ知ってるの!?」

 

ソウハ「俺も実際に見るのは初めてだ。だが、あの3匹の姿は本で見たことがある」

 

 

 ジャガーノートは瓦礫の中から赤黒く燃え盛る炎のようなものに身を包んでいる禍々しい姿の鳥ポケモンに乗り、

その右隣にはオレンジ色の体色に刺々しい羽毛を持つ鳥ポケモン、左隣には薄紫色のまるで黒い仮面を被っているかのように鋭く赤い視線をこちらに向けている

 

 

ジャガーノート「さぁ、次はこいつらが相手だぜ?チャンピオン?」

 

 

ピッ!(スマホロトムをかざす音)

 

『現存データ無し』

 

ロイ「図鑑にも載ってない……あれは、何なのソウハ?」

 

ソウハ「伝説の鳥ポケモンと呼ばれてる三鳥……ファイヤー、サンダー、フリーザー……そのガラルの姿だ」

 

リコ「伝説の鳥ポケモン!?」

 

ロイ「あのポケモン達が……」

 

 リコとロイは、ソウハのポケモン以外で伝説のポケモンと呼ばれる存在が3体も目の前にいることに驚いていた

 

 ガラルファイヤー、ガラルサンダー、ガラルフリーザー、その3体は変わらずこちらを敵対心剥き出しで睨み付けている。それも、他のポケモン達と同様に赤い目を光らせながら

 

 

テンブ「(あいつらも、操られてやがる)」

 

 

 ジャガーノートはガラルファイヤーの背から降り、声高々に笑う

 

ジャガーノート「すげぇだろ?こいつらを捕獲するのは苦労したぜ」

 

ソウハ「そう言えばお前、伝説のポケモンも倒したことがあるって言ってたな……その3体のことだったのか」

 

ジャガーノート「まぁな。だが、こいつだけはここガラル鉱山で偶然見つけたんだ。お前達を待ち構えていた場所に、ずっと狙っていたガラルファイヤーがいたとは嬉しい誤算だったぜ」

 

ソウハ「待ち構えていた?」

 

ジャガーノート「おっとっと……お喋りはここまでだ。さぁ、続きを始めようぜ」

 

 

 その言葉を皮切りにガラルファイヤー、フリーザーがこちらへ攻撃してくる。ガラルファイヤーは翼をはためかせ『エアスラッシュ』による風の刃が、ガラルフリーザーは口から『サイケこうせん』が発射された

 

 メロエッタ《ステップフォルム》は『きあいだま』、ビクティニは『マジカルフレイム』を放って相殺した

 

 

ジャガーノート「サンダー、連続して『らいめいげり』!」

 

ソウハ「メロエッタ、避けるようにして『アクロバット』!ガラルサンダーの隙を狙って攻撃しろ!」

 

 

 ガラルサンダーはメロエッタ《ステップフォルム》に急接近し、片足で連続しながら『らいめいげり』を放つ。それをメロエッタ《ステップフォルム》は宙に浮き、手足を高速で動かしながら『アクロバット』を行う

 

 

ガラルサンダー「ガァーー!!」

 

メロエッタ《ステップフォルム》「ロメッタ!」

 

ガラルサンダー「ヂュガァーー!!」

 

 

 『アクロバット』はガラルサンダーに対して効果抜群の技だが、大してダメージが入ってないように見えた。その間、何とか回避していたメロエッタ《ステップフォルム》だったが『らいめいげり』を何発か喰らってしまい、メロエッタ《ステップフォルム》は後退してしまう。また、『らいめいげり』の追加効果によって防御力が下がってしまった

 

ソウハ「メロエッタ大丈夫か?」

 

メロエッタ《ステップフォルム》「ロメッ、ロメッタ(大丈夫、問題ないわ)」

 

 

 ソウハはメロエッタ《ステップフォルム》がまだ戦えることを確認し、安心する

 

 

ジャガーノート「追撃しろ!フリーザー『ダブルウィング』、ファイヤー『ゴッドバード』!」

 

ソウハ「ビクティニ『Vジェネレート』!」

 

 ガラルフリーザーが翼を輝かせカッターのように振り下ろし、ガラルファイヤーは身体全体を青く光らせながらこちらに突進してくる。ビクティニは額のVラインをオレンジ色の炎で纏わせ、勢いよくこっちに向かってくる2体と衝突し合う

 

 伝説2体と幻の最高威力の技同士がぶつかり合い、周囲にはとてつもない衝撃波が発生する

 

 

ビクティニ「ティニーー!!」

 

ガラルファイヤー「ガァァァーー!!」

 

ガラルフリーザー「キィィィーー!!」

 

 

ジャガーノート「サンダー、ビクティニの背後に回れ『ドリルくちばし』!」

 

ガラルサンダー「ギュアーー!!」

 

ソウハ「メロエッタ『トリプルアクセル』でビクティニを守れ!」

 

メロエッタ《ステップフォルム》「メーロッタ!」

 

ガラルサンダー「ギュアギュア!!」

 

メロエッタ《ステップフォルム》「ロメッ!ロメッ!ロォメッタ!」

 

 ガラルサンダーの『ドリルくちばし』はビクティニに当たることなく、メロエッタの『トリプルアクセル』と衝突し、地面へと軌道を反らせる

 

 追撃するように『トリプルアクセル』を放つが、ガラルサンダーは姿勢を立て直して避け、『ドリルくちばし』でつつくように攻撃してくる

 

 ビクティニの方はガラルファイヤーとガラルフリーザーの2体同時攻撃をはね除けたが、ビクティニ自身もダメージを喰らってしまっていた

 

ソウハ「『スピードスター』!」

 

ジャガーノート「躱しやがれ!」

 

ソウハ「『サイコキネシス』!」

 

 

 ジャガーノートは躱すように指示するが、ビクティニは『スピードスター』のエネルギー弾を大量に放ちながら『サイコキネシス』でホーミング弾のように四方八方から来たため、ガラルファイヤーとガラルフリーザーは避けきれず喰らった

 

 

ジャガーノート「おい!何やられてやがるお前ら!!さっさと反撃しろ!!『かえんほうしゃ』!『げんしのちから』!サンダーはメロエッタへ『はかいこうせん』!」

 

ソウハ「ビクティニ『スピードスター』のエネルギーを一塊にしてくれ、メロエッタは『インファイト』で『スピードスター』の塊を攻撃!」

 

ビクティニ「ティニ!(了解!)」

 

メロエッタ《ステップフォルム》「ロメッタ!(分かったわ!)」

 

 

 ビクティニは手をかざし、目の前に1つの大きい星を作り出した。それは大量の『スピードスター』によって作られた集合体であり、それをメロエッタ《ステップフォルム》は拳と蹴りによる『インファイト』で勢いよく殴りつける

 

 それにより、凝縮された『スピードスター』のエネルギー弾が通常の射出速度よりも速く、鋭く、放たれた

 

 

ジャガーノート「ッ!!」

 

 

 3体の攻撃は小さな星達によって射貫かれ、ビクティニ達に攻撃が届く前に、喰らってしまった。ガラルファイヤー達はボロボロになり地面に倒れ込んだ

 

 

リコ「やった!ソウハが勝った!勝ったよ、ロイ!」

 

ロイ「うん!ソウハはやっぱり凄いよ!!」

 

 ミュウ達の後ろに守られていたリコとロイは、ソウハの勝利に喜ぶ

 

 だが、ソウハ達は油断せずに奴らを見据えていた

 

 

ジャガーノート「おい……何を寝てやがる。さっさと…………立ちやがれ!」

 

 

 ジャガーノートは黒いスマホロトムを操作すると……ファイヤー、サンダー、フリーザーの身体から紫色の禍々しいオーラが纏わりついている。目もさっきより赤く染まりきっている

 

 3体は甲高い叫び声をあげている。それは何処か苦しんでいるような、悲鳴のようにも聞こえた

 

 

ジャガーノート「そうだお前ら、戦え!!戦い続けろ!!」

 

 

リコ「そんな……ファイヤーもサンダーもフリーザーも……もう戦えない身体なのに……無理矢理戦わせるなんて」

 

ロイ「何て、酷い奴なんだ」

 

 リコとロイはジャガーノートの振る舞いに怒りを覚える。同時にソウハのポケモン達に今まで守られてばかりの自分達を情けなく思ってしまっていた

 

リコ「(守られてばかり………ソウハと一緒に戦いたいのに)」

 

ロイ「(ホゲータ達を出したら、また操られちゃう。あ~もう~どうすれば!)」

 

 

ソウハ「何をした、ジャガーノート!」

 

ジャガーノート「な~に、ちょっくらリミッターを外しただけだ」

 

ソウハ「リミッター?」

 

ジャガーノート「このコントロール装置は俺様仕様で改造したものでな!操作するポケモンの脳波に直接電気信号を送ったのさ……『死ぬまで戦え』ってな」

 

ソウハ「なにッ!?」

 

ジャガーノート「野生としての闘争本能は生き残るために必要なもの。そのリミッターを外したら………どうなると思う?」

 

リコ「……そ、そんなことしたら……」

 

 

ジャガーノート「ポケモンの能力は限界まで一気に上がるのさ!まぁ、もしかしたら途中で脳が耐えきれなくて死ぬかもしれねぇけど」

 

リコ・ロイ「「ッ!!」」

 

 ジャガーノートの言葉に2人は絶句する。あっさりと、死ぬかもしれないと言ったのだ。操っているとはいえ、まるで他人事のような話し方に

 

 

ソウハ「メロエッタ、やるぞ。これ以上、あいつに操られて無理矢理戦わされているポケモン達を傷つけさせないために、力を貸してくれ」

 

メロエッタ《ステップフォルム》「ローメ……メロッロメタ!(勿論よ……必ずあいつの支配から解放してあげる!)」

 

 

 ソウハとメロエッタ《ステップフォルム》はスーッと深呼吸をしながら目を閉じ、意識を集中させる

 

 

 

 

 

 

 

ソウハ「さぁ~!!」

 

 

メロエッタ《ステップフォルム》「ロメ~~!!(さぁ~~!!)」

 

ソウハ・メロエッタ「「俺達(私達)の歌を聞け!!(聞きなさい!!)」」

 

 

♪♪♪♪♪♪♪♪♪

 

 

 

ゴゴゴォォォーーーー!!!

 

 

 掛け声と共にソウハとメロエッタ《ステップフォルム》の残像が1つとなる。そこから白く光り輝きを放つ音符とその何枚もの楽譜のようなものがメロエッタを包み込み、やがてそれは空にも届く1本もの柱となった

 

 

ジャガーノート「なっ!?」

 

 

リコ「あれって、もしかして!」

 

ロイ「ソウハのピカチュウの時と同じ……!」

 

 

 

 音符と楽譜の柱の中にいるメロエッタのシルエットが少しずつ変わっていく、その光景にジャガーノートもリコもロイも釘付けだった

 

 

 

バッ!!

 

 

 

 音符や楽譜がメロエッタの元に吸収されるように消えていく。そこにいたのは━━━━━━

 

 

 

ジャガーノート「な、なんだ……ありゃあ……」

 

リコ「綺麗……」

 

ロイ「すごい、キラキラしてる」

 

 

 メロエッタの髪は人間の髪のように長くなり左右両側に赤と白で分かれ、ツインテールを上部でうさみみ型のリングに纏められている。両耳にはグリーンとオレンジ色が交ざった色のヘッドセットを付け、衣装は黒いドレスからふんわりとした白いドレスへと変わる。そして瞳には赤と青と紫の煌びやかな星が浮かび上がった*1

 

 今ここに、ソウハのメロエッタのキズナ変化の1つ(・・)

 

メロエッタ《ディーバ(歌姫)フォルム》である

 

 

メロエッタ《ディーバフォルム》「みんな、私の歌を聞いて!」

 

 

ジャガーノート「ッ!?」

 

 

リコ「えっ!?メロエッタが!?」

 

ロイ「喋った!?」

 

 

 メロエッタは手を叩き出すと、ハウリングするように波紋が広がっていく。すると、空から雪のように2分音符や4分音符、8分音符等が降り注がれ

 

 何処からともなく、ピアノの音が聞こえてきた

 

 

メロエッタ《ディーバフォルム》「LA~~♪LA~LA~LA~LA~♪LA ~~LA ~~♪LA~LA~LA~♪」*2

 

 

ガラルファイヤー「ッ!!」

 

ガラルサンダー「ッ!!」

 

ガラルフリーザー「ッ!!」 

 

 

ジャガーノート「……ッ!!」

 

リコ「ッ………(何だか、心が落ち着く………)」

 

ロイ「(良い歌………)」

 

 

 その歌声はポケモンと人間両方の心に、善悪関係なく、聞いた者全ての心に響いた。美しく、どこか優しく、寄り添ってくれるような歌声

 

 

メロエッタ《ディーバフォルム》「LA~~!!♪LALA~♪LALALALALA~!!♪」

 

 

 心を支配されただ闘争本能のままになったガラルファイヤー達、首謀者のジャガーノートすらもその歌声に心をゆさぶられてしまった。指示を出すことも忘れ、暴れようとする意思すら失くし、その歌を聞き続けてしまった

 

 

 故に、この勝負の勝敗は決まった

 

 

メロエッタ《ディーバフォルム》「LAーー!!♪LALAーー!!♪LALALALALAーー!!♪LALALAーー!!♪LAーー!!♪LAーーー!!♪LALAーー!!♪」

 

 

 ガラルファイヤー、ガラルサンダー、ガラルフリーザーの赤く染まった目に、光が戻りジャガーノートの支配から解放された

 

 

ジャガーノート「なっ!?」

 

 

 それを見たジャガーノートは驚いたが、直ぐにまたコントロール装置を起動させようと黒いスマホロトムを操作━━━━━━

 

 

マーシャドー「マッシャァ!!」

 

ジャガーノート「ぐはっ!?」

 

 

━━━━━━しようとしたが、密かにジャガーノートの影に潜り込んでいたマーシャドーの蹴りが炸裂し黒いスマホロトムは破壊された

 

 そのままマーシャドーはジャガーノートの顎を思いっきり蹴り上げた。軽く浮いたジャガーノートは空中で一回転し、白目を剥きながら地面に叩き付けられた。遠目から見ても完全に気を失っている

 

 

ソウハ「ナイス、マーシャドー」

 

マーシャドー「……マシャ」

 

 

 メロエッタの歌も終盤にさしかかった。森中に響き渡る心地よい歌声を聞きながらソウハはジャガーノートを拘束した

 

 

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 ガラルファイヤー、ガラルサンダー、ガラルフリーザーの心が落ち着きを取り戻したことで、ソウハは3体から話を聞くことが出来た

 

 ガラルサンダーとガラルフリーザーはジャガーノートがネオ神秘科学を利用した道具とメガウェーブポケモン達を利用して捕獲したという

 

 だが、ガラルファイヤーだけは違った。このポケモンはオリーヴァと同じ、あの本に描かれていたルシアスのポケモンであった。元々このガラル鉱山に生息していたところをレックウザによって目を覚まし、やって来たジャガーノートによって捕獲されてしまったらしい

 

 

リコ「そうだったんだ。このポケモンがルシアスの……」

 

ロイ「六英雄の……」

 

ガラルファイヤー「ギャアアアア~~」

 

リコ「ガラル、ファイヤー……?」

 

ソウハ「俺達に礼を言ってる、『正気に戻してくれて感謝する』だって」

 

ロイ「ガラルファイヤー………」

 

リコ「元に戻って良かった。あれっ、わっ!?」

 

 

PON!

 

 

オリーヴァ「ヴァ~~」

 

 リコのバッグに入っていた古のモンスターボールからオリーヴァが出てきた。オリーヴァはガラルファイヤーを何処か懐かしむように見ると、2体で話を始めた。どうやらオリーヴァはソウハ達のことを信頼に値する人物であることをガラルファイヤーに説明しているようだった

 

 その時だった。リコの首から下げていたペンダントも光り輝きだした

 

 

リコ「また、ペンダントが……!!」

 

 ペンダントは形を変え始め、またもや見たことの無いポケモンへとなった

 

???「パ~ゴ~!!」

 

 そのポケモンはガラルファイヤーに向かって鳴くと、オリーヴァの時のように、周囲の景色が変わり始めた。ピンク色の霧のようなものが立ち込め、雨が降っている。その霧の中にはガラルファイヤーと

 

ソウハ「あれは………」

 

リコ「古の冒険者……」

 

ロイ「ルシアス……」

 

 黒いフードを深く被っており顔がよく見えないが、ガラルファイヤーの頭を優しく撫でていることから古の冒険者ルシアスに間違いないとソウハ達は思った

 

 

ルシアス『このラクアは必ず……俺達が』

 

ソウハ・リコ「「(ラクア?)」」

 

 

 ルシアスが何かをガラルファイヤーに呟いたと思ったら、周囲の景色が元に戻り、ルシアスらしき人物は消えてしまった

 

 

ロイ「何だったの、今の」

 

リコ「ラクアって言ってたけど、ソウハ知ってる?」

 

ソウハ「いや……初めて聞いた言葉だ……(ラクア……)」

 

 一体何を示す言葉なのか考えていると、ガラルファイヤーがソウハの方に近付いてきた

 

 

ガラルファイヤー「ギャアァァ……(お前達と……共に行こう)」

 

ソウハ「ガラルファイヤー……」

 

 

 ソウハとリコのことを暫く見つめると自身の右足を前に出した。そこには古のモンスターボールが引っ掛かっており、ガラルファイヤーは自らボールの中に吸い込まれていった。ソウハは地面に落ちる前にキャッチする。オリーヴァも伝えるべきことを伝え、古のモンスターボールに戻っていった

 

リコ「ガラルファイヤー………一緒に来てくれるってことなのかな?」

 

ソウハ「あぁ、ガラルファイヤー自身がそう言ってた」

 

 また新たな謎が出てきたが、一先ず全員が無事で良かったとソウハは思う

 

ガラルサンダー「ギュア~!」

 

ガラルフリーザー「ギィ~!」

 

 ジャガーノートの支配から解放されたガラルサンダーとガラルフリーザーがソウハの元へやって来た。2体とも長く支配されていたため、ようやく自由になれたことに喜んでいる

 

ガラルサンダー「ギュアガァァーー(我々を奴から解放してくれた少年とポケモンよ、感謝する)」

 

ガラルフリーザー「ギィグガァーー(何か我々に望むものはあるか?)」

 

 

ソウハ「そうだな……それじゃあお前達の翼の羽根を1枚頂いても良いか?」

 

ガラルフリーザー「ギィーア(良いだろう)」

 

ガラルサンダー「ギャアー(持っていくが良い)」

 

 嘴で翼の羽根を1枚引き抜き、ソウハに渡した。ガラルサンダーからはまるでオレンジ色の稲妻のような刺々しい羽根を、ガラルフリーザーからは雪のように冷たい紫色の羽根を貰った

 

ソウハ「ありがとう」

 

ガラルフリーザー「ギュアァァ(ではさらばだ)」

 

 2体は翼をはためかせ、それぞれ元の住処へと戻っていった

 

 

リコ「ガラルサンダーとガラルフリーザーは何処に行ったの?」

 

ソウハ「それぞれの住処に戻っていった。ようやく自由になれたから、ゆっくりと休むんだろう」

 

ロイ「ソウハ!あのメロエッタの姿なに!?ピカチュウの時のようなキズナ変化!?」

 

ソウハ「その話はまた後でするから。それよりリコ、ペンダントのポケモンは?」

 

リコ「えっ?……あ、あれ!?いない……さっきまでそこにいたのに……!?」

 

テンブ「ミ~ジュ~!(お~いこっちだ!)」

 

 ペンダントから変化したポケモンがいつの間にか目の前からいなくなったことに気付いたリコ。だが直ぐにテンブが岩陰に隠れているのを見つける

 

 

ソウハ「ん?(こっちに誰かが近付いてくる……この気配、カブさん達か)」

 

 恐らくガラル鉱山が崩壊した音がエンジンシティまで届いたか、誰かが通報したのだろう。大勢の人の気配を感じるカブさんの他に警察のパトカーも見える

 

ソウハ「リコ、ロイ、もうすぐここにカブさんや警察が来る。リコ、そのポケモンをバッグに入れて隠すんだ」

 

リコ「えっ?どうして?」

 

ソウハ「そのポケモン、前にポケモン図鑑で調べても表記されてなかったポケモンだ。そんなポケモンを堂々と勢の前に出したら絶対にパニックになる」

 

リコ「あっ、そうだよね、分かった。ごめんね、ちょっとこの中に入ってて」

 

???「パーゴ?」

 

 リコは何とかカブ達が来る前に、ペンダントのポケモンを持ってきたバッグの中に入れる。それからソウハ達はやって来たカブや警察のジュンサー達にガラル鉱山内で起こったことを簡単に説明した

 

カブ「ジャガーノート…………そんな危険人物がガラルに来ていたとは。それにガラルファイヤー、ガラルサンダー、ガラルフリーザー……鉱山の中でそんなことが起こっていたとは思いもしてなかった」

 

ソウハ「鉱山は全体の4分の1ぐらいが崩壊しましたが、そこに住んでいたポケモン達は全員ここに移動させたので無事です。幸い、中に人はいませんでした」

 

カブ「なに?どうやって鉱山にいるポケモン達を………あぁそうか」

 

ソウハ「はい、そういうことです」

 

 カブはソウハが伝説・幻のポケモンを持っていることを思い出し、何となく察した。カブとソウハが話しているとジュンサーがソウハに声をかけてきた

 

ジュンサー「お話しの最中失礼します。ソウハさん、詳しい事情を聞かせてもらってもよろしいですか?」

 

ソウハ「分かりました。あ、すみません、この2人は帰らせてもらっても良いですか?俺の方が事情をよく知っているので」

 

ジュンサー「……まぁ良いでしょう。本来は全員に事情聴取しなければいけませんが」

 

ソウハ「ありがとうございます。リコとロイはミュウの『テレポート』で先にブレイブアサギ号へ戻っててくれ」

 

 何も問題は無いと思うがニャオハとホゲータは装置の電波を浴びてしまったため、体調に異常がないかモリーに早めに診てもらった方が良いと思ったからだ。リコとロイも自分のパートナーのことを心配し、素直に従った

 

 

ソウハ「それじゃあミュウ、最後にもう1回『テレポート』頼む。俺はラティオスに乗って帰るから、ミュウもそのまま休んでてくれ」

 

ミュウ「ミュ~ミュ~(うん分かった)」

 

 リコとロイはミュウの『テレポート』でブレイブアサギ号へと戻り、ソウハは事情聴取とジャガーノート護送中の見張りのためパトカーに乗ってガラル鉱山をあとにした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テンブ「(ソウハ、こそこそと隠れてる奴らはどうする?)」

 

ソウハ「(今のところ襲ってくる様子は見られないからな。あっちから来たら対処する)」

 

テンブ「(分かった)」

 

 

 ソウハとテンブはパトカーの中でぼそっと呟く

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 ソウハ達がジャガーノートとバトルをしていた時、その様子を隠れて見ていた者達がいた。誰もいなくなったことを確認し、木陰から出てくる。その人物達とは、エクスプローラーズのアメジオとその部下のジル、コニアだった

 

ジル「まさか、あのジャガーノートを倒してしまうなんて」

 

アメジオ「…………」

 

コニア「しかし、よろしかったのですか?みすみすあんな凄いポケモン達を見逃してしまって………」

 

アメジオ「別に構わん。それにアイツは我々の存在に気付いていた」

 

ジル・コニア「「えっ!?」」

 

アメジオ「考えてもみろ。あの大爆発で鉱山が崩壊した時、俺達も『テレポート』された」

 

 アメジオ達はソウハ達より先にガラル鉱山にいた。元々独自の情報網からガラル鉱山に黒いレックウザがいたという噂を耳に挟みやって来た。だが、いくら探してもレックウザは見つけられなかった。その時、鉱山の奥から戦いの音が聞こえ来てみたら、ソウハとジャガーノートのポケモンバトルに出会したのだ

 

ジル「それでは、奴は我々を助けたということですか!?」

 

コニア「何故?敵同士であるはずなのに?」

 

アメジオ「………一旦撤収する。本部へ報告するぞ」

 

ジル「えっ?し、しかし……ガラルまで来て何も収穫なしというのは……」

 

アメジオ「収穫はあった。お前達も見ただろう?ペンダント……いや、あの不思議な輝きを放っていたポケモン………そして見たこともない姿に変化したメロエッタの姿を」

 

コニア「メロエッタは分かりますが、あの小さなポケモンは特に強そうには見えませんが」

 

 ガラルファイヤー達やメロエッタのキズナ変化を見た後では、あのポケモンはどうしても弱い印象を受けた

 

アメジオ「ジル、コニア、再びレックウザの情報を集めろ。俺達はレックウザを追う」

 

ジル「奴らを追わないないのですか?」

 

アメジオ「まだ奴を……ソウハを倒すための実力はつけていない。それに不本意だが今回は奴に助けられた。借りを作ったままなのは気にくわん。今回は見逃すことで、貸し借りはなしにする、それだけだ」

 

コニア「アメジオ様……」

 

アメジオ「戻るぞ」

 

ジル・コニア「「はい!!」」

 

 アメジオは新たなキズナ変化のポケモンとずっと狙っていたペンダントがポケモンの姿になったという情報だけでも十分価値があると確信している。ジャガーノートを雇ったのはエクスプローラーズではあるが直接雇った自分ではないため責任を追及される必要もない

 

 焦らず確実に、手に入れた新しい力(・・・・)を使いこなし、ソウハに勝利するとアメジオは決心した

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

エクスプローラーズ本部

 

研究室

 

 

 そこにはパソコンにUSBメモリを挿し、中にあるデータを確認しているスピネルがいた。すぐ傍にはパートナーのブラッキーもいる。彼はまるで宝石でも見つけたかのような笑みを浮かべ、ブラッキーの頭を撫でる

 

 

スピネル「素晴らしい。アゾット王国が生み出した発明品の数々、そしてメガウェーブによるネオ神秘科学。とても貴重なデータを手に入れることが出来ました」

 

ブラッキー「ブラッキー」

 

 

 そう。ジャガーノートを雇った人物とはスピネルだった。ペンダントやソウハの持つポケモンの奪取を依頼したが、スピネルはジャガーノートの実力ではソウハに勝つことは出来ないと判断していた

 

 真の目的は、ジャガーノートが持ち出したアゾット王国のデータを手に入れること。彼らがガラル鉱山でバトルをしている間にスピネルはジャガーノートの住処を特定し、ネオ神秘科学やそれを利用した発明品等のデータを全てこのUSBメモリに移した

 

 これも全て、今自分が研究している物の特定を早めるため。そしてよりエクスプローラーズを強くするため

 

 スピネルは一通りデータを見終えると、別の画面に切り替える

 

 

 そこに映っていたのはソウハとナルカミフォルムとなったピカチュウ…………ナンジャモとのバトルの時の映像だった

 

 

スピネル「あとは、この現象が一体何なのかを突き止めなければなりませんね………それと、これをハンベル様に届けに行きますか」

 

ブラッキー「ブラッ……」

 

 

 机の上に置いてあった銀色のアタッシュケースを持ち、スピネルは研究室を出て行った

 

 

*1
ONE PIECEのウタのような髪型とヘッドセット。キミとアイドルプリキュア♪のキュアズキューンのような白を基調とした衣装。推しの子のアイのような瞳

*2
転生したら第七王子だったので気ままに魔術を極めます。のイーシャの歌





メロエッタ(ボイスフォルム)


エスパー・ノーマルタイプ



特性:てんのめぐみ

《技の追加効果の発生率が2倍になる》

 

技:いにしえのうた アクロバット きあいだま


 つるぎのまい スピードスター ほのおのパンチ


            ⇓


メロエッタ(ステップフォルム)


ノーマル・かくとうタイプ

 

特性:てんのめぐみ

《技の追加効果の発生率が2倍になる》



技:いにしえのうた アクロバット インファイト


  つるぎのまい きあいだま トリプルアクセル

 

            ⇓

 

メロエッタ(ディーバフォルム)


ノーマル・エスパー・フェアリータイプ


特性:女神の調べ【オリジナル】

自分を含めた味方全員の全ての能力が最高値まで上昇。また状態異常を受け付けなくなり、相手の天候による効果を受け付けなくなる

 

技:うたう(歌う曲により様々な効果が発生する。日々メロエッタはソウハ達と作曲づくりを行っており、現在歌える曲は30曲以上あり、曲ごとにタイプがある)

例:イーシャの歌《フェアリータイプ)
  新時代《エスパータイプ》
  私は最強《はがねタイプ》


ウタの技(ONE PIECE海賊無双4)の技全て《フェアリータイプ》
 
 ブルックの技全て《ゴーストタイプ》 

 アクロバット ふぶき はどうだん スピードスター



            ⇓


メロエッタ(???フォルム)


ノーマル・???・???タイプ


特性:???



技:??? ??? ??? ???


  ??? ??? ??? ???
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